【2017年】全米オープンテニスの結果(2回戦)


2017年8月第5週(2017年第35週)、ニューヨーク(アメリカ)開催のグランドスラム「全米オープンテニス(USオープンテニス)」の2回戦の結果と放送予定、2回戦後の暫定ランキングを見ていきます。

大会2日目(トップハーフの1回戦)が雨のため多くの試合が翌日に順延となり、トップハーフに位置する選手にとっては日程的に厳しいスタートとなりました。

杉田祐一選手とダニエル太郎選手の2回戦の試合は、日本時間の9月1日(金)予定。

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2017年全米オープンテニス2回戦の結果

グランドスラム「全米オープン」の結果について、試合結果が分かり次第、適宜更新していきます。

<日程(日本時間)>
・8月31日(木):1回戦トップハーフ(順延分)、2回戦ボトムハーフ
・9月1日(金) :2回戦トップハーフ

※()内の世界ランキングは、2017年8月28日付のランキングです。

2回戦(トップハーフ・ナダル山)

[1] ラファエル・ナダル (1位) 3 4 6 6 6
ダニエル 太郎 (121位) 1 6 3 2 2
杉田 祐一 (44位) 1 77 4 3 4
レオナルド・メイヤー (59位) 3 63 6 6 6
 
ステファノ・トラバグリア (144位) 0 66 5 0
ビクトル・トロイツキ (52位) 3 78 7 6
アレクサンドル・ドルゴポロフ (64位) 3 3 6 77 6
[15] トマーシュ・ベルディヒ (18位) 1 6 1 65 2
 
[9] ダビド・ゴファン (14位) 3 3 77 62 77 6
ギド・ページャ (72位) 2 6 65 77 64 3
ドナルド・ヤング (57位) 2 3 77 4 6 5
[18] ガエル・モンフィス (22位) 3 6 63 6 2 7
 
ダミール・ズムル (56位) 3 4 6 6 6
セドリク マルセル・ステベ (107位) 1 6 4 0 1
アンドレイ・ルブレフ (53位) 3 7 77 6
[7] グリゴール・ディミトロフ (9位) 0 5 63 3

第1シードのナダル選手がダニエル太郎選手をセットカウント3-1で破り、3回戦に進出。

ダニエル太郎選手がナダル選手相手に受け身にならず積極的に攻めて第1セットを先取。

第2セットもその勢いのままダニエル太郎選手が先にブレイクに成功しますが、次第にナダル選手のミスも減って隙を見せなくなると、ナダル選手が主導権を握って試合を進めて勝利。

ダニエル太郎選手は立ち上がりから飛ばしてきたこともあり最後は足が止まってしまいましたが、ナダル選手との激しい打ち合いを何度も見せるなど、センターコートの大舞台ですばらしいプレーを見せてくれました。

第7シードのディミトロフ選手はロシアの19歳のルブレフ選手にストレートで敗れ、2回戦敗退。

ディミトロフ選手は前哨戦のウエスタン&サザン・オープン(シンシナティ)で優勝をし、全米オープンでも活躍が期待されていましたが、勢いのある若手のルブレフ選手に押し切られてしまいました。

第9シードのゴファン選手、第18シードのモンフィス選手が3回戦に進出。

第15シードのベルディヒ選手はドルゴポロフ選手に敗れ、2回戦敗退。

杉田祐一選手はラッキールーザーのメイヤー選手にセットカウント1-3で敗れ、2回戦敗退。

第1セットは杉田選手が取りましたが、メイヤー選手の上手さが光る一方で、杉田選手は大事な局面でファーストサーブが入らなくなるなど流れをつかむことができず、逆転負けとなりました。

2回戦(トップハーフ・フェデラー山)

[3] ロジャー・フェデラー (3位) 3 6 63 4 6 6
ミハイル・ユージニー (101位) 2 1 77 6 4 2
フェルナンド・ベルダスコ (43位) 1 3 2 6 1
[31] フェリシアーノ・ロペス (35位) 3 6 6 3 6
 
[33] フィリップ・コールシュライバー (37位) 6 6 3
サンティアゴ・ヒラルド (129位) 棄権 2 1 0
マレク・ジャジリ (80位) 0 1 61 1
ジョン・ミルマン (235位) 3 6 77 6
 
[11] ロベルト・バウティスタ アグート (13位) 3 6 6 77
ダスティン・ブラウン (116位) 0 1 3 63
アドリアン・メナンデスマ セイラ-ス (148位) 0 2 3 63
[24] フアン・マルティン・デルポトロ (28位) 3 6 6 77
 
[30] アドリアン・マナリノ (34位) 3 6 64 6 6
ビョルン・フラタンジェロ (135位) 1 3 77 1 2
テイラー・フリッツ (108位) 1 4 4 6 5
[6] ドミニク・ティエム (8位) 3 6 6 4 7

第3シードのフェデラー選手がユージニー選手をフルセットの末に破り、3回戦に進出。

フェデラー選手は1回戦に続いて2回戦もフルセットの試合となり、3回戦以降しっかりと立て直していけるのか状態が心配されます。

第6シードのティエム選手が地元アメリカの19歳のフリッツ選手をセットカウント3-1で破り、3回戦に進出。

第11シードのバウティスタアグート選手、第24シードのデルポトロ選手、第30シードのマナリノ選手、第31シードのF.ロペス選手、第33シードのコールシュライバー選手が3回戦に進出。

他のブロックではシードダウンが相次いでいますが、フェデラー山では怪我で状態が悪かったキリオス選手を除いてシード選手が順当に3回戦に勝ち上がりました。

2回戦(ボトムハーフ・A.ズベレフ山)

[17] サム・クエリー (21位) 3 6 6 6
ドゥディ・セラ (71位) 0 4 1 4
ラドゥ・アルボット (138位) 3 6 79 5 0 77
ルー・イェンスン (63位) 2 2 67 7 6 62
 
[23] ミーシャ・ズベレフ (27位) 3 6 6 3 63 7
ブノワ・ペール (41位) 2 3 2 6 77 5
ヘヨン・チュン (47位) 0 3 4 5
[10] ジョン・イスナー (15位) 3 6 6 7
 
ジョーダン・トンプソン (73位) 2 6 2 6 4 2
トーマス・ファビアーノ (82位) 3 2 6 3 6 6
パオロ・ロレンツィ (40位) 3 64 6 77 6
[19] ジレ・ミュラー (23位) 1 77 3 64 3
 
[28] ケビン・アンダーソン (32位) 3 6 7 6
エルネスツ・グルビス (255位) 0 3 5 4
ボルナ・チョリッチ (61位) 3 3 7 77 77
[4] アレクサンダー・ズベレフ (6位) 1 6 5 61 64

第4シードのA.ズベレフ選手がチョリッチ選手にセットカウント1-3で敗れ、2回戦敗退。

A.ズベレフ選手は今年に入ってマスターズで2度の優勝を挙げるなど急成長を遂げてきましたが、グランドスラムでは最高で4回戦(2017年ウィンブルドン)止まりとなぜかグランドスラムでは結果が出せていない不安な面が全米オープンでも出てしまいました。

ボトムハーフではA.ズベレフ選手が決勝進出の有力候補でしたが2回戦で姿を消すことになり、この混戦のボトムハーフから果たして誰が決勝進出を果たすのでしょうか。

地元アメリカ勢の第10シードのイスナー選手と第17シードのクエリー選手は、ともにストレート勝ちで3回戦に進出。

そして、第23シードのM.ズベレフ選手と第28シードのアンダーソン選手も3回戦に進出。

第19シードのミュラー選手はロレンツィ選手に敗れ、2回戦敗退。

2回戦(ボトムハーフ・チリッチ山)

[8] ジョーウィルフリード・ツォンガ (12位) 0 4 4 63
デニス・シャポバロフ (69位) 3 6 6 77
スティーブ・ジョンソン (46位) 0 5 2 64
カイル・エドマンド (42位) 3 7 6 77
 
[20] アルベルト・ラモス ビノラス (24位) 2 6 4 6 3 0
ニコラ・マユ (115位) 3 4 6 4 6 6
キャメロン・ノーリー (225位) 0 2 4 3
[12] パブロ・カレーニョ ブスタ (19位) 3 6 6 6
 
[16] リュカ・プイユ (20位) 3 7 6 4 3 6
ジャレド・ドナルドソン (51位) 2 5 4 6 6 4
エフゲニー・ドンスコイ (99位) 0 4 4 5
ミハイル・ククシュキン (103位) 3 6 6 7
 
[29] ディエゴ・シュワルツマン (33位) 3 6 6 7
ヤンコ・ティプサレビッチ (67位) 0 2 4 5
フロリアン・マイヤー (74位) 0 3 3 3
[5] マリン・チリッチ (7位) 3 6 6 6

第5シードのチリッチ選手がマイヤー選手をストレートで破り、3回戦に進出。

第8シードのツォンガ選手はシャポバロフ選手に敗れ、2回戦敗退。

前哨戦のロジャーズ・カップではナダル選手を破り、ベスト4まで勝ち上がる快進撃を見せた18歳のシャポバロフ選手。
全米オープンでもツォンガ選手をストレートで破る活躍を見せ、ますます注目を集めそうです。

第12シードのカレーニョブスタ選手、第16シードのプイユ選手、第29シードのシュワルツマン選手が3回戦に進出。

第20シードのラモスビノラス選手はマユ選手に敗れ、2回戦敗退。

2回戦後の暫定ランキング

全米オープンの2回戦終了時点での暫定ランキングです。

暫定
順位
選手名 基礎
point
round result 獲得
point
2R後
point
1 ナダル 7,465 2回戦 90 7,555
2 フェデラー 7,145 2回戦 90 7,235
3 マレー 6,790 欠場 0 6,790
4 A.ズベレフ 4,425 2回戦 × 45 4,470
5 チリッチ 4,065 2回戦 90 4,155
6 ジョコビッチ 4,125 欠場 0 4,125
7 ティエム 3,850 2回戦 90 3,940
8 ワウリンカ 3,690 欠場 0 3,690
9 ディミトロフ 3,530 2回戦 × 45 3,575
10 ラオニッチ 2,825 欠場 0 2,825
11 ゴファン 2,515 2回戦 90 2,605
12 B アグート 2,435 2回戦 90 2,525
13 錦織 圭 2,475 欠場 0 2,475
14 イスナー 2,335 2回戦 90 2,425
15 ツォンガ 2,330 2回戦 × 45 2,375
16 ベルディヒ 2,310 2回戦 × 45 2,355
17 キリオス 2,235 1回戦 × 10 2,245
18 C ブスタ 2,135 2回戦 90 2,225
19 ソック 2,165 1回戦 × 10 2,175
20 クエリー 2,085 2回戦 90 2,175

※基礎ポイントについては、『 ATPランキング試算(2017年9月・全米オープン後)』をご覧ください。

全米オープン 獲得ポイント
ラウンド 獲得ポイント
優勝 2,000
準優勝 1,200
準決勝 720
準々決勝 360
4回戦 180
3回戦 90
2回戦 45
1回戦 10

2回戦の放送予定

WOWOWでの放送が予定されています。

WOWOW

WOWOWでは、1回戦から決勝までを連日生中継で放送予定。

日程 ラウンド 放送時間
8月31日(木) 2回戦 0:00~、7:55~
9月1日(金) 2回戦 0:00~、7:55~

デイセッションは深夜0:00、ナイトセッションは午前7:55から放送開始予定。

2017年全米オープンテニス その他の結果

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