【2017年】マイアミ・オープンの結果(4回戦)


2017年3月第4~5週(2017年第12~13週)にマイアミ(アメリカ)で開催されるマスターズ1000「マイアミ・オープン」の4回戦の放送予定、結果を見ていきます。

トップハーフでは2回戦でティエム選手が敗退した以外は、有力選手が順当勝ち。
そして、4回戦の注目カードはワウリンカ山の2試合「ワウリンカ vs A.ズベレフ」と「ゴフィン vs キリオス」で、見応えある試合となりそうです。

一方、シードダウンが相次いでいるボトムハーフでは、ラオニッチ選手が3回戦で棄権となり、残っているシード選手は錦織選手、ナダル選手、ソック選手の3人のみ。

錦織選手の試合は、日本時間の3月29日(水)午前0時に開始予定。

最後に、4回戦終了時の暫定ランキングも紹介します。

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2017年マイアミ・オープン 4回戦の結果

マスターズ1000「マイアミ・オープン」の結果について、試合結果が分かり次第、適宜更新していきます。

<日程(日本時間)>
・3月29日(水):4回戦

<開始時間(日本時間)>
・Day Session:午前0時~
・Night Session:午前8時30分~

※()内の世界ランキングは、2017年3月20日付のランキングです。
※S:STADIUM、G:GRANDSTAND

4回戦(トップハーフ・ワウリンカ山)

[1] スタン・ワウリンカ(3位) 1 6 2 1
[16] アレクサンダー・ズベレフ(20位) 2 4 6 6
[12] ニック・キリオス(16位) 2 77 6
[8] ダビド・ゴフィン(12位) 0 65 3

第16シードのA.ズベレフ選手が第1シードのワウリンカ選手を破り、マスターズ初の準々決勝に進出。

ワウリンカ選手は連戦の疲れが出たのか、第2セット以降はあっさりと終わってしまい、誕生日を勝利で飾ることはできませんでした。

そして、第12シードのキリオス選手がが第8シードのゴフィン選手を破り、準々決勝に進出。

ゴフィン選手は、第2セットでブレイクされると珍しくキレて、ラケットを投げつける場面がありました。

ゴフィン選手も良かったんですが、それを上回ったキリオス選手はやはり強いですね。

なんか適当に打っているような時でもコースギリギリに決まるし、技術も高いものがあってポテンシャルは底知れないです。

準々決勝に進出した両者の過去の対戦成績は、キリオス選手の1勝、A.ズベレフ選手の0勝。

先日のBNPパリバ・オープンの3回戦に続き、期待の若手同士の対決がまたも実現。

A.ズベレフ選手は、前回の対戦では納得いくプレーができていなかったので、今回は相当気合を入れて試合に入ってきそうです。
果たしてどんな戦いになるのか楽しみです。

4回戦(トップハーフ・フェデラー山)

[4] ロジャー・フェデラー(6位) 2 77 77
[14] ロベルト・バウティスタ アグート(18位) 0 65 64
[10] トマーシュ・ベルディヒ(14位) 2 6 7  
アドリアン・マナリノ(65位) 0 3 5

第4シードのフェデラー選手が第14シードのバウティスタアグート選手を破り、準々決勝に進出。

フェデラー選手はさすがに疲れが出たのか、ここまで見なかったようなミスが度々出ていました。
何度もあったブレイクチャンスを決めきれずにもつれる展開となりましたが、それでもしっかり試合を締めるあたりはさすがでした。

惜しくも敗れたバウティスタアグート選手は、フェデラー選手から2回ブレイクするなど、ストロークが非常に良かったです。
ただ、第1セットにサービングフォーザセットでブレイクされるなど、勝負どころでフェデラー選手に上を行かれた感じでした。

そして、第10シードのベルディヒ選手がマナリノ選手を破り、準々決勝に進出。

準々決勝に進出した両者の過去の対戦成績は、フェデラー選手の17勝、ベルディヒ選手の6勝。

直近の試合である2017年の全豪オープン3回戦では、ベルディヒ選手はフェデラー選手の早いテンポの攻撃にまったく付いて行けずに完敗。

今大会のここまで調子の良さが見られるベルディヒ選手なので、ここで意地を見せて欲しいですね。

4回戦(ボトムハーフ・ラオニッチ山)

[5] ラファエル・ナダル(7位) 2 6 77
ニコラ・マユ(55位) 0 4 64
[13] ジャック・ソック(17位) 2 6 6  
ジャレド・ドナルドソン(95位) 0 2 1

第5シードのナダル選手がマユ選手を破り、準々決勝に進出。

そして、第13シードのソック選手がドナルドソン選手を破り、マイアミ・オープン初の準々決勝に進出。

準々決勝に進出した両者の過去の対戦成績は、ナダル選手の2勝、ソック選手の0勝。

直近の試合は2015年のチャイナ・オープンで1年以上対戦はありませんが、2017年シーズン好調なソック選手がナダル選手相手にどんな戦いを見せてくれるのか注目です。

4回戦(ボトムハーフ・錦織山)

錦織選手の試合は、日本時間の3月29日(水)午前0時に開始予定。

ファビオ・フォニーニ(40位) 2 6 6  
ドナルド・ヤング(51位) 0 0 4
フェデリコ・デルボニス(57位) 1 3 6 3
[2] 錦織 圭(4位) 2 6 4 6

第2シードの錦織選手がデルボニス選手をフルセットの末に破り、4年連続で準々決勝に進出。

錦織選手は、第2セット途中で左膝に痛みが出て第2セット後にメディカルタイムアウトを取りました。
ファイナルセットに入ると立ち上がりから明らかに動きがおかしく、最後まで戦い抜けるのかという状態でした。

怪我の状態が何だったのか分かりませんが、1ブレイクダウンから蘇って逆転での勝利。

錦織選手の試合については、『 錦織 vs デルボニス 』の記事で詳しく紹介しています。

【マイアミOP】4回戦「錦織 vs デルボニス」の結果(2017年)
2017年マイアミ・オープン(マイアミ)の4回戦、錦織選手の対戦相手は、世界ランキング57位のフェデリコ・デルボニス選手。 錦織選手のマイアミ・オープン4回戦のプレイヤー情報、試合結果とスタッツを見ていきます。

錦織選手の準々決勝の相手は、世界ランキング40位のファビオ・フォニーニ選手(イタリア)。

過去の対戦成績は、錦織選手の2勝0敗。

錦織選手の試合は日本時間の3月30日(木)で連戦となるので、怪我の回復ができるか心配ですが、とにかく4回戦を勝てて良かったです。

4回戦のハイライト動画

各試合短いですが、4回戦のハイライト動画です。

ドロー表(ベスト32・結果)

4回戦後の暫定ランキング

ベルディヒ選手がゴフィン選手を抜いて、暫定13位へ。

ゴフィン選手は、前年の3月のマスターズ2連戦での合計720ポイントをディフェンスできず、3月だけで540ポイントを失う結果となってしまいました。

暫定
順位
選手名 基礎
point
round result 獲得
point
4R後
point
1 マレー 11,960 欠場 0 11,960
2 ジョコビッチ 7,915 欠場 0 7,915
3 ワウリンカ 5,695 4回戦 × 90 5,785
4 フェデラー 4,305 4回戦 180 4,485
5 ラオニッチ 4,300 3回戦 × 45 4,345
6 ナダル 4,135 4回戦 180 4,315
7 錦織 圭 4,130 4回戦 180 4,310
8 チリッチ 3,375 2回戦 × 10 3,385
9 ティエム 3,375 2回戦 × 10 3,385
10 ツォンガ 3,265 欠場 0 3,265
11 モンフィス 3,010 欠場 0 3,010
12 ディミトロフ 2,870 2回戦 × 10 2,880
13 ベルディヒ 2,610 4回戦 180 2,790
14 ゴフィン 2,615 4回戦 × 90 2,705
15 ソック 2,330 4回戦 180 2,510
16 プイユ 2,366 2回戦 × 10 2,376
17 キリオス 2,065 4回戦 180 2,245
18 B アグート 2,100 4回戦 × 90 2,190
19 C ブスタ 2,015 2回戦 × 10 2,025
20 A.ズベレフ 1,825 4回戦 180 2,005

※「基礎point」:3月20日付のポイントから、前年のマイアミの失効ポイントを差し引いたポイント

4回戦の放送予定

4回戦は、スポナビライブ、GAORA、NHK・BS1での放送(配信)が予定されています。

Sports navi LIVE(スポナビライブ)

スポナビライブでのLive配信について、3回戦以降は有料になります。

日程 ラウンド 配信時間
3月29日(水) 4回戦 0:00~(有料)

GAORA

GAORAでは、1回戦から決勝まで生中継で放送予定。

日程 ラウンド 放送時間
3月29日(水) 4回戦 0:00~8:25
20:30~23:00 ※録画

NHK・BS1

NHK・BS1では、4回戦をBS1で生中継の予定。

日程 ラウンド 放送時間
3月29日(水) 4回戦
「錦織vsデルボニス」
0:00~(1:50)
24:00~25:50※録画

2017年マイアミ・オープン その他の結果

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