2018年4月15日から4月22日(2018年第16週)にモンテカルロ(モナコ)で開催されるマスターズ1000「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モンテカルロ・マスターズ)」の2回戦の結果、2回戦後の暫定ランキング、放送予定を見ていきます。
1回戦を免除された第1シードから第8シードの選手が2回戦から登場となります。
錦織圭の2回戦の試合は、日本時間の4月18日(水) 午後6時に開始予定。
2018年 モンテカルロ・マスターズ 2回戦の結果
モンテカルロ・マスターズの2回戦の結果です。
<日程(現地時間)>
・4月17日(火):1回戦・2回戦
・4月18日(水):2回戦
※以下、スコアにある各選手の()内の世界ランキングは2018年4月16日付のランキングです。
2回戦(トップハーフ・ナダル山)
[1] ラファエル・ナダル (1位) | 2 | 6 | 6 | |
アルヤズ・ベデネ (58位) | 0 | 1 | 3 | |
カレン・ハチャノフ (38位) | 2 | 6 | 6 | |
ジル・シモン (69位) | 0 | 2 | 2 | |
[9] ノバク・ジョコビッチ (13位) | 2 | 77 | 7 | |
ボルナ・チョリッチ (39位) | 0 | 62 | 5 | |
アンドレイ・ルブレフ (33位) | 1 | 7 | 5 | 5 |
[5] ドミニク・ティエム (7位) | 2 | 5 | 7 | 7 |
・「ジョコビッチ vs チョリッチ」
第2セットの第10ゲーム、ジョコビッチのサービングフォーザマッチ。
ジョコビッチが40-0とマッチポイントを握りましたが、ここからチョリッチが粘りを見せて土壇場でブレークバックに成功。
チョリッチは9本のマッチポイントを凌ぐなど驚異的な粘りを見せていましたが、第10ゲームで力を出し尽くしてしまった感じで、直後の第11ゲームをジョコビッチがブレークに成功し、第12ゲームのサービングフォーザマッチを今度はしっかりとキープしてジョコビッチが勝利。
・「ティエム vs ルブレフ」
怪我明けの初戦だったティエムはプレーが安定せず、ファイナルセットまでもつれる展開へ。
ファイナルセットの第10ゲーム、ルブレフがサービングフォーザマッチを迎え、マッチポイントを握りましたが決めきれず、ティエムが土壇場でブレークバックに成功。
第12ゲーム、15-40とティエムにマッチポイント(ブレークポイント)が来るとルブレフにダブルフォルトが出て、ティエムが勝利。
2回戦(トップハーフ・ディミトロフ山)
[4] グリゴール・ディミトロフ (5位) | 2 | 3 | 6 | 6 |
ピエール ユーグ・エルベール (82位) | 1 | 6 | 2 | 4 |
フィリップ・コールシュライバー (40位) | 2 | 6 | 6 | |
[15] アルベルト・ラモス ビノラス (24位) | 0 | 4 | 2 | |
[11] ロベルト・バウティスタ アグート (16位) | 2 | 6 | 77 | |
フェリシアーノ・ロペス (30位) | 0 | 3 | 65 | |
ステファノス・チチパス (71位) | 0 | 64 | 5 | |
[6] ダビド・ゴファン (10位) | 2 | 77 | 7 | |
昨年の準優勝者の第15シードのラモスビノラスは2回戦で敗れ、大量の失効ポイントを守ることができず、ランキングも24位から暫定40位まで一気に落ちることとなりました。
2回戦(ボトムハーフ・A.ズベレフ山)
[7] リュカ・プイユ (11位) | 1 | 6 | 1 | 63 |
ミーシャ・ズベレフ (55位) | 2 | 2 | 6 | 77 |
リシャール・ガスケ (34位) | 2 | 6 | 6 | |
[10] ディエゴ・シュワルツマン (15位) | 0 | 2 | 1 | |
[13] ファビオ・フォニーニ (20位) | 0 | 4 | 2 | |
ヤン レナード・ストルフ (61位) | 2 | 6 | 6 | |
ジレ・ミュラー (28位) | 1 | 6 | 3 | 2 |
[3] アレクサンダー・ズベレフ (4位) | 2 | 3 | 6 | 6 |
第7シードのプイユはM.ズベレフに6-2、1-6、6-7(3)のフルセットの末に敗れ、初戦敗退となりました。
また、第10シードのシュワルツマンと第13シードのフォニーニも2回戦で敗退となり、A.ズベレフ山で残ったシード勢は第3シードのA.ズベレフのみとなりました。
2回戦(ボトムハーフ・チリッチ山)
第8シードのカレーニョ ブスタが腰の怪我でwithdrawとなり、ギリェルモ・ガルシア ロペスがラッキールーザーで出場となりました。
ギリェルモ・ガルシア ロペス (68位) | 1 | 6 | 3 | 5 |
アンドレアス・セッピ (62位) | 2 | 4 | 6 | 7 |
ダニール・メドベデフ (49位) | 0 | 5 | 2 | |
錦織 圭 (36位) | 2 | 7 | 6 | |
[14] ミロシュ・ラオニッチ (22位) | 2 | 77 | 6 | |
マルコ・チェッキナート (100位) | 0 | 65 | 2 | |
フェルナンド・ベルダスコ (37位) | 0 | 3 | 64 | |
[2] マリン・チリッチ (3位) | 2 | 6 | 77 | |
錦織がメドベデフを7-5、6-2のストレートで破り、3回戦進出を決めました。
錦織の2回戦の結果については、『 錦織 vs メドベデフ 』の記事で詳しく紹介しています。
ドロー表(ベスト32・結果)
2回戦後の暫定ランキング(トップ20+α)
モンテカルロ・マスターズの2回戦終了時点での暫定ランキングです。
暫定 順位 |
選手名 | 基礎 point |
round | 結果 | point | 2R後 point |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
獲得 | min | ||||||
1 | フェデラー | 8,670 | 不参加 | – | – | – | 8,670 |
2 | ナダル | 7,770 | 2回戦 | ○ | 90 | 0 | 7,860 |
3 | A.ズベレフ | 4,925 | 2回戦 | ○ | 90 | 90 | 4,925 |
4 | チリッチ | 4,850 | 2回戦 | ○ | 90 | 45 | 4,895 |
5 | ディミトロフ | 4,635 | 2回戦 | ○ | 90 | 45 | 4,680 |
6 | デルポトロ | 4,470 | 不参加 | – | – | – | 4,470 |
7 | ティエム | 3,620 | 2回戦 | ○ | 90 | 45 | 3,665 |
8 | アンダーソン | 3,390 | 不参加 | – | – | – | 3,390 |
9 | イズナー | 3,125 | 不参加 | – | – | – | 3,125 |
10 | ゴファン | 2,795 | 2回戦 | ○ | 90 | 45 | 2,840 |
11 | C ブスタ | 2,305 | 棄権 | – | – | – | 2,305 |
12 | ジョコビッチ | 2,130 | 2回戦 | ○ | 90 | 0 | 2,220 |
13 | クエリー | 2,220 | 不参加 | – | – | – | 2,220 |
14 | プイユ | 2,200 | 2回戦 | × | 10 | 150 | 2,200 |
15 | B アグート | 2,175 | 2回戦 | ○ | 90 | 90 | 2,175 |
16 | ソック | 2,155 | 不参加 | – | – | – | 2,155 |
17 | シュワルツマン | 2,130 | 2回戦 | × | 45 | 90 | 2,130 |
18 | ベルディヒ | 2,050 | 1回戦 | × | 10 | 0 | 2,060 |
19 | チョン | 1,897 | 不参加 | – | – | – | 1,897 |
20 | フォニーニ | 1,840 | 2回戦 | × | 45 | 45 | 1,840 |
21 | ラオニッチ | 1,765 | 2回戦 | ○ | 90 | 20 | 1,835 |
22 | エドマンド | 1,732 | 1回戦 | × | 10 | 20 | 1,732 |
省略 | |||||||
34 | 錦織 圭 | 1,280 | 2回戦 | ○ | 90 | 45 | 1,325 |
モンテカルロ・マスターズでの獲得ポイントは強制加算ではなく、ATP500の大会と同じ扱いとなります。
<表の補足>
minポイント:ランキングの対象となっている18大会の中で一番ポイントの低い大会のポイント(グランドスラムとマスターズを除く)。
2回戦後のポイントは下記の計算となります。
- 「獲得ポイント ≧ minポイント」だった場合
- 「獲得ポイント < minポイント」だった場合だった場合
2R後ポイント = 基礎ポイント + (獲得 – min)ポイント
2R後ポイント = 基礎ポイント
基礎ポイントについては、『ATPランキング試算(2018年4月・モンテカルロ後)』をご覧ください。
1回戦を免除された第1シードから第8シードの選手が初戦敗退(2回戦敗退)となった場合、獲得ポイントは2回戦ではなく1回戦の10ポイントとなります。
ラウンド | 獲得ポイント |
---|---|
優勝 | 1,000 |
準優勝 | 600 |
準決勝 | 360 |
準々決勝 | 180 |
3回戦 | 90 |
2回戦 | 45 |
1回戦 | 10 |
2回戦の放送予定
GAORA、NHK・BS1、WOWOWメンバーズオンデマンド、テニスデイリーでの放送・配信が予定されています。
GAORA
GAORAでは、1回戦から決勝まで生中継で放送予定。
日付 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
4月17日(火) | 1回戦・2回戦 | 18:00~27:30 |
4月18日(水) | 2回戦 | 18:00~27:30 |
NHK・BS1
NHKでは、BS1またはサブチャンネルのBS102chで錦織が出場する試合を中心に1回戦から決勝まで9試合を生中継で放送予定。
日付 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
4月18日(水) | 2回戦 | [BS1] 18:00~(19:50) |
・4月18日(水):「錦織 vs メドベデフ」
WOWOWメンバーズオンデマンド
WOWOWでは、WOWOWメンバーズオンデマンドで1回戦から決勝までを配信予定。
THE TENNIS DAILY
テニスデイリーでは、錦織圭出場試合およびATP注目試合をLIVE配信。
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