2019年5月5日から5月12日(2019年第19週)にマドリード(スペイン)で開催されるATPツアー・マスターズ1000「ムチュア・マドリード・オープン」。
トップ30のマドリード・オープン後の5月13日付のランキング試算を見ていきます。
2019年5月13日付のランキング試算
はじめに、2019年5月13日付のランキングについて、2018年のマドリード・オープンでのポイントが2019年5月13日に失効日を迎え、2019年の同大会でのポイントと入れ替わる形になります。
例外の選手については別途補足します。
2018年マドリード・オープンの振り返り
まずはトップ30の2018年のマドリード・オープンの結果を簡単に振り返ります。
決勝で第2シードのA.ズベレフが第5シードのティームをセットカウント2-0(6-4、6-4)で破り、マドリード・オープン初優勝を飾りました。
第6シードのアンダーソンとシャポバロフがベスト4。
第1シードのナダル、第7シードのイズナー、エドマンド、ラヨビッチがベスト8。
順位 | 選手名 | 5月6日 point |
2018年 マドリード |
---|---|---|---|
1 | ジョコビッチ | 11,160 | 2回戦 |
2 | ナダル | 7,765 | ベスト8 |
3 | フェデラー | 5,590 | – |
4 | A.ズベレフ | 5,565 | 優勝 |
5 | ティーム | 5,085 | 準優勝 |
6 | アンダーソン | 4,115 | ベスト4 |
7 | 錦織 圭 | 3,780 | 1回戦 |
8 | デルポトロ | 3,225 | 3回戦 |
9 | チチパス | 3,190 | 1回戦 |
10 | イズナー | 3,085 | ベスト8 |
11 | チリッチ | 2,845 | – |
12 | フォニーニ | 2,840 | 1回戦 |
13 | ハチャノフ | 2,685 | 1回戦 |
14 | メドベージェフ | 2,625 | 1回戦 |
15 | チョリッチ | 2,525 | 3回戦 |
16 | ラオニッチ | 2,050 | 3回戦 |
17 | バシラシビリ | 1,930 | 1回戦 |
18 | モンフィス | 1,920 | 2回戦 |
19 | チェッキナート | 1,875 | – |
20 | シャポバロフ | 1,820 | ベスト4 |
21 | バウティスタ アグート | 1,680 | 2回戦 |
22 | エドマンド | 1,575 | ベスト8 |
23 | ゴファン | 1,540 | 3回戦 |
24 | ラヨビッチ | 1,511 | ベスト8 |
25 | シュワルツマン | 1,485 | 3回戦 |
26 | ペラ | 1,470 | – |
27 | デミノー | 1,439 | – |
28 | プイユ | 1,385 | 1回戦 |
29 | シモン | 1,385 | – |
30 | オジェ アリアシム | 1,319 | – |
トップ30の基礎ポイント
トップ30の基礎ポイントを見ていきます。
順位 | 選手名 | 5月6日 point |
失効 point |
基礎 point |
---|---|---|---|---|
1 | ジョコビッチ | 11,160 | 45 | 11,115 |
2 | ナダル | 7,765 | 180 | 7,585 |
3 | フェデラー | 5,590 | 0 | 5,590 |
4 | A.ズベレフ | 5,565 | 1,000 | 4,565 |
5 | ティーム | 5,085 | 600 | 4,485 |
6 | アンダーソン | 4,115 | 360 | 3,755 |
7 | 錦織 圭 | 3,780 | 10 | 3,770 |
8 | デルポトロ | 3,225 | 90 | 3,135 |
9 | チチパス | 3,190 | 0 | 3,190 |
10 | イズナー | 3,085 | 180 | 2,950 |
11 | チリッチ | 2,845 | 0 | 2,845 |
12 | フォニーニ | 2,840 | 10 | 2,830 |
13 | ハチャノフ | 2,685 | 10 | 2,675 |
14 | メドベージェフ | 2,625 | 10 | 2,615 |
15 | チョリッチ | 2,525 | 90 | 2,435 |
16 | ラオニッチ | 2,050 | 90 | 1,960 |
17 | バシラシビリ | 1,930 | 35 | 1,895 |
18 | モンフィス | 1,920 | 45 | 1,875 |
19 | チェッキナート | 1,875 | 0 | 1,830* |
20 | シャポバロフ | 1,820 | 360 | 1,460 |
21 | バウティスタ アグート | 1,680 | 45 | 1,635 |
22 | エドマンド | 1,575 | 180 | 1,395 |
23 | ゴファン | 1,540 | 90 | 1,450 |
24 | ラヨビッチ | 1,511 | 205 | 1,306 |
25 | シュワルツマン | 1,485 | 90 | 1,395 |
26 | ペラ | 1,470 | 0 | 1,450* |
27 | デミノー | 1,439 | 29* | 1,410 |
28 | プイユ | 1,385 | 10 | 1,375 |
29 | シモン | 1,385 | 0 | 1,365* |
30 | オジェ アリアシム | 1,319 | 15* | 1,304 |
- 5月6日ポイント
- 失効ポイント
- 基礎ポイント
2019年5月6日付のATPランキングのポイント。
2019年5月13日に失効日を迎える2018年のマドリード・オープンのポイント。
※デミノーとオジェ アリアシムはチャレンジャー大会でのポイントが失効します。
「基礎ポイント」=「5月6日ポイント」-「失効ポイント」
※チェッキナート、ペラ、シモンの基礎ポイントについて、2018年のマドリード・オープンに出場していないため(出場義務なし)、現在ランキングの対象となっている大会のうちグランドスラムとマスターズを除いた最低ポイント(チェッキナート:45ポイント、ペラ:20ポイント、シモン:20ポイント)が対象外に繰り下がります。
※2019年のマドリード・オープンを欠場することが決まっているイズナーの基礎ポイントについて、出場義務免除により、現在ランキングの対象外となっている大会のうち最もポイントが高い45ポイントがランキング対象の18大会に繰り上がります。
この「基礎ポイント」に2019年のマドリード・オープンのポイントを加算すれば、次回発表される5月13日付のATPランキングと同じになります。
基礎ポイントの計算ミス(勘違い)が見つかった時は修正します。
ラウンド | 獲得ポイント |
---|---|
優勝 | 1,000 |
準優勝 | 600 |
準決勝 | 360 |
準々決勝 | 180 |
3回戦 | 90 |
2回戦 | 45 |
1回戦 | 10 |
暫定ランキング
「基礎ポイント」順にランキングを並び替えます。
暫定 順位 |
選手名 | 基礎 point |
---|---|---|
1 | ジョコビッチ | 11,115 |
2 | ナダル | 7,585 |
3 | フェデラー | 5,590 |
4 | A.ズベレフ | 4,565 |
5 | ティーム | 4,485 |
6 | 錦織 圭 | 3,770 |
7 | アンダーソン | 3,755 |
8 | チチパス | 3,190 |
9 | デルポトロ | 3,135 |
10 | イズナー | 2,950 |
11 | チリッチ | 2,845 |
12 | フォニーニ | 2,830 |
13 | ハチャノフ | 2,675 |
14 | メドベージェフ | 2,615 |
15 | チョリッチ | 2,435 |
16 | ラオニッチ | 1,960 |
17 | バシラシビリ | 1,895 |
18 | モンフィス | 1,875 |
19 | チェッキナート | 1,830 |
20 | バウティスタ アグート | 1,635 |
21 | シャポバロフ | 1,460 |
22 | ゴファン | 1,450 |
23 | ペラ | 1,450 |
24 | デミノー | 1,410 |
25 | シュワルツマン | 1,395 |
26 | エドマンド | 1,395 |
27 | プイユ | 1,375 |
28 | シモン | 1,365 |
29 | ラヨビッチ | 1,306 |
30 | オジェ アリアシム | 1,304 |
<欠場者情報>
アンダーソン、イズナー、ラオニッチが欠場。
トップ10の状況を見て行きます。
1位~3位
5月6日付の世界ランキングと変わらず、ジョコビッチの1位、ナダルの2位、フェデラーの3位は確定。
全仏オープンに向けた4位争い
現時点で暫定4位ズベレフと5位ティームとのポイント差は80ポイントですが、次週のBNLイタリア国際での失効ポイントを見ると、ティーム10ポイントに対してズベレフは600ポイントが失効するため、全仏オープンの第4シードはティームが濃厚かなという状況です。(現在の両選手の調子を見てもズベレフの方が厳しいです)
暫定6位の錦織はマドリード・オープンで優勝すれば4位に上がる可能性がありますが、順当に勝ち進んだ場合、3回戦でメドベージェフ、準々決勝でナダルと対戦するタフなドローとなっています。
10位争い
デルポトロは右膝の怪我でツアーを離脱していたため暫定9位にまで落ちてきていますが、このマドリード・オープンでいよいよ復帰となります。
暫定10位のイズナーが欠場のため、11位チリッチのトップ10復帰、または12位フォニーニ、13位ハチャノフ、14位メドベージェフの誰かが初のトップ10入りをするかもしれません。
2019年 マドリード・オープンの結果
2019年マドリード・オープンの1回戦から決勝までの結果です。
結果の記事では各ラウンド終了時の暫定ランキング(ポイント)も紹介しているので、ランキングの経過については下記の記事をご覧ください。
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