2018年4月第2週(2018年第15週)に開催されるATP250の2大会「全米男子クレーコート選手権(ヒューストン)」、「ハサン2世グランプリ(マラケシュ)」のシード選手の結果、決勝の結果を見ていきます。
全米男子クレーコート選手権(ATP250)
2018年4月9日から4月15日にヒューストン(アメリカ)で開催されたATP250「全米男子クレーコート選手権」の結果を見ていきます。
シード選手の結果
トップハーフでは、第6シードのスティーブ・ジョンソンが準々決勝で第1シードのジョン・イズナー、準決勝でアメリカ期待の若手のテイラー・フリッツを破り、2年連続で決勝に進出。
ボトムハーフでは、シード勢の苦戦が続く中、第8シードのテニーズ・サンドグレンがツアー初の決勝に進出。
第2シードのサム・クエリーは2回戦でギド・ページャに敗れ、初戦敗退となりました。
日本勢ではダニエル太郎と西岡良仁(予選通過)が出場しましたが、1回戦でダニエル太郎はイボ・カルロビッチ、西岡良仁はオラシオ・セバジョスに敗れ、両選手とも初戦敗退となりました。
シード | 選手名 | Rank | 結果 |
---|---|---|---|
1 | ジョン・イズナー | 9位 | ベスト8 |
2 | サム・クエリー | 14位 | 2回戦 |
3 | ジャック・ソック | 16位 | ベスト8 |
4 | ニック・キリオス | 24位 | ベスト8 |
5 | フェルナンド・ベルダスコ | 36位 | 1回戦 |
6 | スティーブ・ジョンソン | 51位 | 優勝 |
7 | ライアン・ハリソン | 54位 | 2回戦 |
8 | テニーズ・サンドグレン | 56位 | 準優勝 |
※「Rank」は2018年4月9日付の世界ランキング。
決勝の結果
[6] スティーブ・ジョンソン (51位) | 2 | 77 | 2 | 6 |
[8] テニーズ・サンドグレン (56位) | 1 | 62 | 6 | 4 |
試合時間:2時間21分 |
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2018年の全米男子クレーコート選手権の決勝。
第6シードのスティーブ・ジョンソン(28歳・アメリカ)が第8シードのテニーズ・サンドグレン(26歳・アメリカ)を7-6(2)、2-6、6-4のフルセットの末に破り、全米男子クレーコート選手権2連覇を達成。
ジョンソンは2017年の全米男子クレーコート選手権以来となるツアー3回目の優勝となりました。
一方、サンドグレンはツアー初の決勝での初優勝とはなりませんでした。
ハサン2世グランプリ(ATP250)
2018年4月9日から4月15日にマラケシュ(モロッコ)で開催されたATP250「ハサン2世グランプリ」の結果を見ていきます。
シード選手の結果
トップハーフでは、シード勢が早々に姿を消す中、プロテクトランキングでの出場となった世界ランキング355位のパブロ・アンドゥハルが決勝に進出。
ボトムハーフでは、第2シードのカイル・エドマンドが準決勝で第4シードのリシャール・ガスケを破り、ツアー初の決勝に進出。
シード | 選手名 | Rank | 結果 |
---|---|---|---|
1 | アルベルト・ラモス ビノラス | 23位 | 2回戦 |
2 | カイル・エドマンド | 26位 | 準優勝 |
3 | フィリップ・コールシュライバー | 34位 | 1回戦 |
4 | リシャール・ガスケ | 38位 | ベスト4 |
5 | ロビン・ハーセ | 44位 | 1回戦 |
6 | ブノワ・ペール | 47位 | 1回戦 |
7 | アレクサンドル・ドルゴポロフ | 52位 | 1回戦 |
8 | ミーシャ・ズベレフ | 55位 | 2回戦 |
※「Rank」は2018年4月9日付の世界ランキング。
決勝の結果
パブロ・アンドゥハル (355位) | 2 | 6 | 6 | |
[2] カイル・エドマンド (26位) | 0 | 2 | 2 | |
試合時間:1時間21分 |
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2018年のハサン2世グランプリの決勝。
パブロ・アンドゥハル(32歳・スペイン)が第2シードのカイル・エドマンド(23歳・イギリス)を6-2、6-2のストレートで破り、2014年以来となるツアー4回目の優勝を飾りました。
3度の手術を受けるなど2年半ほど怪我に苦しんできたアンドゥハルですが、2017年は怪我でツアー大会への出場はなく、プロテクトランキングを使って今シーズンからツアーに復帰。
そして、今大会の前の週に開催されたチャレンジャー大会で優勝をすると、その勢いのまま今大会でも快進撃を見せ、見事な復活優勝となりました。
一方、エドマンドはツアー初の決勝での初優勝とはなりませんでした。
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