2018年8月27日から9月9日(2018年第35、36週)にニューヨーク(アメリカ)で開催されるグランドスラム「全米オープンテニス(USオープン)」。
錦織圭の3回戦の対戦相手は、世界ランキング13位のディエゴ・シュワルツマン(26歳・アルゼンチン)。
錦織とシュワルツマンのプレイヤー情報、3回戦の試合結果とスタッツを見ていきます。
プレイヤー情報(3回戦)
過去の対戦成績は、錦織の2勝、シュワルツマンの0勝。
直近の対戦は2017年のマドリード・オープン(クレー)の2回戦で、錦織がセットカウント2-1(1-6、6-0、6-4)で勝利しています。
※2018年9月1日時点(試合前)
錦織 圭 | シュワルツマン | |
2 勝 | 対戦成績 | 0 勝 |
19位 (4位) | 最新ランキング (最高) | 13位 (11位) |
日本 | 国籍 | アルゼンチン |
28歳 | 年齢 | 26歳 |
1989年12月29日 | 生年月日 | 1992年8月16日 |
178cm / 75kg | 身長 / 体重 | 170cm / 64kg |
右 / 両手 | 利き手 / バック | 右 / 両手 |
2007年 | プロ転向 | 2010年 |
25勝13敗 | 2018年成績 | 29勝19敗 |
0回 | 2018年優勝回数 | 1回 |
356勝168敗 | 通算成績 | 99勝95敗 |
11回 | 通算優勝回数 | 2回 |
3回戦「錦織 vs シュワルツマン」の結果
試合日:現地時間 9月1日(土)
[21] 錦織 圭 (19位) | 3 | 6 | 6 | 5 | 6 | |
[13] ディエゴ・シュワルツマン (13位) | 1 | 4 | 4 | 7 | 1 | |
試合時間:3時間18分 |
---|
第21シードの錦織圭(28歳・日本)が第13シードのディエゴ・シュワルツマン(26歳・アルゼンチン)を6-4、6-4、5-7、6-1のセットカウント3-1で破り、4回戦進出を決めました。
簡単に試合を振り返ります。
第1セット
第1セット | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ○ | ○ | ● | ○ | ● | ○ | – | – | 6 | ||||
シュワルツマン | ○ | ● | ○ | ○ | – | – | 4 | ||||||
○:キープ、●:ブレーク |
シュワルツマンのサービスで試合開始。
第1ゲーム、錦織のフォアハンドのミス2本などがあり、シュワルツマンがラブゲームでキープ。
第2ゲーム、30-0から錦織のフォアハンドのミス、バックハンドのミス、フォアハンドのミスがあり、30-40とシュワルツマンにブレークポイントが来ます。
ストローク戦でシュワルツマンのフォアハンドのクロスへのウィナーが決まり、シュワルツマンがブレークに成功。
第3ゲーム、ファーストポイントでシュワルツマンのダブルフォルトがありましたが、シュワルツマンが4連続でポイントを取ってキープ。
第4ゲーム、錦織がキープ。
第5ゲーム、40-30で錦織の深いリターンからのドロップショットが決まり、デュースへ。
デュース1回目、ストローク戦で錦織が打ち勝ち、錦織にブレークポイントが来ますが、錦織にバックハンドのミスが出ます。
デュース2回目、錦織が深いリターンでポイントを取り、再び錦織にブレークポイントが来ますが、錦織にバックハンドのミスが出ます。
デュース3回目でシュワルツマンがキープ。
第6ゲーム、錦織のフォアハンドの逆クロスへのウィナーやフォアハンドの鋭いカウンターショットなどがあり、錦織がラブゲームでキープ。
第7ゲーム、シュワルツマンのバックハンドのミスとフォアハンドのミス(0-30)、錦織のフォアハンドのミス、シュワルツマンが先に攻撃を仕掛けてのポイント、シュワルツマンのフォアハンドのウィナー(40-30)、錦織のバックハンドのクロスへの鋭いショットでのポイントがあり、デュースへ。
デュース1回目、錦織が深いリターンから先に攻撃を仕掛けてポイントを取り、錦織にブレークポイントが来ます。
ストローク戦でシュワルツマンにフォアハンドのミスが出て、錦織がブレークバックに成功。
第8ゲーム、錦織のバックハンドのミス、錦織のボレーがアウト、錦織が先に攻撃を仕掛けてのポイント、錦織のバックハンドのミスがあり、15-40とシュワルツマンにブレークポイントが来ます。
錦織の見事なバックハンドのダウンザラインへのウィナー、錦織のすばらしいストロークの展開からのスマッシュが決まり、デュースへ。
デュース1回目で錦織がキープ。
第9ゲーム、錦織のドロップショット、シュワルツマンの深いショットでのポイント、錦織のフォアハンドのクロスへの鋭いショットからのバックハンドのクロスへのウィナー、錦織のバックハンドのミス(ダウンザラインへのショットがサイドアウト)、錦織の厳しいコースへのリターンでのポイントがあり、30-40と錦織にブレークポイントが来ます。
錦織がフォアハンドのクロスへのショットでシュワルツマンを外に振ってオープンコートを作ってからのフォアハンドのダウンザラインへのショットでポイントを取り、錦織がブレークに成功。
第10ゲーム、錦織のサービングフォーザセット。
錦織のバックハンドのミス、錦織のボレーのウィナー、シュワルツマンのフォアハンドのウィナー、錦織の連続攻撃からの見事なバックハンドのダウンザラインへのウィナー、錦織のフォアハンドのミスがあり、30-40とシュワルツマンにブレークポイントが来ます。
錦織がドロップショットでシュワルツマンを前におびき出してからの錦織の見事なフォアハンドのロブショットが決まり、デュースへ。
デュース1回目で錦織にセットポイントが来ると、錦織がサーブから主導権を握って攻め続け、最後はフォアハンドのクロスへの鋭いショットでポイントを取り、錦織が第1セットを先取。
錦織 | 第1セット | シュワルツマン |
1 | サービスエース | 0 |
0 | ダブルフォルト | 1 |
65%(20/31) | ファーストサーブ確率 | 63%(22/35) |
65%(13/20) | 1st Serve Points Won | 64%(14/22) |
64%(7/11) | 2nd Serve Points Won | 46%(6/13) |
50%(2/4) | ブレーク / チャンス | 25%(1/4) |
6/7 | Net Points | 3/4 |
43%(15/35) | Return Points Won | 35%(11/31) |
12 | Winners | 7 |
16 | Unforced Errors | 7 |
53%(35/66) | Total Points Won | 47%(31/66) |
[スタッツ用語の補足]
・1st Serve Points Won:ファーストサーブが入った時に取得したポイント。
・2nd Serve Points Won:セカンドサーブが入った時に取得したポイント。
・Return Points Won:リターンゲームで取得したポイント。
・Total Points Won:取得した全ポイント。
第2セット
第2セット | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ○ | ○ | ● | ○ | ● | ○ | – | – | 6 | ||||
シュワルツマン | ○ | ○ | ● | ○ | – | – | 4 | ||||||
○:キープ、●:ブレーク |
シュワルツマンのサービスで第2セット開始。
第1ゲーム、15-0からシュワルツマンのダブルフォルト、錦織のフォアハンドのクロスへの鋭いショットでのポイントがあり、15-30と錦織がポイントを先行。
その後、錦織のフォアハンドのミスなどで40-30となりますが、錦織のスマッシュが決まり、デュースへ。
デュース1回目、シュワルツマンにフォアハンドのミスが出て錦織にブレークポイントが来ますが、シュワルツマンがファーストサーブで凌ぎます。
デュース2回目でシュワルツマンがキープ。
第2ゲーム、30-15から錦織のダブルフォルト、スマッシュ、フォアハンドのミスがあり、デュースへ。
デュース2回目、シュワルツマンのチャンスボールでのフォアハンドのミス、錦織のサービスエースがあり、錦織がキープ。
第3ゲーム、シュワルツマンがラブゲームでキープ。
第4ゲーム、錦織がキープ。
第5ゲーム、錦織のフォアハンドのクロスへのショットでのポイント、シュワルツマンのファーストサーブでのポイント、錦織の深いショットでのポイント、シュワルツマンのバックハンドのミスがあり、15-40と錦織にブレークポイントが来ます。
ストローク戦で錦織の角度をつけたバックハンドのクロスへのショットに対するシュワルツマンのバックハンドがネットにかかり、錦織がブレークに成功。
第6ゲーム、錦織のダブルフォルトとフォアハンドのミス、シュワルツマンが先に攻撃を仕掛けてボレーを決め、0-40とシュワルツマンにブレークポイントが来ます。
ストローク戦でシュワルツマンが打ち勝ち、シュワルツマンがブレークバックに成功。
第7ゲーム、シュワルツマンのダブルフォルトとバックハンドのミス、錦織のバックハンドのウィナーがあり、0-40と錦織にブレークポイントが来ますが、錦織のバックハンドのミスなどがあり、デュースへ。
デュース1回目、シュワルツマンにバックハンドのミスが出て錦織にブレークポイントが来ますが、錦織にバックハンドのミスが出ます。
デュース2回目、錦織のフォアハンドのミスとバックハンドのミスがあり、シュワルツマンがキープ。
第8ゲーム、シュワルツマンのミス2本や錦織のサービスエースなどがあり、錦織がキープ。
第9ゲーム、錦織の深いショットでのポイント、錦織のフォアハンドの連続ミス、錦織のフォアハンドのクロスへのショットでのポイント、シュワルツマンのダブルフォルトがあり、30-40と錦織にブレークポイントが来ます。
錦織の深いリターンに押されたシュワルツマンのフォアハンドがネットにかかり、錦織がブレークに成功。
第10ゲーム、錦織のサービングフォーザセット。
シュワルツマンのドロップショットを錦織が上手く対応してのポイント、錦織のフォアハンドのミス、シュワルツマンの深いリターンでのポイント、錦織のファーストサーブでのポイント、シュワルツマンのバックハンドのミスがあり、40-30と錦織にセットポイントが来ます。
錦織のフォアハンドに回り込んでの見事なダウンザラインへのウィナーが決まり、錦織が第2セットも取ります。
錦織 | 第2セット | シュワルツマン |
2 | サービスエース | 0 |
2 | ダブルフォルト | 3 |
57%(17/30) | ファーストサーブ確率 | 46%(16/35) |
76%(13/17) | 1st Serve Points Won | 50%(8/16) |
38%(5/13) | 2nd Serve Points Won | 58%(11/19) |
29%(2/7) | ブレーク / チャンス | 100%(1/1) |
4/5 | Net Points | 3/6 |
46%(16/35) | Return Points Won | 40%(12/30) |
8 | Winners | 6 |
15 | Unforced Errors | 15 |
52%(34/65) | Total Points Won | 48%(31/65) |
第3セット
第3セット | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | 5 | |||||||
シュワルツマン | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | 7 | |||||
○:キープ、●:ブレーク |
シュワルツマンのサービスで第3セット開始。
第1ゲーム、シュワルツマンがキープ。
第2ゲーム、錦織のフォアハンドのミス、シュワルツマンが先に攻撃を仕掛けてのポイント、錦織のフォアハンドのミスがあり、0-40とシュワルツマンにブレークポイントが来ます。
錦織にバックハンドのミスが出て、シュワルツマンがブレークに成功。
第3ゲーム、30-0からシュワルツマンのバックハンドのミス、フォアハンドのミス、バックハンドのミスがあり、30-40と錦織にブレークポイントが来ますが、シュワルツマンが凌いでデュースへ。
デュース2回目、シュワルツマンにダブルフォルトが出て錦織にブレークポイントが来ますが、錦織にバックハンドのミスが出ます。
デュース3回目でシュワルツマンがキープ。
第4ゲーム、錦織がキープ。
第5ゲーム、30-30まで行きますが、シュワルツマンがキープ。
第6ゲーム、錦織がキープ。
第7ゲーム、30-15から錦織が連続でポイントを取って30-40と錦織にブレークポイントが来ますが、シュワルツマンがストローク戦で打ち勝ち、デュースへ。
デュース2回目、シュワルツマンにバックハンドのミスが出て錦織にブレークポイントが来ると、シュワルツマンにダブルフォルトが出て、錦織がブレークバックに成功。
第8ゲーム、錦織のスマッシュ、フォアハンドとバックハンドのウィナーなどがあり、錦織がキープ。
第9ゲーム、30-0から錦織の連続リターンエースで30-30まで行きますが、シュワルツマンのバックハンドのクロスへのウィナーと錦織のバックハンドのミスがあり、シュワルツマンがキープ。
第10ゲーム、30-15から錦織のダブルフォルト、シュワルツマンのバックハンドのクロスへの鋭いショットでのポイントがあり、30-40とシュワルツマンにセットポイント(ブレークポイント)が来ますが、錦織がすばらしいストロークの展開からネットプレーでポイントを取り、デュースへ、
デュース1回目、シュワルツマンのリターンエースが決まり、シュワルツマンにブレークポイントが来ますが、錦織がファーストサーブで凌ぎます。
デュース2回目、シュワルツマンのバックハンドのミスと錦織のサービスエースがあり、錦織がキープ。
第11ゲーム、錦織のスーパーショットなどがあり30-30まで行きますが、錦織のリターンミスなどがあり、シュワルツマンがキープ。
第12ゲーム、錦織のバックハンドのミス(0-15)、15-15から錦織のフォアハンドの連続ミスがあり、15-40とシュワルツマンにセットポイント(ブレークポイント)が来ます。
シュワルツマンの威力のリターンに対する錦織のフォアハンドがネットにかかり、シュワルツマンがブレークをして第3セットを取ります。
錦織 | 第3セット | シュワルツマン |
1 | サービスエース | 0 |
1 | ダブルフォルト | 2 |
62%(21/34) | ファーストサーブ確率 | 69%(31/45) |
67%(14/21) | 1st Serve Points Won | 61%(19/31) |
38%(5/13) | 2nd Serve Points Won | 57%(8/14) |
25%(1/4) | ブレーク / チャンス | 50%(2/4) |
6/9 | Net Points | 6/9 |
40%(18/45) | Return Points Won | 44%(15/34) |
11 | Winners | 10 |
19 | Unforced Errors | 12 |
47%(37/79) | Total Points Won | 53%(42/79) |
第4セット
第4セット | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ● | ○ | ○ | ● | ○ | ● | – | – | – | – | – | 6 | |
シュワルツマン | ○ | – | – | – | – | – | 1 | ||||||
○:キープ、●:ブレーク |
シュワルツマンのサービスで第4セット開始。
第1ゲーム、錦織のリターンミス、シュワルツマンのダブルフォルト、錦織の深いアプローチショットでのポイント、シュワルツマンのドロップショットのミスがあり、15-40と錦織にブレークポイントが来ます。
ストローク戦でシュワルツマンにバックハンドのスライスのミスが出て、錦織がブレークに成功。
第2ゲーム、錦織のダブルフォルト、錦織のスマッシュ、シュワルツマンの深いリターンでのポイント(15-30)、錦織のフォアハンドのウィナーとサービスエース(40-30)、錦織のダブルフォルトがあり、デュースへ。
デュース1回目、シュワルツマンがフォアハンドのクロスへの鋭いショットでポイントを取り、シュワルツマンにブレークポイントが来ますが、錦織が先に攻撃を仕掛けてフォアハンドの逆クロスへのウィナーを決めます。
デュース2回目、錦織の見事なフォアハンドのクロスへのウィナーとバックハンドのダウンザラインへのウィナーが決まり、錦織がキープ。
第3ゲーム、40-15からシュワルツマンの連続ダブルフォルトがあり、デュースまで行きますが、デュース2回目でシュワルツマンがキープ。
第4ゲーム、錦織がすばらしいコートカバーリングや多彩な攻めを見せ、錦織がラブゲームでキープ。
第5ゲーム、シュワルツマンのドロップショットのミス(0-15)、15-15からシュワルツマンのバックハンドのミスと錦織のベースラインギリギリに入る深いリターンでのポイントがあり、15-40と錦織にブレークポイントが来ます。
錦織の深いリターンに押されたシュワルツマンのフォアハンドが大きくサイドアウトとなり、錦織がブレークに成功。
第6ゲーム、錦織のもったいないボレーミス、バックハンドのクロスへのウィナー、サービスエース、バックハンドのミス、フォアハンドのフレームショットがあり、30-40とシュワルツマンにブレークポイントが来ますが、錦織のサーブアンドボレーが決まり(余裕のあるボレーがベースラインギリギリに落ちてヒヤリ)、デュースへ。
デュース2回目、錦織のドロップショットと見事なドロップボレーが決まり、錦織がキープ。
第7ゲーム、40-15から錦織の深いリターンでのポイント、錦織が深いリターンから先に攻撃を仕掛けてのスマッシュが決まり、デュースへ。
デュース1回目、シュワルツマンにバックハンドのミスが出て、錦織にマッチポイント(ブレークポイント)が来ますが、シュワルツマンがファーストサーブで凌ぎます。(錦織がコースを狙いすぎてのリターンミス?)
デュース2回目、錦織が深いリターンでポイントを取り、錦織にマッチポイントが来ますが、シュワルツマンがファーストサーブで凌ぎます。
デュース3回目、錦織の見事なドロップボレーが決まり、錦織にマッチポイントが来ますが、錦織にバックハンドのミスが出ます。(錦織がっくり)
デュース4回目、シュワルツマンにフォアハンドのミスが出て、錦織に4本目のマッチポイントが来ると、錦織のすばらしいストロークの展開からのフォアハンドのクロスへのウィナーが決まり、錦織がブレークをして勝利。
錦織 | 第4セット | シュワルツマン |
2 | サービスエース | 0 |
2 | ダブルフォルト | 3 |
58%(14/24) | ファーストサーブ確率 | 56%(19/34) |
93%(13/14) | 1st Serve Points Won | 42%(8/19) |
30%(3/10) | 2nd Serve Points Won | 40%(6/15) |
50%(3/6) | ブレーク / チャンス | 0%(0/2) |
8/9 | Net Points | 1/4 |
59%(20/34) | Return Points Won | 33%(8/24) |
18 | Winners | 2 |
13 | Unforced Errors | 10 |
62%(36/58) | Total Points Won | 38%(22/58) |
試合振り返り・スタッツ
第1セット、ここまでの数試合はすばらしい立ち上がりを見せていた錦織でしたが、この試合はストロークのミスが目立つなど硬さが見られ、シュワルツマンの力強いストロークに押される立ち上がりとなります。
第2ゲームで錦織のミスが絡んでシュワルツマンに先にブレークを許しますが、錦織はミスもあればすばらしいウィナーも決めるなど調子が良いのか悪いのかよく分からないままゲームが進み、錦織が第6ゲームから5ゲームを連取して第1セットを先取。
第2セットはお互いにミスが多く出る中、錦織が要所を押さえて2セット連取。
第3セット、第2ゲームで錦織のミスが絡んでシュワルツマンに先にブレークを許しますが、第7ゲームで今度はシュワルツマンのミスが絡んで錦織がブレークバックに成功。
第12ゲームでも錦織のミスが絡んでシュワルツマンにブレークを許すもったいないゲームとなり、シュワルツマンが第3セットを取ります。
第1セットからストローク戦が多い試合展開だったこともあり、第4セットに入ると錦織に疲れの色が見え始めますが、錦織は最後まで攻撃的なテニスを続け、粘るシュワルツマンを振り切って勝利。
試合前の予想通りの見応えのあるストローク戦となりましたが、錦織はフォアハンドとバックハンドの伸びのあるショットでの攻撃、ドロップショット、すばらしいタッチのボレーを見せるなどネットプレーでも多くポイントを取り、錦織の多彩な攻めが光りました。
錦織のアンフォーストエラーの数がウィナーと同じかすこし少ないくらいになっていれば言うことなしだったんですが、ストローク力のあるシュワルツマン相手に錦織らしい攻撃的なテニスで勝ち切ったことは自信につながったと思います。
錦織 | Match | シュワルツマン |
6 | サービスエース | 0 |
5 | ダブルフォルト | 9 |
61%(72/119) | ファーストサーブ確率 | 59%(88/149) |
74%(53/72) | 1st Serve Points Won | 56%(49/88) |
43%(20/47) | 2nd Serve Points Won | 51%(31/61) |
38%(8/21) | ブレーク / チャンス | 36%(4/11) |
80%(24/30) | Net Points | 57%(13/23) |
46%(69/149) | Return Points Won | 39%(46/119) |
49 | Winners | 25 |
63 | Unforced Errors | 44 |
53%(142/268) | Total Points Won | 47%(126/268) |
4031.4m | Total Distance Run | 4209.5m |
ハイライト動画
全米オープン3回戦「錦織 vs シュワルツマン」のハイライト動画です。
錦織の4回戦の対戦相手は!?
錦織圭の全米オープンの4回戦の対戦相手は、世界ランキング34位のフィリップ・コールシュライバー(34歳・ドイツ)。
過去の対戦成績は、錦織の2勝、コールシュライバーの0勝。
直近の対戦は2018年のBNLイタリア国際(クレー)の3回戦で、錦織がセットカウント2-0(6-1、6-2)で勝利しています。
順当に第4シードのA.ズベレフが4回戦に勝ち上がってくると思っていましたが、A.ズベレフを破って来たコールシュライバーの調子の良さが不気味です。
錦織がこれまでと同様に積極的に攻撃に仕掛けて行くと思いますが、もったいないミスで自滅するパターンだけは避けたいところです。
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