2019年4月14日から4月21日(2019年第16週)にモンテカルロ(モナコ)で開催されるATPツアー・マスターズ1000「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モンテカルロ・マスターズ)」。
錦織圭の2回戦の対戦相手は、世界ランキング49位のピエール ユーグ・エルベール(28歳・フランス)。
錦織とエルベールのプレイヤー情報、試合結果とスタッツを見ていきます。
プレイヤー情報
過去の対戦成績は、錦織の2勝、エルベールの0勝。
直近の対戦は2019年のABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメント(室内ハードコート)の1回戦で、錦織がセットカウント2-1(3-6、6-1、6-4)で勝利しています。
クレーコートでは初対戦となります。
※2019年4月17日時点(試合前)のデータ
錦織 圭 | エルベール | |
2 勝 | 対戦成績 | 0 勝 |
6位 (4位) | 最新ランク (最高) | 49位 (36位) |
日本 | 国籍 | フランス |
29歳 | 年齢 | 28歳 |
1989年12月29日 | 生年月日 | 1991年3月18日 |
178cm / 73kg | 身長 / 体重 | 188cm / 75kg |
右 / 両手 | 利き手 / バック | 右 / 両手 |
2007年 | プロ転向 | 2010年 |
13勝5敗 | 2019年成績 | 10勝7敗 |
1回 | 2019年優勝回数 | 0回 |
387勝181敗 | 通算成績 | 64勝79敗 |
12回 | 通算優勝回数 | 0回 |
2回戦「錦織 vs エルベール」の結果
4月17日(水):Court Rainier III 第1試合
※日本時間の4月17日(水)18時に開始予定。
[5] 錦織 圭 (6位) | 0 | 5 | 4 | |
ピエール ユーグ・エルベール (49位) | 2 | 7 | 6 | |
試合時間:1時間42分 |
---|
第5シードの錦織圭(29歳・日本)はピエール ユーグ・エルベール(28歳・フランス)にセットカウント0-2(5-7、4-6)で敗れ、初戦敗退となりました。
簡単に試合を振り返ります。
第1セット
第1セット | |||||||||||||
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 5 | |||||||
エルベール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | 7 | |||||
○:キープ、●:ブレーク |
エルベールのサービスで試合開始。
第1ゲーム、エルベールのスマッシュのウィナー、バックハンドのミス、グラウンドスマッシュのウィナー、錦織のリターンミス(40-15)、エルベールのファーストサーブでのポイントがあり、エルベールがキープ。
第2ゲーム、錦織のファーストサーブでのポイント、サービスエース、ファーストサーブでのポイント、セカンドサーブでのポイントがあり、錦織がラブゲームでキープ。
第3ゲーム、錦織のフォアハンドのミス、錦織の深いリターンからのフォアハンドの逆クロスへのウィナー、エルベールのファーストサーブでのポイント、セカンドサーブでのポイント(40-15)、ファーストサーブでのポイントがあり、エルベールがキープ。
第4ゲーム、エルベールのバックハンドのリターンエース、錦織のセカンドサーブでのポイント、錦織のフォアハンドの逆クロスへのウィナー、エルベールのフォアハンドのミス(40-15)、錦織が先に攻撃を仕掛けてのポイントがあり、錦織がキープ。
第5ゲーム、錦織のパッシングショットでのポイント、、錦織が先に攻撃を仕掛けてのポイント、バックハンドのクロスラリーでの錦織のポイントがあり、0-40と錦織にブレークポイントが来ます。
錦織のもったいないバックハンドのドライブボレーのミス、エルベールのボレーのウィナー、錦織のバックハンドのパッシングショットのミスがあり、デュースへ。
デュース1回目、エルベールにバックハンドのミスが出て、錦織にブレークポイントが来ますが、エルベールがファーストサーブで凌ぎます。
デュース2回目、錦織のリターンミス、錦織のフォアハンドのクロスへの鋭いショットでのポイント。
デュース3回目、エルベールのファーストサーブでのポイント、サービスエースがあり、エルベールがキープ。
第6ゲーム、ラリー戦での錦織のポイント、錦織のフォアハンドの連続ミス(15-30)、錦織のファーストサーブでのポイント、エルベールのリターンミス(40-30)、エルベールのリターンでのポイントがあり、デュースへ。
デュース1回目、錦織のボレーのウィナー、フォアハンドのミス。
デュース2回目、錦織のファーストサーブでのポイント、エルベールのドロップショットを錦織が上手く処理してのポイントがあり、錦織がキープ。
第7ゲーム、エルベールのフォアハンドの逆クロスへのウィナー、ラリー戦でのエルベールのポイント、錦織のリターンミス、エルベールのサービスエースがあり、エルベールがラブゲームでキープ。
第8ゲーム、エルベールのフォアハンドのリターンエース、エルベールのリターンミス、錦織のダブルフォルト(15-30)、錦織のサービスエース、錦織のパッシングショットのウィナー(40-30)、エルベールのパッシングショットのウィナーがあり、デュースへ。
デュース1回目、錦織のフォアハンドのアプローチショットでのポイント、エルベールのリターンミスがあり、錦織がキープ。
第9ゲーム、エルベールのサービスエース、錦織が深いリターンから先に攻撃を仕掛けてのポイント、エルベールのバックハンドのミス(15-30)、エルベールのファーストサーブでのポイント、錦織の深いリターンでのポイントがあり、30-40と錦織にブレークポイントが来ます。
錦織にリターンミスが出て、デュースへ。
デュース1回目、錦織のバックハンドのミス、ラリー戦でエルベールのバックハンドのミス。
デュース2回目、エルベールにダブルフォルトが出て、錦織にブレークポイントが来ますが、エルベールのフォアハンドに回り込んでのダウンザラインへのウィナー。
デュース3回目、エルベールのバックハンドのダウンザラインへのウィナー、フォアハンドのミス。
デュース4回目、エルベールのサービスエース、フォアハンドのダウンザラインへのウィナーがあり、エルベールがキープ。
第10ゲーム、エルベールのドロップショットのミス、バックハンドのミス、錦織のファーストサーブでのポイント(40-0)、エルベールのバックハンドのリターンエース、錦織のフォアハンドのクロスへの鋭いショットでのポイントがあり、錦織がキープ。
第11ゲーム、エルベールのネットプレーでのポイント、セカンドサーブでのポイント、すばらしいコートカバーリングを見せたエルベールのフォアハンドのウィナー、エルベールの見事なフォアハンドのダウンザラインへのウィナーがあり、エルベールがラブゲームでキープ。
第12ゲーム、錦織のフォアハンドの連続ミス(0-30)、錦織のフォアハンドの逆クロスへのウィナー、エルベールのフォアハンドの逆クロスへのウィナーがあり、15-40とエルベールにセットポイント(ブレークポイント)が来ます。
錦織にバックハンドのミスが出て、エルベールがブレークをして第1セットを先取。
錦織 | 第1セット | エルベール |
2 | サービスエース | 4 |
1 | ダブルフォルト | 1 |
59% (11/37) | ファーストサーブ確率 | 57% (25/44) |
64% (14/22) | 1st Serve Points Won | 76% (19/25) |
67% (10/15) | 2nd Serve Points Won | 63% (12/19) |
0% (0/6) | ブレーク / チャンス | 100% (1/1) |
5/8 | ネットポイント | 6/8 |
65% (24/37) | Service Points Won | 70% (31/44) |
30% (13/44) | Return Points Won | 35% (13/37) |
46% (37/81) | Total Points Won | 54% (44/81) |
7 | Winner 合計 | 20 |
4 | フォアハンド | 10 |
1 | バックハンド | 4 |
2 | サーブ | 6 |
14 | Unforced error 合計 | 16 |
8 | フォアハンド | 4 |
5 | バックハンド | 11 |
1 | サーブ | 1 |
第2セット
第2セット | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ○ | ○ | ○ | ○ | – | – | 4 | ||||||
エルベール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | – | – | 6 | ||||
○:キープ、●:ブレーク |
エルベールのサービスで第2セット開始。
第1ゲーム、エルベールのバックハンドのミス、錦織がリターンから先に攻撃を仕掛けてのポイント、エルベールのフォアハンドのミスがあり、0-40と錦織にブレークポイントが来ます。
錦織のフォアハンドのミス、エルベールのフォアハンドのウィナー、エルベールのグラウンドスマッシュのウィナーがあり、デュースへ。
デュース1回目、エルベールのファーストサーブでのポイント、サービスエースがあり、エルベールがキープ。
第2ゲーム、錦織のファーストサーブでのポイント、フォアハンドの逆クロスへのショットでのポイント、フォアハンドのドライブボレーのミス、バックハンドのダウンザラインへのウィナー(40-15)、錦織のフォアハンドのクロスへのウィナーがあり、錦織がキープ。
第3ゲーム、錦織のフォアハンドのミス、エルベールのファーストサーブでのポイント、錦織の深いリターンでのポイント、エルベールのファーストサーブでのポイント(40-15)、ファーストサーブでのポイントがあり、エルベールがキープ。
第4ゲーム、錦織のフォアハンドのミス、エルベールのバックハンドのミス、エルベールのドロップショットのウィナー(15-30)、錦織のフォアハンドの深いショットでのポイント、エルベールのリターンでのポイントがあり、30-40とエルベールにブレークポイントが来ます。
錦織がファーストサーブでポイントを取り、デュースへ。
デュース1回目、錦織のファーストサーブでのポイント、バックハンドのミス。
デュース2回目、錦織のファーストサーブでのポイント、バックハンドのクロスへのウィナーがあり、錦織がキープ。
第5ゲーム、エルベールのサービスエース、フォアハンドのダウンザラインへのショットでのポイント、フォアハンドのウィナー、サービスエースがあり、エルベールがラブゲームでキープ。
第6ゲーム、エルベールの深いリターンでのポイント、錦織のグラウンドスマッシュのウィナー、ファーストサーブでの連続ポイント(40-15)、錦織のバックハンドの逆クロスへのウィナーがあり、錦織がキープ。
第7ゲーム、エルベールのフォアハンドのミス、ファーストサーブでのポイント、エルベールが先に攻撃を仕掛けてのポイント、ファーストサーブでのポイント(40-15)、エルベールのフォアハンドのダウンザラインへのウィナーがあり、エルベールがキープ。
第8ゲーム、錦織のフォアハンドのミス、バックハンドのダウンザラインへのショットでのポイント、ファーストサーブでの連続ポイント(40-15)、錦織のドロップショットのウィナーがあり、錦織がキープ。
第9ゲーム、エルベールのセカンドサーブでのポイント、錦織のフォアハンドの逆クロスへのウィナー、エルベールのフォアハンドの逆クロスへのウィナー、エルベールのフォアハンドのミス(30-30)、エルベールのダブルフォルトがあり、30-40と錦織にブレークポイントが来ます。
エルベールがファーストサーブでポイントを取り、デュースへ。
デュース1回目、錦織の連続リターンミスがあり、エルベールがキープ。
第10ゲーム、エルベールのドロップショットのミス、リターンでのポイント、バックハンドのミス、フォアハンドのダウンザラインへのショットでのポイント(30-30)、エルベールの連続攻撃からのボレーのウィナーがあり、30-40とエルベールにマッチポイント(ブレークポイント)が来ます。
エルベールが積極的に攻撃を仕掛けてボレーでポイントを取り、エルベールがブレークをして勝利。
錦織 | 第2セット | エルベール |
0 | サービスエース | 3 |
0 | ダブルフォルト | 1 |
84% (26/31) | ファーストサーブ確率 | 60% (18/30) |
69% (18/26) | 1st Serve Points Won | 89% (16/18) |
40% (2/5) | 2nd Serve Points Won | 50% (6/12) |
0% (0/4) | ブレーク / チャンス | 50% (1/2) |
2/3 | ネットポイント | 7/7 |
65% (20/31) | Service Points Won | 73% (22/30) |
27% (8/30) | Return Points Won | 35% (11/31) |
46% (28/61) | Total Points Won | 54% (33/61) |
7 | Winner 合計 | 11 |
4 | フォアハンド | 6 |
3 | バックハンド | 1 |
0 | サーブ | 4 |
11 | Unforced error 合計 | 9 |
7 | フォアハンド | 3 |
4 | バックハンド | 5 |
0 | サーブ | 1 |
試合振り返り・スタッツ
第1セット、第5ゲームで錦織にブレークポイントが4本(0-40とデュース1回目)、第9ゲームで錦織にブレークポイントが2本(30-40とデュース2回目)ありましたが、どちらも錦織のもったいないミスもあり、エルベールがキープ。
第12ゲーム、錦織の連続ミス(0-30)などでエルベールにこの試合最初のブレークポイントが来ると、エルベールがワンチャンスをモノにして第1セットを先取。
第2セット、第1ゲームで錦織にブレークポイントが3本(0-40)、第4ゲームでエルベールにブレークポイントが1本(30-40)、第9ゲームで錦織にブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、お互いキープの展開が続いて行きます。
第10ゲーム、エルベールが積極的に攻撃を続けて30-40とマッチポイント(ブレークポイント)を握ると、最後も積極的なプレーを見せたエルベールがブレークをして勝利。
錦織はドバイ、インディアンウェルズ、マイアミの直近3大会で早期敗退が続き、クレーコートシーズン初戦のこのモンテカルロで何かいいきっかけをつかんでくれればと期待していましたが、2大会連続で初戦敗退となってしまいました。
厳しい状況が続いていますが、何とかこの状況を乗り越えて欲しいです。
錦織 | Match | エルベール |
2 | サービスエース | 7 |
1 | ダブルフォルト | 2 |
71% (48/68) | ファーストサーブ確率 | 58% (43/74) |
67% (32/48) | 1st Serve Points Won | 81% (35/43) |
60% (12/20) | 2nd Serve Points Won | 58% (18/31) |
0% (0/10) | ブレーク / チャンス | 67% (2/3) |
7/11 | ネットポイント | 13/15 |
65% (44/68) | Service Points Won | 72% (53/74) |
28% (21/74) | Return Points Won | 35% (24/68) |
46% (65/142) | Total Points Won | 54% (77/142) |
1582m | Total Distance Run | 1571m |
14 | Winner 合計 | 31 |
8 | フォアハンド | 16 |
4 | バックハンド | 5 |
2 | サーブ | 10 |
25 | Unforced error 合計 | 25 |
15 | フォアハンド | 7 |
9 | バックハンド | 16 |
1 | サーブ | 2 |
錦織が次に出場する大会は!?
錦織圭が次に出場する大会は、4月22日から4月28日にバルセロナ(スペイン)で開催されるATPツアー500「バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル」。
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