錦織選手の全豪オープン4回戦のプレイヤー情報、3回戦までの試合振り返り、4回戦の展望、放送予定を紹介します。
プレイヤー情報(4回戦)
まずは、対戦両者のプレイヤーデータの紹介です。(※大会前のデータ)
錦織 圭 | フェデラー | |
2勝 | 対戦成績 | 4勝 |
5位(4位) | 最新ランキング(最高) | 17位(1位) |
日本(JPN) | 国籍 | スイス(SUI) |
27歳 | 年齢 | 35歳 |
178cm / 75kg | 身長 / 体重 | 185cm / 85kg |
右 / 両手 | 利き手 / バック | 右 / 片手 |
2007年 | プロ転向 | 1998年 |
3勝1敗 | 2017年成績 | 0勝0敗 |
0回 | 2017年優勝回数 | 0回 |
304勝143敗 | 通算成績 | 1080勝245敗 |
11回 | 通算優勝回数 | 88回 |
フェデラー選手の詳しい情報、錦織選手との対戦成績については、選手名鑑『ロジャー・フェデラー』をご覧ください。
1回戦~3回戦の試合結果
錦織 圭
[5] 錦織 圭(5位) | 3 | 5 | 6 | 6 | 66 | 6 |
アンドレイ・クズネツォフ(45位) | 2 | 7 | 1 | 4 | 78 | 2 |
試合時間:3時間34分 |
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[5] 錦織 圭(5位) | 3 | 6 | 6 | 6 | ||
ジェレミー・シャルディー(72位) | 0 | 3 | 4 | 3 | ||
試合時間:2時間6分 |
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[5] 錦織 圭(5位) | 3 | 6 | 6 | 6 | ||
ルカシュ・ラツコ(121位) | 0 | 4 | 4 | 4 | ||
試合時間:2時間11分 |
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ロジャー・フェデラー
[17] ロジャー・フェデラー(17位) | 3 | 7 | 3 | 6 | 6 | |
ユルゲン・メルツァー(300位) | 1 | 5 | 6 | 2 | 2 | |
試合時間:2時間5分 |
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[17] ロジャー・フェデラー(17位) | 3 | 7 | 6 | 77 | ||
ノア・ルビン(200位) | 0 | 5 | 3 | 63 | ||
試合時間:2時間3分 |
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[17] ロジャー・フェデラー(17位) | 3 | 6 | 6 | 6 | ||
[10] トマーシュ・ベルディヒ(10位) | 0 | 2 | 4 | 4 | ||
試合時間:1時間30分 |
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1回戦でフェデラー選手の試合を見ていましたが、怪我明けということを考慮しても、ストロークのスピードもなく、簡単なミスもするなど、勝ち上がっていけるか不安な試合内容でした。
2回戦の試合は見ていませんが、内容は1回戦同様あまり良くなかったみたいです。
3回戦は世界ランキング10位のベルディヒ選手。
これまでと同じような状態だったら、さすがに厳しいのではと思っていましたが、試合が始まると別人の動きでベルディヒ選手を最初から最後まで圧倒して勝利。1回戦はほんとただの調整だったようです。
ベルディヒ選手に1度もブレイクチャンスも与えない完勝で、ファーストサーブが入った時のポイント取得率95%(39/41)!?
ベースラインから下がらずライジングで左右にストロークを打ち分け、ネットプレーへの仕掛けなど、とにかく試合の展開が早く、試合時間はたったの1時間30分。
会場の雰囲気も、完全にフェデラー選手贔屓になっていて、フェデラー選手の一つ一つのプレーに沸きます。ファンが待ち望んでいた強いフェデラー選手が戻ってきた、そんな試合でした。
4回戦の試合の展開は!?
押し込まれない限りお互いベースラインから下がらずにストロークを展開するので、ライジングでの早い打ち合いから先に内側に入って主導権を握った方がポイントを取り、早いテンポでどんどん試合が進んでいくと予想しています。
錦織選手もこれまで以上に、ネットに出る回数が増えるのではないかなと思います。
ここで、2014年と2015年のATPワールドツアー・ファイナルズでの対戦を少し振り返ってみます。
2014年:錦織 0 – 2 フェデラー(3-6、2-6)
フェデラー選手がベースラインの内側に入って、早い展開でどんどん攻めてきました。錦織選手は、フェデラー選手のペースに対応できないまま完敗。
2014年からフェデラー選手は、ライジングショットで相手に時間を与えず、ネットプレーを仕掛けていくプレースタイルに変化していき、とにかく試合のテンポが早くなりました。
2015年:錦織 1 – 2 フェデラー(5-7、6-4、4-6)
2014年のファイナルズからちょうど1年前ぶりとなる両者の対戦。
前回の対戦では、フェデラー選手の早いテンポに戸惑っていた感じがありましたが、この時の対戦では早いテンポのラリーにも対応し、錦織選手自身もベースラインの内側に入って逆に仕掛けていきます。両者の攻撃的なテニスがぶつかり合ったすばらしい試合でした。
最後に対戦してから約1年ぶりとなる全豪オープン4回戦での対戦。
鍵を握るのは、錦織選手のサービスゲーム。フェデラー選手がどんどんプレッシャーをかけてくるので、ブレイクされる展開が続くとメンタル的に厳しくなります。
1ゲームの中でまったくファーストサーブが入らないゲームが出たときは危険信号。
フェデラー選手のサービスは3回戦で非常に良かったので、そんなに多くチャンスは来ないかもしれませんが、ワンチャンスをしっかりものにしていきたいです。
錦織選手がフェデラー選手を破りさらに自信をつけてマレー戦に挑むことができるのか、それともフェデラー選手が完全復活となるのか、注目の1戦です。
錦織選手の4回戦の試合日程と放送予定
会場 | ロッド・レーバー・アリーナ(センターコート) |
試合日程 | 1月22日(日) 日本時間 午後5時開始予定 (ナイトセッション第1試合) |
放送予定 | ・WOWOW(生中継) ・NHK総合(録画)午前0:10~午前2:20 ・Eテレ(生中継)午後5:00~午後6:29(午後6:29以降はEテレサブch) ・スポナビライブ(生中継) ・AO TV Live(生中継)全豪オープン公式 ※無料 |
錦織選手の4回戦の結果は、『【全豪オープン】4回戦「錦織vsフェデラー」の結果(2017年)』で詳しく紹介しています。
また、その他の4回戦の結果は『全豪オープン4回戦の結果』をご覧ください。
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