【2018年】ウエスタン&サザン・オープンの結果(準々決勝)


2018年8月12日から8月19日(2018年第33週)にシンシナティ(アメリカ)で開催されるマスターズ1000「ウエスタン&サザン・オープン(シンシナティ・マスターズ)」の準々決勝の結果、準々決勝後の暫定ランキング、放送予定を見ていきます。

準々決勝の対戦カードは下記の通りになりました。

<トップハーフ>
・ラオニッチ vs ジョコビッチ [10]
・[13] カレーニョ ブスタ vs チリッチ [7]

<ボトムハーフ>
・[11] ゴファン vs デルポトロ [4]
・ワウリンカ vs フェデラー [2]

雨のため3回戦の6試合がサスペンデッドとなり、ラオニッチとカレーニョ ブスタ以外の選手は3回戦と準々決勝のダブルヘッダーとなります。

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2018年 ウエスタン&サザン・オープン 準々決勝の結果

ウエスタン&サザン・オープンの準々決勝の結果です。

<日程(現地時間)>
・8月17日(金):3回戦・準々決勝

日本とシンシナティの時差:-13時間(日本の方が13時間進んでいます)

※スコアにある各選手の()内の数字は2018年8月13日付のランキングです。

トップハーフ
ミロシュ・ラオニッチ (29) 1 5 6 3
[10] ノバク・ジョコビッチ (10) 2 7 4 6
[13] パブロ・カレーニョ ブスタ (13) 0 67 4
[7] マリン・チリッチ (7) 2 79 6
 
ボトムハーフ
[11] ダビド・ゴファン (11) 2 77 77
[4] フアン マルティン・デルポトロ (3) 0 65 64
スタン・ワウリンカ (151) 1 77 66 2
[2] ロジャー・フェデラー (2) 2 62 78 6

以下、各試合の簡単な試合の振り返りです。

準々決勝「ラオニッチ vs ジョコビッチ」(トップハーフ)

過去の対戦成績は、ラオニッチの0勝、ジョコビッチの8勝。

直近の対戦は2016年のATPファイナルズ(室内ハード)のラウンドロビンで、ジョコビッチがセットカウント2-0(7-6、7-6)で勝利しています。

ミロシュ・ラオニッチ (29) 1 5 6 3
[10] ノバク・ジョコビッチ (10) 2 7 4 6
試合時間:2時間29分

第10シードのノバク・ジョコビッチ(31歳・セルビア)がミロシュ・ラオニッチ(27歳・カナダ)を7-5、4-6、6-3のフルセットの末に破り、ウエスタン&サザン・オープン3年ぶり6回目の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第2ゲームでジョコビッチにブレークポイントが5本ありましたが、デュース9回目でラオニッチが何とかキープ。

第7ゲームでラオニッチが先にブレークをして第10ゲームでサービングフォーザセットを迎えますが、ジョコビッチが土壇場でブレークバックに成功。

第12ゲーム、ジョコビッチがブレークをして第1セットを先取。

第2セット

第3ゲームでラオニッチが先にブレークに成功。

ラオニッチはブレークポイントを与えずにキープを続け、第10ゲームのサービングフォーザセットを今度はしっかりとキープをし、ラオニッチが第2セットを取ります。

ファイナルセット

第3ゲームでラオニッチが先にブレークをしますが、第4ゲームでジョコビッチがすぐにブレークバックに成功。

第8ゲームでジョコビッチがブレークをし、第9ゲームのサービングフォーザマッチをジョコビッチがキープをして勝利。

準々決勝「カレーニョ ブスタ vs チリッチ」(トップハーフ)

過去の対戦成績は、カレーニョ ブスタの0勝、チリッチの3勝。

直近の対戦は2018年のBNLイタリア国際(クレー)の準々決勝で、チリッチがセットカウント2-0(6-3、6-3)で勝利しています。

[13] パブロ・カレーニョ ブスタ (13) 0 67 4
[7] マリン・チリッチ (7) 2 79 6
試合時間:1時間43分

第7シードのマリン・チリッチ(29歳・クロアチア)が第13シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(27歳・スペイン)を7-6、6-4のストレートで破り、ウエスタン&サザン・オープン2年ぶり2回目の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第2ゲームでチリッチが先にブレークをしますが、第5ゲームでカレーニョ ブスタがブレークバックに成功。

第9ゲームでカレーニョ ブスタがブレークをして第10ゲームでサービングフォーザセットを迎えますが、チリッチが土壇場でブレークバックに成功。

タイブレークに突入。

3ポイント目でチリッチがミニブレークをし、6-5とチリッチがセットポイントを握ってサービスを迎えますが、2本ともカレーニョ ブスタがミニブレーク。

今度は7-6とカレーニョ ブスタがセットポイントを握ってサービスを迎えますが、2本ともチリッチがミニブレーク。

8-7とチリッチにセットポイントが来てのチリッチのサービス1本目、チリッチがキープをして第1セットを先取。

第2セット

お互いにブレークポイントを与えずにキープを続けて行きますが、第7ゲームでチリッチが先にブレークをします。

第10ゲーム、チリッチのサービングフォーザマッチをチリッチが危なげなくキープをして勝利。

準々決勝「ゴファン vs デルポトロ」(ボトムハーフ)

過去の対戦成績は、ゴファンの2勝、デルポトロの1勝。

直近の対戦は2018年のBNLイタリア国際(クレー)の3回戦で、第2セット途中でデルポトロが股関節を痛めて棄権をし、ゴファンが勝利しています。

[11] ダビド・ゴファン (11) 2 77 77
[4] フアン マルティン・デルポトロ (3) 0 65 64
試合時間:1時間59分

第11シードのダビド・ゴファン(27歳・ベルギー)が第4シードのフアン マルティン・デルポトロ(29歳・アルゼンチン)を7-6、7-6のストレートで破り、ウエスタン&サザン・オープン初の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第7ゲームでデルポトロにブレークポイントが1本ありましたが、お互いに安定したサービスゲームでキープを続け、タイブレークに突入。

3ポイント目でゴファンがミニブレークをしますが、4ポイント目でデルポトロがすぐにミニブレーク。

7ポイント目でゴファンがミニブレークをしますが、8ポイント目でデルポトロがすぐにミニブレーク。

11ポイント目でゴファンがミニブレークをし、6-5とゴファンがセットポイントを握ってのサービス1本目、ゴファンがキープをして第1セットを先取。

第2セット

第3ゲームでゴファンが先にブレークをしますが、第8ゲームでデルポトロがブレークバックに成功。

第10ゲームでデルポトロにセットポイント(ブレークポイント)が3本ありましたが、デュース3回目でゴファンがキープ。

タイブレークに突入。

2ポイント目と3ポイント目のゴファンのサービス2本をデルポトロが連続でミニブレークをしますが、次のデルポトロのサービス2本をゴファンが連続でミニブレーク。

8ポイント目でゴファンがミニブレーク。

6-4とゴファンがマッチポイントを握ってのサービス2本目、ゴファンの見事なバックハンドのダウンザラインへのパッシングショットが決まり、ゴファンが勝利。

準々決勝「ワウリンカ vs フェデラー」(ボトムハーフ)

過去の対戦成績は、ワウリンカの3勝、フェデラーの20勝。

直近の対戦は2017年のBNPパリバ・オープン(ハード)の決勝で、フェデラーがセットカウント2-0(6-4、7-5)で勝利しています。

スタン・ワウリンカ (151) 1 77 66 2
[2] ロジャー・フェデラー (2) 2 62 78 6
試合時間:2時間16分

第2シードのロジャー・フェデラー(37歳・スイス)がスタン・ワウリンカ(33歳・スイス)を6-7、7-6、6-2のフルセットの末に破り、ウエスタン&サザン・オープン3年ぶり8回目の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第6ゲームでフェデラーにブレークポイントが2本ありましたが、お互いキープを続けて行きます。

第12ゲームでフェデラーにセットポイント(ブレークポイント)が2本ありましたが、ここもワウリンカがピンチを凌いでキープをし、タイブレークに突入。

4ポイント目と5ポイント目のフェデラーのサービス2本をワウリンカが連続でミニブレーク。

6-2とワウリンカがセットポイントを握ってのフェデラーのサービス2本目、ワウリンカがミニブレークをして第1セットを先取。

第2セット

お互いにブレークポイントを与えずにキープが続いて行く中、第11ゲームでフェデラーにブレークポイントが1本ありましたが、第2セットもタイブレークに突入。

1ポイント目でフェデラーがミニブレークをし、その後はお互いサービス2本をキープして行きます。

6-4とフェデラーがセットポイントを握ってのサービス2本目、フェデラーにフォアハンドのミスが出て、ワウリンカがミニブレーク。

6-6のワウリンカのサービス2本目をフェデラーがミニブレークをし、7-6とフェデラーに再びセットポイントが来てのフェデラーのサービス1本目、フェデラーがキープをして第2セットを取ります。

ファイナルセット

第4ゲームでのフェデラーのブレークポイント1本はワウリンカが凌ぎましたが、第6ゲームでフェデラーが先にブレークをします。

このブレークでフェデラーの流れになると、第8ゲームもフェデラーがブレークをして勝利。

ファイナルセットの第1ゲームで雷による中断もあり、試合が終わったのは日付が変わる直前でした。

ドロー表(ベスト32・結果)

準々決勝後の暫定ランキング(トップ30)

ウエスタン&サザン・オープンの準々決勝終了時点での暫定ランキングです。

暫定
順位
選手名 基礎
point
round result 獲得
point
QF後
point
1 ナダル 10,040 棄権 0 10,040
2 フェデラー 6,480 準々決勝 360 6,840
3 デルポトロ 5,320 準々決勝 × 180 5,500
4 A.ズベレフ 4,835 2回戦 × 10 4,845
5 アンダーソン 4,525 3回戦 × 90 4,615
6 チリッチ 4,085 準々決勝 360 4,445
7 ジョコビッチ 3,445 準々決勝 360 3,805
8 ディミトロフ 3,700 3回戦 × 90 3,790
9 ティエム 3,485 棄権 0 3,485
10 ゴファン 3,075 準々決勝 360 3,435
11 イズナー 3,210 1回戦 × 10 3,220
12 C ブスタ 2,200 準々決勝 × 180 2,380
13 シュワルツマン 2,370 1回戦 × 10 2,380
14 フォニーニ 2,190 欠場 2,190
15 チチパス 2,032 1回戦 × 10 2,042
16 エドマンド 1,940 2回戦 × 45 1,985
17 プイユ 1,870 2回戦 × 45 1,915
18 ソック 1,805 1回戦 × 10 1,815
19 B アグート 1,810 欠場 1,810
20 チョリッチ 1,735 2回戦 × 45 1,780
21 錦織 圭 1,710 2回戦 × 45 1,755
22 チェッキナート 1,724 1回戦 × 10 1,734
23 チョン 1,585 2回戦 × 45 1,630
24 ズムル 1,570 1回戦 × 10 1,580
25 ラオニッチ 1,395 準々決勝 × 180 1,575
26 ガスケ 1,525 1回戦 × 10 1,535
27 ハチャノフ 1,435 3回戦 × 90 1,525
28 シャポバロフ 1,295 3回戦 × 90 1,385
29 マナリノ 1,320 2回戦 × 45 1,365
30 キリオス 1,255 3回戦 × 90 1,345

基礎ポイントについては、『 ATPランキング試算(2018年8月・シンシナティ後)』をご覧ください。

1回戦を免除された第1シードから第8シードの選手が初戦敗退(2回戦敗退)となった場合、獲得ポイントは2回戦ではなく1回戦の10ポイントとなります。

ウエスタン&サザン・オープン 獲得ポイント
ラウンド 獲得ポイント
優勝 1,000
準優勝 600
準決勝 360
準々決勝 180
3回戦 90
2回戦 45
1回戦 10

準々決勝の放送予定

GAORA、WOWOWメンバーズオンデマンドでの放送・配信が予定されています。

GAORA

GAORAでは、1回戦から決勝まで生中継で放送予定。

日付 ラウンド 放送時間
8月18日() 3回戦・準々決勝 0:00~13:00

NHK・BS1

NHKでは、BS1またはサブチャンネルのBS102chで錦織が出場する試合、準決勝と決勝を生中継で放送予定。

日付 ラウンド 放送時間
8月18日() 準々決勝 放送なし

WOWOWメンバーズオンデマンド

WOWOWでは、WOWOWメンバーズオンデマンドで1回戦から決勝までを配信予定。(大会1日目は無料配信)

2018年 ウエスタン&サザン・オープン その他の結果

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