2018年2月12日から18日(2018年第7週)にロッテルダム(オランダ)で開催されるATP500「ABNアムロ世界テニス・トーナメント」の1回戦から決勝までの結果、放送予定を見ていきます。
トップ10からはフェデラー選手、ディミトロフ選手、A.ズベレフ選手、ゴファン選手が出場。
2018年 ABNアムロ世界テニス・トーナメントの結果
ATP500「ABNアムロ世界テニス・トーナメント」の結果について、試合結果が分かり次第、適宜更新していきます。
※()内の世界ランキングは、2018年2月12日付のランキングです。
1回戦
トップハーフ
第8シードのツォンガ選手がハムストリングの怪我でwithdraw。
ミュラー選手が第9シードとして第8シードの枠に移り、ラッキールーザーでアンドレアス・セッピ選手が出場となりました。
[1] ロジャー・フェデラー (2位) | 2 | 6 | 6 | |
ルベン・ビーママンズ (116位) | 0 | 1 | 2 | |
フィリップ・コールシュライバー (36位) | 2 | 3 | 77 | 77 |
カレン・ハチャノフ (48位) | 1 | 6 | 61 | 65 |
ロビン・ハーセ (42位) | 2 | 6 | 6 | |
ティエモ・デ バッカー (352位) | 0 | 2 | 2 | |
タロン・グリークスプア (259位) | 2 | 4 | 6 | 6 |
[5] スタン・ワウリンカ (13位) | 1 | 6 | 3 | 2 |
[3] アレクサンダー・ズベレフ (4位) | 2 | 6 | 6 | |
ダビド・フェレール (39位) | 0 | 4 | 3 | |
ジョアン・ソウザ (68位) | 1 | 4 | 6 | 2 |
アンドレアス・セッピ (81位) | 2 | 6 | 1 | 6 |
リシャール・ガスケ (33位) | 棄権 | 1 | ||
ピエール ユーグ・エルベール (80位) | 3 | |||
ダニール・メドベデフ (57位) | 2 | 6 | 711 | |
[9] ジレ・ミュラー (28位) | 0 | 4 | 69 | |
第5シードのワウリンカ選手、第9シードのミュラー選手は初戦敗退となりました。
ボトムハーフ
ブノワ・ペール選手が背中の怪我でwithdrawとなり、ラッキールーザーでニコラ・マユ選手が出場となりました。
[6] トマーシュ・ベルディヒ (17位) | 2 | 7 | 6 | |
ミーシャ・ズベレフ (53位) | 0 | 5 | 3 | |
ヤン レナード・ストルフ (56位) | 1 | 6 | 65 | 2 |
ビクトル・トロイツキ (67位) | 2 | 1 | 77 | 6 |
マルティン・クリザン (150位) | 0 | 3 | 64 | |
フェリシアーノ・ロペス (37位) | 2 | 6 | 77 | |
ニコラ・マユ (101位) | 0 | 1 | 3 | |
[4] ダビド・ゴファン (7位) | 2 | 6 | 6 | |
[7] リュカ・プイユ (16位) | 0 | 5 | 4 | |
アンドレイ・ルブレフ (34位) | 2 | 7 | 6 | |
ダミール・ズムル (29位) | 2 | 6 | 6 | |
マリウス・コピル (74位) | 0 | 4 | 4 | |
フェリックス・オーガー アリアシム (168位) | 1 | 2 | 6 | 5 |
フィリップ・クライノビッチ (38位) | 2 | 6 | 3 | 7 |
杉田 祐一 (41位) | 0 | 4 | 65 | |
[2] グリゴール・ディミトロフ (5位) | 2 | 6 | 77 | |
前週の南フランス・オープンで優勝を飾った第7シードのプイユ選手は、連戦の疲れが出たのか初戦敗退となりました。
杉田選手は第2シードのディミトロフ選手に敗れ、初戦敗退となりました。
第2セットでは杉田選手が優位に試合を進めてサービングフォーザセットを迎えますが、土壇場でディミトロフ選手がブレークバックに成功。
タイブレークに持ち込まれ、最後はディミトロフ選手に押し切られてしまいました。
この試合、杉田選手はストロークの安定感が抜群(アンフォーストエラー12本)で、集中力を切らさず最後まで質の高いプレーを見せていただけに、第2セットを取りきれなかったのが悔やまれる結果となりました。
2回戦
トップハーフ
[1] ロジャー・フェデラー (2位) | 2 | 710 | 7 | |
フィリップ・コールシュライバー (36位) | 0 | 68 | 5 | |
ロビン・ハーセ (42位) | 2 | 6 | 6 | |
タロン・グリークスプア (259位) | 0 | 4 | 0 | |
[3] アレクサンダー・ズベレフ (4位) | 0 | 4 | 3 | |
アンドレアス・セッピ (81位) | 2 | 6 | 6 | |
ピエール ユーグ・エルベール (80位) | 1 | 6 | 62 | 4 |
ダニール・メドベデフ (57位) | 2 | 3 | 77 | 6 |
第3シードのA.ズベレフ選手はラッキールーザーで出場のセッピ選手にストレートで敗れ、2回戦で敗退となりました。
準決勝でフェデラー選手とA.ズベレフ選手の対戦を期待していましたが、まさかのA.ズベレフ選手の敗戦でした。
ボトムハーフ
[6] トマーシュ・ベルディヒ (17位) | 2 | 6 | 6 | |
ビクトル・トロイツキ (67位) | 0 | 1 | 2 | |
フェリシアーノ・ロペス (37位) | 0 | 1 | 3 | |
[4] ダビド・ゴファン (7位) | 2 | 6 | 6 | |
アンドレイ・ルブレフ (34位) | 2 | 6 | 77 | |
ダミール・ズムル (29位) | 0 | 4 | 64 | |
フィリップ・クライノビッチ (38位) | 0 | 64 | 5 | |
[2] グリゴール・ディミトロフ (5位) | 2 | 77 | 7 | |
準々決勝
トップハーフ
[1] ロジャー・フェデラー (2位) | 2 | 4 | 6 | 6 |
ロビン・ハーセ (42位) | 1 | 6 | 1 | 1 |
アンドレアス・セッピ (81位) | 2 | 77 | 4 | 6 |
ダニール・メドベデフ (57位) | 1 | 64 | 6 | 3 |
第1シードのフェデラー選手がハーセ選手を4-6、6-1、6-1のフルセットの末に破り、準決勝進出を決めました。
そして、2月19日付の世界ランキングでフェデラー選手が2012年11月4日以来、5年106日ぶりに世界ランキング1位に返り咲くことが決定しました。
ボトムハーフ
[6] トマーシュ・ベルディヒ (17位) | 棄権 | |||
[4] ダビド・ゴファン (7位) | ||||
アンドレイ・ルブレフ (34位) | 0 | 3 | 4 | |
[2] グリゴール・ディミトロフ (5位) | 2 | 6 | 6 | |
第6シードのベルディヒ選手が病気のため準々決勝を棄権し、第4シードのゴファン選手が準決勝に進出となりました。
準決勝
[1] ロジャー・フェデラー (2位) | 2 | 6 | 77 | |
アンドレアス・セッピ (81位) | 0 | 3 | 63 | |
[4] ダビド・ゴファン (7位) | 棄権 | 3 | 1 | |
[2] グリゴール・ディミトロフ (5位) | 6 | 0 | ||
第1シードのフェデラー選手がセッピ選手を6-3、7-6(3)のストレートで破り、決勝に進出。
第4シードのゴファン選手が第2セット途中で棄権をし、第2シードのディミトロフ選手が決勝に進出。
第2セット途中、ゴファン選手がボレーをした際にボールがフレームに当って角度が変わって、ゴファン選手の左目に直撃するアクシデントが起きます。
その後、医務室に向かいましたが、ゴファン選手は試合を続行できず棄権することとなりました。
決勝
過去の対戦成績は、フェデラー選手の6勝、ディミトロフ選手の0勝。
[1] ロジャー・フェデラー (2位) | 2 | 6 | 6 | |
[2] グリゴール・ディミトロフ (5位) | 0 | 2 | 2 | |
試合時間:55分 |
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第1シードのロジャー・フェデラー選手(36歳・スイス)が第2シードのグリゴール・ディミトロフ選手(26歳・ブルガリア)を6-2、6-2のストレートで破り、ABNアムロ世界テニス・トーナメント6年ぶり3回目の優勝を飾りました。
フェデラー選手は世界ランキング1位に返り咲くためにワイルドカードをもらっての出場となりましたが、圧倒的な強さを見せての優勝でした。
フェデラー選手は2018年シーズン2回目の優勝で、ツアー通算97回目の優勝となりました。
決勝のハイライト動画
2018年 ABNアムロ世界テニス・トーナメント 決勝「フェデラー vs ディミトロフ」のハイライト動画です。
簡単に試合を振り返ります。
第1セット
ディミトロフ選手はフェデラー選手の早い攻めにもしっかりと対応し、ミスもなくキレのあるショットでウィナーを決めるなど、すばらしい立ち上がりを見せます。
第5ゲーム、ディミトロフ選手のプレーが少し落ちて、ディミトロフ選手にミスが続いたところをフェデラー選手が見逃さず、ブレークに成功。
第7ゲーム、フェデラー選手の見事なウィナー、ディミトロフ選手のダブルフォルトとミスがあり、フェデラー選手がブレークに成功。
フェデラー選手が第8ゲームをしっかりとキープして、第1セットを先取。
第2セット
第1ゲーム、ディミトロフ選手が30-0とポイントを先行しますがミスを連発し、デュース後にフェデラー選手がブレークに成功。
このゲームでディミトロフ選手が足を気にするしぐさを見せていて、どこか違和感があるのかサーブとストロークの威力が落ちていました。
第3ゲーム、ディミトロフ選手にミスもありウィナーもありという展開で、フェデラー選手にブレークポイントを握られるピンチもありましたが、ディミトロフ選手が何とかキープ。
第5ゲーム、フェデラー選手のリターンエース2本、ブレークポイントでのディミトロフ選手のダブルフォルトがあり、フェデラー選手がブレークに成功。
この後はフェデラー選手がしっかりとキープを続けて勝利。
この試合、フェデラー選手はブレークポイントを1本も与えることなく完勝の内容でした。
立ち上がりのディミトロフ選手のレベルの高いプレーを見たときはもしかしたらという感じでしたが、怪我を抱えていたのかディミトロフ選手のプレーが落ちてからは一方的な展開になってしまいました。
ドロー表(結果)
放送予定
スポナビライブ、GAORA、BS朝日での放送が予定されています。
※スポナビライブについて、2月1日に2018年シーズンのテニス配信はないとお知らせが出ていましたが、急きょATP500ロッテルダムを配信することが決まりました。
Sports navi LIVE(スポナビライブ)
スポナビライブでのLive配信について、1回戦から準々決勝まで無料、準決勝と決勝は会員限定となります。
日程 | ラウンド | 配信時間 |
---|---|---|
2月12日(月) | 1回戦 (Day) | 20:30~ |
1回戦 (Night) | 27:30~ | |
2月13日(火) | 1回戦 (Day) | 19:00~ |
1回戦 (Night) | 27:30~ | |
2月14日(水) | 1回戦・2回戦 (Day) | 19:00~ |
1回戦・2回戦 (Night) | 27:30~ | |
2月15日(木) | 2回戦 (Day) | 19:00~ |
2回戦 (Night) | 27:30~ | |
2月16日(金) | 準々決勝 1&2 (Day) | 20:30~ |
準々決勝 3&4 (Night) | 27:30~ | |
2月17日(土) | 準決勝 1 (Day) | 23:00~ |
準決勝 2 (Night) | 27:30~ | |
2月18日(日) | 決勝 | 23:30~ |
・Day:デイセッション
・Night:ナイトセッション
※スポナビライブは2018年5月31日をもってサービス終了となります(新規申し込みの受付は2月13日で終了)。
GAORA
GAORAでは、1回戦から決勝までを生中継で放送予定。
日程 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
2月12日(月) | 1回戦 | 27:30~8:30 |
2月13日(火) | 1回戦 (Day) | 19:00~26:00 |
1回戦 (Night) | 27:30~8:30 | |
2月14日(水) | 1回戦・2回戦 (Day) | 19:00~26:00 |
1回戦・2回戦 (Night) | 27:30~8:30 | |
2月15日(木) | 2回戦 (Day) | 19:00~26:00 |
2回戦 (Night) | 27:30~8:30 | |
2月16日(金) | 準々決勝 1&2 (Day) | 20:30~25:30 |
準々決勝 3&4 (Night) | 27:30~8:30 | |
2月17日(土) | 準決勝 1 (Day) | 22:58~26:00 |
準決勝 2 (Night) | 27:28~6:30 | |
2月18日(日) | 決勝 | 23:20~27:00 |
・Day:デイセッション
・Night:ナイトセッション
BS朝日
BS朝日では、決勝を録画で放送予定。
日程 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
2月18日(日) | 決勝 | 25:00~27:00 |
2月20日(火) | ハイライト | 23:00~24:00 |
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