グリゴール・ディミトロフ


グリゴール・ディミトロフ選手に関する情報をまとめました。

ディミトロフ選手の基本情報、選手紹介、選手経歴、ツアー経歴、ランキング推移、グランドスラム成績、ツアー決勝成績、錦織選手との対戦成績です。

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基本情報

※更新日:2019年1月8日 現在

名前 グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov)
国籍 ブルガリア(BUL)
出身地 ハスコヴォ
性別
生年月日 1991年5月16日
年齢 27歳
身長 191cm
体重 81kg
プロ転向 2008年
利き手
バックハンド 片手打ち
コーチ ダニエル・バルベルドゥ(Daniel Vallverdu)

※以下、記事内の表現に関して、シングルスに視点を置いたものとなっています。
ダブルスに関する場合は、「ダブルス」と表記しています。

選手紹介

プレースタイル

身長191cmの高い打点から放たれる強力なサーブとフォアハンド、フラット系の威力のあるショットとスライスを巧みに操る片手バックハンドを持つオールラウンダー。

2016年前半までは、メンタル面での弱点により成績が安定しなかったが、バルベルドゥ氏をコーチに招いてからはメンタル面が大きく向上し、簡単に崩れない強さを見せている。

また、フェデラーのフォームに似た片手バックハンドから、フェデラー2世やベビー・フェデラーとの呼び名もある。

Young Guns(ヤングガンズ)

ジュニア時代にウィンブルドンと全米オープンのジュニアシングルスで優勝するなど、若い頃からテニスセンス抜群で、将来の活躍を期待されてきたディミトロフ。

ディミトロフは、錦織やラオニッチと一緒に、ビッグ4の次にテニス界を担っていく期待の星「Young Guns」として、ATPに紹介された選手です。

低迷する時期がありましたが、2017年にウエスタン&サザン・オープンでマスターズ初優勝、最終戦のATPファイナルズ初優勝を果たすなど、大きな飛躍を遂げました。

選手経歴

2008年~2011年 トップ100入り

2008年にプロに転向後、下部ツアーで実績を積み、2011年1月31日付の世界ランキングでトップ100入りを果たす。

また、プロ転向後の翌年(2009年)に、ABNアムロ世界テニス・トーナメント(ATP500)の1回戦で世界ランキング23位のベルディヒを破り、2回戦では同1位のナダルから1セットを奪うなど、才能の片鱗を見せる。

2011年、トップ100入り後に一時52位までランキングを上げるも、年末の世界ランキングは76位。

2012年~2013年 ツアー初優勝

2012年、ATP250でベスト4が3回などの活躍もあり、年末の世界ランキングは48位。

2013年1月、ブリスベン国際(ATP250)でツアー初の決勝に進出。
決勝では世界ランキング3位のマレーに敗れ、準優勝。

4月、モンテカルロ・マスターズで、マスターズ初の準々決勝に進出。

10月、ストックホルム・オープン(ATP250)の決勝で世界ランキング3位のフェレールを破り、ツアー初優勝を果たす(22歳5ヶ月)。

年末の世界ランキングは23位。

2014年 ウィンブルドンでベスト4

2014年1月、全豪オープンでグランドスラム初の準々決勝に進出。

2月、メキシコ・オープン(ATP500)を優勝(ATP500シリーズ初優勝)。

4月、BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー(ATP250)を優勝。

5月、BNLイタリア国際でマスターズ初の準決勝に進出。

6月、エイゴン選手権(ATP250)でツアー4勝目を挙げる。

ウィンブルドンでは、準々決勝で前年優勝者の世界ランキング5位のマレーを破り、グランドスラム初の準決勝に進出。
準決勝で同2位のジョコビッチに敗れる。

7月7日付の世界ランキングで9位となり、初のトップ10入りを果たす。

2014年通算成績50勝18敗、ツアー優勝3回、準優勝1回、ウィンブルドンでベスト4の成績を残し、年末の世界ランキングは11位。

2015年~2016年 低迷!?

さらなる飛躍を期待されて迎えた2015年。

グランドスラムでの最高成績が4回戦、ツアーの最高成績もベスト4が1回のみと、前年の活躍からは程遠い結果に終わり、年末の世界ランキングは28位。

2016年、シーズン前半も復調の兆しが見えず、7月には世界ランキングを40位にまで後退。

そんな中、過去にマレーのコーチを務めていたダニエル・バルベルドゥ氏をコーチに迎える。

7月、ロジャーズ・カップで、1年2ヶ月ぶりにマスターズでベスト8。

8月、ウエスタン&サザン・オープン(マスターズ)でベスト4。

全米オープンの4回戦で世界ランキング2位のマレーに敗れはしたものの、前年の全豪オープン以来のグランドスラムで4回戦に進出。

10月、チャイナ・オープン(ATP500)で準優勝。

夏以降は復調の兆しを見せ、世界ランキングを17位にまで戻す。

2017年 マスターズ初優勝、ATPファイナルズ初優勝

2017年1月、ブリスベン国際(ATP250)で約2年半ぶりとなるツアー5勝目を挙げる。

全豪オープンでは、2014年ウィンブルドン以来となる準決勝に進出。
準決勝でナダルにフルセットの激闘の末に敗れる。

2月、ソフィア・オープン(ATP250)を優勝。

8月、ウエスタン&サザン・オープンの準決勝でイスナーを破り、マスターズ初の決勝に進出。
決勝でキリオスを破り、マスターズ初優勝を果たす。

11月、最終戦のATPファイナルズに初出場。
決勝でゴファンを破り、全勝でATPファイナルズ初優勝を果たす。

11月20日付の世界ランキングで自己最高の3位を記録。

年間通算49勝19敗、ツアー優勝4回、年末の世界ランキングは3位。

2018年 低迷!?

2018年1月、全豪オープンでベスト8。

4月、モンテカルロ・マスターズでベスト4。

ウィンブルドンと全米オープンで1回戦敗退となるなど、シーズン後半は低迷。

年間通算24勝19敗、ツアー優勝0回、年末の世界ランキングは19位。

ツアー経歴(シングルス)

ツアー勝利数 8勝
キャリア通算成績 464戦 283勝 181敗
自己最高ランキング 3位(2017年11月20日)

ランキング推移(年末)

順位
2018 19
2017 3
2016 17
2015 28
2014 11
2013 23
2012 48
2011 76
2010 106
2009 288
2008 493

グランドスラム成績

グランドスラム最高成績
・全豪オープン:ベスト4
・全仏オープン:3回戦
・ウィンブルドン:ベスト4
・全米オープン:4回戦

全豪 全仏 ウィンブルドン 全米
2018 ベスト8 3回戦 1回戦 1回戦
2017 ベスト4 3回戦 4回戦 2回戦
2016 3回戦 1回戦 3回戦 4回戦
2015 4回戦 1回戦 3回戦 2回戦
2014 ベスト8 1回戦 ベスト4 4回戦
2013 1回戦 3回戦 2回戦 1回戦
2012 2回戦 2回戦 2回戦 1回戦
2011 2回戦 1回戦 2回戦 1回戦
2010 予選
2009 1回戦 予選

ATPツアー決勝での成績

決勝:14戦 8勝 6敗

カテゴリ 勝 – 負
グランドスラム 0 – 0
ATPファイナルズ 1 – 0
マスターズ1000 1 – 0
ATP500 1 – 1
ATP250 5 – 5

錦織選手との対戦成績

錦織 圭 5 vs 1 グリゴール・ディミトロフ
2019年:ATP250 ( 試合結果の詳細
ブリスベン国際 準々決勝(オーストラリア/ハード)
錦織 圭 (9位) 2 7 7
グリゴール・ディミトロフ(19位) 0 5 5
2018年:マスターズ1000 ( 試合結果の詳細
BNLイタリア国際 2回戦(イタリア/クレー)
錦織 圭 (24位) 2 64 7 6
グリゴール・ディミトロフ(4位) 1 77 5 4
2017年:ATP250 ( 試合結果の詳細
ブリスベン国際 決勝(オーストラリア/ハード)
錦織 圭 (5位) 1 2 6 3
グリゴール・ディミトロフ (17位) 2 6 2 6
2016年:マスターズ1000
ロジャーズ・カップ 準々決勝(カナダ/ハード)
錦織 圭 (6位) 2 6 3 6
グリゴール・ディミトロフ(40位) 1 3 6 2
2014年:マスターズ1000
ソニー・オープン 3回戦(アメリカ/ハード)
錦織 圭 (21位) 2 77 7
グリゴール・ディミトロフ (16位) 0 61 5
2013年:マスターズ1000
上海ロレックス・マスターズ 1回戦(中国/ハード)
錦織 圭 (18位) 2 6 6
グリゴール・ディミトロフ (28位) 0 3 4
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