2018年2月第2週(2018年第6週)に開催されたATP250の3大会「南フランス・オープン(モンペリエ)」、「ソフィア・オープン(ソフィア)」、「エクアドル・オープン(キト)」のシード選手の結果、決勝の結果を見ていきます。
南フランス・オープン(ATP250)
2018年2月5日から2月11日にモンペリエ(フランス)で開催されたATP250「南フランス・オープン」の結果を見ていきます。
シード選手の結果
トップハーフでは、第1シードのゴファン選手と第5シードのガスケ選手が準決勝に進出。
ガスケ選手がゴファン選手を6-4、0-6、6-3のフルセットの末に破り、南フランス・オープンでは2013年から6年連続で決勝に進出。
ボトムハーフでは、第2シードのプイユ選手と第3シードのツォンガ選手が準決勝に進出し、準決勝でツォンガ選手が試合途中で棄権となり、プイユ選手が決勝に進出。
ツォンガ選手は第1セットを6-1で取り、第2セットも試合を優位に進めていましたが、左太ももの肉離れで棄権となりました。
第8シードの杉田選手は1回戦でジョン・ミルマン選手に7-5、3-6、4-6のフルセットの末に敗れ、初戦敗退となりました。
シード | 選手名 | Rank | 結果 |
---|---|---|---|
1 | ダビド・ゴファン | 7位 | ベスト4 |
2 | リュカ・プイユ | 17位 | 優勝 |
3 | ジョーウィルフリード・ツォンガ | 19位 | ベスト4 |
4 | ダミール・ズムル | 30位 | ベスト8 |
5 | リシャール・ガスケ | 33位 | 準優勝 |
6 | アンドレイ・ルブレフ | 36位 | ベスト8 |
7 | ダビド・フェレール | 39位 | 1回戦 |
8 | 杉田 祐一 | 41位 | 1回戦 |
※「Rank」は2018年2月5日付の世界ランキング。
決勝の結果
[5] リシャール・ガスケ (33位) | 0 | 62 | 4 | |
[2] リュカ・プイユ (17位) | 2 | 77 | 6 | |
試合時間:1時間26分 |
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2018年の南フランス・オープンの決勝。
第2シードのリュカ・プイユ選手(23歳・フランス)が第5シードのリシャール・ガスケ選手(31歳・フランス)を7-6(2)、6-4のストレートで破り、ツアー5回目の優勝を飾りました。
今シーズン、プイユ選手は全豪オープンで初戦敗退となり、デビスカップでも出場を直前で回避するなど状態が心配されましたが、今大会では安定したプレーを見せ、この決勝ではサーブが好調でガスケ選手に付け入る隙を与えないテニスを見せていました。
2017年シーズンはツアー3回の優勝をあげる一方であっさりと早いラウンドで負けてしまうなど、調子の波が激しかったプイユ選手ですが、今後さらにランキングを上げていくためにも安定して高いパフォーマンスを発揮していけるかに注目です。
2013年から6年連続での決勝進出を果たしたガスケ選手ですが、決勝で2017年はA.ズベレフ選手、2018年はプイユ選手と若手の勢いに押されてしまう結果となり、2年連続で準優勝に終わりました。(南フランス・オープン決勝6回、優勝3回)
ソフィア・オープン(ATP250)
2018年2月5日から2月11日にソフィア(ブルガリア)で開催されたATP250「ソフィア・オープン」の結果を見ていきます。
シード選手の結果
トップハーフでは、予選から勝ち上がってきたミルザ・バシッチ選手が2回戦で第4シードのコールシュライバー選手、準決勝で第1シードのワウリンカ選手を破る活躍を見せ、ツアー初の決勝に進出。
ボトムハーフでは、マリウス・コピル選手が1回戦で第5シードのハーセ選手、準々決勝で第3シードのミュラー選手を破る活躍を見せ、ツアー初の決勝に進出。
シード | 選手名 | Rank | 結果 |
---|---|---|---|
1 | スタン・ワウリンカ | 15位 | ベスト4 |
2 | アドリアン・マナリノ | 25位 | 2回戦 |
3 | ジレ・ミュラー | 28位 | ベスト8 |
4 | フィリップ・コールシュライバー | 35位 | 2回戦 |
5 | ロビン・ハーセ | 42位 | 1回戦 |
6 | ビクトル・トロイツキ | 67位 | ベスト8 |
7 | ジョアン・ソウザ | 68位 | 2回戦 |
8 | エフゲニー・ドンスコイ | 71位 | 1回戦 |
※「Rank」は2018年2月5日付の世界ランキング。
決勝の結果
ミルザ・バシッチ (129位) | 2 | 78 | 64 | 6 |
マリウス・コピル (93位) | 1 | 66 | 77 | 4 |
試合時間:2時間18分 |
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2018年のソフィア・オープンの決勝。
ミルザ・バシッチ選手(26歳・ボスニア・ヘルツェゴビナ)がマリウス・コピル選手(27歳・ルーマニア)を7-6(6)、6(4)-7、6-4のフルセットの末に破り、ツアー初優勝を飾りました。
お互いツアー初の決勝進出でツアー初優勝をかけての戦いとなりましたが、予選から勝ち上がってきたバシッチ選手が大熱戦の末に勝利。
エクアドル・オープン(ATP250)
2018年2月5日から2月11日にキト(エクアドル)で開催されたATP250「エクアドル・オープン」の結果を見ていきます。
シード選手の結果
トップハーフでは、第1シードのカレーニョ ブスタ選手が2回戦で予選勝者のアンドレイ・マーティン選手に敗れ、初戦敗退となりました。
シードダウンが相次ぐ中、予選から勝ち上がってきたロベルト・カルバレス バエナ選手が2回戦で第4シードのロレンツィ選手を破るなどの活躍を見せ、ツアー初の決勝に進出。
ボトムハーフでは、第2シードのラモス ビノラス選手がしっかりと勝ち上がり、決勝に進出。
大会4連覇を狙った第6シードのエストレーリャ ブルゴス選手は2回戦でジェラルド・メルツァー選手に6-4、1-6、4-6のフルセットの末に敗れました。
シード | 選手名 | Rank | 結果 |
---|---|---|---|
1 | パブロ・カレーニョ ブスタ | 10位 | 2回戦 |
2 | アルベルト・ラモス ビノラス | 21位 | 準優勝 |
3 | ガエル・モンフィス | 43位 | ベスト8 |
4 | パオロ・ロレンツィ | 46位 | 2回戦 |
5 | オラシオ・セバジョス | 66位 | 1回戦 |
6 | ビクトル・エストレーリャ ブルゴス | 86位 | 2回戦 |
7 | イボ・カルロビッチ | 90位 | 2回戦 |
8 | ニコラス・ジャリ | 95位 | ベスト8 |
※「Rank」は2018年2月5日付の世界ランキング。
決勝の結果
ロベルト・カルバレス バエナ (107位) | 2 | 6 | 4 | 6 |
[2] アルベルト・ラモス ビノラス (21位) | 1 | 3 | 6 | 4 |
試合時間:2時間25分 |
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2018年のエクアドル・オープンの決勝。
ロベルト・カルバレス バエナ選手(24歳・スペイン)が第2シードのアルベルト・ラモス ビノラス選手(30歳・スペイン)を6-3、4-6、6-4のフルセットの末に破り、ツアー初優勝を飾りました。
カルバレス バエナ選手は予選から勝ち上がり、ツアー初の決勝進出で初優勝を挙げました。
一方、ラモス ビノラス選手は惜しくも敗れ、2016年7月のスウェーデン・オープン以来となるツアー2勝目とはなりませんでした。(ツアー決勝6回、優勝1回)
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