2018年2月第3週(2018年第7週)に開催されたATP250の2大会「ニューヨーク・オープン(ニューヨーク)」、「アルゼンチン・オープン(ブエノスアイレス)」のシード選手の結果、決勝の結果を見ていきます。
ニューヨーク・オープン(ATP250)
2018年2月12日から2月18日にニューヨーク(アメリカ)で開催されたATP250「ニューヨーク・オープン」の結果を見ていきます。
シード選手の結果
トップハーフでは、第1シードのアンダーソン選手と第5シードの錦織選手が準決勝に進出し、アンダーソン選手が錦織選手を6-1、3-6、7-6(4)のフルセットの末に破り、決勝に進出。
第3シードのイズナー選手は2回戦でアルボット選手に敗れ、初戦敗退となりました。
ボトムハーフでは、第2シードのクエリー選手と第4シードのマナリノ選手が準決勝に進出し、クエリー選手がマナリノ選手を6-7(5)、7-5、6-3のフルセットの末に破り、決勝に進出。
シード | 選手名 | Rank | 結果 |
---|---|---|---|
1 | ケビン・アンダーソン | 11位 | 優勝 |
2 | サム・クエリー | 12位 | 準優勝 |
3 | ジョン・イズナー | 18位 | 2回戦 |
4 | アドリアン・マナリノ | 25位 | ベスト4 |
5 | 錦織 圭 | 27位 | ベスト4 |
6 | ライアン・ハリソン | 44位 | 2回戦 |
7 | スティーブ・ジョンソン | 49位 | 1回戦 |
8 | ニコロズ・バシラシビリ | 61位 | 1回戦 |
※「Rank」は2018年2月12日付の世界ランキング。
決勝の結果
[1] ケビン・アンダーソン (11位) | 2 | 4 | 6 | 77 |
[2] サム・クエリー (12位) | 1 | 6 | 3 | 61 |
試合時間:2時間12分 |
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2018年のニューヨーク・オープンの決勝。
第1シードのケビン・アンダーソン選手(31歳・南アフリカ共和国)が第2シードのサム・クエリー選手(30歳・アメリカ)を4-6、6-3、7-6(1)のフルセットの末に破り、2015年8月以来となるツアー4回目の優勝を飾りました。
アンダーソン選手は2015年10月12日付のランキングで10位となり1週だけトップ10入りを果たしましたが、大会後のランキングで自己最高となる9位に上がることが決まり、トップ10復帰となります。
クエリー選手は惜しくも敗れ、ツアー11回目の優勝とはなりませんでした。
※2018年ニューヨーク・オープンの1回戦から決勝までの結果
アルゼンチン・オープン(ATP250)
2018年2月12日から2月18日にブエノスアイレス(アルゼンチン)で開催されたATP250「アルゼンチン・オープン」の結果を見ていきます。
シード選手の結果
トップハーフでは、第1シードのティエム選手が順当に勝ち上がって、決勝に進出。
第4シードのフォニーニ選手は2回戦で地元アルゼンチンのメイヤー選手に敗れ、初戦敗退となりました。
ボトムハーフでは、アルヤズ・ベデネ選手が2回戦で第3シードのラモスビノラス選手、準々決勝で第5シードのシュワルツマン選手を破るなどの活躍を見せ、決勝に進出。
第2シードのカレーニョブスタ選手は2回戦でガルシアロペス選手に敗れ、初戦敗退となりました。
また、第6シードで出場予定だったエドマンド選手は病気のため、withdrawとなりました。
シード | 選手名 | Rank | 結果 |
---|---|---|---|
1 | ドミニク・ティエム | 6位 | 優勝 |
2 | パブロ・カレーニョ ブスタ | 10位 | 2回戦 |
3 | アルベルト・ラモス ビノラス | 20位 | 2回戦 |
4 | ファビオ・フォニーニ | 22位 | 2回戦 |
5 | ディエゴ・シュワルツマン | 24位 | ベスト8 |
6 | カイル・エドマンド | 26位 | withdraw |
7 | パブロ・クエバス | 32位 | 1回戦 |
8 | フェルナンド・ベルダスコ | 40位 | 2回戦 |
※「Rank」は2018年2月12日付の世界ランキング。
決勝の結果
[1] ドミニク・ティエム (6位) | 2 | 6 | 6 | |
アルヤズ・ベデネ (51位) | 0 | 2 | 4 | |
試合時間:1時間30分 |
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2018年のアルゼンチン・オープンの決勝。
第1シードのドミニク・ティエム選手(24歳・オーストリア)がアルヤズ・ベデネ選手(28歳・スロベニア)を6-2、6-4のストレートで破り、ツアー9回目の優勝を飾りました。
ティエム選手はハードコートではなかなか結果が出ずに苦しんでいましたが、クレーコートに戻ってくると安定感のある強さを見せてくれました。
2017年のクレーコートシーズンでは赤土の王者ナダル選手を相手にすばらしい試合を繰り広げるなどの大活躍でしたが、今年のクレーコートシーズンでも期待に応える活躍を見せてくれそうです。
一方、ベデネ選手はツアー3回目の決勝でしたが、残念ながらツアー初優勝とはなりませんでした。
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