
By: Charlie Cowins
ピエール=ユーグ・エルベール選手に関する情報をまとめました。
エルベール選手の基本情報、選手紹介、選手経歴、ツアー経歴、ランキング推移、グランドスラム成績、ツアー決勝成績、錦織選手との対戦成績です。
基本情報
※更新日:2019年5月3日 現在
名前 | ピエール=ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert) |
国籍 | フランス(FRA) |
出身地 | シルティカイム |
性別 | 男 |
生年月日 | 1991年3月18日 |
年齢 | 28歳 |
身長 | 188cm |
体重 | 75kg |
プロ転向 | 2010年 |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
コーチ | ファブリス・サントロ(Fabrice Santoro) ベンジャミン・バラレト(Benjamin Ballaret) ジャン=ロック・エルベール(Jean-Roch Herbert) |
※以下、記事内の表現に関して、シングルスに視点を置いたものとなっています。
ダブルスに関する場合は、「ダブルス」と表記しています。
選手紹介
プレースタイル
サーブ&ボレーなどネットプレーを得意とする選手。
これまでストロークではパワー系のショットではなくコントロール重視でベースラインでの打ち合いに弱かったが、キャリアを積むにつれネットプレーだけでなくストローク力も向上している。
ダブルスでの才能開花
2015年から同じフランスのニコラ・マユ選手とダブルスのペアを組み、2015年に全米オープン、2016年にウィンブルドン、2018年に全仏オープンを優勝するなど、ダブルスで大きな成功を収め、2016年には世界ランキング2位を記録。
2019年に全豪オープンを優勝し、ダブルスでキャリア・グランドスラムを達成。
ダブルスで大きな成功を収める中、2018年9月の深セン・オープン、2019年2月の南フランス・オープンで準優勝となるなどシングルスでも結果が出始め、世界ランキングもキャリアハイを更新し続けている。
選手経歴
2010年~2014年 下部ツアーでの転戦が続く
2010年にプロに転向後、下部ツアーを転戦するが、世界ランキングトップ100位を突破できず伸び悩む。
シングルスで結果が残せない中、先にダブルスで結果が出始める。
2014年10月、楽天ジャパン・オープン(ATP500)のダブルスでは、1回戦で世界ランキング1位のブライアン兄弟のペアを破り、その勢いのまま初優勝を果たす。
2015年 ツアー準優勝、ダブルスで全米オープン初優勝
2015年1月、全豪オープン(ダブルス)で準優勝。
8月、ウィンストン・セーラム・オープン(ATP250)でツアー初の決勝に進出。
決勝でアンダーソンに敗れ、準優勝。
9月、全米オープン(ダブルス)でグランドスラム初優勝を挙げる。
11月、最終戦のATPワールドツアー・ファイナルズ(ダブルス)に初出場。
2016年 ダブルスでウィンブルドン初優勝
2016年、全豪オープンとウィンブルドンで自己最高の3回戦に進出するなどの活躍があり、年末の世界ランキングは78位。
一方、ダブルスでは目覚ましい活躍を見せる。
7月、ウィンブルドン(ダブルス)を初優勝し、グランドスラム2勝目を挙げる。
ダブルスでは他に、マスターズで3勝するなど年間5勝を挙げ、世界ランキング2位を記録。
2017年 ダブルスでマスターズ優勝3回
2017年、シングルでは結果を残すことができず、年末の世界ランキングは81位。
一方、ダブルスではマスターズのBNLイタリア国際、ロジャーズ・カップ、ウエスタン&サザン・オープンを優勝する活躍を見せる。
2018年 ダブルスで全仏オープン初優勝
2018年6月、ダブルスで全仏オープン初優勝を果たす。
9月、深セン・オープンで準優勝。
2019年 ダブルスでのキャリア・グランドスラム達成
2019年1月、ダブルスで全豪オープン初優勝を果たし、ダブルスでのキャリア・グランドスラムを達成。
2月、南フランス・オープンで準優勝。
ツアー経歴(シングルス)
ツアー勝利数 | 0勝 |
キャリア通算成績 | 149戦 68勝 81敗 |
自己最高ランキング | 36位(2019年2月11日) |
ランキング推移(年末)
年 | 順位 |
---|---|
2018 | 55 |
2017 | 81 |
2016 | 78 |
2015 | 167 |
2014 | 111 |
2013 | 151 |
2012 | 257 |
2011 | 361 |
2010 | 498 |
グランドスラム成績
グランドスラム最高成績
・全豪オープン:3回戦
・全仏オープン:3回戦
・ウィンブルドン:3回戦
・全米オープン:2回戦
年 | 全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
---|---|---|---|---|
2019 | 3回戦 | |||
2018 | 1回戦 | 3回戦 | 2回戦 | 2回戦 |
2017 | 1回戦 | 2回戦 | 2回戦 | 1回戦 |
2016 | 3回戦 | 1回戦 | 3回戦 | 1回戦 |
2015 | 予選 | 予選 | 2回戦 | 1回戦 |
2014 | 予選 | 1回戦 | 1回戦 | – |
ATPツアー決勝での成績
決勝:3戦 0勝 3敗
カテゴリ | 勝 – 負 |
---|---|
グランドスラム | 0 – 0 |
ATPファイナルズ | 0 – 0 |
マスターズ1000 | 0 – 0 |
ATP500 | 0 – 0 |
ATP250 | 0 – 3 |
ツアー経歴(ダブルス)
ツアー勝利数 | 15勝 |
キャリア通算成績 | 207戦 144勝 63敗 |
自己最高ランキング | 2位(2016年7月11日) |
グランドスラム優勝 | 全豪1回、全仏1回、ウィンブルドン1回、全米1回 |
錦織選手との対戦成績
錦織 圭 | 2勝 | vs | 1勝 | ピエール=ユーグ・エルベール |
ロレックス・モンテカルロ・マスターズ 2回戦 (モンテカルロ/クレー) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (6位) | 0 | 5 | 4 | |
ピエール ユーグ・エルベール (49位) | 2 | 7 | 6 | |
ABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメント 1回戦 (ロッテルダム/ハード) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (7位) | 2 | 3 | 6 | 6 |
ピエール ユーグ・エルベール (36位) | 1 | 6 | 1 | 4 |
マイアミ・オープン 2回戦 (マイアミ/ハード) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (6位) | 2 | 6 | 77 | |
ピエール ユーグ・エルベール (107位) | 0 | 2 | 64 |
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