2019年1月14日から1月27日(2019年第3~4週)にメルボルン(オーストラリア)で開催されるグランドスラム「全豪オープン」。
今回はランキング上位30名の全豪オープン後の1月28日付のランキング試算を見ていきます。
2019年1月28日付のランキング試算
はじめに、2019年1月28日付のランキングについて、2018年の全豪オープンでのポイントが2019年1月28日に失効日を迎え、2019年の同大会でのポイントと入れ替わる形になります。
例外の選手については別途補足します。
2018年全豪オープンの振り返り
まずはトップ30の2018年の全豪オープンの結果を簡単に振り返ります。
決勝で第2シードのロジャー・フェデラーが第6シードのマリン・チリッチをセットカウント3-2(6-2、6-7、6-3、3-6、6-1)で破り、全豪オープン2年連続6回目の優勝を飾りました。
チョンとエドマンドがベスト4。
第1シードのナダル、第3シードのディミトロフ、第19シードのベルディヒ、サンドグレンがベスト8。
錦織は右手首の怪我の回復が間に合わず欠場。
順位 | 選手名 | 1月14日 point |
2018年 全豪 |
---|---|---|---|
1 | ジョコビッチ | 9,135 | 4回戦 |
2 | ナダル | 7,480 | ベスト8 |
3 | フェデラー | 6,420 | 優勝 |
4 | A.ズベレフ | 6,385 | 3回戦 |
5 | デルポトロ | 5,150 | 3回戦 |
6 | アンダーソン | 4,810 | 1回戦 |
7 | チリッチ | 4,160 | 準優勝 |
8 | ティーム | 4,095 | 4回戦 |
9 | 錦織 圭 | 3,750 | – |
10 | イズナー | 3,155 | 1回戦 |
11 | ハチャノフ | 2,835 | 2回戦 |
12 | チョリッチ | 2,435 | 1回戦 |
13 | フォニーニ | 2,315 | 4回戦 |
14 | エドマンド | 2,150 | ベスト4 |
15 | チチパス | 2,095 | 1回戦 |
16 | シュワルツマン | 1,925 | 4回戦 |
17 | ラオニッチ | 1,900 | 1回戦 |
18 | チェッキナート | 1,889 | – |
19 | メドベージェフ | 1,865 | 2回戦 |
20 | バシラシビリ | 1,820 | 3回戦 |
21 | ディミトロフ | 1,790 | ベスト8 |
22 | ゴファン | 1,785 | 2回戦 |
23 | カレーニョ ブスタ | 1,705 | 4回戦 |
24 | バウティスタ アグート | 1,605 | 1回戦 |
25 | チョン | 1,585 | ベスト4 |
26 | ガスケ | 1,535 | 3回戦 |
27 | シャポバロフ | 1,440 | 2回戦 |
28 | ベルダスコ | 1,410 | 2回戦 |
29 | デミノー | 1,353 | 1回戦 |
30 | シモン | 1,280 | 2回戦 |
トップ30の基礎ポイント
トップ30の基礎ポイントを見ていきます。
順位 | 選手名 | 1月14日 point |
失効 point |
基礎 point |
---|---|---|---|---|
1 | ジョコビッチ | 9,135 | 180 | 8,955 |
2 | ナダル | 7,480 | 360 | 7,120 |
3 | フェデラー | 6,420 | 2,000 | 4,420 |
4 | A.ズベレフ | 6,385 | 90 | 6,295 |
5 | デルポトロ | 5,150 | 90 | 5,060 |
6 | アンダーソン | 4,810 | 10 | 4,800 |
7 | チリッチ | 4,160 | 1,200 | 2,960 |
8 | ティーム | 4,095 | 180 | 3,915 |
9 | 錦織 圭 | 3,750 | 0 | 3,750 |
10 | イズナー | 3,155 | 10 | 3,145 |
11 | ハチャノフ | 2,835 | 45 | 2,790 |
12 | チョリッチ | 2,435 | 10 | 2,425 |
13 | フォニーニ | 2,315 | 180 | 2,135 |
14 | エドマンド | 2,150 | 720 | 1,430 |
15 | チチパス | 2,095 | 10 | 2,085 |
16 | シュワルツマン | 1,925 | 180 | 1,745 |
17 | ラオニッチ | 1,900 | 10 | 1,890 |
18 | チェッキナート | 1,889 | – | 1,860* |
19 | メドベージェフ | 1,865 | 45 | 1,820 |
20 | バシラシビリ | 1,820 | 90 | 1,730 |
21 | ディミトロフ | 1,790 | 360 | 1,430 |
22 | ゴファン | 1,785 | 45 | 1,740 |
23 | カレーニョ ブスタ | 1,705 | 180 | 1,525 |
24 | バウティスタ アグート | 1,605 | 10 | 1,595 |
25 | チョン | 1,585 | 720 | 865 |
26 | ガスケ | 1,535 | 90 | 1,445 |
27 | シャポバロフ | 1,440 | 45 | 1,395 |
28 | ベルダスコ | 1,410 | 45 | 1,365 |
29 | デミノー | 1,353 | 0 | 1,353 |
30 | シモン | 1,280 | 45 | 1,235 |
- 1月14日ポイント
- 失効ポイント
- 基礎ポイント
2019年1月14日付のATPランキングのポイント。
2019年1月28日に失効日を迎える2018年の全豪オープンのポイント。
「基礎ポイント」=「1月14日ポイント」-「失効ポイント」
※チェッキナートの基礎ポイントについて、2018年の全豪オープンの本戦に出場していないため(予選敗退)、現在ランキングの対象となっている18大会のうち最も低い29ポイントが対象外に繰り下がります。
この「基礎ポイント」に2019年の全豪オープンのポイントを加算すれば、次回発表される1月28日付のATPランキングと同じになります。
基礎ポイントの計算ミス(勘違い)が見つかった時は修正します。
ラウンド | 獲得ポイント |
---|---|
優勝 | 2,000 |
準優勝 | 1,200 |
準決勝 | 720 |
準々決勝 | 360 |
4回戦 | 180 |
3回戦 | 90 |
2回戦 | 45 |
1回戦 | 10 |
暫定ランキング
「基礎ポイント」順にランキングを並び替えます。
暫定 順位 |
選手名 | 基礎 point |
---|---|---|
1 | ジョコビッチ | 8,955 |
2 | ナダル | 7,120 |
3 | A.ズベレフ | 6,295 |
4 | デルポトロ | 5,060 |
5 | アンダーソン | 4,800 |
6 | フェデラー | 4,420 |
7 | ティーム | 3,915 |
8 | 錦織 圭 | 3,750 |
9 | イズナー | 3,145 |
10 | チリッチ | 2,960 |
11 | ハチャノフ | 2,790 |
12 | チョリッチ | 2,425 |
13 | フォニーニ | 2,135 |
14 | チチパス | 2,085 |
15 | ラオニッチ | 1,890 |
16 | チェッキナート | 1,860 |
17 | メドベージェフ | 1,820 |
18 | シュワルツマン | 1,745 |
19 | ゴファン | 1,740 |
20 | バシラシビリ | 1,730 |
21 | バウティスタ アグート | 1,595 |
22 | カレーニョ ブスタ | 1,525 |
23 | ガスケ | 1,445 |
24 | ディミトロフ | 1,430 |
25 | エドマンド | 1,430 |
26 | シャポバロフ | 1,395 |
27 | ベルダスコ | 1,365 |
28 | デミノー | 1,353 |
29 | シモン | 1,235 |
30 | プイユ | 1,235 |
<欠場者情報>
ランキング上位ではデルポトロ、ガスケが欠場。
1位争い
ジョコビッチは4回戦に進出すれば自力での1位維持が確定。
ナダルが優勝かつジョコビッチが3回戦以下で敗退した場合、ナダルの1位が確定。
2~4位争い
暫定4位のデルポトロは欠場。
昨年優勝のフェデラーは暫定で6位に下がり、2位ナダルと3位A.ズベレフとのポイント差が大きく開く状況へ。
フェデラーがデルポトロを追い抜くには準決勝進出が必要になります。
また、他の選手の結果次第ではありますが、暫定5位のアンダーソンは準々決勝以上に進出すれば自己最高の4位に上がる可能性があります。(順当に勝ち上がれば準々決勝の対戦相手はナダル。)
トップ10争い
昨年準優勝のチリッチは暫定で10位に下がり、11位のハチャノフとは170ポイント差。
今大会の結果次第でチリッチのトップ10陥落の可能性もあります。
現時点で10位と12位チョリッチおよび13位以下とはポイント差が大きいですが、今シーズンも10位争いが激しくなりそうです。
錦織のランキング
チリッチが暫定10位まで落ちたことで、錦織はランキングを1つ上げて暫定8位。
上を見ると、7位ティームとは165ポイント差、6位フェデラーとは680ポイント差、5位アンダーソンとは1050ポイント差、4位デルポトロとは1310ポイント差という状況です。
錦織はジョコビッチ山に入り、順当に勝ち上がれば準々決勝でジョコビッチと対戦することになりますが、1戦1戦しっかりと勝ち進んで行って欲しいなと思います。
全豪オープンの結果
2019年全豪オープンの1回戦から決勝までの結果です。
結果の記事では各ラウンド終了時の暫定ランキング(ポイント)も紹介しているので、ランキングの経過については下記の記事をご覧ください。
コメント