【2017年】全米オープンテニスの大会情報、ドロー表、放送予定


2017年8月第5週(2017年第35週)からニューヨーク(アメリカ)で開催されるグランドスラム「全米オープンテニス(USオープンテニス)」の大会情報(大会概要、歴代優勝者、大会日程、エントリー選手、ドロー表)と放送予定を見ていきます。

最後に錦織選手の過去の全米オープンでの成績も紹介します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

全米オープンテニス(グランドスラム)

大会概要

大会名 全米オープンテニス(US Open Tennis)
カテゴリ グランドスラム
開催期間 2017年 8月28日 ~ 9月10日
開催地 アメリカ合衆国/ニューヨーク
会場 USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター
サーフェス ハード
ドロー 128(シングルス)
賞金総額 $24,193,400(約26億4,480万円)
日本との時差 -13時間(サマータイム中)

<コート>
・センターコート:アーサー・アッシュ・スタジアム(収容人員:約23,200)
・2ndコート:ルイ・アームストロング・スタジアム
・グランドスタンド・コート

2016年にアーサー・アッシュ・スタジアムに開閉式の屋根が設置され、ルイ・アームストロング・スタジアムにも2018年をめどに開閉式の屋根を設置する予定となっています。

全米オープンでの獲得ポイントと賞金を紹介します。

ラウンド 獲得ポイント 賞金
優勝 2,000 $3,700,000(約4億450万円)
準優勝 1,200 $1,825,000(約1億9,950万円)
準決勝 720 $920,000(約1億60万円)
準々決勝 360 $470,000(約5,140万円)
4回戦 180 $253,625(約2,770万円)
3回戦 90 $144,000(約1,570万円)
2回戦 45 $86,000(約940万円)
1回戦 10 $50,000(約550万円)

※賞金(日本円)について、2017年8月14日時点での1ドル109.32円で換算。

歴代優勝者

過去15年の優勝者を紹介します。

全米オープンのシングルス最多優勝記録は、ロジャー・フェデラー選手とジミー・コナーズ氏とピート・サンプラス氏の5回(プロ選手の参加が認められた1968年以降)。

・フェデラー(2004~2008)
・サンプラス(1990、1993、1995、1996、2002)
・コナーズ(1974、1976、1978、1982、1983)

優勝者
2016 スタン・ワウリンカ
2015 ノバク・ジョコビッチ
2014 マリン・チリッチ
2013 ラファエル・ナダル
2012 アンディ・マレー
2011 ノバク・ジョコビッチ
2010 ラファエル・ナダル
2009 フアン・マルティン・デルポトロ
2008 ロジャー・フェデラー
2007 ロジャー・フェデラー
2006 ロジャー・フェデラー
2005 ロジャー・フェデラー
2004 ロジャー・フェデラー
2003 アンディ・ロディック
2002 ピート・サンプラス

大会日程

8月22日(火)から8月25(金)に予選が行われます。

本戦は8月28日(月)から始まり、9月9日(土)に女子シングルスの決勝、9月10日(日)に男子シングルスの決勝が行われます。

日程 男子 女子
8月28日(月) 1回戦 1回戦
8月29日(火) 1回戦 1回戦
8月30日(水) 2回戦 2回戦
8月31日(木) 2回戦 2回戦
9月1日(金) 3回戦 3回戦
9月2日() 3回戦 3回戦
9月3日() 4回戦 4回戦
9月4日(月) 4回戦 4回戦
9月5日(火) 準々決勝 準々決勝
9月6日(水) 準々決勝 準々決勝
9月7日(木) 準決勝
9月8日(金) 準決勝
9月9日() 決勝
9月10日() 決勝

※スケジュールは変更になる場合があります。

エントリー選手

出場予定の上位40選手と、各選手の2016年の同大会での結果を紹介します。

<欠場者の情報>
・ジョコビッチ選手(右肘の怪我)とワウリンカ選手(膝の怪我)は、2017年シーズンを途中で終了。

・錦織選手が右手首の怪我(腱の裂傷)のため、2017年シーズンの残りの大会をすべて欠場することを8月16日に発表。

・ラオニッチ選手が左手首の怪我により欠場。

欠場を発表した選手には、取り消し線を入れています。

選手名 Rank 2016年
ラファエル・ナダル 1位 4回戦
アンディ・マレー 2位 ベスト8
ロジャー・フェデラー 3位 不参加
スタン・ワウリンカ 4位 優勝
ノバク・ジョコビッチ 5位 準優勝
アレクサンダー・ズベレフ 6位 2回戦
マリン・チリッチ 7位 3回戦
ドミニク・ティエム 8位 4回戦
グリゴール・ディミトロフ 9位 4回戦
錦織 圭 10位 ベスト4
ミロシュ・ラオニッチ 11位 2回戦
ジョーウィルフリード・ツォンガ 12位 ベスト8
ダビド・ゴファン 13位 1回戦
ジョン・イスナー 14位 3回戦
ロベルト・バウティスタ アグート 15位 3回戦
パブロ・カレーニョ ブスタ 16位 3回戦
ジャック・ソック 17位 4回戦
ニック・キリオス 18位 3回戦
トマーシュ・ベルディヒ 19位 不参加
リュカ・プイユ 20位 ベスト8
サム・クエリー 21位 1回戦
ガエル・モンフィス 22位 ベスト4
ジレ・ミュラー 23位 1回戦
アルベルト・ラモス ビノラス 24位 2回戦
ダビド・フェレール 25位 3回戦
ファビオ・フォニーニ 26位 2回戦
ミーシャ・ズベレフ 27位 2回戦
フアン・マルティン・デルポトロ 28位 ベスト8
カレン・ハチャノフ 29位 2回戦
リシャール・ガスケ 30位 1回戦
パブロ・クエバス 31位 2回戦
ケビン・アンダーソン 32位 3回戦
ディエゴ・シュワルツマン 33位 1回戦
アドリアン・マナリノ 34位 1回戦
フェリシアーノ・ロペス 35位 2回戦
ロビン・ハーセ 36位 1回戦
フィリップ・コールシュライバー 37位 1回戦
イボ・カロビッチ 38位 4回戦
ジル・シモン 39位 2回戦
パオロ・ロレンツィ 40位 3回戦

※世界ランキングは、2017年8月21日付のランキングです。

ドロー表

ドローセレモニー:現地時間 8月25日(金)

ドロー表(PDF)は、『 2017年全米オープンテニスのドロー表 』をご覧ください。

第1シードから第8シードまでのドローは下記のようになりました。

<トップハーフ>
[1]ナダル vs ディミトロフ[7]
[3]フェデラー vs ティエム[6]

<ボトムハーフ>
[4]A.ズベレフ vs チリッチ[5]
[2]マレー vs ツォンガ[8]

第2シードのアンディ・マレー選手が左臀部(でんぶ)の怪我により棄権となりました。

マレー選手のwithdrawに伴い、マレー選手の位置に第5シードのマリン・チリッチ選手が移動。
そして、チリッチ選手の位置に第17シードのサム・クエリー選手が移動し、クエリー選手の位置にフィリップ・コールシュライバー選手が第33シードとして移動となりました。

2017年全米オープンテニスの結果

2017年全米オープンの1回戦から決勝までの結果です。

放送予定

WOWOWでの放送が予定されています。

WOWOW

WOWOWでは、1回戦から決勝までを連日生中継で放送予定。

大会初日は無料放送となっています。

日程 ラウンド 放送時間
8月28日(月) 1回戦 23:55~(無料)
8月30日(水) 1回戦 0:00~、7:55~
8月31日(木) 2回戦 0:00~、7:55~
9月1日(金) 2回戦 0:00~、7:55~
9月2日() 3回戦 0:00~、7:55~
9月3日() 3回戦 0:00~、7:55~
9月4日(月) 4回戦 0:00~、7:55~
9月5日(火) 4回戦 0:00~、7:55~
9月6日(水) 準々決勝 0:00~、7:55~
9月7日(木) 準々決勝 0:00~、7:55~
9月8日(金) 準決勝(女子) 7:55~
9月9日() 準決勝(男子) 4:55~
9月10日() 決勝(女子) 4:45~
9月11日(月) 決勝(男子) 4:45~

デイセッションは深夜0:00、ナイトセッションは午前7:55から放送開始予定。

錦織選手の過去の成績

最後に、錦織選手の全米オープンでの過去の成績を紹介します。

錦織選手の全米オープンでの最高成績は、2014年の準優勝。

その2014年では、4回戦で世界ランキング6位のラオニッチ選手、準々決勝で同4位のワウリンカ選手、準決勝で同1位のジョコビッチ選手を破っての決勝進出。
決勝では同16位のチリッチ選手に敗れはしましたが、すばらしい活躍を見せての準優勝でした。

2016年には準々決勝で世界ランキング2位のマレー選手を破ってベスト4となるなど、全米オープンはグランドスラムの中で最も好成績を残している大会となっています。

気になるデータとして、錦織選手が活躍しているのは偶数年で、何故か奇数年では1回戦が最高成績という嫌なデータもあります。

結果 対戦相手
2016 準決勝 スタン・ワウリンカ
2015 1回戦 ブノワ・ペール
2014 準優勝 マリン・チリッチ
2013 1回戦 ダニエル・エバンス
2012 3回戦 マリン・チリッチ
2011 1回戦 フラビオ・チポラ (試合途中で棄権)
2010 3回戦 アルベルト・モンタネス (試合途中で棄権)
2009 出場なし
2008 4回戦 フアン・マルティン・デルポトロ
2007 予選2回戦 ビヨン・パウ

全米オープンの前哨戦となるマスターズ2連戦で錦織選手は、ロジャーズ・カップではモンフィス選手に敗れて初戦敗退となり、その後の練習で右手首の怪我が再発してウエスタン&サザン・オープンを欠場となりました。
怪我の深刻度は分かりませんが、大事でないことを祈るのみです。

<追記>
MRI検査の結果、腱(けん)の裂傷が判明し、全米オープンを含め2017年シーズンの残りの大会をすべて欠場することとなりました。

コメント