【2017年】ウィンブルドンの結果(準決勝)


2017年7月第1週(2017年第27週)からロンドン(イギリス)で開催されるグランドスラム「ウィンブルドン」の準決勝の放送予定、結果とスタッツを見ていきます。

第1シードのマレー選手と第2シードのジョコビッチ選手が準々決勝で敗退となり、ビッグ4で残ったのは第3シードのフェデラー選手だけとなりました。

準決勝「クエリー vs チリッチ」(トップハーフ)。
クエリー選手が勝てばグランドスラム初の決勝、チリッチ選手が勝てばウィンブルドンでは初の決勝進出となります。

準決勝「フェデラー vs ベルディヒ」(ボトムハーフ)。
フェデラー選手が勝てば2年ぶり11回目のウィンブルドン決勝、ベルディヒ選手が勝てば2010年以来2回目のウィンブルドン決勝進出となります。

最後にウィンブルドンの準決勝後の暫定ランキングも紹介します。

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準決勝の放送予定

WOWOW、NHK(地上波とネット配信)での放送が予定されています。

WOWOW

WOWOWでは、1回戦から決勝までを連日生中継で放送予定。

日程 ラウンド 放送時間
7月13日(木) 準決勝(女子) 20:50~
7月14日(金) 準決勝(男子) 20:50~

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NHK(地上波)

日程 ラウンド 放送時間
7月13日(木) 準決勝(女子) 24:10~(時差)
7月14日(金) 準決勝(男子) 24:10~(時差)

7月13日(木)の放送では、センターコートの第2試合「V.ウィリアムズ vs コンタ」を放送予定。

7月14日(金)の放送では、センターコートの第2試合「フェデラー vs ベルディヒ」を放送予定。

NHK(ネット配信)

NHKでは、「NHKのウィンブルドンの特設ページ」にてセンターコートまたはNo.1コートの試合をライブ配信する予定。

日程 ラウンド 配信時間
7月13日(木) 準決勝(女子) 21:00~
7月14日(金) 準決勝(男子) 21:00~

7月13日(木)のライブ配信では、センターコートの第1試合「ムグルサ vs リバリコバ」を配信予定。

7月14日(金)のライブ配信は、センターコートの第1試合「クエリー vs チリッチ」を配信予定。

2017年ウィンブルドン 準決勝の結果

グランドスラム「ウィンブルドン」の結果について、試合結果が分かり次第、適宜更新していきます。

<日程>
・7月13日(木):準決勝(女子)
・7月14日(金):準決勝(男子)

※()内の世界ランキングは、2017年7月3日付のランキングです。

準決勝「クエリー vs チリッチ」(トップハーフ)

過去の対戦成績は、チリッチ選手の4勝、クエリー選手の0勝。

直近の試合は2015年のシティ・オープンの3回戦で、チリッチ選手がストレートで勝利。

また、2012年にウィンブルドンの3回戦で対戦があり、ウィンブルドン史上2番目に長い5時間31分の激闘の末にチリッチ選手が勝利しています。

[24] サム・クエリー (28位) 1 78 4 63 5
[7] マリン・チリッチ (6位) 3 66 6 77 7
試合時間:2時間56分

第7シードのチリッチ選手が第24シードのクエリー選手をセットカウント3-1で破り、ウィンブルドン初の決勝に進出。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

クエリー選手とチリッチ選手は立ち上がりからサーブが好調で、お互いブレイクポイントを与えずキープを続け、タイブレークに突入。

まずはチリッチ選手がリターンから攻めて先にミニブレイクに成功します。

その後、チリッチ選手が4-3とリードしてサービス2本。
1本目、クエリー選手の絶妙なボレーが決まってクエリー選手がミニブレイクバック。
2本目、チリッチ選手のストロークミスでクエリー選手がミニブレイク。

今度はクエリー選手が5-4とリードしてサービス2本。
1本目、クエリー選手のショットがネットにかかりチリッチ選手がミニブレイクバック。
2本目はしっかりとクエリー選手がキープ。

6-6となってチリッチ選手のサービス2本目。
チリッチ選手は流れを切らさずしっかりとキープしたい場面でしたが、このタイミングで観客が倒れてしまい、試合が3分程中断します。
再開後、チリッチ選手のバックハンドのクロスへのショットが大きくアウトとなり、クエリー選手がミニブレイク。

クエリー選手が7-6とセットポイントを迎えてサービス2本。
1本目、ストローク勝負になりますが、またしてもチリッチ選手のバックハンドのショットが大きくアウトとなり、クエリー選手が第1セットを先取。

第2セット

第1ゲーム、40-30からクエリー選手の連続ミスでチリッチ選手にブレイクチャンスが来ますが、クエリー選手が凌いでキープ。

第5ゲームでも30-40とチリッチ選手にブレイクチャンスが来ますが、クエリー選手のすばらしいショットが連続で決まるなど、クエリー選手が3連続ポイントでキープ。

第7ゲーム、0-40とチリッチ選手にブレイクチャンスが来ると、今度はチリッチ選手がしっかりとモノにしてブレイクに成功。

第10ゲーム、チリッチ選手のサービングフォーザセット。
チリッチ選手がラブゲームでキープして第2セットを取ります。

チリッチ選手は第2セットのサービスゲームで失ったポイントはわずか3ポイントのみでした。

第3セット

第2セットからの流れは変わらず、第1ゲームでいきなり0-40とチリッチ選手にブレイクチャンスが来ます。
クエリー選手がこの大ピンチの場面を凌いで何とかキープ。

第3ゲーム、クエリー選手のダブルフォルト、ストロークミス、ボレーミスがあり15-40とチリッチ選手にブレイクチャンスが来ると、クエリー選手のショットがアウトとなりチリッチ選手がブレイクに成功。

第4ゲーム、このままチリッチ選手のペースでゲームが進むかと思いましたが、チリッチ選手のミスやクエリー選手のウィナーなどがあり15-40とクエリー選手にブレイクチャンスが来ます。
チリッチ選手が1本凌ぎますが、クエリー選手のウィナーが決まり、クエリー選手がブレイクバックに成功。

その後はお互いキープして、タイブレークに突入。

キープが続いていきますが、クエリー選手が先に崩れます。
クエリー選手のサービス2本、クエリー選手に連続でミスが出てしまい、チリッチ選手が2本ミニブレイク。

チリッチ選手が安定したプレーを見せてタイブレークを制し、第3セットを取ります。

第4セット

第3ゲーム、クエリー選手のストロークが深くチリッチ選手が押される展開となり、30-40とクエリー選手にブレイクチャンスが来ると、チリッチ選手のショットが力なくネットにかかりクエリー選手がブレイクに成功。

第4ゲーム、15-40とチリッチ選手にブレイクチャンスが来ますが、チリッチ選手が攻め急いでミスをするなどクエリー選手がピンチを凌いでキープ。

第8ゲーム、30-0とクエリー選手がポイントを先行しますが、ここからチリッチ選手の3連続ウィナーなどがあり、チリッチ選手がブレイクバックに成功。

第12ゲーム、クエリー選手のダブルフォルトと2本のストロークミスがあり15-40とチリッチ選手にマッチポイントが来ます。
クエリー選手が1本凌ぎますが、フォアハンドのダウンザラインへのウィナーを決めたチリッチ選手が勝利し、2014年の全米オープン以来となるグランドスラム2回目の決勝進出を決めました。

スタッツ

チリッチ選手はサーブもストロークも好調で、大きな並もなく安定感がありました。

一方、クエリー選手は準々決勝のマレー戦で見せたようなストロークの力強さがあまり見られず、3回戦から準々決勝まで3連続でフルセットを戦うなど疲労があったかもしれません。

クエリー 試合全体 チリッチ
13 サービスエース 25
3 ダブルフォルト 1
97/151 (64%) ファーストサーブ確率 78/120 (65%)
72/97 (74%) 1st Serve Points Won 69/78 (88%)
26/54 (48%) 2nd Serve Points Won 28/42 (67%)
20/32 (63%) ネットポイント 13/17 (76%)
2/3 (67%) ブレイク / チャンス 4/14 (29%)
46 Winners 70
26 Unforced Errors 21
121 Total Points Won 150
グラウンドストローク
10 FH Winners 24
4 BH Winners 5
13 FH Forced Errors 10
9 BH Forced Errors 4
8 FH Unforced Errors 9
11 BH Unforced Errors 10

[スタッツ用語の補足]
・1st Serve Points Won:ファーストサーブが入った時にポイントを取得した確率。
・2nd Serve Points Won:セカンドサーブが入った時にポイントを取得した確率。
・Total Points Won:自分が取得した全ポイント。
・FH:フォアハンド
・BH:バックハンド

準決勝「フェデラー vs ベルディヒ」(ボトムハーフ)

過去の対戦成績は、フェデラー選手の18勝、ベルディヒ選手の6勝。

直近の試合は2017年のマイアミ・オープンの準々決勝で、フェデラー選手がフルセットの末に勝利。

また、ウィンブルドンでは2回対戦があり、2006年はフェデラー選手、2010年にはベルディヒ選手が勝利しています。

[3] ロジャー・フェデラー (5位) 3 77 77 6
[11] トマーシュ・ベルディヒ (15位) 0 64 64 4
試合時間:2時間18分

第3シードのフェデラー選手が第11シードのベルディヒ選手をストレートで破り、2年ぶり11回目となるウィンブルドンの決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第1ゲーム、デュースとなってフェデラー選手にブレイクチャスが来ますが、ベルディヒ選手がキープ。

第5ゲーム、40-15とベルディヒ選手がゲームポイントを握ったところからデュースへ。
デュース後にフェデラー選手に2回目のブレイクチャンスが来ると、フェデラー選手の強烈なフォアハンドの逆クロスへのショットからのドライブボレーの連続攻撃が決まり、フェデラー選手がブレイクに成功。

第8ゲーム、フェデラー選手のファーストサーブの入りが急に悪くなります。
フェデラー選手のダブルフォルトなどがあり、ベルディヒ選手に3回目のブレイクチャンスが来るとフェデラー選手にダブルフォルトが出て、ベルディヒ選手がブレイクバックに成功。

第11ゲーム、ベルディヒ選手の3本のミスなどがありフェデラー選手に2回のブレイクチャンスが来ますが、ベルディヒ選手が凌いで何とかキープ。

タイブレーク、フェデラー選手が1ミニブレイクアップで6-4とリードし、フェデラー選手にセットポイントが来ると、ストロークで攻め切ったフェデラー選手がタイブレークを制して第1セットを先取。

第2セット

第4ゲーム、フェデラー選手がリターンから攻めてベルディヒ選手を押し込み、フェデラー選手にブレイクチャンスが2回ありましたが、ベルディヒ選手がキープ。

第6ゲーム、30-0とフェデラー選手がポイントを先行したところからデュースとなり、ベルディヒ選手にブレイクチャンスが来ますが、フェデラー選手が攻めの姿勢を崩さずキープ。

お互いキープを続けて、タイブレークに突入。

フェデラー選手がリターンエースを決めて先にミニブレイクに成功します。

その後、フェデラー選手のフォアハンドの逆クロスへの強烈なショットが決まって、フェデラー選手が2ミニブレイクアップとリードを広げます。

フェデラー選手のダブルフォルトでベルディヒ選手が1本返しますが、6-3とフェデラー選手にセットポイントが来てベルディヒ選手のサービス2本。
1本目はキープしますが、2本目でベルディヒ選手のバックハンドのショットがネットにかかり、フェデラー選手が第2セットも取ります。

第3セット

第5ゲーム、ベルディヒ選手のミスなどがあり、30-40とフェデラー選手にブレイクチャンスが来ますが、ベルディヒ選手がキープ。

第6ゲーム、15-40とベルディヒ選手にブレイクチャンスが来ますが、フェデラー選手がサービスエース2本で凌ぎます。
その後はフリーポイント、サービスエースが決まってフェデラー選手がキープ。

ベルディヒ選手としてはこのチャンスを何としても生かしたいところでしたが、フェデラー選手にサーブだけで凌がれてしまい、逆に精神的にダメージが残るゲームになってしまいました。

第7ゲーム、ベルディヒ選手のミス、フェデラー選手のボレーが決まるなど30-40とフェデラー選手にブレイクチャンスが来ると、フェデラー選手のリターンにベルディヒ選手が押し負けてショットがアウトとなり、フェデラー選手がブレイクに成功。

第10ゲーム、フェデラー選手のサービングフォーザマッチ。
40-0とフェデラー選手にマッチポイントが来ると、最後はフリーポイントを取ってキープし、フェデラー選手が勝利。

スタッツ

第1セットの第8ゲームこそフェデラー選手らしくない2本のダブルフォルトなどミスが出ましたが、このゲーム以外はほぼ安定したサービスゲームでした。

ベルディヒ選手も立ち上がりから1ポイント1ポイントを集中してすばらしいプレーを見せていましたが、残念ながらフェデラー選手がなかなか隙を見せてくれませんでした。

今シーズンに入ってから思うような結果を残せずランキングを落とすなど元気がなかったベルディヒ選手でしたが、ウィンブルドンで見せたすばらしいプレーをシーズン後半に入ってもまた見せて欲しいなと思います。

フェデラー 試合全体 ベルディヒ
13 サービスエース 9
4 ダブルフォルト 0
70/105 (67%) ファーストサーブ確率 79/128 (62%)
59/70 (84%) 1st Serve Points Won 54/79 (68%)
21/35 (60%) 2nd Serve Points Won 28/49 (57%)
23/31 (74%) ネットポイント 20/36 (56%)
2/9 (22%) ブレイク / チャンス 1/6 (17%)
53 Winners 31
20 Unforced Errors 19
126 Total Points Won 107
グラウンドストローク
11 FH Winners 5
1 BH Winners 0
11 FH Forced Errors 9
4 BH Forced Errors 12
5 FH Unforced Errors 10
6 BH Unforced Errors 5

ドロー表(ベスト32・結果)

準決勝後の暫定ランキング

ウィンブルドンの準決勝終了時点での暫定ランキングです。

決勝進出を果たしたのはフェデラー選手とチリッチ選手。

フェデラー選手は優勝すれば3位。
チリッチ選手が優勝すれば自己最高となる5位に上がり、フェデラー選手は6位となります。

暫定
順位
選手名 基礎
point
round result 獲得
point
SF後
point
1 マレー 7,390 準々決勝 × 360 7,750
2 ナダル 7,285 4回戦 × 180 7,465
3 ジョコビッチ 5,965 準々決勝 × 360 6,325
4 ワウリンカ 6,130 1回戦 × 10 6,140
5 フェデラー 4,545 準決勝 1,200 5,745
6 チリッチ 3,875 準決勝 1,200 5,075
7 ティエム 3,850 4回戦 × 180 4,030
8 錦織 圭 3,650 3回戦 × 90 3,740
9 ラオニッチ 2,950 準々決勝 × 360 3,310
10 ディミトロフ 2,980 4回戦 × 180 3,160
11 A.ズベレフ 2,980 4回戦 × 180 3,160
12 ツォンガ 2,715 3回戦 × 90 2,805
13 モンフィス 2,685 3回戦 × 90 2,775
14 ゴファン 2,605 欠場 0 2,605
15 ベルディヒ 1,850 準決勝 × 720 2,570
16 C ブスタ 2,350 欠場 0 2,350
17 ソック 2,245 2回戦 × 45 2,290
18 プイユ 2,210 2回戦 × 45 2,255
19 B アグート 2,065 4回戦 × 180 2,245
20 キリオス 1,930 1回戦 × 10 1,940
21 イスナー 1,840 2回戦 × 45 1,885
22 ミュラー 1,525 準々決勝 × 360 1,885
23 クエリー 1,135 準決勝 × 720 1,855

※基礎ポイントについては、『 ATPランキング試算(2017年7月・ウィンブルドン後) 』をご覧ください。

ウィンブルドン 獲得ポイント
ラウンド 獲得ポイント
優勝 2,000
準優勝 1,200
準決勝 720
準々決勝 360
4回戦 180
3回戦 90
2回戦 45
1回戦 10

2017年ウィンブルドン その他の結果