錦織圭選手に関する情報をまとめました。
錦織選手の基本情報、選手経歴、ツアー経歴、ランキング推移、グランドスラム成績、ツアー勝利詳細、公式サイト・SNSです。
基本情報
※更新日:2019年11月13日
名前 | 錦織 圭(Nishikori Kei) |
国籍 | 日本(JPN) |
出身地 | 島根県松江市 |
性別 | 男 |
生年月日 | 1989年12月29日 |
年齢 | 29歳 |
身長 | 178cm |
体重 | 73kg |
プロ転向 | 2007年 |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
コーチ | マイケル・チャン(Michael Chang) |
選手経歴
2007年 プロ転向
2007年10月1日付けでプロ転向(17歳9ヶ月)を発表し、同月のジャパン・オープンでプロデビューを果たす。
2008年 ツアー初優勝
2008年2月、デルレイビーチ国際テニス選手権(ATP250)の決勝で、第1シードのジェームズ・ブレーク(世界ランク12位)を破り、ツアー初優勝を果たす。
10代でのツアー優勝という快挙に、日本だけでなく世界中に「錦織圭」の名前が知られることになる。
同年8月、全米オープンで世界ランキング4位のフェレールを倒し、グランドスラムでベスト16進出を果たすなどの活躍を見せ、ATPワールドツアー最優秀新人賞を受賞。
2009年 右肘の怪我によりツアー離脱
2009年4月、右肘の疲労骨折によりツアーを離脱。
2010年~2011年 ツアー復帰、トップ30入り
2010年2月にツアーに復帰した後は、失ったランキングを順調に回復させ、年末の最終ランキングでは98位となる。
2011年も順調にランキングを上げていき、10月に行われた上海マスターズでベスト4に進出し、世界ランキングも30位に到達。
11月のスイス・インドアでは、1回戦で世界ランキング7位のベルディヒ、準決勝では同1位のジョコビッチを破る大金星を挙げて決勝に進出。
決勝で地元スイスの英雄フェデラーと対戦するもストレートで敗れ、準優勝。
2012年~2013年 トップ10の壁!?
2012年1月、全豪オープンでベスト8進出の活躍を見せ、世界ランキング20位に到達。
10月、楽天ジャパン・オープンで、4年ぶりとなるツアー2勝目を挙げる。
2013年2月、アメリカ国際インドアテニス選手権でツアー3勝目を挙げる。
その後、自己最高ランキング11位に到達するも、トップ10の壁にぶつかり、全米オープンで1回戦敗退するなど、思うように結果が残せない状況に陥る。
そんな中、同年12月、錦織にとって大きな転機となる、マイケル・チャンをコーチ陣に迎えることを発表。
2014年 トップ10入り、全米オープン準優勝
2014年2月にアメリカ国際インドアテニス選手権を連覇し、ツアー4勝目を挙げる。
3月、ソニー・オープン(マイアミ・マスターズ)でベスト4。
4月、バルセロナ・オープンで優勝し、ツアー5勝目を挙げる。
5月、マドリード・オープンで、日本人初のマスターズ決勝に進出。
決勝で第1シードのナダルをあと一歩まで追い詰めるも怪我に泣き、準優勝。
5月12日付のランキングで9位となり、トップ10入りを果たす。
8月、怪我により直前まで出場が危ぶまれた全米オープン。
怪我明けとは思えない活躍を見せ、4回戦で世界ランキング6位のラオニッチ、準々決勝で同4位のワウリンカ、準決勝で同1位のジョコビッチを破り、アジア出身選手初のグランドスラム決勝進出を果たす。
決勝では同16位のチリッチに敗れはしたものの、グランドスラム準優勝という快挙を成し遂げる。
9月、マレーシア・オープンで優勝し、ツアー6勝目を挙げる。
10月、楽天ジャパン・オープンで優勝し、ツアー7勝目を挙げる。
ATPレースランキングで5位(4,625ポイント)となり、アジア出身男子選手で初のATPワールドツアー・ファイナルズに出場。
予選ラウンドロビンを突破し、準決勝に進出するも、準決勝でジョコビッチに敗れる。
年間通算54勝14敗、ツアー優勝4回、年末の世界ランキング5位と、錦織にとって大きな飛躍を果たすシーズンとなった。
2015年 自己最高の4位を記録
2015年2月、メンフィス・オープンを3連覇し、ツアー8勝目を挙げる。
メキシコ・オープンで準優勝となり、3月2日付のランキングで自己最高の4位を記録。
4月、バルセロナ・オープンを連覇し、ツアー9勝目を挙げる。
7月、シティ・オープンでツアー10勝目を挙げる。
しかし、その後は全米オープンで1回戦敗退など結果を残せなかったが、2年連続でATPワールドツアー・ファイナルズに出場。
年間通算54勝16敗、ツアー優勝3回、年末の世界ランキングは8位。
2016年 リオ五輪銅メダル、全米オープンベスト4
2016年2月、メンフィス・オープンを4連覇し、ツアー11勝目を挙げる。
8月、リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得。
五輪テニス競技において、日本人によるメダル獲得は96年ぶりの快挙。
9月、全米オープンでは、準々決勝で第2シードのマレーを破るなどの活躍を見せ、2年ぶりにベスト4。
3年連続でATPワールドツアー・ファイナルズに出場し、準決勝に進出。
年間通算58勝21敗、ツアー優勝1回、年末の世界ランキングは5位。
2017年 右手首の怪我によりツアーを離脱
錦織のさらなる活躍が期待されたが、2017年シーズンは怪我に悩まされるシーズンとなる。
1月のブリスベン国際と全豪オープンでは臀部(でんぶ)の怪我、3月のマイアミ・オープンでは左膝と右手首の怪我、4月からのクレーコートシーズンでは右手首の怪我、7月のゲリー・ウェバー・オープンでは臀部の怪我。
8月、ウエスタン&サザン・オープンに出場予定だったが、練習中に右手首を故障。
MRI検査の結果、右手首の腱(けん)の裂傷が判明し、2017年シーズンの残りの大会をすべて欠場することを8月16日に発表。
年間通算30勝13敗、ツアー優勝0回、年末の世界ランキングは22位。
2018年 トップ10復帰
1月23日、チャレンジャーツアーのニューポートビーチで復帰を果たす。
翌週のダラスでのチャレンジャーツアーを優勝。
2月、ATPツアーでの復帰戦となったニューヨーク・オープン(ATP250)でベスト4。
4月、モンテカルロ・マスターズでは準々決勝で第2シードのチリッチ、準決勝で第3シードのA.ズベレフを破り、2016年7月のロジャーズ・カップ以来となるマスターズの決勝に進出。
決勝で第1シードのナダルに敗れ、準優勝。
7月、ウィンブルドンでは3回戦で第15シードのキリオス、4回戦でグルビスを破るなど、ウィンブルドン初の準々決勝に進出。
準々決勝で第12シードのジョコビッチに敗れる。
9月、全米オープンでは3回戦で第13シードのシュワルツマン、4回戦でコールシュライバー、準々決勝で第7シードのチリッチを破るなど、全米オープン2年ぶり3回目の準決勝に進出。
準決勝で第6シードのジョコビッチに敗れる。
10月、楽天ジャパン・オープン(ATP500)で準優勝。
エルステ・バンク・オープン(ATP500)で準優勝。(ツアー決勝9連敗)
11月5日付のランキングで9位となり、2017年9月10日以来となるトップ10に復帰。
11月、Nitto ATPファイナルズに出場。
年間通算43勝21敗、ツアー優勝0回、年末の世界ランキングは9位。
2019年 約2年11か月ぶりのツアー優勝
1月、ブリスベン国際(ATP250)で優勝。(2016年2月メンフィス・オープン以来の約2年11か月ぶりのツアー優勝)
全豪オープンでベスト8。
6月、全仏オープンでベスト8。
7月、ウィンブルドンでベスト8。(グランドスラム5大会連続でベスト8以上)
全米オープン後、右肘の怪我でアジアシーズンの大会を欠場し、10月22日に右肘の手術を受ける。
また、10月には約9年続いたダンテ・ボッティーニとのコーチ関係を解消。
ツアー経歴(シングルス)
ツアー勝利数 | 12勝 |
キャリア通算成績 | 593戦 403勝 190敗 |
自己最高ランキング | 4位(2015年3月2日) |
ランキング推移(年末)
年 | 順位 |
---|---|
2019 | 13 |
2018 | 9 |
2017 | 22 |
2016 | 5 |
2015 | 8 |
2014 | 5 |
2013 | 17 |
2012 | 19 |
2011 | 25 |
2010 | 98 |
2009 | 418 |
2008 | 63 |
2007 | 286 |
グランドスラム成績
グランドスラム最高成績
・全豪オープン:ベスト8
・全仏オープン:ベスト8
・ウィンブルドン:ベスト8
・全米オープン:準優勝
年 | 全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
---|---|---|---|---|
2020 | ||||
2019 | ベスト8 | ベスト8 | ベスト8 | 3回戦 |
2018 | – | 4回戦 | ベスト8 | ベスト4 |
2017 | 4回戦 | ベスト8 | 3回戦 | – |
2016 | ベスト8 | 4回戦 | 4回戦 | ベスト4 |
2015 | ベスト8 | ベスト8 | 2回戦 | 1回戦 |
2014 | 4回戦 | 1回戦 | 4回戦 | 準優勝 |
2013 | 4回戦 | 4回戦 | 3回戦 | 1回戦 |
2012 | ベスト8 | – | 3回戦 | 3回戦 |
2011 | 3回戦 | 2回戦 | 1回戦 | 1回戦 |
2010 | – | 2回戦 | 1回戦 | 3回戦 |
2009 | 1回戦 | – | – | – |
2008 | – | 予選 | 1回戦 | 4回戦 |
2007 | – | – | – | 予選 |
ATPツアー決勝での成績
決勝:26戦 12勝 14敗
カテゴリ | 勝 – 負 |
---|---|
グランドスラム | 0 – 1 |
ATPファイナルズ | 0 – 0 |
マスターズ1000 | 0 – 4 |
ATP500 | 6 – 6 |
ATP250 | 6 – 3 |
ツアー勝利詳細
年 | カテゴリ | 大会 |
---|---|---|
2018 | ATP250 | ブリスベン国際 |
2016 | ATP250 | メンフィス・オープン |
2015 | ATP500 | シティ・オープン |
2015 | ATP500 | バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル |
2015 | ATP250 | メンフィス・オープン |
2014 | ATP500 | 楽天ジャパン・オープン |
2014 | ATP250 | マレーシア・オープン |
2014 | ATP500 | バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル |
2014 | ATP250 | アメリカ国際インドアテニス選手権 |
2013 | ATP500 | アメリカ国際インドアテニス選手権 |
2012 | ATP500 | 楽天ジャパン・オープン |
2008 | ATP250 | デルレイビーチ国際テニス選手権 |
公式サイト・SNS
公式サイト | https://www.keinishikori.com/ |
https://www.facebook.com/keinishikori/ | |
https://twitter.com/keinishikori | |
https://www.instagram.com/keinishikori/ |
コメント
海外で頑張ってる錦織くん
ずっと、応援してるよ