ダビド・ゴファン選手に関する情報をまとめました。
ゴファン選手の基本情報、選手紹介、選手経歴、ツアー経歴、ランキング推移、グランドスラム成績、ツアー決勝成績、錦織選手との対戦成績です。
※「ダビド・ゴフィン」の表記も見られます。
基本情報
※更新日:2019年8月20日 現在
名前 | ダビド・ゴファン(David Goffin) |
国籍 | ベルギー(BEL) |
出身地 | ロクール |
性別 | 男 |
生年月日 | 1990年12月7日 |
年齢 | 28歳 |
身長 | 180cm |
体重 | 70kg |
プロ転向 | 2009年 |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
コーチ | トーマス・ヨハンソン(Thomas Johansson) |
※以下、記事内の表現に関して、シングルスに視点を置いたものとなっています。
ダブルスに関する場合は、「ダブルス」と表記しています。
選手紹介
プレースタイル
男子テニス選手としては小柄な方だが、安定感のあるストロークが武器で、ベースラインから下がらずに早いテンポで攻撃を展開するオールラウンダー。
フットワークの良さと広角に打ち分けるストロークだけでなく、ネットプレーやサーブ力も向上。
得意のショットは、バックハンドのストレートへの切り返しの「ダウン・ザ・ライン」。
ベルギー男子No.1プレイヤー
地元ベルギーでは早くから注目されていた選手で、怪我から復帰した2014年以降は目覚ましい成長を遂げている。
2017年2月20日付の世界ランキングで10位となり、ベルギー男子選手として初のトップ10入りを果たす。
※トップ10選手相手にダブルベーグルを記録!?
2016年、BNLイタリア国際の3回戦、世界ランキング8位ベルディヒ選手に6-0、6-0のダブルベーグルで勝利。
選手経歴
2009年~2012年 全仏ベスト16、トップ100入り
2009年にプロに転向後、下部ツアーで実績を積み、2012年に才能の片鱗を見せる。
2012年5月、全仏オープンで予選を突破し、初めてグランドスラム本戦に出場。(予選の決勝で敗退していたが、予選決勝者の特別ルールでラッキールーザーとして出場)
グランドスラム初出場で4回戦まで進出。
4回戦で世界ランキング3位のフェデラーに破れはしたが、1セットを奪う健闘を見せる。
6月11日付の世界ランキングで64位までジャンプアップし、トップ100入りを果たす。
ウィンブルドンでも3回戦に進出するなど活躍を見せ、年末の世界ランキングは46位。
2013年 怪我でツアーを離脱
さらなる飛躍が期待された2013年。
思うような成績が残せない中、8月に練習中に左手首を負傷し、ツアーを離脱。
年末の世界ランキングは110位。
2014年 ツアー初優勝
2014年1月に復帰。
ランキングを大きく落としていたが、7月から快進撃が始まる。
7月、3週連続でATPチャレンジャーを優勝すると、その勢いのままオーストリア・オープン(ATP250)でも優勝し、ツアー初優勝を果たす(23歳7ヶ月)。
下部ツアーを含めて4週連続の優勝の活躍で、世界ランキングを48位まで戻す。
9月、モゼール・オープン(ATP250)を優勝し、ツアー2勝目を挙げる。
10月、スイス・インドア(ATP500)で準優勝。
ATPカムバック賞を受賞。
年末の世界ランキングは22位。
2015年 デビスカップ準優勝
2015年5月、BNLイタリア国際でマスターズ初の準々決勝に進出。
6月、ロスマーレン・グラスコート選手権(ATP250)で準優勝するなど、1年間安定した成績を残し、年末の世界ランキングは16位。
デビスカップではベルギー代表の中心選手として活躍し、初優勝とはならなかったが、ベルギーとして111年ぶりの準優勝に大きく貢献。
2016年 マスターズでベスト4(2回)
2016年3月、BNPパリバ・オープンでマスターズ初の準決勝に進出。
続くマイアミ・オープンでもベスト4の活躍を見せる。
6月、全仏オープンでグランドスラム初の準々決勝に進出。
年間通算49勝25敗、年末の世界ランキングは11位。
2017年 初のトップ10入り、ATPファイナルズ準優勝
2017年1月、全豪オープンでベスト8。
2月、ソフィア・オープンとABNアムロ世界テニス・トーナメントで準優勝。
2月20日付の世界ランキングで10位となり、初のトップ10入りを果たす。
6月、全仏オープンの3回戦で右足首を負傷し、ツアーを1ヶ月半ほど離脱。
9月、深セン・オープン(ATP250)で約3年ぶりとなるツアー3勝目を挙げる。
10月、楽天ジャパン・オープン(ATP500)の決勝でマナリノ選手を破り、ATP500シリーズ初優勝を果たす。
11月、最終戦のATPファイナルズに初出場。
ラウンドロビンで世界ランキング1位のナダル、準決勝で同2位のフェデラーを破る活躍を見せ、決勝に進出。
決勝で同6位のディミトロフに敗れ、準優勝。
11月20日付の世界ランキングで自己最高の7位を記録。
年間通算57勝24敗、ツアー優勝2回、年末の世界ランキングは7位。
2018年 怪我でツアーを離脱
2018年2月、ABNアムロ世界テニス・トーナメントの準決勝で試合中に左目にボールが当たり、左目を負傷して約1ヶ月ツアーを離脱。
8月、ウエスタン&サザン・オープンでベスト4。
9月に右肘を痛め(検査で骨髄浮腫と判明)、10月3日に2018年シーズンを終えることを発表。
年間通算29勝16敗、年末の世界ランキングは22位。
2019年 マスターズ準優勝
6月、ノベンティ・オープン(ATP500)で準優勝。
7月、ウィンブルドンでベスト8。
8月、ウエスタン&サザン・オープンでマスターズ初の決勝に進出。
決勝で世界ランキング8位のメドベージェフに敗れ、準優勝。
ツアー経歴(シングルス)
ツアー勝利数 | 4勝 |
キャリア通算成績 | 419戦 256勝 163敗 |
自己最高ランキング | 7位(2017年11月20日) |
ランキング推移(年末)
年 | 順位 |
---|---|
2018 | 22 |
2017 | 7 |
2016 | 11 |
2015 | 16 |
2014 | 22 |
2013 | 110 |
2012 | 46 |
2011 | 174 |
2010 | 229 |
2009 | 324 |
グランドスラム成績
グランドスラム最高成績
・全豪オープン:ベスト8
・全仏オープン:ベスト8
・ウィンブルドン:ベスト8
・全米オープン:3回戦
年 | 全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
---|---|---|---|---|
2019 | 3回戦 | 3回戦 | ベスト8 | |
2018 | 2回戦 | 4回戦 | 1回戦 | 4回戦 |
2017 | ベスト8 | 3回戦 | – | 4回戦 |
2016 | 4回戦 | ベスト8 | 4回戦 | 1回戦 |
2015 | 2回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 3回戦 |
2014 | – | 1回戦 | 1回戦 | 3回戦 |
2013 | 1回戦 | 1回戦 | 1回戦 | 1回戦 |
2012 | 予選 | 4回戦 | 3回戦 | 1回戦 |
2011 | 予選 | – | 予選 | 予選 |
ATPツアー決勝での成績
決勝:13戦 4勝 9敗
カテゴリ | 勝 – 負 |
---|---|
グランドスラム | 0 – 0 |
ATPファイナルズ | 0 – 1 |
マスターズ1000 | 0 – 1 |
ATP500 | 1 – 4 |
ATP250 | 3 – 3 |
錦織選手との対戦成績
錦織 圭 | 3勝 | vs | 0勝 | ダビド・ゴファン |
ロジャーズ・カップ 3回戦 (カナダ/ハード) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (4位) | 2 | 6 | 6 | |
ダビド・ゴファン (14位) | 0 | 4 | 4 | |
ムチュア・マドリード・オープン 2回戦 (スペイン/クレー) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (5位) | 2 | 6 | 4 | 6 |
ダビド・ゴファン (21位) | 1 | 2 | 6 | 4 |
マイアミ・オープン 4回戦 (アメリカ/ハード) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (5位) | 2 | 6 | 6 | |
ダビド・ゴファン (20位) | 0 | 1 | 2 |
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