【2018年】BNPパリバ・オープンの結果(4回戦)


2018年3月8日から3月18日(2018年第10、11週)にインディアンウェルズ(アメリカ)で開催されるマスターズ1000「BNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ・マスターズ)」の4回戦の結果、4回戦後の暫定ランキング、放送予定を見ていきます。

3回戦で第2シードのチリッチが敗退となり、4回戦に進出できたトップ4シードはフェデラーのみとなってしまいました。

上位シード勢の早期敗退が続く中、現時点ではトップハーフでは第1シードのフェデラー、ボトムハーフでは第6シードのデルポトロが決勝への有力候補となっていますが、4回戦でどのような結果となるのか注目です。

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2018年 BNPパリバ・オープン4回戦の結果

BNPパリバ・オープンの4回戦の結果です。

<日程(現地時間)>
・3月14日(水):4回戦

※以下、スコアにある各選手の()内の世界ランキングは2018年3月5日付のランキングです。

4回戦(トップハーフ・フェデラー山)

[1] ロジャー・フェデラー (1位) 2 7 6
ジェレミー・シャルディ (100位) 0 5 4
[23] チョン・ヒョン (26位) 2 6 6
[30] パブロ・クエバス (34位) 0 1 3

第1シードのフェデラーがシャルディを7-5、6-4のストレートで破り、準々決勝進出を決めました。

この日は風がかなり強く、プレーをするのに難しいコンディションでしたが、フェデラーはウィナーを取りに行くスタイルではなくミスを減らし(アンフォーストエラーわずか6本)、要所をしっかりと締める試合運びのうまさを見せました。

一方、シャルディは今大会での好調そのままにこの試合も立ち上がりからすばらしいプレーを続けていましたが、フェデラーがまったく隙を見せてくれず、常にギリギリのプレーを強いられる厳しい試合展開となりました。

そして、第23シードのチョンが第30シードのクエバスを6-1、6-3のストレートで破り、マスターズ初の準々決勝進出を決めました。

4回戦(トップハーフ・ディミトロフ山)

テイラー・フリッツ (74位) 1 2 78 4
ボルナ・チョリッチ (49位) 2 6 66 6
[11] パブロ・カレーニョ ブスタ (14位) 1 6 3 66
[7] ケビン・アンダーソン (9位) 2 4 6 78

第7シードのアンダーソンが第11シードのカレーニョブスタを4-6、6-3、7-6(6)のフルセットの末に破り、準々決勝進出を決めました。

4回戦の中で唯一の上位シード同士の対戦で、どちらが勝ってもおかしくない拮抗した試合展開となる中、アンダーソンが1セットダウンから逆転勝利をおさめました。

そして、若手同士の対戦で、21歳のチョリッチが20歳のフリッツを6-2、6-7(6)、6-4のフルセットの末に破り、準々決勝進出を決めました。

4回戦(ボトムハーフ・A.ズベレフ山)

[28] フェリシアーノ・ロペス (32位) 0 3 4
[18] サム・クエリー (21位) 2 6 6
マルコス・バグダティス (102位) 棄権
[32] ミロシュ・ラオニッチ (38位)

第18シードのクエリーが第28シードのF.ロペスを6-3、6-4のストレートで破り、準々決勝進出を決めました。

そして、バグダティスが体調不良で棄権したため、第32シードのラオニッチが準々決勝進出を決めました。

4回戦(ボトムハーフ・チリッチ山)

[6] フアン マルティン・デルポトロ (8位) 2 3 77 6
レオナルド・メイヤー (47位) 1 6 62 3
ピエール ユーグ・エルベール (93位) 0 4 61
[31] フィリップ・コールシュライバー (37位) 2 6 77

第6シードのデルポトロがメイヤーを3-6、7-6(2)、6-3のフルセットの末に破り、準々決勝進出を決めました。

メイヤーは立ち上がりからサーブ、ストロークの調子がよく、ミスがまったくない手がつけられない状態が続き、第1セットを先取。

第2セットもメイヤーが先にブレークに成功し、この勢いのまま一気に行くかと思われましたが、メイヤーはこれまでまったく見られなかったようなミスが増えるなどプレーの安定感がなくなり、デルポトロが逆転勝利をおさめました。

デルポトロは何とか勝利したものの、試合途中で腰か背中を痛めたのかトレーナーを呼ぶシーンもあり、準々決勝に向けて体の状態が心配されます。

そして、第31シードのコールシュライバーがエルベールを6-4、7-6(1)のストレートで破り、準々決勝進出を決めました。

ドロー表(ベスト32・結果)

4回戦後の暫定ランキング(トップ30)

BNPパリバ・オープンの4回戦終了時点での暫定ランキングです。

ラオニッチは怪我から復帰後なかなか調子が上がらずランキングをかなり落としていましたが、今大会では運も味方につけてランキングを戻してきました。

暫定
順位
選手名 基礎
point
round result 獲得
point
4R後
point
1 ナダル 9,370 欠場 0 9,370
2 フェデラー 9,060 4回戦 180 9,240
3 チリッチ 4,860 3回戦 × 45 4,905
4 ディミトロフ 4,590 2回戦 × 10 4,600
5 A.ズベレフ 4,495 2回戦 × 10 4,505
6 ティエム 3,630 3回戦 × 45 3,675
7 デルポトロ 3,155 4回戦 180 3,335
8 アンダーソン 3,055 4回戦 180 3,235
9 ゴファン 3,190 欠場 0 3,190
10 プイユ 2,410 2回戦 × 10 2,420
11 ソック 2,290 3回戦 × 45 2,335
12 ジョコビッチ 2,290 2回戦 × 10 2,300
13 ベルディヒ 2,230 3回戦 × 45 2,275
14 クエリー 2,085 4回戦 180 2,265
15 B アグート 2,210 3回戦 × 45 2,255
16 シュワルツマン 2,210 2回戦 × 10 2,220
17 イズナー 2,160 2回戦 × 10 2,170
18 フォニーニ 2,145 2回戦 × 10 2,155
19 C ブスタ 1,955 4回戦 × 90 2,045
20 キリオス 1,945 棄権 0 1,945
21 ワウリンカ 1,875 欠場 0 1,875
22 マナリノ 1,690 3回戦 × 45 1,735
23 チョン 1,547 4回戦 180 1,727
24 R ビノラス 1,700 2回戦 × 10 1,710
25 エドマンド 1,617 2回戦 × 10 1,627
26 クライノビッチ 1,494 3回戦 × 45 1,539
27 ミュラー 1,490 2回戦 × 10 1,500
28 マレー 1,450 欠場 0 1,450
28 ラオニッチ 1,270 4回戦 180 1,450
30 ズムル 1,420 2回戦 × 10 1,430
31 コールシュライバー 1,245 4回戦 180 1,425
32 F.ロペス 1,330 4回戦 × 90 1,420
33 錦織 圭 1,415 棄権 0 1,415

基礎ポイントについては、『 ATPランキング試算(2018年3月・インディアンウェルズ後)』をご覧ください。

1回戦を免除された第1シードから第32シードの選手が初戦敗退(2回戦敗退)となった場合、獲得ポイントは2回戦ではなく1回戦の10ポイントとなります。

BNPパリバ・オープン 獲得ポイント
ラウンド 獲得ポイント
優勝 1,000
準優勝 600
準決勝 360
準々決勝 180
4回戦 90
3回戦 45
2回戦 25
1回戦 10

4回戦の放送予定

GAORA、NHK・BS1、WOWOWメンバーズオンデマンドでの放送・配信が予定されています。

GAORA

GAORAでは、1回戦から決勝まで生中継で放送予定。

日程 ラウンド 放送時間
3月15日(木) 4回戦 3:00~15:30

NHK・BS1

NHKでは、BS1またはサブチャンネルのBS102chで錦織が出場する試合を中心に1回戦から決勝まで12試合を生中継で放送予定。

日程 ラウンド 放送時間
3月15日(木) 4回戦 [BS1]  6:30~6:49
[ch102] 6:49~(8:30)

・3月15日(木):「フェデラー vs シャルディ」

WOWOWメンバーズオンデマンド

WOWOWでは、WOWOWメンバーズオンデマンド限定でライブ配信を予定。

2018年 BNPパリバ・オープン その他の結果

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