【2017年】全米オープンテニスの結果(決勝)


2017年8月第5週(2017年第35週)、ニューヨーク(アメリカ)開催のグランドスラム「全米オープンテニス(USオープンテニス)」の決勝のプレイヤー情報、結果とスタッツ、放送予定、決勝後のランキングを見ていきます。

決勝「ナダル vs アンダーソン」。
ナダル選手が勝てば2013年以来となる全米オープン3回目の優勝、アンダーソン選手が勝てばグランドスラム初優勝となります。

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決勝のプレイヤー情報

ラファエル・ナダル選手とケビン・アンダーソン選手の「Head 2 Head」、「1回戦から準決勝までの結果」を紹介します。

Head 2 Head

過去の対戦成績は、ナダル選手の4勝、アンダーソン選手の0勝。

直近の試合は2017年のバルセロナ・オープンの3回戦で、ナダル選手がセットカウント2-0(6-3、6-4)で勝利しています。

※2017年9月9日時点(決勝前)のデータ

ナダル アンダーソン
4 勝 対戦成績 0 勝
1位(1位) 最新ランキング(最高) 32位(10位)
スペイン(ESP) 国籍 南アフリカ共和国(RSA)
31歳 年齢 31歳
1986年6月3日 生年月日 1986年5月18日
185cm / 85kg 身長 / 体重 203cm / 93kg
左 / 両手 利き手 / バック 右 / 両手
2001年 プロ転向 2007年
55勝9敗 2017年成績 29勝15敗
4回 2017年優勝回数 0回
861勝183敗 通算成績 268勝195敗
73回 通算優勝回数 3回

1回戦から準決勝までの結果

※()内の世界ランキングは、2017年8月28日付のランキングです。

ラファエル・ナダル
Round 対戦相手 スコア
1回戦 ラヨビッチ (85位) 7-6、6-2、6-2
2回戦 ダニエル太郎 (121位) 4-6、6-3、6-2、6-2
3回戦 メイヤー (59位) 6-7、6-3、6-1、6-4
4回戦 ドルゴポロフ (64位) 6-2、6-4、6-1
準々決勝 ルブレフ (53位) 6-1、6-2、6-2
準決勝 デルポトロ (28位) 4-6、6-0、6-3、6-2
ケビン・アンダーソン
Round 対戦相手 スコア
1回戦 アラゴン (534位) 6-3、6-3、6-1
2回戦 グルビス (255位) 6-3、7-5、6-4
3回戦 チョリッチ (61位) 6-4、6-3、6-2
4回戦 ロレンツィ (40位) 6-4、6-3、6-7、6-4
準々決勝 クエリー (21位) 7-6、6-7、6-3、7-6
準決勝 カレーニョブスタ (19位) 4-6、7-5、6-3、6-4

2017年全米オープンテニス 決勝の結果

グランドスラム「全米オープン」の結果について、試合結果が分かり次第、更新します。

<日程(日本時間)>
・9月11日(月):決勝

決勝「ナダル vs アンダーソン」

[1] ラファエル・ナダル (1位) 3 6 6 6
[28] ケビン・アンダーソン (32位) 0 3 3 4
試合時間:2時間27分

第1シードのラファエル・ナダル選手が第28シードのケビン・アンダーソン選手をセットカウント3-0(6-3、6-3、6-4)で破り、2013年以来となる全米オープン3回目の優勝を飾りました。

2017年シーズン、ナダル選手はグランドスラム2回の優勝(全仏オープン、全米オープン)を果たし、グランドスラム通算16回目の優勝となりました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

アンダーソン選手のサービスで試合開始。

第1ゲーム、デュースまで行きますが、アンダーソン選手がキープ。

第2ゲーム、ナダル選手があっさりとキープ。

第3ゲーム、アンダーソン選手のミスやダブルフォルトなどがありデュースへ。
デュースとなってナダル選手に2回ブレイクチャンスがありましたがアンダーソン選手が積極的に攻めてピンチを凌ぎ、6回目のデュース後にアンダーソン選手が何とかキープ。

第4ゲーム、ナダル選手がラブゲームでキープ。

第5ゲーム、30-40とナダル選手にブレイクチャンスが来ますが、セカンドサーブに対するナダル選手のリターンが大きくアウトとなりデュースへ。
アンダーソン選手のダブルフォルトで再びナダル選手にブレイクチャンスが来ますが、アンダーソン選手がサービスエースで凌ぎます。

このゲームもアンダーソン選手にとって苦しい展開となりましたが、5回目のデュース後にアンダーソン選手が何とかキープ。

第6ゲーム、15-30とアンダーソン選手がポイントを先行しますが、ナダル選手が3連続でポイントを取ってしっかりとキープ。

第7ゲーム、アンダーソン選手がウィナーを決めるかミスをするかという展開となりデュースへ。
アンダーソン選手にダブルフォルトが出てナダル選手にブレイクチャンスが来ると、アンダーソン選手がチャンスボールを狙いすぎてサイドラインをわずかに割り、ナダル選手がブレイクに成功

第8ゲーム、ナダル選手が危なげなくキープ。

第9ゲーム、このゲームもデュースまで行き、アンダーソン選手の決めに行ったフォアハンドのショットがネットにかかり、ナダル選手にセットポイントが来ます。
ナダル選手が見事なドロップボレーを決めてブレイクに成功し、第1セットを先取。

第2セット

ナダル選手のサービスで第2セット開始。

第1ゲーム、ナダル選手がラブゲームでキープ。

第2ゲーム、アンダーソン選手がキープ。

第3ゲーム、アンダーソン選手がすばらしい攻撃を見せ30-30まで行きますが、ナダル選手がキープ。

第4ゲーム、アンダーソン選手がキープ。

第5ゲーム、ナダル選手がラブゲームでキープ。

第6ゲーム、ナダル選手のスマッシュ、パッシングショット、アンダーソン選手のミスがあり、15-40とナダル選手にブレイクチャンスが来ます。
アンダーソン選手が1本凌ぎますが、ナダル選手がリターンから攻めてネットを取り、最後はスマッシュを決めてブレイクに成功

第7ゲーム、ナダル選手がキープ。

第8ゲーム、アンダーソン選手がキープ。

第9ゲーム、ナダル選手のサービングフォーザセット。
40-0とナダル選手にセットポイントが来ると、ナダル選手の鋭いアングルのフォアハンドのウィナーが決まり、ナダル選手が第2セットも取ります。

第3セット

アンダーソン選手のサービスで第3セット開始。

第1ゲーム、40-15とアンダーソン選手がゲームポイントを握ったところから、アンダーソン選手の連続ミスでデュースへ。
またもアンダーソン選手にミスが出てナダル選手にブレイクチャンスが来ると、アンダーソン選手の決めに行ったフォアハンドのショットがアウトとなり、ナダル選手がブレイクに成功

第2ゲーム、ナダル選手がキープ。

第3ゲーム、アンダーソン選手がキープ。

第4ゲーム、ナダル選手がキープ。

第5ゲーム、アンダーソン選手がラブゲームでキープ。

第6ゲーム、ナダル選手がキープ。

第7ゲーム、アンダーソン選手がキープ。

第8ゲーム、ナダル選手がラブゲームでキープ。

第9ゲーム、アンダーソン選手がキープ。

第10ゲーム、ナダル選手のサービングフォーザチャンピオンシップ。
アンダーソン選手がリターンから果敢に攻めて行き、ナダル選手のサービスゲームでこの試合初めてデュースまで行きます。
ナダル選手がフリーポイントを決めてナダル選手にチャンピオンシップポイントが来ると、ナダル選手がサーブアンドボレーを決めて勝利。

スタッツ

ナダル選手は鉄壁の守備でアンダーソン選手の攻撃を跳ね返し、ネットプレーを混ぜながら攻撃を組み立て、サービスゲームではブレイクポイントを1本も与えないなど、まったく隙のないテニスで完勝。

アンダーソン選手は積極的に攻めてすばらしいプレーを見せる一方で、無理をして攻めざるを得ない展開となってアンフォーストエラーも増えてしまいましたが、アンダーソン選手としてはやれることはやったけどナダル選手が1枚も2枚も上手だったという試合内容でした。

ナダル 試合全体 アンダーソン
1 サービスエース 10
1 ダブルフォルト 4
45/72 (63%) ファーストサーブ確率 64/108 (59%)
38/45 (84%) 1st Serve Points Won 47/64 (73%)
19/27 (70%) 2nd Serve Points Won 16/44 (36%)
16/16 (100%) ネットポイント 16/34 (47%)
4/9 (44%) ブレイク / チャンス 0/0 (0%)
45/108 (42%) Receiving Points Won 15/72 (21%)
30 Winners 32
11 Unforced Errors 40
102 Total Points Won 78
1867.6m Total Distance Run 1825.9m
グラウンドストローク
5 FH Winners 4
4 BH Winners 3
8 FH Forced Errors 6
3 BH Forced Errors 2
7 FH Unforced Errors 15
3 BH Unforced Errors 13

[スタッツ用語の補足]
・1st Serve Points Won:ファーストサーブが入った時にポイントを取得した確率。
・2nd Serve Points Won:セカンドサーブが入った時にポイントを取得した確率。
・Receiving Points Won:リターンゲームでポイントを取得した確率。
・Total Points Won:自分が取得した全ポイント。
・Total Distance Run:総走行距離。
・FH:フォアハンド
・BH:バックハンド

ハイライト動画

2017年全米オープンの決勝「ナダル vs アンダーソン」のハイライト動画です。

ドロー表(結果)

全米オープン後のランキング

全米オープン後の世界ランキングです。

順位 選手名 基礎
point
round 獲得
point
決勝後
point
1 ナダル 7,465 優勝 2,000 9,465
2 フェデラー 7,145 準々決勝 360 7,505
3 マレー 6,790 欠場 0 6,790
4 A.ズベレフ 4,425 2回戦 45 4,470
5 チリッチ 4,065 3回戦 90 4,155
6 ジョコビッチ 4,125 欠場 0 4,125
7 ティエム 3,850 4回戦 180 4,030
8 ワウリンカ 3,690 欠場 0 3,690
9 ディミトロフ 3,530 2回戦 45 3,575
10 C ブスタ 2,135 準決勝 720 2,855
11 ラオニッチ 2,825 欠場 0 2,825
12 ゴファン 2,515 4回戦 180 2,695
13 B アグート 2,435 3回戦 90 2,525
14 錦織 圭 2,475 欠場 0 2,475
15 アンダーソン 1,270 準優勝 1,200 2,470
16 クエリー 2,085 準々決勝 360 2,445
17 イスナー 2,335 3回戦 90 2,425
18 ツォンガ 2,330 2回戦 45 2,375
19 ベルディヒ 2,310 2回戦 45 2,355
20 キリオス 2,235 1回戦 10 2,245
21 ソック 2,165 1回戦 10 2,175
22 プイユ 1,850 4回戦 180 2,030
23 ミュラー 1,875 2回戦 45 1,920
24 デルポトロ 1,100 準決勝 720 1,820

※基礎ポイントについては、『 ATPランキング試算(2017年9月・全米オープン後)』をご覧ください。

全米オープン 獲得ポイント
ラウンド 獲得ポイント
優勝 2,000
準優勝 1,200
準決勝 720
準々決勝 360
4回戦 180
3回戦 90
2回戦 45
1回戦 10

決勝の放送予定

WOWOWでの放送が予定されています。

WOWOW

WOWOWでは、1回戦から決勝までを連日生中継で放送予定。

日程 ラウンド 放送時間
9月10日() 決勝(女子) 4:45~
9月11日(月) 決勝(男子) 4:55~

2017年全米オープンテニス その他の結果

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