ジル・シモン選手に関する情報をまとめました。
シモン選手の基本情報、選手紹介、選手経歴、ツアー経歴、ランキング推移、グランドスラム成績、ツアー決勝成績、錦織選手との対戦成績です。
基本情報
※更新日:2018年6月28日 現在
名前 | ジル・シモン(Gilles Simon) |
国籍 | フランス(FRA) |
出身地 | ニース |
性別 | 男 |
生年月日 | 1984年12月27日 |
年齢 | 33歳 |
身長 | 183cm |
体重 | 70kg |
プロ転向 | 2002年 |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
コーチ | – |
※以下、記事内の表現に関して、シングルスに視点を置いたものとなっています。
ダブルスに関する場合は、「ダブルス」と表記しています。
選手紹介
プレースタイル
超守備型の選手で、自ら攻撃を仕掛けることは少なく、相手のミスを誘うスタイル。
クロスラリーの展開から相手が攻撃を仕掛け、それがミスに繋がりだすと完全にシモン選手ペース。
自ら攻撃のテニスを展開して攻め崩せる力を持っている選手はいいが、シモン選手との長時間のプレーを嫌がって攻めに転じている場合は、術中にはまる可能性がある。
安定した成績を残し続けるシモン選手!?
身長183cm、体重70kgと男子テニス界では、華奢(きゃしゃ)で小柄な部類。
体格を理由にプロでは成功しないだろうと言われてきたが、世界ランキング10~20位台を長く維持し、毎年のようにツアー優勝するなど、結果を残し続けるシモン選手。
守備的なプレースタイルのためプレーに華はないかもしれないが、恵まれた体格を持っていなくても、トップ選手として活躍し続けられることを証明する選手の一人である。
選手経歴
2002年~2007年 ツアー初優勝
2002年にプロに転向後、下部ツアーで実績を積み、2006年からATPツアーに本格的に参戦。
2006年1月、全豪オープンで3回戦に進出し、世界ランキング100位を突破。
4月、バレンシア・オープンでツアー初の決勝に進出。
決勝でアルマグロ選手に敗れ、準優勝。
年末の世界ランキングは45位。
2007年2月、オープン13の決勝でバグダティス選手を破り、ツアー初優勝を挙げる。
9月、BCRルーマニア・オープンを優勝し、ツアー2勝目を挙げる。
年末の世界ランキングは22位。
2008年 世界ランキングトップ10入り
2008年、4月のハサン2世グランプリ、7月のインディアナポリス・テニス選手権を優勝。
7月、ロジャーズ・カップの2回戦で世界ランキング1位のフェデラー選手を破るなどの活躍を見せ、マスターズ初の準決勝に進出。
9月、BCRルーマニア・オープンを2連覇し、ツアー5勝目を挙げる。
10月、マドリード・マスターズの準決勝で世界ランキング1位のナダル選手を破り、マスターズ初の決勝に進出。
決勝でマレー選手に敗れ、準優勝。
11月、最終戦のテニス・マスターズ・カップに初出場し、準決勝に進出。
世界ランキング7位となり、トップ10入りを果たす。
2009年~2010年 膝を故障!?
2009年、1月5日付の世界ランキングで、自己最高の6位を記録。
1月、全豪オープンでグランドスラム初の準々決勝に進出。
9月、タイ・オープン(ATP250)を優勝し、ツアー6勝目を挙げる。
年末の世界ランキングは15位。
2010年1月、全豪オープンを膝の怪我により欠場。
2月に復帰するも、4月のマイアミ・マスターズ後に再びツアーを離脱。
6月に再度復帰を果たすと、9月のモゼール・オープン(ATP250)を優勝し、ツアー7勝目を挙げる。
年末の世界ランキング45位にまで後退。
2011年~2015年 世界ランキング10位台で安定
2011年1月、シドニー国際(ATP250)を優勝。
7月、ドイツ国際オープン(ATP500)を優勝し、ツアー9勝目を挙げる。
年末の世界ランキングは12位。
2012年4月、BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー(ATP250)を優勝し、ツアー10勝目を挙げる。
年末の世界ランキングは16位。
2013年9月、モゼール・オープン(ATP250)を優勝し、ツアー11勝目を挙げる。
年末の世界ランキングは19位。
2014年10月、上海マスターズで6年ぶりとなるマスターズ決勝に進出。
決勝でフェデラー選手に敗れ、準優勝。
年末の世界ランキングは21位。
2015年2月、オープン13(ATP250)を優勝し、ツアー12勝目を挙げる。
7月、ウィンブルドンで6年半ぶりとなるグランドスラム準々決勝に進出。
準々決勝でフェデラー選手に敗れる。
年末の世界ランキングは15位。
2016年~2017年 低迷!?
2016年、ツアーでベスト4が2回のみと結果が残せず、年末の世界ランキング25位。
2017年、1回戦や2回戦で敗退することが多くなり、年末の世界ランキング89位にまで後退。
2018年 約3年ぶりのツアー優勝
2018年1月、マハーラーシュトラ・オープン(ATP250)を優勝し、2015年2月以来となるツアー13勝目を挙げる。
5月、リヨン・オープンで準優勝。
ツアー経歴(シングルス)
ツアー勝利数 | 13勝 |
キャリア通算成績 | 760戦 440勝 320敗 |
自己最高ランキング | 6位(2009年1月5日) |
ランキング推移(年末)
年 | 順位 |
---|---|
2017 | 89 |
2016 | 25 |
2015 | 15 |
2014 | 21 |
2013 | 19 |
2012 | 16 |
2011 | 12 |
2010 | 41 |
2009 | 15 |
2008 | 7 |
2007 | 29 |
2006 | 45 |
2005 | 124 |
2004 | 177 |
2003 | 487 |
2002 | 1331 |
グランドスラム成績
グランドスラム最高成績
・全豪オープン:ベスト8
・全仏オープン:4回戦
・ウィンブルドン:ベスト8
・全米オープン:4回戦
年 | 全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
---|---|---|---|---|
2018 | 2回戦 | 3回戦 | ||
2017 | 3回戦 | 1回戦 | 2回戦 | 1回戦 |
2016 | 4回戦 | 3回戦 | 2回戦 | 2回戦 |
2015 | 3回戦 | 4回戦 | ベスト8 | 1回戦 |
2014 | 3回戦 | 3回戦 | 3回戦 | 4回戦 |
2013 | 4回戦 | 4回戦 | 1回戦 | – |
2012 | 2回戦 | 3回戦 | 2回戦 | 3回戦 |
2011 | 2回戦 | 4回戦 | 3回戦 | 4回戦 |
2010 | – | – | 3回戦 | 3回戦 |
2009 | ベスト8 | 3回戦 | 4回戦 | 3回戦 |
2008 | 3回戦 | 1回戦 | 3回戦 | 3回戦 |
2007 | 1回戦 | 2回戦 | 2回戦 | 2回戦 |
2006 | 3回戦 | 1回戦 | 1回戦 | 2回戦 |
2005 | 予選 | 1回戦 | 予選 | 予選 |
2004 | – | 予選 | – | 予選 |
ATPツアー決勝での成績
決勝:20戦 13勝 7敗
カテゴリ | 勝 – 負 |
---|---|
グランドスラム | 0 – 0 |
ATPワールドツアー・ファイナルズ | 0 – 0 |
マスターズ1000 | 0 – 2 |
ATP500 | 1 – 0 |
ATP250 | 12 – 5 |
錦織選手との対戦成績
錦織 圭 | 1勝 | vs | 0勝 | ジル・シモン |
全仏オープン 3回戦(フランス/クレー) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
錦織 圭 (21位) | 3 | 6 | 6 | 6 | ||
ジル・シモン (65位) | 0 | 3 | 1 | 3 | ||
BNPパリバ・マスターズ 3回戦(フランス/室内ハード) | ||||
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錦織 圭(16位) | 棄権 | |||
ジル・シモン(20位) | ||||
対戦成績にはカウントされません |
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