2019年4月22日から4月28日(2019年第17週)にバルセロナ(スペイン)で開催されるATPツアー500「バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル」。
錦織圭の2回戦の対戦相手は、世界ランキング58位のテイラー・フリッツ(21歳・アメリカ)。
錦織とフリッツのプレイヤー情報、試合結果とスタッツを見ていきます。
プレイヤー情報
過去の対戦成績は、錦織の1勝、フリッツの0勝。
過去1回の対戦は2016年のメンフィス・オープン(室内ハードコート)の決勝で、錦織がセットカウント2-0(6-4、6-4)で勝利しています。
※2019年4月23日時点(試合前)のデータ
錦織 圭 | フリッツ | |
1 勝 | 対戦成績 | 0 勝 |
7位 (4位) | 最新ランク (最高) | 58位 (40位) |
日本 | 国籍 | アメリカ |
29歳 | 年齢 | 21歳 |
1989年12月29日 | 生年月日 | 1997年10月28日 |
178cm / 73kg | 身長 / 体重 | 193cm / 86kg |
右 / 両手 | 利き手 / バック | 右 / 両手 |
2007年 | プロ転向 | 2015年 |
13勝6敗 | 2019年成績 | 7勝8敗 |
1回 | 2019年優勝回数 | 0回 |
387勝182敗 | 通算成績 | 59勝64敗 |
12回 | 通算優勝回数 | 0回 |
2回戦「錦織 vs フリッツ」の結果
4月23日(火):PISTA RAFA NADAL 第1試合
※日本時間の4月23日(火)18時に開始予定。
[4] 錦織 圭 (7位) | 2 | 7 | 6 | |
テイラー・フリッツ (58位) | 0 | 5 | 2 | |
試合時間:1時間41分 |
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第4シードの錦織圭(29歳・日本)がテイラー・フリッツ(21歳・アメリカ)をセットカウント2-0(7-5、6-2)で破り、3回戦進出を決めました。
簡単に試合を振り返ります。
第1セット
第1セット | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ● | ○ | 7 | |||||
フリッツ | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | 5 | |||||||
○:キープ、●:ブレーク |
フリッツのサービスで試合開始。
第1ゲーム、フリッツのフォアハンドのダウンザラインへのウィナー、ファーストサーブでのポイント、バックハンドのクロスへのウィナー(40-0)、錦織のリターンでのポイント、錦織が先に攻撃を仕掛けてのポイント、錦織のバックハンドのダウンザラインへのウィナーがあり、デュースへ。
デュース1回目、フリッツのフォアハンドのクロスへのショットでのポイント、錦織のバックハンドのミスがあり、フリッツがキープ。
第2ゲーム、錦織のバックハンドのクロスへのウィナー、ラリー戦での錦織のポイント、フリッツのフォアハンドのクロスへのウィナー、フリッツのバックハンドのミス(40-15)、フリッツのフォアハンドのリターンエース、フリッツのリターンでのポイントがあり、デュースへ。
デュース1回目、フリッツのリターンミス、フリッツのフォアハンドの深いショットでのポイント。
デュース2回目、フリッツのフォアハンドのミス、錦織のバックハンドのミス。
デュース3回目、錦織のファーストサーブでのポイント、錦織のバックハンドのミス。
デュース4回目、錦織のバックハンドのダウンザラインへのショットでのポイント、フリッツのリターンでのポイント。
デュース5回目、錦織のファーストサーブでのポイント、フリッツのリターンミスがあり、錦織がキープ。
第3ゲーム、フリッツのサービスエース、錦織の深いリターンでのポイント、フォアハンドのミス、フォアハンドに回り込んでのダウンザラインへのショットでのポイント(30-30)、フリッツのファーストサーブでのポイント(40-30)、錦織の見事なバックハンドのダウンザラインへのウィナーがあり、デュースへ。
デュース1回目、フリッツのバックハンドのクロスへのウィナー、錦織のリターンミスがあり、フリッツがキープ。
第4ゲーム、錦織にとってアンラッキーなコードボールでのフリッツのポイント、錦織のフォアハンドのクロスへのショットでのポイント、錦織のフォアハンドのミス(15-30)、錦織のファーストサーブでのポイント、錦織のフォアハンドのミスがあり、30-40とフリッツにブレークポイントが来ます。
錦織がフォアハンドのクロスへのショットでポイントを取り、デュースへ。
デュース1回目、錦織にフォアハンドのミスが出て、フリッツにブレークポイントが来ます。
フリッツが深いリターンでポイントを取り、フリッツがブレークに成功。
第5ゲーム、フリッツのファーストサーブでの連続ポイント、フォアハンドの逆クロスへのショットでのポイント、ファーストサーブでのポイントがあり、フリッツがラブゲームでキープ。
第6ゲーム、ラリー戦での錦織のポイント、フリッツのリターンでのポイント、錦織のフォアハンドの逆クロスへのウィナー、ダブルフォルト(30-30)、セカンドサーブでのポイント(40-30)、フリッツのバックハンドの深いショットでのポイントがあり、デュースへ。
デュース1回目、錦織のファーストサーブでのポイント、フリッツのバックハンドのパッシングショットのウィナー。
デュース2回目、錦織のフォアハンドのクロスへのウィナー、ラリー戦でのフリッツのポイント。
デュース3回目、錦織のファーストサーブでのポイント、フリッツのリターンミスがあり、錦織がキープ。
第7ゲーム、ラリー戦でフリッツのバックハンドのミス、ラリー戦でのフリッツのポイント、錦織のバックハンドのクロスへの深いショットでのポイント(15-30)、フリッツのセカンドサーブでのポイント、フォアハンドのクロスへのウィナー(40-30)、錦織のリターンでのポイントがあり、デュースへ。
デュース1回目、錦織のバックハンドの逆クロスへのリターンエースが決まり、錦織にブレークポイントが来ます。
フリッツの攻撃に対して錦織が食らいついてフリッツのフォアハンドのミスを誘い、錦織がブレークバックに成功。
第8ゲーム、錦織のフォアハンドのクロスへのウィナー、ダブルフォルト、バックハンドのミス(15-30)、良いディフェンスを見せた錦織のバックハンドのパッシングショットでのポイント、フリッツのバックハンドのミス(40-30)、錦織のフォアハンドのクロスへの深いショットでのポイントがあり、錦織がキープ。
第9ゲーム、フリッツが先に攻撃を仕掛けてのポイント、フリッツのバックハンドのミス、チャンスボールでのフリッツのフォアハンドのミス(15-30)、錦織のフォアハンドのミス、フリッツのサービスエース(40-30)、錦織のフォアハンドのドライブボレーのウィナーがあり、デュースへ。
デュース1回目、フリッツにフォアハンドのミスが出て、錦織にブレークポイントが来ますが、フリッツがファーストサーブで凌ぎます。
デュース2回目、フリッツのサービスエース、錦織のフォアハンドのクロスへのショットでのポイント。
デュース3回目、フリッツのファーストサーブでのポイント、錦織の深いリターンでのポイント。
デュース4回目、フリッツの連続サービスエースがあり、フリッツがキープ。
第10ゲーム、錦織のファーストサーブでのポイント、フォアハンドのミス、バックハンドの逆クロスへのウィナー、ファーストサーブでのポイント(40-15)、錦織のフォアハンドのダウンザラインへのウィナーがあり、錦織がキープ。
第11ゲーム、ラリー戦でフリッツのバックハンドの連続ミス(0-30)、フリッツのバックハンドのミスがあり、0-40と錦織にブレークポイントが来ます。
フリッツのフォアハンドの逆クロスへのショットでのポイントで15-40となった後、錦織がフォアハンドのクロスへの鋭いショットでポイントを取り、錦織がブレークに成功。
第12ゲーム、錦織のサービングフォーザセット。
錦織のフォアハンドのクロスへのウィナー、フリッツのフォアハンドのダウンザラインへのウィナー、錦織のフォアハンドのミス(15-30)、フォアハンドのクロスラリーでフリッツのフォアハンドのミス、フリッツのリターンでのポイントがあり、30-40とフリッツにブレークポイントが来ます。
錦織のドロップショットのウィナーが決まり、デュースへ。
デュース1回目、錦織のバックハンドのダウンザラインへのショットでのポイント、フリッツのリターンミスがあり、錦織がキープをして第1セットを先取。
フリッツは足の付け根あたりに違和感があるようで、トレーナーを呼んで状態を見てもらいます。
錦織 | 第1セット | フリッツ |
0 | サービスエース | 5 |
2 | ダブルフォルト | 0 |
56% (31/55) | ファーストサーブ確率 | 64% (30/47) |
68% (21/31) | 1st Serve Points Won | 73% (22/30) |
46% (11/24) | 2nd Serve Points Won | 24% (4/17) |
50% (2/4) | ブレーク / チャンス | 33% (1/3) |
2/3 | ネットポイント | 0/3 |
58% (32/55) | Service Points Won | 55% (26/47) |
45% (21/47) | Return Points Won | 42% (23/55) |
52% (53/102) | Total Points Won | 48% (49/102) |
12 | Winner 合計 | 14 |
6 | フォアハンド | 5 |
6 | バックハンド | 4 |
0 | サーブ | 5 |
16 | Unforced error 合計 | 20 |
10 | フォアハンド | 11 |
4 | バックハンド | 9 |
2 | サーブ | 0 |
第2セット
第2セット | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ○ | ● | ○ | ● | ○ | ○ | – | – | – | – | 6 | ||
フリッツ | ○ | ○ | – | – | – | – | 2 | ||||||
○:キープ、●:ブレーク |
フリッツのサービスで第2セット開始。
第1ゲーム、フリッツのフォアハンドの逆クロスへのショットでのポイント、錦織のフォアハンドのミス、フリッツのパッシングショットのウィナー(40-0)、錦織のフォアハンドのリターンエース、リターンでのポイント(40-30)、フリッツのバックハンドの深いショットでのポイントがあり、フリッツがキープ。
フリッツがメディカルタイムアウトを取り、コート外で治療を受けます。
第2ゲーム、錦織のファーストサーブでのポイント、フリッツのリターンでのポイント、錦織のファーストサーブでのポイント、フォアハンドのクロスへのショットでのポイント(40-15)、錦織にとってアンラッキーなコードボールでのフリッツのポイント、錦織のバックハンドのストレートへのショットでのポイントがあり、錦織がキープ。
第3ゲーム、錦織のスマッシュのウィナー、フォアハンドの逆クロスへのウィナー(0-30)、フリッツのファーストサーブでのポイント、錦織が先に攻撃を仕掛けてのポイントがあり、15-40と錦織にブレークポイントが来ます。
錦織のもったいないフォアハンドのミスで30-40となった後、錦織の見事なバックハンドのダウンザラインへのウィナーが決まり、錦織がブレークに成功。
第4ゲーム、フリッツのリターンミス、ラリー戦でのフリッツのポイント、フリッツの連続攻撃でのポイント(15-30)、フリッツのフォアハンドのミス、リターンミス(40-30)、フリッツのリターンミスがあり、錦織がキープ。
第5ゲーム、錦織のバックハンドのダウンザラインへのショットでのポイント、フォアハンドのウィナー(0-30)、フリッツのファーストサーブでのポイント、サービスエース、バックハンドのミスがあり、30-40と錦織にブレークポイントが来ます。
錦織がドロップショットでポイントを取り、錦織がブレークに成功。
第6ゲーム、ラリー戦での錦織のポイント、錦織のダブルフォルト、フリッツの深いリターンでのポイント(15-30)、錦織のセカンドサーブでのポイント、ファーストサーブでのポイント(40-30)、ラリー戦での錦織のポイントがあり、錦織がキープ。
第7ゲーム、錦織の深いリターンでのポイント、リターンミス、フリッツのファーストサーブでのポイント、フォアハンドに回り込んでのダウンザラインへのショットでのポイント(40-15)、錦織のバックハンドのクロスへの鋭いショットでのポイント、フリッツのフォアハンドのミスがあり、デュースへ。
デュース1回目、フリッツの連続サービスエースがあり、フリッツがキープ。
第8ゲーム、錦織のサービングフォーザマッチ。
フリッツのフォアハンドのミス、バックハンドのリターンエース、錦織のサービスエース、フリッツのリターンミスがあり、40-15と錦織にマッチポイントが来ます。
錦織がバックハンドのクロスへの鋭いショットでポイントを取り、錦織がキープをして勝利。
錦織 | 第2セット | フリッツ |
1 | サービスエース | 3 |
1 | ダブルフォルト | 0 |
65% (15/23) | ファーストサーブ確率 | 58% (15/26) |
67% (10/15) | 1st Serve Points Won | 67% (10/15) |
75% (6/8) | 2nd Serve Points Won | 27% (3/11) |
67% (2/3) | ブレーク / チャンス | 0% (0/0) |
2/3 | ネットポイント | 1/2 |
70% (16/23) | Service Points Won | 50% (13/26) |
50% (13/26) | Return Points Won | 30% (7/23) |
59% (29/49) | Total Points Won | 41% (20/49) |
5 | Winner 合計 | 6 |
3 | フォアハンド | 1 |
1 | バックハンド | 2 |
1 | サーブ | 3 |
6 | Unforced error 合計 | 12 |
3 | フォアハンド | 5 |
2 | バックハンド | 7 |
1 | サーブ | 0 |
試合振り返り・スタッツ
第1セット、フリッツがリターンから積極的に攻撃を仕掛けて錦織にプレッシャーをかけて行き、第4ゲームで錦織のミスが絡んでフリッツが先にブレークに成功。
フリッツの攻撃に対して錦織はなかなかリズムをつかめない状況でしたが、第7ゲームで良いリターンとディフェンスを見せた錦織がブレークバックに成功。
徐々に錦織のプレーが良くなって行く中、第11ゲームでフリッツが隙を見せたところを錦織が見逃さずにブレークに成功。
第12ゲームのサービングフォーザセットでフリッツにブレークポイントを握られましたが、錦織がドロップショットでピンチを凌ぎ、第1セットを先取。
第2セット、ストロークの安定感が出てきた錦織が先に攻撃を仕掛ける展開が増え、第3ゲームで錦織が先にブレークに成功。
第5ゲームも錦織がブレークをし、サービスゲームではブレークポイントを与えずにキープを続けて錦織が勝利。
1ヶ月ぶりの勝利となりましたが、この勝利をきっかけに錦織の調子が上向いて行ってくれればなと思います。
錦織 | Match | フリッツ |
1 | サービスエース | 8 |
3 | ダブルフォルト | 0 |
59% (46/78) | ファーストサーブ確率 | 62% (45/73) |
67% (31/46) | 1st Serve Points Won | 71% (32/45) |
53% (17/32) | 2nd Serve Points Won | 25% (7/28) |
57% (4/7) | ブレーク / チャンス | 33% (1/3) |
4/6 | ネットポイント | 1/5 |
62% (48/78) | Service Points Won | 53% (39/73) |
47% (34/73) | Return Points Won | 38% (30/78) |
54% (82/151) | Total Points Won | 46% (69/151) |
17 | Winner 合計 | 20 |
9 | フォアハンド | 6 |
7 | バックハンド | 6 |
1 | サーブ | 8 |
22 | Unforced error 合計 | 32 |
13 | フォアハンド | 16 |
6 | バックハンド | 16 |
3 | サーブ | 0 |
錦織の3回戦の対戦相手は!?
錦織圭のバルセロナ・オープンの3回戦の対戦相手は、世界ランキング31位のフェリックス・オジェ アリアシム(18歳・カナダ)。
過去に対戦はなく、初対戦となります。
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