2018年12月31日から2019年1月6日(2019年第1週)にブリスベン(オーストラリア)で開催のATP250「ブリスベン国際」。
錦織圭の2回戦の対戦相手は、世界ランキング63位のデニス・クドラ(26歳・アメリカ)。
錦織とクドラのプレイヤー情報、試合結果とスタッツを見ていきます。
プレイヤー情報
過去の対戦成績は、錦織の1勝、クドラの0勝。
過去1回の対戦は2014年のウィンブルドン(芝)の2回戦で、錦織がセットカウント3-0(6-3、6-2、6-1)で勝利しています。
※2019年1月2日時点(試合前)
錦織 圭 | クドラ | |
1 勝 | 対戦成績 | 0 勝 |
9位 (4位) | 最新ランク (最高) | 63位 (53位) |
日本 | 国籍 | アメリカ |
29歳 | 年齢 | 26歳 |
1989年12月29日 | 生年月日 | 1992年8月17日 |
178cm / 73kg | 身長 / 体重 | 180cm / 79kg |
右 / 両手 | 利き手 / バック | 右 / 両手 |
2007年 | プロ転向 | 2010年 |
0勝0敗 | 2019年成績 | 1勝0敗 |
0回 | 2019年優勝回数 | 0回 |
374勝176敗 | 通算成績 | 42勝74敗 |
11回 | 通算優勝回数 | 0回 |
2回戦「錦織 vs クドラ」の結果
1月2日(水):Show Court1の第2試合
[2] 錦織 圭 (9位) | 2 | 7 | 6 | |||
デニス・クドラ (63位) | 0 | 5 | 2 | |||
試合時間:1時間19分 |
---|
第2シードの錦織圭(29歳・日本)がデニス・クドラ(26歳・アメリカ)をセットカウント2-0(7-5、6-2)で破り、準々決勝進出を決めました。
簡単に試合を振り返ります。
第1セット
第1セット | |||||||||||||
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | 7 | |||||
クドラ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 5 | |||||||
○:キープ、●:ブレーク |
クドラのサービスで試合開始。
第1ゲーム、クドラのサービスエース、錦織のバックハンドのダウンザラインへのウィナー、錦織の厳しいコースへのリターンでのポイント(15-30)、クドラのファーストサーブでのポイント、クドラのバックハンドのダウンザラインへのウィナー(40-30)、クドラのダブルフォルトがあり、デュースへ。
デュース2回目、クドラのファーストサーブでのポイントと錦織のフォアハンドのミスがあり、クドラがキープ。
第2ゲーム、錦織のファーストサーブでのポイント、ラリー戦でのクドラのポイント、錦織の連続サービスエース(40-15)、錦織のフォアハンドの逆クロスへのウィナーがあり、錦織がキープ。
第3ゲーム、クドラのフォアハンドの深いショットでのポイント、フォアハンドのクロスへのウィナー、サービスエース(40-0)、ファーストサーブでのポイントがあり、クドラがラブゲームでキープ。
第4ゲーム、錦織のファーストサーブでのポイント、バックハンドのクロスへの角度のあるショットでのポイント、フォアハンドの逆クロスへのウィナー(40-0)、セカンドサーブでのポイントがあり、錦織がラブゲームでキープ。
第5ゲーム、クドラのバックハンドのストレートへのウィナー、錦織のドロップショットのウィナー、クドラのファーストサーブでの連続ポイント(40-15)、クドラのフォアハンドのクロスへのショットでのポイントがあり、クドラがキープ。
第6ゲーム、クドラのバックハンドの逆クロスへのリターンエース、クドラのフォアハンドのストレートへのリターンエース(0-30)、錦織のバックハンドのクロスへのウィナー、クドラのバックハンドの連続ミス(40-30)、錦織のフォアハンドのストレートへのウィナーがあり、錦織がキープ。
第7ゲーム、錦織のリターンミス、クドラのファーストサーブでのポイントとサービスエース(40-0)、ラリー戦での錦織の見事なフォアハンドのクロスへのウィナー、錦織のリターンミスがあり、クドラがキープ。
第8ゲーム、錦織のファーストサーブでのポイント、クドラの深いリターンでのポイント、クドラのリターンミス、クドラのパッシングショットでのポイント(30-30)、錦織のフォアハンドのクロスへのウィナー、クドラのバックハンドのミスがあり、錦織がキープ。
第9ゲーム、クドラのバックハンドのミス、クドラのファーストサーブでのポイント、ラリー戦でのクドラのポイント、錦織のフォアハンドのミス(40-15)、クドラのサービスエースがあり、クドラがキープ。
第10ゲーム、錦織のスマッシュのウィナー、クドラのフォアハンドの深いショットでのポイント、錦織のフォアハンドのミス(15-30)、錦織のバックハンドのダウンザラインへのショットでのポイント、ラリー戦での錦織のバックハンドのクロスへの角度のあるショットでのポイント(40-30)、クドラのリターンミスがあり、錦織がキープ。
第11ゲーム、クドラのダブルフォルト、クドラのもったいないボレーのミス、クドラのバックハンドのミスがあり、0-40と錦織にブレークポイントが来ます。
錦織が深いリターンでポイントを取り(クドラがプレーを止めてチャレンジをしますが、ギリギリイン)、錦織がブレークに成功。
第12ゲーム、錦織のサービングフォーザセット。
錦織のバックハンドの逆クロスへのショットでのポイント、錦織のフォアハンドに回り込んでのストレートへのウィナー、クドラのリターンミスがあり、40-0と錦織にセットポイントが来ます。
サーブアンドボレーに出た錦織の横を抜くクドラのリターンエース、錦織のファーストサーブでのポイントがあり、錦織が第1セットを先取。
錦織 | 第1セット | クドラ |
2 | サービスエース | 4 |
0 | ダブルフォルト | 2 |
56% (18/32) | ファーストサーブ確率 | 61% (20/33) |
72% (13/18) | 1st Serve Points Won | 85% (17/20) |
79% (11/14) | 2nd Serve Points Won | 38% (5/13) |
100% (1/1) | ブレーク / チャンス | 0% (0/0) |
75% (24/32) | Service Points Won | 67% (22/33) |
33% (11/33) | Return Points Won | 25% (8/32) |
54% (35/65) | Total Points Won | 46% (30/65) |
第2セット
第2セット | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ● | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | – | – | – | – | 6 | ||
クドラ | ○ | ○ | – | – | – | – | 2 | ||||||
○:キープ、●:ブレーク |
クドラのサービスで第2セット開始。
第1ゲーム、クドラのバックハンドのクロスへのウィナー、クドラのもったいないスマッシュのミス、錦織の厳しいコースへのリターンでのポイント、錦織のバックハンドのクロスへのパッシングショットのウィナーがあり、15-40と錦織にブレークポイントが来ます。
錦織がバックハンドのダウンザラインへのショットでポイントを取り、錦織がブレークに成功。
第2ゲーム、錦織のバックハンドのミス(ダウンザラインへのショットがサイドアウト)、錦織のファーストサーブでのポイント、クドラのフォアハンドのミス、錦織のバックハンドのダウンザラインへのウィナー(40-15)、錦織のサーブアンドボレーからのスマッシュのウィナーがあり、錦織がキープ。
第3ゲーム、錦織のドロップショットでのポイント、クドラのダブルフォルト、ラリー戦での錦織のバックハンドのミス、クドラのバックハンドのミスがあり、15-40と錦織にブレークポイントが来ます。
クドラのファーストサーブでのポイント、クドラのフォアハンドの威力のあるショットでのポイントがあり、デュースへ。
デュース1回目、錦織の見事なフォアハンドのダウンザラインへのウィナーがあり、錦織に再びブレークポイントが来ますが、錦織にリターンミスが出ます。
デュース2回目でクドラがキープ。
第4ゲーム、錦織のサービスエースと連続ダブルフォルト(15-30)、クドラのバックハンドのミス、錦織のファーストサーブでのポイント(40-30)、錦織のバックハンドのミスがあり、デュースへ。
デュース2回目、錦織のフォアハンドの逆クロスへのウィナーとサービスエースがあり、錦織がキープ。
第5ゲーム、クドラのファーストサーブでのポイントとサービスエース、クドラのフォアハンドのミス、錦織の厳しいコースへのリターンでのポイント(30-30)、クドラのバックハンドのミスがあり、30-40と錦織にブレークポイントが来ますが、ラリー戦でクドラがポイントを取り、デュースへ。
デュース1回目、クドラのファーストサーブでのポイントと錦織のリターンミスがあり、クドラがキープ。
第6ゲーム、錦織のフォアハンドのクロスへのウィナー、ファーストサーブでのポイント、連続サービスエースがあり、錦織がラブゲームでキープ。
第7ゲーム、錦織のバックハンドのストレートへの切り返しのショットでのポイント、クドラのバックハンドのミス、錦織の厳しいコースへのリターンでのポイントがあり、0-40と錦織にブレークポイントが来ます。
錦織がフォアハンドに回り込んでストレートへのショットでポイントを取り、錦織がブレークに成功。
第8ゲーム、錦織のサービングフォーザマッチ。
錦織のファーストサーブでのポイント、ボレーのウィナー、サービスエースがあり、40-0と錦織にマッチポイントが来ます。
錦織のバックハンドのミス、錦織のサーブアンドボレーのウィナーがあり、錦織が勝利。
錦織 | 第2セット | クドラ |
5 | サービスエース | 1 |
2 | ダブルフォルト | 1 |
58% (14/24) | ファーストサーブ確率 | 59% (16/27) |
100% (14/14) | 1st Serve Points Won | 56% (9/16) |
40% (4/10) | 2nd Serve Points Won | 27% (3/11) |
33% (2/6) | ブレーク / チャンス | 0% (0/0) |
75% (18/24) | Service Points Won | 44% (12/27) |
56% (15/27) | Return Points Won | 25% (6/24) |
65% (33/51) | Total Points Won | 35% (18/51) |
試合振り返り・スタッツ
第1セット、立ち上がりからクドラの調子が良く、お互いキープの展開へ。
第6ゲームで錦織のファーストサーブの入りが悪くなり、クドラの連続リターンエースで0-30とポイントを先行されるなど錦織にとっては危ないゲームでしたが、ここを錦織が何とかキープ。
錦織にブレークチャンスがなかなか来ませんでしたが、第11ゲームでクドラが隙を見せたところを錦織がしっかりとブレークをして第1セットを先取。
第2セットに入るとクドラのプレーが落ち、錦織ペースで試合が進んで錦織がストレートで勝利。
2019年シーズンの錦織の初戦(シングルス)でしたが、積極的な攻撃でウィナーを量産し、試合中のアップダウンもなく(ストロークのミスも少なく)、すばらしい内容だったと思います。
錦織 | Match | クドラ |
7 | サービスエース | 5 |
2 | ダブルフォルト | 3 |
57% (32/56) | ファーストサーブ確率 | 60% (36/60) |
84% (27/32) | 1st Serve Points Won | 72% (26/36) |
63% (15/24) | 2nd Serve Points Won | 33% (8/24) |
43% (3/7) | ブレーク / チャンス | 0% (0/0) |
75% (42/56) | Service Points Won | 57% (34/60) |
43% (26/60) | Return Points Won | 25% (14/56) |
59% (68/116) | Total Points Won | 41% (48/116) |
錦織の準々決勝の対戦相手は!?
錦織圭のブリスベン国際の準々決勝の対戦相手は、世界ランキング19位のグリゴール・ディミトロフ(27歳・ブルガリア)。
過去の対戦成績は、錦織の4勝、ディミトロフの1勝。
ハードコートでは、錦織の3勝、ディミトロフの1勝。
直近の対戦は2018年のBNLイタリア国際(クレー)の2回戦で、錦織がセットカウント2-1(6-7、7-5、6-4)で勝利しています。
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