2017年7月3日から7月16日に開催されるグランドスラム「ウィンブルドン」。
今回はランキング上位20名のウィンブルドン後の7月17日付のランキング試算を見ていきます。
2017年7月17日付のランキング試算
2016年ウィンブルドンの結果
まずはウィンブルドン後(2017年7月17日)に失効日を迎える2016年のウィンブルドンについて、トップ20選手の成績を紹介します。
2016年のウィンブルドンはマレー選手が優勝し、ラオニッチ選手が準優勝。
フェデラー選手は準決勝でラオニッチ選手にフルセットの末に敗れてベスト4。
当時世界ランキング1位だったジョコビッチ選手は3回戦でクエリー選手に敗れました。
錦織選手は左脇腹を痛めた状態での出場となり、何とか4回戦まで勝ち上がりましたが、チリッチ選手に敗れて4回戦で敗退。
また、ナダル選手は手首の怪我により欠場でした。
順位 | 選手名 | 7月3日 point |
2016 ウィンブルドン |
---|---|---|---|
1 | マレー | 9,390 | 優勝 |
2 | ナダル | 7,285 | 欠場 |
3 | ワウリンカ | 6,175 | 2回戦 |
4 | ジョコビッチ | 6,055 | 3回戦 |
5 | フェデラー | 5,265 | ベスト4 |
6 | チリッチ | 4,235 | ベスト8 |
7 | ラオニッチ | 4,150 | 準優勝 |
8 | ティエム | 3,895 | 2回戦 |
9 | 錦織 圭 | 3,830 | 4回戦 |
10 | ツォンガ | 3,075 | ベスト8 |
11 | ディミトロフ | 3,070 | 3回戦 |
12 | A.ズベレフ | 3,070 | 3回戦 |
13 | ゴファン | 2,785 | 4回戦 |
14 | モンフィス | 2,695 | 1回戦 |
15 | ベルディヒ | 2,570 | ベスト4 |
16 | プイユ | 2,570 | ベスト8 |
17 | カレーニョブスタ | 2,360 | 1回戦 |
18 | ソック | 2,335 | 3回戦 |
19 | バウティスタアグート | 2,155 | 3回戦 |
20 | キリオス | 2,110 | 4回戦 |
トップ20の基礎ポイント
トップ20の基礎ポイントを見ていきます。
順位 | 選手名 | 7月3日 point |
失効 point |
基礎 point |
---|---|---|---|---|
1 | マレー | 9,390 | 2,000 | 7,390 |
2 | ナダル | 7,285 | 0 | 7,285 |
3 | ワウリンカ | 6,175 | 45 | 6,130 |
4 | ジョコビッチ | 6,055 | 90 | 5,965 |
5 | フェデラー | 5,265 | 720 | 4,545 |
6 | チリッチ | 4,235 | 360 | 3,875 |
7 | ラオニッチ | 4,150 | 1,200 | 2,950 |
8 | ティエム | 3,895 | 45 | 3,850 |
9 | 錦織 圭 | 3,830 | 180 | 3,650 |
10 | ツォンガ | 3,075 | 360 | 2,715 |
11 | ディミトロフ | 3,070 | 90 | 2,980 |
12 | A.ズベレフ | 3,070 | 90 | 2,980 |
13 | ゴファン | 2,785 | 180 | 2,605 |
14 | モンフィス | 2,695 | 10 | 2,685 |
15 | ベルディヒ | 2,570 | 720 | 1,850 |
16 | プイユ | 2,570 | 360 | 2,210 |
17 | Cブスタ | 2,360 | 10 | 2,350 |
18 | ソック | 2,335 | 90 | 2,245 |
19 | Bアグート | 2,155 | 90 | 2,065 |
20 | キリオス | 2,110 | 180 | 1,930 |
- 7月3日ポイント
- 失効ポイント
- 基礎ポイント
2017年7月3日付のATPランキングのポイント。
2017年7月17日に失効日を迎える2016年のウィンブルドンのポイント。
他に2016年のウィンブルドンの翌週に開催されたATP250の大会のポイントも2017年7月17日に失効日を迎えますが、トップ20では対象者はいません。
「基礎ポイント」=「7月3日ポイント」-「失効ポイント」
この「基礎ポイント」に2017年のウィンブルドンのポイントを加算すれば、次回発表される7月17日付のATPランキングと同じになります。
ラウンド | 獲得ポイント |
---|---|
優勝 | 2,000 |
準優勝 | 1,200 |
準決勝 | 720 |
準々決勝 | 360 |
4回戦 | 180 |
3回戦 | 90 |
2回戦 | 45 |
1回戦 | 10 |
暫定ランキング
「基礎ポイント」順にランキングを並び替えます。
暫定 順位 |
選手名 | 基礎 point |
---|---|---|
1 | マレー | 7,390 |
2 | ナダル | 7,285 |
3 | ワウリンカ | 6,130 |
4 | ジョコビッチ | 5,965 |
5 | フェデラー | 4,545 |
6 | チリッチ | 3,875 |
7 | ティエム | 3,850 |
8 | 錦織 圭 | 3,650 |
9 | ディミトロフ | 2,980 |
10 | A.ズベレフ | 2,980 |
11 | ラオニッチ | 2,950 |
12 | ツォンガ | 2,715 |
13 | モンフィス | 2,685 |
14 | ゴファン | 2,605 |
15 | カレーニョブスタ | 2,350 |
16 | ソック | 2,245 |
17 | プイユ | 2,210 |
18 | バウティスタアグート | 2,065 |
19 | キリオス | 1,930 |
20 | ベルディヒ | 1,850 |
<欠場者情報>
ダビド・ゴファン選手とパブロ・カレーニョブスタ選手は2017年ウィンブルドンを欠場。
1位~4位争い
暫定1位のマレー選手と暫定2位のナダル選手との差が105ポイントまで縮まり、ウィンブルドン後に1位が入れ替わる可能性が十分にあります。
また、暫定3位のワウリンカ選手と暫定4位のジョコビッチ選手は優勝すれば1位の可能性があります。
優勝候補筆頭の暫定5位のフェデラー選手は、優勝すれば最高で3位。
5位~10位争い・その他
暫定11位まで下がったラオニッチ選手は、順当に勝ち上がっていくと4回戦でA.ズベレフ選手、準々決勝でフェデラー選手と対戦という厳しいドローになり、結果次第でトップ10陥落となってしまいます。
そして、昨年ベスト4だったベルディヒ選手は暫定20位まで下がり、トップ10が遠のき、トップ20陥落の恐れもでてきてしまいました。
錦織選手のランキングについて
暫定8位の錦織選手は暫定9位以下とのポイント差が670ポイント以上あり、錦織選手が3回戦まで進出すれば、下にいる選手達は錦織選手を追い抜く条件が優勝か準優勝になります。
そして、暫定6位のチリッチ選手とは225ポイント差、暫定7位のティエム選手とは200ポイント差で、結果次第で追い抜ける可能性はあります。
順当に勝ち上がれば4回戦でチリッチ選手と対戦することになり、昨年のリベンジでもありウィンブルドンでの自己最高成績を超えるためにも、錦織選手にとっては4回戦が山となりそうです。
ただ、錦織選手は前哨戦のゲリー・ウェバー・オープンで左臀部(でんぶ)に痛みが出て棄権し、今年も勝ち上がる上でフィジカル面での不安があるので、とにかく怪我なく一戦一戦戦っていって欲しいなと思います。
2017年ウィンブルドンの結果
2017年ウィンブルドンの1回戦から決勝までの結果です。
結果の記事では各ラウンド終了時の暫定ランキング(ポイント)も紹介する予定です。
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