【2020年】全豪オープンテニスの大会情報、ドロー、放送予定(グランドスラム)

2020年1月20日から2月2日(2020年第3、4週)にオーストラリアのメルボルンで開催されるグランドスラム「全豪オープン」の大会概要、歴代優勝者、大会日程、出場予定選手、ドロー、放送予定を見ていきます。

また、出場予定の錦織圭の本大会での過去の成績も紹介します。(錦織は欠場となりました。)

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全豪オープンの大会情報

全豪オープンは、オーストラリアのメルボルンにあるメルボルン・パークで開催されるグランドスラム(テニス4大大会)の一つです。

大会概要

大会名 全豪オープン
(Australian Open)
カテゴリ グランドスラム
開催期間 2020年1月20日(月) ~ 2月2日(日)
開催地 オーストラリア/メルボルン
会場 メルボルン・パーク
サーフェス ハードコート
ドロー シングルス:128、ダブルス:64
賞金総額 A$71,000,000
(約53億6,760万円)
日本との時差 +2時間 (サマータイム中)
日本の方が2時間遅れています。

全豪オープンのポイントと賞金を紹介します。

2020年の賞金総額は7,100万オーストラリアドルとなり、2019年から13.6%増加。(過去10年間で2倍以上増加)

シングルスのポイントと賞金
ラウンド ポイント 賞金
男子 女子
優勝 2,000 2,000 A$4,120,000
(約3億1,150万円)
準優勝 1,200 1,300 A$2,065,000
(約1億5,610万円)
準決勝 720 780 A$1,040,000
(約7,860万円)
準々決勝 360 430 A$525,000
(約3,970万円)
4回戦 180 240 A$300,000
(約2,270万円)
3回戦 90 130 A$180,000
(約1,360万円)
2回戦 45 70 A$128,000
(約970万円)
1回戦 10 10 A$90,000
(約680万円)
ダブルスのポイントと賞金
ラウンド ポイント 賞金
男子 女子
優勝 2,000 2,000 A$760,000
(約5,750万円)
準優勝 1,200 1,300 A$380,000
(約2,870万円)
準決勝 720 780 A$200,000
(約1,510万円)
準々決勝 360 430 A$110,000
(約830万円)
3回戦 180 240 A$62,000
(約470万円)
2回戦 90 130 A$38,000
(約290万円)
1回戦 0 10 A$25,000
(約190万円)
※賞金(日本円)について、2019年12月25日時点での1オーストラリアドル75.6円で換算。

歴代優勝者

全豪オープンの男子シングルスの過去10年の優勝者を紹介します。

男子シングルスの最多優勝記録は、ノバク・ジョコビッチの7回。

・ジョコビッチ:2008、2011、2012、2013、2015、2016、2019

2019年は、決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチが第2シードのラファエル・ナダルをセットカウント3-0(6-3、6-2、6-3)で破り、全豪オープン3年ぶり7回目の優勝を飾りました。(2019年の結果はこちら

優勝者
2019 ノバク・ジョコビッチ
2018 ロジャー・フェデラー
2017 ロジャー・フェデラー
2016 ノバク・ジョコビッチ
2015 ノバク・ジョコビッチ
2014 スタン・ワウリンカ
2013 ノバク・ジョコビッチ
2012 ノバク・ジョコビッチ
2011 ノバク・ジョコビッチ
2010 ロジャー・フェデラー

大会日程

1月14日(火)から1月17日(金)に予選が行われます。

本戦は1月20日(月) から始まり、2月1日(土)に女子シングルスの決勝、2月2日(日)に男子シングルスの決勝が行われます。

月日 男子 女子
1月20日(月) 1回戦 1回戦
1月21日(火) 1回戦 1回戦
1月22日(水) 2回戦 2回戦
1月23日(木) 2回戦 2回戦
1月24日(金) 3回戦 3回戦
1月25日() 3回戦 3回戦
1月26日() 4回戦 4回戦
1月27日(月) 4回戦 4回戦
1月28日(火) 準々決勝 準々決勝
1月29日(水) 準々決勝 準々決勝
1月30日(木) 準決勝 準決勝
1月31日(金) 準決勝 決勝 (D)
2月1日() 決勝 (S)
2月2日() 決勝 (S,D)
※S:シングルス、D:ダブルス

<決勝のスケジュール>
・1月31日(金):女子ダブルス
・2月1日(土) :女子シングルス、ミックスダブルス
・2月2日(日) :男子ダブルス、男子シングルス

出場予定選手

全豪オープンの男子シングルス、女子シングルスに出場予定のランキング上位50+αの選手(51位以下は省略)、各選手の2019年の同大会での結果を紹介します。

<シングルスの出場枠 128>
・本戦ストレートイン (DA):104
・ワイルドカード (WC):8
・予選通過者 (Q):16
・Special Exempt (SE):0

2020年1月13日付のランキング上位32選手にシードが与えられます。

日本勢からは錦織圭、西岡良仁、内山靖崇、伊藤竜馬(ワイルドカード)、杉田祐一(繰り上がり)が出場予定。
(予選に杉田祐一、ダニエル太郎、添田豪、守屋宏紀が出場予定)

<欠場者の情報>
錦織、デミノー、プイユ、ガスケ、ジャリー、デルポトロ、ドルゴポロフは欠場となりました。

男子シングルス
シード 選手名 Rank 2019年
1 ラファエル・ナダル 1位 準優勝
2 ノバク・ジョコビッチ 2位 優勝
3 ロジャー・フェデラー 3位 4回戦
4 ダニール・メドベージェフ 4位 4回戦
5 ドミニク・ティーム 5位 2回戦
6 ステファノス・チチパス 6位 ベスト4
7 アレクサンダー・ズベレフ 7位 4回戦
8 マッテオ・ベレッティーニ 8位 1回戦
9 ロベルト・バウティスタ アグート 9位 ベスト8
10 ガエル・モンフィス 10位 2回戦
11 ダビド・ゴファン 11位 3回戦
12 ファビオ・フォニーニ 12位 3回戦
13 デニス・シャポバロフ 13位 3回戦
14 ディエゴ・シュワルツマン 14位 3回戦
15 スタン・ワウリンカ 15位 2回戦
16 カレン・ハチャノフ 16位 3回戦
錦織 圭 17位 ベスト8
17 アンドレイ・ルブレフ 18位 1回戦
18 グリゴール・ディミトロフ 19位 4回戦
19 ジョン・イズナー 20位 1回戦
アレックス・デミノー 21位 3回戦
20 フェリックス・オジェ アリアシム 22位 予選2回戦
リュカ・プイユ 23位 ベスト4
21 ブノワ・ペール 24位 1回戦
22 ギド・ペラ 25位 1回戦
23 ニック・キリオス 26位 1回戦
24 ドゥシャン・ラヨビッチ 27位 1回戦
25 ボルナ・チョリッチ 28位 4回戦
26 ニコロズ・バシラシビリ 29位 3回戦
27 パブロ・カレーニョ ブスタ 30位 4回戦
28 ジョー ウィルフリード・ツォンガ 31位 2回戦
29 テイラー・フリッツ 32位 3回戦
30 ダニエル・エバンズ 33位 2回戦
31 フベルト・フルカチ 34位 1回戦
32 ミロシュ・ラオニッチ 35位 ベスト8
クリスチャン・ガリン 36位 1回戦
ヤン レナード・シュトルフ 37位 1回戦
ライリー・オペルカ 38位 2回戦
マリン・チリッチ 39位 4回戦
ラスロ・ジェレ 40位 1回戦
フィリップ・クライノビッチ 41位 3回戦
アルベルト・ラモス ビノラス 42位 1回戦
アドリアン・マナリノ 43位 1回戦
パブロ・クエバス 44位 2回戦
サム・クエリー 45位 1回戦
キャスパー・ルード 46位 予選1回戦
ジョン・ミルマン 47位 2回戦
ラドゥ・アルボット 48位 2回戦
フランシス・ティアフォ 49位 ベスト8
フェルナンド・ベルダスコ 50位 3回戦
リシャール・ガスケ 59位
西岡 良仁 71位 2回戦
ヤニック・シナー 79位
杉田 祐一 89位 予選2回戦
内山 靖崇 93位 予選1回戦
フアン マルティン・デルポトロ (PR) 120位
ケビン・アンダーソン 121位 2回戦
伊藤竜馬 (WC) 144位 1回戦
日本勢からは大坂なおみ、土居美咲が出場予定。
(予選に日比野菜緒、奈良くるみ、日比万葉、内藤祐希、村松千裕、岡村恭香が出場予定)

日比野菜緒が予選を突破し、本戦入りを決めました。

<欠場者の情報>
アンドリースク、アザレンカ、プイグ、ペトコビッチ、ズボナレワは欠場となりました。

女子シングルス
シード 選手名 Rank 2019年
1 アシュリー・バーティ 1位 ベスト8
2 カロリーナ・プリスコバ 2位 ベスト4
3 大坂 なおみ 3位 優勝
4 シモナ・ハレプ 4位 4回戦
5 エリナ・スビトリナ 5位 ベスト8
ビアンカ・アンドリースク 6位 2回戦
6 ベリンダ・ベンチッチ 7位 3回戦
7 ペトラ・クビトバ 8位 準優勝
8 セレナ・ウイリアムズ 9位 ベスト8
9 キキ・ベルテンス 10位 2回戦
10 マディソン・キーズ 11位 4回戦
11 アーニャ・サバレンカ 12位 3回戦
12 ジョハナ・コンタ 13位 2回戦
13 ペトラ・マルティッチ 14位 3回戦
14 ソフィア・ケニン 15位 2回戦
15 マルケタ・ボンドルソバ 16位 2回戦
16 エリース・メルテンス 17位 3回戦
17 アンジェリック・ケルバー 18位 4回戦
18 アリソン・リスク 19位 1回戦
19 ドナ・ベキッチ 20位 2回戦
20 カロリーナ・ムチョバ 21位 1回戦
21 アマンダ・アニシモワ 22位 4回戦
22 マリア・サカーリ 23位 3回戦
23 デヤナ・イエストレムスカ 24位 3回戦
24 スローン・スティーブンス 25位 4回戦
25 エカテリーナ・アレクサンドロワ 26位 1回戦
26 ダニエル・コリンズ 27位 ベスト4
27 ワン・チャン 28位 3回戦
28 アネット・コンタベイト 29位 2回戦
29 エレナ・リバキナ 30位 予選1回戦
30 アナスタシア・パブリウチェンコワ 31位 ベスト8
31 アナスタシア・セバストワ 32位 4回戦
32 バーボラ・ストリコバ 33位 1回戦
ガルビネ・ムグルッサ 34位 4回戦
カロライン・ウォズニアッキ 35位 3回戦
シェイ・スーウェイ 36位 3回戦
ユリア・プティンセバ 37位 2回戦
ユリア・ゲルゲス 38位 1回戦
クリスティーナ・ムラデノビッチ 39位 1回戦
ジャン・シューアイ 40位 3回戦
ジェン・サイサイ 41位 1回戦
ベロニカ・クデルメトバ 42位 1回戦
マグダ・リネッテ 43位 1回戦
レベッカ・ピーターソン 44位 2回戦
エレナ・オスタペンコ 45位 1回戦
カロリーヌ・ガルシア 46位 3回戦
アリソン・バン ウィトバンク 47位 1回戦
ポロナ・ヘルツォグ 48位 1回戦
ジェニファー・ブレイディ 49位 予選3回戦
ビクトリア・アザレンカ 50位 1回戦
土居 美咲 80位 1回戦

PR:プロテクトランキング
Rank:2020年1月13日付の世界ランキング

ドロー

ドローセレモニー:現地時間1月16日(木)18時、日本時間16時からの予定。

<全豪オープン ドロー>
・男子シングルス:PDF版はこちら
・女子シングルス:PDF版はこちら

男子シングルスの第1シードから第8シードまでのドローは次のようになりました。

<トップハーフ>
[1] ナダル – ティーム [5]
[4] メドベージェフ – ズベレフ [7]

<ボトムハーフ>
[3] フェデラー – ベレッティーニ [8]
[2] ジョコビッチ – チチパス [6]

日本勢では内山はトップハーフのナダル山、杉田はトップハーフのメドベージェフ山、西岡と伊藤はボトムハーフのジョコビッチ山に入り、1回戦で内山はミカエル・イマー(21歳・スウェーデン)、杉田はエリオット・ベンシェトリ(21歳・フランス)、西岡はラスロ・ジェレ(24歳・セルビア)、伊藤はプラジュネシュ・グネスワラン(30歳・インド)との対戦が決まりました。
女子シングルスの第1シードから第8シードまでのドローは次のようになりました。

<トップハーフ>
[1] バーティ– クビトバ [7]
[3] 大坂 – S.ウィリアムズ [8]

<ボトムハーフ>
[4] ハレプ – ベンチッチ [6]
[2] Ka.プリスコバ – スビトリナ [5]

日本勢では第3シードの大坂はトップハーフ、予選を突破した日比野はトップハーフのバーティ山、土居はボトムハーフのハレプ山に入り、1回戦で大坂はマリー・ブーズコバ(21歳・チェコ)、日比野はペン・シューアイ(34歳・中国)、土居はハリエット・ダート(23歳・イギリス)との対戦が決まりました。

男子シングルスはボトムハーフ、女子シングルスはトップハーフから先に試合が行われます。

全豪オープンの結果

2020年全豪オープンの1回戦から決勝までの結果です。

大坂なおみの全豪オープンの試合結果です。

放送予定

WOWOW(WOWOWメンバーズオンデマンド)、NHKでの放送が予定されています。

WOWOW

WOWOWでは、1回戦から決勝までを連日生中継で放送予定。(大会第1日と第2日は無料放送)

また、WOWOWメンバーズオンデマンドでは、「ピックアップコートチャンネル」にてテレビで未放送の試合もライブ配信されます。

月日 ラウンド 放送時間
1月20日(月) 1回戦 (男女S) 8:30~, 16:45~
1月21日(火) 1回戦 (男女S) 8:30~, 16:45~
1月22日(水) 2回戦 (男女S) 8:50~, 16:45~
1月23日(木) 2回戦 (男女S) 8:50~, 16:45~
1月24日(金) 3回戦 (男女S) 8:50~, 16:45~
1月25日() 3回戦 (男女S) 8:50~, 16:45~
1月26日() 4回戦 (男女S) 8:50~, 16:45~
1月27日(月) 4回戦 (男女S) 8:50~, 16:45~
1月28日(火) 準々決勝 (男女S) 8:50~, 16:45~
1月29日(水) 準々決勝 (男女S) 8:50~, 17:15~
1月30日(木) 準決勝 (女子S) 11:50~
1月30日(木) 準決勝 (男子S) 17:15~
1月31日(金) 決勝 (女子D) 13:50~
1月31日(金) 準決勝 (男子S) 17:15~
2月1日() 決勝 (車いす) 9:10~
2月1日() 決勝 (女子S/MX) 17:15~
2月2日() 決勝 (男子D) 12:50~
2月2日() 決勝 (男子S) 17:15~
S:シングルス、D:ダブルス、MX:ミックスダブルス

・デイセッション :29日まで8:50~
・ナイトセッション:28日まで16:45~, 29日以降17:15~

NHK(地上波)

NHKでは、1回戦から決勝までを深夜に録画で放送予定。

※2019年は深夜の録画放送(1試合+デイリーハイライト)の他に錦織圭と大坂なおみの全試合の生中継放送がありましたが、2020年も生中継の放送があれば追記します。

大坂なおみの試合を生中継で放送。(2回戦以降に勝ち進んだ場合に生中継があれば追記して行きます。)

月日 ラウンド 放送時間
1月20日(月) 1回戦 (大坂) [生] 9:00~(11:00)
1月20日(月) 1回戦 (大坂) 23:50~(26:00)
1月21日(火) 1回戦 (内山) 23:50~(26:00)
1月22日(水) 2回戦 (大坂) [生] 9:00~(11:00)
1月22日(水) 2回戦 (大坂) 23:50~(26:00)
1月23日(木) 2回戦 (杉田) 23:50~(26:00)
1月24日(金) 3回戦 (大坂) [生] 16:55~(19:00)
1月24日(金) 3回戦 (大坂/西岡) 23:50~(26:00)
1月25日() 3回戦 24:05~(26:15)
1月26日() 4回戦 24:35~(26:45)
1月27日(月) 4回戦 23:50~(26:00)
1月28日(火) 準々決勝 23:50~(26:00)
1月29日(水) 準々決勝 23:54~(26:04)
1月30日(木) 準決勝 23:50~(26:00)
1月31日(金) 準決勝 23:50~(26:00)
2月1日() 決勝 (女子) 24:05~(26:15)
2月2日() 決勝 (男子) 24:35~(26:45)
※[生]は生中継、それ以外は録画放送

<放送予定の対戦カード>
・1月20日(月) 1回戦「大坂 vs ブーズコバ」(生中継、録画)
・1月21日(火) 1回戦「内山 vs イマー」(録画)
・1月22日(水) 2回戦「大坂 vs ジェン」(生中継、録画)
・1月23日(木) 2回戦「杉田 vs ルブレフ」(録画)
・1月24日(金) 3回戦「大坂 vs ガウフ」(生中継、録画)
・1月24日(金) 3回戦「西岡 vs ジョコビッチ」(録画)
・1月25日(土) 3回戦「キリオス vs ハチャノフ」(録画)
・1月26日(日) 4回戦「ガウフ vs ケニン」(録画)
・1月27日(月) 4回戦「ナダル vs キリオス」(録画)
・1月28日(火) 準々決勝「バーティ vs クビトバ」(録画)
・1月29日(水) 準々決勝「ナダル vs ティーム」(録画)
・1月30日(木) 準決勝「フェデラー vs ジョコビッチ」(録画)
・1月31日(金) 準決勝「ティーム vs ズベレフ」(録画)
・2月1日(土) 決勝「ケニン vs ムグルッサ」(録画)
・2月2日(日) 決勝「ティーム vs ジョコビッチ」(録画)

錦織の過去の成績

錦織の全豪オープンでの過去の成績を紹介します。

錦織の全豪オープンでの最高成績はベスト8。(2012、2015、2016、2019)

2012年から6年連続で4回戦または準々決勝まで勝ち上がるなど、安定して結果を残していますが、上位シード(ビッグ4)との対戦が大きな壁となっています。

2018年は右手首の怪我で欠場。

ラウンド 対戦相手 Rank
2019 準々決勝 ノバク・ジョコビッチ 1
2018
2017 4回戦 ロジャー・フェデラー 17
2016 準々決勝 ノバク・ジョコビッチ 1
2015 準々決勝 スタン・ワウリンカ 4
2014 4回戦 ラファエル・ナダル 1
2013 4回戦 ダビド・フェレール 5
2012 準々決勝 アンディ・マレー 4
2011 3回戦 フェルナンド・ベルダスコ 9
2010
2009 1回戦 ユルゲン・メルツァー 32
※Rank:対戦相手の当時の世界ランキング

2019年の錦織は第8シードで出場し、1回戦ではキャリア最高のパフォーマンスを発揮したマイクシャクの勢いに押されて2セットダウンと後がなくなりますが、第3セット途中からマイクシャクが痙攣でまともにプレーができなくなってファイナルセット途中で棄権。

2回戦ではビッグサーバーのカルロビッチ相手に錦織が2セットアップとリードしますが、第3セットに入るとカルロビッチがリターンゲームで思い切ったプレーをしはじめて流れが変わり、ファイナルセットまでもつれる激闘の末に錦織が勝利。

4回戦ではカレーニョ ブスタがハイレベルなプレーを続け、錦織は2セットダウンかつ第3セットで先にブレークを許すかなり厳しい状況まで追い込まれますが、錦織はあきらめずに必死にボールに食らいついて徐々に流れを変えて行きます。

ファイナルセットではどちらが勝ってもおかしくない展開の中、5時間5分の死闘の末に錦織が勝利。

準々決勝では第1シードのジョコビッチとの対戦となりましたが、錦織は疲労の蓄積でまともにプレーができる状況ではなく、試合途中に右太ももを痛めて棄権となりました。

2019年の錦織の試合結果
ラウンド 対戦相手 Rank スコア
準々決勝 ノバク・ジョコビッチ 1 1-6, 1-4 (RET)
4回戦 パブロ・カレーニョ ブスタ 23 6-7(8), 4-6, 7-6(4), 6-4, 7-6(8)
3回戦 ジョアン・ソウザ 44 7-6(6), 6-1, 6-2
2回戦 イボ・カルロビッチ 73 6-3, 7-6(6), 5-7, 5-7, 7-6(7)
1回戦 カミル・マイクシャク 176 3-6, 6-7(6), 6-0, 6-2, 3-0 (RET)
※Rank:対戦相手の当時の世界ランキング

錦織は10月に右肘の手術を受け、12月初旬の会見で全豪オープンに間に合わない可能性もあるとのことで、この記事を書いた時点では全豪オープンに出場できるのかは不透明な状況です。

復帰後は試合勘を取り戻すのに時間がかかるかもしれませんが、新コーチにマックス・ミルヌイ氏を迎え入れた錦織の進化と活躍を期待して、2020年シーズンも応援して行きたいと思います。

[12/30追記]
12月29日、錦織は最高のレベルで戦うにはまだ100%の準備ができていないということで、ATPカップと全豪オープンを欠場することを発表。

コメント

  1. 酒向真美 より:

    この記事はあくまでwowow以外は仮で来年1月1日付でwowowが完全民放化になるため{今年まではwowowは約70%がcs扱い[ちなみにwowowはBSのみの有料放送です。]}地上波の放送も民放4~5局が大会期間中もちまわり放送になったようなのでNHK地上波の放送はなくなったようですが、ただwowowと民放連がNHKのBS4kとBSプレミアムを後方支援しているらしくてどうも来年からNHKBS4kでのグランドスラム全大会放送になるようなので期待したいですね。なおこの特集記事のwowow以外はNHKスポーツ局のある関係者が民放4~5局でのグランドスラム4大会の各大会期間中のもちまわりによる放送に伴うNHK地上波の放送廃止を本当は全豪からをウィンブルドンからと勘違いしてネット特集記事作成スタッフに伝えた可能性高いですね、テニスのファンの皆さん、この特集記事にあるNHK地上波の放送は来年1月から民放4~5局の4大会各期間中のもちまわり放送に変わっている可能性高いことに注意してください。また特集記事作成したスタッフは一度NHKや民放連等に確認した上で改めて訂正文出していただきますようにしてくださいね、