2017年8月28日から9月10日にニューヨークで開催されるグランドスラム「全米オープン」。
今回はランキング上位20名+αについて、全米オープン後の9月11日付のランキング試算を見ていきます。
2017年9月11日付のランキング試算
全米オープン後の9月11日付のランキングについて、2016年の全米オープンでのポイントが9月11日に失効日を迎え、2017年の同大会でのポイントと入れ変わる形となります。
まずはトップ20+αの2016年の全米オープンの結果と失効ポイントを紹介します。
ワウリンカ選手が全米オープン初優勝を飾り、ジョコビッチ選手が準優勝。
錦織選手とモンフィス選手がベスト4という結果でした。
順位 | 選手名 | 8月28日 point |
2016 全米オープン |
---|---|---|---|
1 | ナダル | 7,645 | 4回戦 |
2 | マレー | 7,150 | ベスト8 |
3 | フェデラー | 7,145 | 不参加 |
4 | ワウリンカ | 5,690 | 優勝 |
5 | ジョコビッチ | 5,325 | 準優勝 |
6 | A.ズベレフ | 4,470 | 2回戦 |
7 | チリッチ | 4,155 | 3回戦 |
8 | ティエム | 4,030 | 4回戦 |
9 | ディミトロフ | 3,710 | 4回戦 |
10 | 錦織 圭 | 3,195 | ベスト4 |
11 | ラオニッチ | 2,870 | 2回戦 |
12 | ツォンガ | 2,690 | ベスト8 |
13 | B アグート | 2,525 | 3回戦 |
14 | ゴファン | 2,525 | 1回戦 |
15 | イスナー | 2,425 | 3回戦 |
16 | ソック | 2,345 | 4回戦 |
17 | キリオス | 2,325 | 3回戦 |
18 | ベルディヒ | 2,310 | 欠場 |
19 | C ブスタ | 2,225 | 3回戦 |
20 | プイユ | 2,210 | ベスト8 |
21 | クエリー | 2,095 | 1回戦 |
22 | モンフィス | 1,915 | ベスト4 |
23 | ミュラー | 1,885 | 1回戦 |
トップ20+αの基礎ポイント
トップ20+αの基礎ポイントを見ていきます。
順位 | 選手名 | 8月28日 point |
失効 point |
基礎 point |
---|---|---|---|---|
1 | ナダル | 7,645 | 180 | 7,465 |
2 | マレー | 7,150 | 360 | 6,790 |
3 | フェデラー | 7,145 | 0 | 7,145 |
4 | ワウリンカ | 5,690 | 2,000 | 3,690 |
5 | ジョコビッチ | 5,325 | 1,200 | 4,125 |
6 | A.ズベレフ | 4,470 | 45 | 4,425 |
7 | チリッチ | 4,155 | 90 | 4,065 |
8 | ティエム | 4,030 | 180 | 3,850 |
9 | ディミトロフ | 3,710 | 180 | 3,530 |
10 | 錦織 圭 | 3,195 | 720 | 2,475 |
11 | ラオニッチ | 2,870 | 45 | 2,825 |
12 | ツォンガ | 2,690 | 360 | 2,330 |
13 | B アグート | 2,525 | 90 | 2,435 |
14 | ゴファン | 2,525 | 10 | 2,515 |
15 | イスナー | 2,425 | 90 | 2,335 |
16 | ソック | 2,345 | 180 | 2,165 |
17 | キリオス | 2,325 | 90 | 2,235 |
18 | ベルディヒ | 2,310 | 0 | 2,310 |
19 | C ブスタ | 2,225 | 90 | 2,135 |
20 | プイユ | 2,210 | 360 | 1,850 |
21 | クエリー | 2,095 | 10 | 2,085 |
22 | モンフィス | 1,915 | 720 | 1,195 |
23 | ミュラー | 1,885 | 10 | 1,875 |
- 8月28日ポイント
- 失効ポイント
- 基礎ポイント
2017年8月28日付のATPランキングのポイント。
2017年9月11日に失効日を迎える2016年の全米オープンのポイント。
「基礎ポイント」=「8月28日ポイント」-「失効ポイント」
この「基礎ポイント」に2017年の全米オープンのポイントを加算すれば、次回発表される9月11日付のATPランキングと同じになります。
ラウンド | 獲得ポイント |
---|---|
優勝 | 2,000 |
準優勝 | 1,200 |
準決勝 | 720 |
準々決勝 | 360 |
4回戦 | 180 |
3回戦 | 90 |
2回戦 | 45 |
1回戦 | 10 |
暫定ランキング
「基礎ポイント」順にランキングを並び替えます。
暫定 順位 |
選手名 | 基礎 point |
---|---|---|
1 | ナダル | 7,465 |
2 | フェデラー | 7,145 |
3 | マレー | 6,790 |
4 | A.ズベレフ | 4,425 |
5 | ジョコビッチ | 4,125 |
6 | チリッチ | 4,065 |
7 | ティエム | 3,850 |
8 | ワウリンカ | 3,690 |
9 | ディミトロフ | 3,530 |
10 | ラオニッチ | 2,825 |
11 | ゴファン | 2,515 |
12 | 錦織 圭 | 2,475 |
13 | バウティスタ アグート | 2,435 |
14 | イスナー | 2,335 |
15 | ツォンガ | 2,330 |
16 | ベルディヒ | 2,310 |
17 | キリオス | 2,235 |
18 | ソック | 2,165 |
19 | カレーニョ ブスタ | 2,135 |
20 | クエリー | 2,085 |
21 | ミュラー | 1,875 |
22 | プイユ | 1,850 |
34 | モンフィス | 1,195 |
<欠場者の情報>
マレー選手、ワウリンカ選手、ジョコビッチ選手、錦織選手、ラオニッチ選手が怪我のため欠場となりました。
1位争い
暫定3位のマレー選手がwithdrawとなったため、ナダル選手とフェデラー選手の1位争いとなりました。
フェデラー選手が1位になる条件
・ナダル選手が1回戦で敗退した場合、フェデラー選手の準々決勝以上
・ナダル選手が2回戦~準々決勝で敗退した場合、フェデラー選手の準決勝以上
・ナダル選手が準決勝で敗退した場合、フェデラー選手の決勝進出
ナダル選手とフェデラー選手はともにトップハーフに位置し、ともに順当に勝ち上がれば準決勝で対戦することになるため、この直接対決で勝利した方が1位となります。
3位~10位争い
マレー選手の3位は確定。
ただ、マレー選手は臀部(でんぶ)の怪我が長引いており、全米オープン以降の出場が不透明な状況となっているため、さらにランキングを落とす可能性があります。
また、ジョコビッチ選手、ワウリンカ選手、錦織選手、ラオニッチ選手も怪我で離脱となっているので、今後トップ10の入れ替わりが激しくなりそうです。
A.ズベレフ選手、チリッチ選手、ティエム選手、ディミトロフ選手は自己最高ランキングを更新するチャンスがありますが、現時点では成長著しいA.ズベレフ選手が4位争いで一歩抜けてきたかなという状況です。
錦織選手は2014年の全米オープンでの準優勝以降、トップ10を維持し続けましたが、残念ながら今大会後のランキングでトップ10陥落となります。
2017年全米オープンの結果
2017年全米オープンの1回戦から決勝までの結果です。
結果の記事では各ラウンド終了時の暫定ランキング(ポイント)も紹介する予定です。
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