【2020年】全豪オープンテニスの結果(準々決勝)

2020年1月20日から2月2日(2020年第3、4週)にオーストラリアのメルボルンで開催されるグランドスラム「全豪オープン」の準々決勝の結果(男子シングルス・女子シングルス)、準々決勝後の暫定ランキング(男子シングルス)、放送予定を見ていきます。

男子シングルスの準々決勝の対戦カードは次のように決まりました。

<トップハーフ>
[1] ナダル vs ティーム [5]
[15] ワウリンカ vs ズベレフ [7]

<ボトムハーフ>
サングレン vs フェデラー [3]
[32] ラオニッチ vs ジョコビッチ [2]

スポンサーリンク
スポンサーリンク

2020年 全豪オープン 準々決勝の結果

全豪オープンの男子シングルスと女子シングルスの準々決勝の結果です。

<日程>
・1月28日(火):準々決勝 男子ボトムハーフ、女子トップハーフ
・1月29日(水):準々決勝 男子トップハーフ、女子ボトムハーフ

日本とメルボルンの時差:+2時間(日本の方が2時間遅れています)

<コート>
・RLA:Rod Laver Arena

※スコアにある各選手の()内の数字は2020年1月20日付の世界ランキング、開始予定の日時は日本時間です。

[1] R.ナダル (1) 1 63 64 6 66
[5] D.ティーム (5) 3 77 77 4 78
[15] S.ワウリンカ (15) 1 6 3 4 2
[7] A.ズベレフ (7) 3 1 6 6 6
 
T.サングレン (100) 2 3 6 6 68 3
[3] R.フェデラー (3) 3 6 2 2 710 6
[32] M.ラオニッチ (35) 0 4 3 61
[2] N.ジョコビッチ (2) 3 6 6 77
[1] A.バーティ (1) 2 78 6
[7] P.クビトバ (8) 0 66 2
[14] S.ケニン (15) 2 6 6
O.ジャバー (78) 0 4 4
 
[28] A.コンタベイト (31) 0 1 1
[4] S.ハレプ (3) 2 6 6
G.ムグルッサ (32) 2 7 6
[30] A.パブリウチェンコワ (30) 0 5 3

以下、男子シングルスの各試合の簡単な試合の振り返りです。(試合後に追記していきます)

準々決勝「ナダル vs ティーム」

過去の対戦成績は、ナダルの9勝、ティームの4勝。

ハードコートでは、ナダルの1勝、ティームの0勝(2018年 全米オープン準々決勝) 。

直近の対戦は2019年の全仏オープン(クレーコート)の決勝で、ナダルがセットカウント3-1(6-3、5-7、6-1、6-1)で勝利しています。

1/29(水) 17:30以降 開始予定 (RLA 第4試合)
[1] R.ナダル (1) 1 63 64 6 66
[5] D.ティーム (5) 3 77 77 4 78
試合時間:4時間10分

第5シードのドミニク・ティーム(26歳・オーストリア)が第1シードのラファエル・ナダル(33歳・スペイン)をセットカウント3-1(7-6、7-6、4-6、7-6)で破り、全豪オープン初の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第5ゲーム、ティームにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、ナダルがキープ。

第8ゲーム、ナダルがブレークに成功(0-40)。

第9ゲーム、ナダルのサービングフォーザセット。
ティームのブレークポイント2本(デュース1回目、2回目)はナダルが凌ぎましたが、デュース3回目、土壇場でティームがブレークバックに成功。

タイブレークに入り、2ポイント目でナダルがミニブレーク、3ポイント目と4ポイント目でティームがミニブレーク、7ポイント目でナダルがミニブレーク。

8ポイント目と9ポイント目のナダルのサービス2本をティームがミニブレーク。

6-3とティームにセットポイントが来てのティームのサービス1本目、ティームがキープして第1セットを先取。

第2セット

第5ゲーム、ティームのダブルフォルト2本などがあり、ナダルがブレークに成功(0-40)。

第8ゲーム、ティームのブレークポイント1本(0-40)はが凌ぎましたが、15-40でティームがブレークバックに成功。

第12ゲーム、ティームにセットポイントが1本(30-40)ありましたが、ナダルがキープ。

タイブレークに入り、2ポイント目と3ポイント目でティームがミニブレークをしてリードしますが、5ポイント目と8ポイント目でナダルがミニブレークをして追い付きます。

10ポイント目(ナダルのサービス1本目)、ナダルの甘くなったドロップショットに対してティームがウィナーを決めてミニブレークをし、6-4とティームにセットポイントが来ます。

11ポイント目(ナダルのサービス2本目)、ナダルにとってアンラッキーなコードボールからのティームのパッシングショットのウィナーが決まり、ティームがミニブレークをして第2セットも取ります。

第3セット

第9ゲームまでお互いブレークポイントを与えずにキープの展開が続いて行きます。

第10ゲーム、ナダルのセットポイント1本(15-40)はティームが凌ぎましたが、30-40でナダルがブレークをして第3セットを取ります。

第4セット

第2ゲーム、ナダルにブレークポイントが3本(15-40、デュース1回目)ありましたが、デュース2回目でティームがキープ。

第3ゲーム、ティームがブレークに成功(30-40)。

第10ゲーム、ティームのサービングフォーザマッチ。
ティームのストロークミス2本とダブルフォルトなどがあり、15-40とナダルにブレークポイントが来ます。

ティームが1本凌ぎますが、30-40でティームにフォアハンドのミスが出て、土壇場でナダルがブレークバックに成功。

タイブレーク、序盤はミニブレーク合戦となり、1ポイント目でティームがミニブレーク、2ポイント目と3ポイント目でナダルがミニブレーク、4ポイント目と5ポイント目でティームがミニブレーク。

ティームがリードして6-4とティームにマッチポイントが来ますが、ティームのサービス2本目でティームにミスが出て、ナダルがミニブレークをして土壇場で追いつきます。

6-6-となってのナダルのサービス2本目でティームがミニブレークをし、続くティームのサービス1本目でティームがキープをして勝利。

準々決勝「ワウリンカ vs ズベレフ」

過去の対戦成績は、ワウリンカの0勝、ズベレフの2勝。(2戦ともハードコート)

直近の対戦は2017年のマイアミ・オープン(ハードコート)の4回戦で、ズベレフがセットカウント2-1(4-6、6-2、6-1)で勝利しています。

1/29(水) 12:30以降 開始予定 (RLA 第3試合)
[15] S.ワウリンカ (15) 1 6 3 4 2
[7] A.ズベレフ (7) 3 1 6 6 6
試合時間:2時間19分

第7シードのアレクサンダー・ズベレフ(22歳・ドイツ)が第15シードのスタン・ワウリンカ(34歳・スイス)をセットカウント3-1(1-6、6-3、6-4、6-2)で破り、グランドスラム初の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第2ゲーム、ワウリンカのブレークポイント2本(0-40、15-40)はズベレフが凌ぎましたが、30-40でワウリンカがブレークに成功。

第4ゲーム、ワウリンカがブレークに成功(30-40)。

第7ゲーム、ワウリンカのサービングフォーザセット。
ワウリンカがキープをして第1セットを先取。

第2セット

第2ゲーム、ズベレフにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、ワウリンカがキープ。

第8ゲーム、ズベレフがブレークに成功(デュース1回目)。

第9ゲーム、ズベレフのサービングフォーザセット。
ズベレフがラブゲームでキープをして第2セットを取ります。(ズベレフは第2セットのサービスゲームをすべてラブゲームでキープ)

第3セット

第1ゲーム、ズベレフがブレークに成功(15-40)。

第2ゲーム、ワウリンカのブレークポイント1本(30-40)はズベレフが凌ぎましたが、デュース1回目でズベレフの連続ミスがあり、ワウリンカがブレークバックに成功。

第5ゲーム、ズベレフがブレークに成功(デュース1回目)。

第9ゲーム、ズベレフにセットポイントが2本(15-40)ありましたが、ワウリンカがキープ。

第10ゲーム、ズベレフのサービングフォーザセット。
15-30とワウリンカがポイントを先行しますが、ズベレフがキープをして第3セットを取ります。

第4セット

第1ゲーム、ズベレフのブレークポイント2本(0-40、15-40)はワウリンカが凌ぎましたが、30-40でズベレフがブレークに成功。

第4ゲーム、ズベレフがブレークに成功(デュース3回目)。

第6ゲーム、ズベレフにブレークポイントが3本(0-40)ありましたが、ワウリンカがキープ。

第8ゲーム、ズベレフのサービングフォーザマッチ。
ズベレフがキープをして勝利。

準々決勝「サングレン vs フェデラー」

過去に対戦はなく、初対戦となります。

1/28(火) 12:30以降 開始予定 (RLA 第3試合)
T.サングレン (100) 2 3 6 6 68 3
[3] R.フェデラー (3) 3 6 2 2 710 6
試合時間:3時間31分

第3シードのロジャー・フェデラー(38歳・スイス)がテニス・サングレン(28歳・アメリカ)をセットカウント3-2(6-3、2-6、2-6、7-6、6-3)で破り、全豪オープン2年ぶり15回目の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第1ゲームでサングレンにブレークポイントが1本(30-40)、第2ゲームでフェデラーにブレークポイントが2本(15-40)、第4ゲームでフェデラーにブレークポイントが3本(0-40)ありましたが、お互いピンチを凌いでキープ。

第6ゲーム、フェデラーがブレークに成功(30-40)。

第9ゲーム、フェデラーのサービングフォーザセット。
フェデラーがキープして第1セットを先取。

第2セット

第2ゲーム、フェデラーのミス3本などがあり、サングレンがブレークに成功(15-40)。

第8ゲーム、サングレンのセットポイント1本(15-40)はフェデラーが凌ぎましたが、30-40でサングレンがブレークをして第2セットを取ります。

第3セット

第2ゲーム、フェデラーのダブルフォルトやミスなどがあり、サングレンがブレークに成功(30-40)。

第3ゲーム、フェデラーにブレークポイントが3本(0-40)ありましたが、サングレンがキープ。

第3ゲーム後にフェデラーがメディカルタイムアウトを取り、コートを離れて治療を受けます。

第8ゲーム、サングレンのセットポイント5本(デュース1回目、2回目、3回目、4回目、6回目)はフェデラーが凌ぎましたが、デュース7回目でサングレンがブレークをして第3セットを取ります。

第4セット

第10ゲーム、サングレンにマッチポイントが3本(デュース1回目、2回目、3回目)ありましたが、フェデラーがキープ。

第11ゲーム、フェデラーにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、サングレンがキープ。

タイブレーク、3-3のフェデラーのサービス2本目でサングレンが先にミニブレーク。

6-5とサングレンにマッチポイントが来てのサングレンのサービス1本目、フェデラーがミニブレークをして土壇場で追いつきます。

サングレンはマッチポイント4本(6-3、6-4、6-5、7-6)をモノにできず、8-8のサングレンのサービス2本目でフェデラーがミニブレーク。

9-8とフェデラーにセットポイントが来てのサービス1本目、フェデラーがキープして第4セットを取ります。

ファイナルセット

第2ゲーム、フェデラーにブレークポイントが2本(デュース1回目、2回目)ありましたが、サングレンがキープ。

第6ゲーム、フェデラーがブレークに成功(デュース1回目)。

第9ゲーム、フェデラーのサービングフォーザマッチ。
15-30とサングレンがポイントを先行しますが、フェデラーがキープをして勝利。

準々決勝「ラオニッチ vs ジョコビッチ」

過去の対戦成績は、ラオニッチの0勝、ジョコビッチの9勝。

ハードコートでは、ラオニッチの0勝、ジョコビッチの5勝。

直近の対戦は2018年のウエスタン&サザン・オープン(ハードコート)の準々決勝で、ジョコビッチがセットカウント2-1(7-5、4-6、6-3)で勝利しています。

1/28(火) 17:00以降 開始予定 (RLA 第4試合)
[32] M.ラオニッチ (35) 0 4 3 61
[2] N.ジョコビッチ (2) 3 6 6 77
試合時間:2時間49分

第2シードのノバク・ジョコビッチ(32歳・セルビア)が第32シードのミロシュ・ラオニッチ(29歳・カナダ)をセットカウント3-0(6-4、6-3、7-6)で破り、全豪オープン2年連続8回目の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第4ゲームでジョコビッチにブレークポイントが3本(30-40、デュース1回目、2回目)、第6ゲームでジョコビッチにブレークポイントが1本(30-40)、第7ゲームでラオニッチにブレークポイントが1本(30-40)、第9ゲームでジョコビッチにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、お互いピンチを凌いでキープ。

第10ゲーム、ジョコビッチのセットポイント3本(デュース1回目、3回目、4回目)はラオニッチが凌ぎましたが、デュース5回目でジョコビッチがブレークをして第1セットを先取。

第2セット

第4ゲーム、ジョコビッチのブレークポイント2本(30-40、デュース1回目)はラオニッチが凌ぎましたが、デュース2回目でジョコビッチがブレークに成功。

第9ゲーム、ジョコビッチのサービングフォーザセット。
ジョコビッチがラブゲームでキープして第2セットも取ります。

第3セット

第2ゲーム、ラオニッチにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、ジョコビッチがキープ。

第11ゲーム、ジョコビッチにブレークポイントが4本(30-40、デュース1回目、2回目、3回目)ありましたが、デュース6回目でラオニッチがキープ。

タイブレーク、ジョコビッチが1ポイント目と5ポイント目でミニブレーク。

6-1とジョコビッチにマッチポイントが来てのラオニッチのサービス1本目、ジョコビッチがミニブレークをして勝利。

準々決勝後の暫定ランキング(男子シングルス・トップ30)

全豪オープンの準々決勝終了時点での男子シングルスの暫定ランキングです。

暫定
順位
選手名 基礎
point
round result 獲得
point
QF後
point
1 ナダル 9,035 準々決勝 × 360 9,395
2 ジョコビッチ 7,720 準々決勝 720 8,440
3 フェデラー 6,410 準々決勝 720 7,130
4 ティーム 5,845 準々決勝 720 6,565
5 メドベージェフ 5,780 4回戦 × 180 5,960
6 チチパス 4,655 3回戦 × 90 4,745
7 ズベレフ 3,165 準々決勝 720 3,885
8 ベレッティーニ 2,860 2回戦 × 45 2,905
9 モンフィス 2,520 4回戦 × 180 2,700
10 ゴファン 2,465 3回戦 × 90 2,555
11 フォニーニ 2,220 4回戦 × 180 2,400
12 B アグート 2,270 3回戦 × 90 2,360
13 ワウリンカ 2,000 準々決勝 × 360 2,360
14 シュワルツマン 2,040 4回戦 × 180 2,220
15 ルブレフ 1,994 4回戦 × 180 2,174
16 シャポバロフ 2,110 1回戦 × 10 2,120
17 ハチャノフ 1,905 3回戦 × 90 1,995
18 イズナー 1,850 3回戦 × 90 1,940
19 ペール 1,693 2回戦 × 45 1,738
20 キリオス 1,510 4回戦 × 180 1,690
21 A アリアシム 1,656 1回戦 × 10 1,666
22 ペラ 1,575 3回戦 × 90 1,665
23 ディミトロフ 1,592 2回戦 × 45 1,637
24 ラヨビッチ 1,506 3回戦 × 90 1,596
25 デミノー 1,575 欠場 0 1,575
26 錦織 圭 1,570 欠場 0 1,570
27 バシラシビリ 1,395 2回戦 × 45 1,440
28 フルカチ 1,388 2回戦 × 45 1,433
29 C ブスタ 1,242 3回戦 × 90 1,332
30 チョリッチ 1,310 1回戦 × 10 1,320

基礎ポイントについては、『 ATPランキング試算(2020年1月・全豪オープン後)』をご覧ください。

全豪オープンのポイント
ラウンド ポイント
優勝 2,000
準優勝 1,200
準決勝 720
準々決勝 360
4回戦 180
3回戦 90
2回戦 45
1回戦 10

ドロー(ベスト32・結果)

2020年 全豪オープン 各ラウンドの結果

準々決勝の放送予定

WOWOW(WOWOWメンバーズオンデマンド)、NHKでの放送が予定されています。

WOWOW

WOWOWでは、1回戦から決勝までを連日生中継で放送予定。

また、WOWOWメンバーズオンデマンドでは、「ピックアップコートチャンネル」にてテレビで未放送の試合もライブ配信されます。

月日 ラウンド 放送時間
1月28日(火) 準々決勝 (男女S) 8:50~, 16:45~
1月29日(水) 準々決勝 (男女S) 8:50~, 17:15~
S:シングルス

NHK(地上波)

NHKでは、1回戦から決勝までを深夜に録画で放送予定。

月日 ラウンド 放送時間
1月28日(火) 準々決勝 23:50~(26:00)
1月29日(水) 準々決勝 23:54~(26:04)
※録画放送

<放送予定の対戦カード>
・1月28日(火) 準々決勝「バーティ vs クビトバ」(録画)
・1月29日(水) 準々決勝「ナダル vs ティーム」(録画)

コメント