3月のマスターズ2連戦のBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)とマイアミ・オープン(マイアミ)は、どちらもフェデラー選手が優勝という結果に終わりました。
まずは、2017年のマイアミの結果とATPランキング(4月3日付)を振り返ります。
その後にトップ20の選手について、4月の出場予定、4月分の失効ポイント、失効後の暫定ランキングを紹介します。
2017年マイアミの結果
まずは、トップ20の2017年のマイアミ・オープンの結果を振り返ります。
世界ランキング1位のマレー選手と2位のジョコビッチ選手が欠場となり、誰がこのチャンスをつかむのかという中で幕を明けたマイアミ・オープン。
結果は、フェデラー選手がインディアンウェルズに続いてマイアミでも優勝。
世界ランキングは6位から4位へ。
3回戦でデルポトロ選手と対戦するなど他のトップ選手と比べるとタフなドローだったにも関わらず、誰もフェデラー選手を止めることはできませんでした。
また、準優勝となったナダル選手が7位から5位へ。
準々決勝で敗退となった錦織選手は、4位から7位へ後退。
ソック選手はベスト8と結果を残し、ここでも自己最高を更新して15位。
順位 | 選手名 | 4月3日 point |
マイアミ | 獲得 point |
---|---|---|---|---|
1 | マレー | 11,960 | 欠場 | 0 |
2 | ジョコビッチ | 7,915 | 欠場 | 0 |
3 | ワウリンカ | 5,785 | 4回戦 | 90 |
4 | フェデラー | 5,305 | 優勝 | 1,000 |
5 | ナダル | 4,735 | 準優勝 | 600 |
6 | ラオニッチ | 4,345 | 3回戦 | 45 |
7 | 錦織 圭 | 4,310 | ベスト8 | 180 |
8 | チリッチ | 3,385 | 2回戦 | 10 |
9 | ティエム | 3,385 | 2回戦 | 10 |
10 | ツォンガ | 3,265 | 欠場 | 0 |
11 | モンフィス | 3,010 | 欠場 | 0 |
12 | ディミトロフ | 2,880 | 2回戦 | 10 |
13 | ベルディヒ | 2,790 | ベスト8 | 180 |
14 | ゴフィン | 2,705 | 4回戦 | 90 |
15 | ソック | 2,510 | ベスト8 | 180 |
16 | キリオス | 2,425 | ベスト4 | 360 |
17 | プイユ | 2,376 | 2回戦 | 10 |
18 | バウティスタ アグート | 2,190 | 4回戦 | 90 |
19 | カレーニョ ブスタ | 2,025 | 2回戦 | 10 |
20 | A.ズベレフ | 2,005 | ベスト8 | 180 |
※「4月3日point」は、2017年4月3日付のATPランキングのポイント。
トップ20の4月の出場予定
はじめに、4月からクレーシーズンに入りますが、フェデラー選手はクレーシーズンでは全仏オープン以外の大会を欠場することを発表しています。
それでは、トップ20の4月の出場予定を見ていきます。
第2週は、デビスカップのワールドグループ準々決勝が開催。
トップ20の選手の中で出場予定となっている選手もいますが、ここは省略します。
第3週は、ATP250の大会が2つ開催。
地元アメリカのヒューストン大会にソック選手が出場予定となっています。
第4週は、マスターズ1000のモンテカルロ大会が開催されますが、出場義務大会ではないため、例年通り錦織選手は不出場となります。
トップ選手のほとんどがモンテカルロからクレーシーズン始動。
第5週は、ATP500のバルセロナ大会とATP250のブダペスト大会が開催。
錦織選手はバルセロナからクレーシーズン始動となります。
※出場予定について、怪我をしている選手が多く不確定な部分が多いため、変更になった場合は修正します。
順位 | 選手名 | 第3週 | 第4週 | 第5週 |
---|---|---|---|---|
1 | マレー | – | モンテカルロ | – |
2 | ジョコビッチ | – | モンテカルロ | – |
3 | ワウリンカ | – | モンテカルロ | – |
4 | フェデラー | – | – | – |
5 | ナダル | – | モンテカルロ | バルセロナ |
6 | ラオニッチ | – | モンテカルロ | – |
7 | 錦織 圭 | – | – | バルセロナ |
8 | チリッチ | – | モンテカルロ | – |
9 | ティエム | – | モンテカルロ | バルセロナ |
10 | ツォンガ | – | モンテカルロ | – |
11 | モンフィス | – | モンテカルロ | – |
12 | ディミトロフ | マラケシュ | モンテカルロ | – |
13 | ベルディヒ | – | モンテカルロ | バルセロナ |
14 | ゴフィン | – | モンテカルロ | バルセロナ |
15 | ソック | ヒューストン | – | – |
16 | キリオス | – | モンテカルロ | – |
17 | プイユ | – | モンテカルロ | ブダペスト |
18 | B アグート | – | モンテカルロ | バルセロナ |
19 | C ブスタ | – | モンテカルロ | バルセロナ |
20 | A.ズベレフ | – | モンテカルロ | – |
<エントリー情報(追記)>
・ディミトロフ選手がマラケシュにワイルドカードで出場。
・モンフィス選手がモンテカルロを欠場。
・キリオス選手がモンテカルロを欠場。
・ラオニッチ選手がモンテカルロを欠場。
トップ20の4月の失効ポイント
トップ20の4月の失効ポイントの合計を見ていきますが、大体がモンテカルロとバルセロナの片方、もしくは両方の失効ポイントになります。
4月の失効ポイントの中でも、2016年にモンテカルロとバルセロナを連勝したナダル選手の1500ポイントが際立ちます。
2017年シーズンのここまでハードコートでしっかりと結果を残してきたナダル選手ですが、クレーで完全復活となる活躍を見せることができるか注目です。
順位 | 選手名 | 4月3日 point |
4月失効 point |
失効後 point |
---|---|---|---|---|
1 | マレー | 11,960 | 360 | 11,600 |
2 | ジョコビッチ | 7,915 | 10 | 7,905 |
3 | ワウリンカ | 5,785 | 180 | 5,605 |
4 | フェデラー | 5,305 | 180 | 5,125 |
5 | ナダル | 4,735 | 1,500 | 3,235 |
6 | ラオニッチ | 4,345 | 180 | 4,165 |
7 | 錦織 圭 | 4,310 | 300 | 4,010 |
8 | チリッチ | 3,385 | 0 | 3,385 |
9 | ティエム | 3,385 | 0 | 3,385 |
10 | ツォンガ | 3,265 | 360 | 2,905 |
11 | モンフィス | 3,010 | 600 | 2,410 |
12 | ディミトロフ | 2,880 | 0 | 2,880 |
13 | ベルディヒ | 2,790 | 10 | 2,780 |
14 | ゴフィン | 2,705 | 0 | 2,705 |
15 | ソック | 2,510 | 150 | 2,360 |
16 | キリオス | 2,425 | 0 | 2,425 |
17 | プイユ | 2,376 | 240 | 2,136 |
18 | B アグート | 2,190 | 90 | 2,100 |
19 | C ブスタ | 2,025 | 0 | 2,025 |
20 | A.ズベレフ | 2,005 | 0 | 2,005 |
4月失効後のポイント順に並び替えます。
暫定 順位 |
選手名 | 4月失効後 point |
4月3日 point |
---|---|---|---|
1 | マレー | 11,600 | 11,960 |
2 | ジョコビッチ | 7,905 | 7,915 |
3 | ワウリンカ | 5,605 | 5,785 |
4 | フェデラー | 5,125 | 5,305 |
5 | ラオニッチ | 4,165 | 4,345 |
6 | 錦織 圭 | 4,010 | 4,310 |
7 | チリッチ | 3,385 | 3,385 |
8 | ティエム | 3,385 | 3,385 |
9 | ナダル | 3,235 | 4,735 |
10 | ツォンガ | 2,905 | 3,265 |
11 | ディミトロフ | 2,880 | 2,880 |
12 | ベルディヒ | 2,780 | 2,790 |
13 | ゴフィン | 2,705 | 2,705 |
14 | キリオス | 2,425 | 2,425 |
15 | モンフィス | 2,410 | 3,010 |
16 | ソック | 2,360 | 2,510 |
17 | プイユ | 2,136 | 2,376 |
18 | バウティスタ アグート | 2,100 | 2,190 |
19 | カレーニョ ブスタ | 2,025 | 2,025 |
20 | A.ズベレフ | 2,005 | 2,005 |
トップ10争いを見ると、2016年のモンテカルロで準優勝だったモンフィス選手と、ベスト4だったツォンガ選手に対して、ライバル勢は失効ポイントがほとんどないため10位争いが僅差となっています。
暫定順位(ポイント)については、ざっくりした計算なので、次回はモンテカルロ前にもう一度見ていきたいと思います。
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