2020年11月15日から11月22日(2020年第46週)にロンドン(イギリス)で開催されるATPツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」の決勝のプレイヤー情報、結果とスタッツ、放送予定を見ていきます。
決勝「メドベージェフ vs ティーム」
メドベージェフ、ティームどちらが勝ってもNitto ATPファイナルズ初優勝となります。
2020年 Nitto ATPファイナルズ 決勝の結果
Nitto ATPファイナルズの決勝の結果です。
開始予定の日時は日本時間です。
[4] ダニール・メドベージェフ | 2 | 4 | 77 | 6 |
[3] ドミニク・ティーム | 1 | 6 | 62 | 4 |
[7] J.メルツァー / E.ロジェ バセラン | 1 | 2 | 6 | 5 |
[5] W.クールホフ / N.メクティッチ | 2 | 6 | 3 | 10 |
以下、シングルス決勝のプレイヤー情報、簡単な試合の振り返り、スタッツ、ハイライト動画です。(試合後に追記します)
決勝のプレイヤー情報
ダニール・メドベージェフとドミニク・ティームの「Head 2 Head」、「1回戦から準決勝までの結果」を紹介します。
Head 2 Head
過去の対戦成績は、メドベージェフの1勝、ティームの3勝。
ハードコートでは、メドベージェフの1勝、ティームの2勝。
直近の対戦は2020年の全米オープン(ハードコート)の準決勝で、ティームがセットカウント3-0(6-2、7-6、7-6)で勝利しています。
メドベージェフ | ティーム | |
1 勝 | 対戦成績 | 3 勝 |
4位 (4位) | 最新ランク (最高) | 3位 (3位) |
ロシア | 国籍 | オーストリア |
24歳 | 年齢 | 27歳 |
1996年2月11日 | 生年月日 | 1993年9月3日 |
198cm / 83kg | 身長 / 体重 | 185cm / 79kg |
右 / 両手 | 利き手 / バック | 右 / 片手 |
2014年 | プロ転向 | 2011年 |
27勝 10敗 | 2020年成績 | 25勝 7敗 |
1回 | 2020年優勝回数 | 1回 |
158勝 86敗 | 通算成績 | 300勝 155敗 |
8回 | 通算優勝回数 | 17回 |
ラウンドロビンから準決勝までの結果
ラウンド | W-L | 対戦相手 | Rank | スコア |
---|---|---|---|---|
RR第1戦 | W | A.ズベレフ [5] | 7 | 6-3, 6-4 |
RR第2戦 | W | N.ジョコビッチ [1] | 1 | 6-3, 6-3 |
RR第3戦 | W | D.シュワルツマン [8] | 9 | 6-3, 6-3 |
準決勝 | W | R.ナダル [2] | 2 | 3-6, 7-6, 6-3 |
ラウンド | W-L | 対戦相手 | Rank | スコア |
---|---|---|---|---|
RR第1戦 | W | S.チチパス [6] | 6 | 7-6, 4-6, 6-3 |
RR第2戦 | W | R.ナダル [2] | 2 | 7-6, 7-6 |
RR第3戦 | L | A.ルブレフ [7] | 8 | 2-6, 5-7 |
準決勝 | W | N.ジョコビッチ [1] | 1 | 7-5, 6-7, 7-6 |
※[]内の数字はシード、Rankは2020年11月16日付の世界ランキング
決勝「メドベージェフ vs ティーム」の結果
[4] ダニール・メドベージェフ | 2 | 4 | 77 | 6 |
[3] ドミニク・ティーム | 1 | 6 | 62 | 4 |
試合時間:2時間42分 |
---|
第4シードのダニール・メドベージェフ(24歳・ロシア)が第3シードのドミニク・ティーム(27歳・オーストリア)をセットカウント2-1(4-6、7-6、6-4)で破り、Nitto ATPファイナルズ初優勝を飾りました。
簡単に試合を振り返ります。
第1セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
メドベージェフ | ○ | ○ | ○ | ○ | – | – | 4 | ||||||
ティーム | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | – | – | 6 | ||||
○:キープ、●:ブレーク |
---|
メドベージェフのサービスで試合開始。
第1ゲーム、30-30まで行きますが、メドベージェフがキープ。
第2ゲーム、メドベージェフにブレークポイントが2本(デュース1回目、2回目)ありましたが、デュース5回目でティームがキープ。
第3ゲーム、0-30とティームがポイントを先行しますが、メドベージェフがキープ。
第4ゲーム、ティームがキープ。
第5ゲーム、40-0からメドベージェフのフォアハンドの連続ミス、スマッシュのミスがあり、デュースへ。
デュース1回目、ティームの連続攻撃からのドロップショットのウィナーが決まり、ティームにブレークポイントが来ます。
メドベージェフにダブルフォルトが出て、ティームがブレークに成功。
第6ゲーム、デュースまで行きますが、デュース2回目でティームがキープ。
第7ゲーム、メドベージェフがキープ。
第8ゲーム、ティームがラブゲームでキープ。
第9ゲーム、メドベージェフがラブゲームでキープ。
第10ゲーム、ティームのサービングフォーザセット。
15-30とメドベージェフがポイントを先行しますが、ティームがキープをして第1セットを先取。
第2セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | ||
メドベージェフ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 7 | 7 | ||||||
ティーム | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 2 | 6 | ||||||
○:キープ、●:ブレーク、T:タイブレーク |
---|
メドベージェフのサービスで第2セット開始。
第1ゲーム、メドベージェフがキープ。
第2ゲーム、30-30まで行きますが、ティームがキープ。
第3ゲーム、メドベージェフがキープ。
第4ゲーム、ティームがラブゲームでキープ。
第5ゲーム、30-0からラリー戦でのティームのポイント、メドベージェフのボレーのミス、バックハンドのミスがあり、30-40とティームにブレークポイントが来ますが、メドベージェフがサービスエースでピンチを凌ぎ、デュースへ。
デュース4回目でメドベージェフがキープ。
第6ゲーム、ティームがラブゲームでキープ。
第7ゲーム、ティームにブレークポイントが2本(30-40、デュース1回目)ありましたが、デュース3回目でメドベージェフがキープ。
第8ゲーム、メドベージェフのフォアハンドのウィナー、ティームのファーストサーブでのポイント、フォアハンドのミス(15-30)、ティームのファーストサーブでのポイント、ロングラリーでメドベージェフのフォアハンドのクロスへのウィナーがあり、30-40とメドベージェフにブレークポイントが来ます。
ティームがピンチを凌ぎ、デュース1回目でティームがキープ。
第9ゲーム、メドベージェフがキープ。
第10ゲーム、ティームがキープ。
第11ゲーム、メドベージェフがキープ。
第12ゲーム、ティームがキープ。
タイブレーク(メドベージェフ – ティーム)
メドベージェフのサービス
1:メドベージェフにフォアハンドのミスが出て、ティームがミニブレーク(0-1)
ティームのサービス
2:ティームのファーストサーブでのポイント(0-2)
3:メドベージェフがネットプレーでポイントを取り、メドベージェフがミニブレーク(1-2)
メドベージェフのサービス
4:ティームのフォアハンドのミス(2-2)
5:メドベージェフのファーストサーブでのポイント(3-2)
ティームのサービス
6:メドベージェフがバックハンドの威力のあるリターンでポイントを取り、メドベージェフがミニブレーク(4-2)
7:ラリー戦でメドベージェフがポイントを取り、メドベージェフがミニブレーク(5-2)
メドベージェフのサービス
8:メドベージェフのネットプレーでのポイント(6-2:メドベージェフのセットポイント)
9:メドベージェフのサービスエースが決まり、メドベージェフが第2セットを取ります(7-2)
ファイナルセット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
メドベージェフ | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | – | – | 6 | ||||
ティーム | ○ | ○ | ○ | ○ | – | – | 4 | ||||||
○:キープ、●:ブレーク |
---|
ティームのサービスでファイナルセット開始。
第1ゲーム、0-30とメドベージェフがポイントを先行しますが、デュース1回目でティームがキープ。
第2ゲーム、30-30まで行きますが、メドベージェフがキープ。
第3ゲーム、ティームのフォアハンドの連続ミス、バックハンドのミスがあり、0-40とメドベージェフにブレークポイントが来ますが、ティームがピンチを凌ぎ、デュース1回目でティームがキープ。
第4ゲーム、メドベージェフがラブゲームでキープ。
第5ゲーム、30-0からティームのフォアハンドのミス、バックハンドのミス、フォアハンドのミスがあり、30-40とメドベージェフにブレークポイントが来ますが、ティームのフォアハンドのクロスへのウィナーが決まり、デュースへ。
デュース3回目、メドベージェフにブレークポイントが来ますが、ティームがファーストサーブで凌ぎます。
デュース4回目、ティームにフォアハンドのミスが出て、メドベージェフにブレークポイントが来ます。
メドベージェフがネットプレーを仕掛けてボレーのウィナーを決め、メドベージェフがブレークに成功。
第6ゲーム、デュースまで行きますが、デュース1回目でメドベージェフがキープ。
第7ゲーム、ティームがラブゲームでキープ。
第8ゲーム、メドベージェフがラブゲームでキープ。
第9ゲーム、15-30とメドベージェフがポイントを先行しますが、ティームがキープ。
第10ゲーム、メドベージェフのサービングフォーザチャンピオンシップ。
メドベージェフのセカンドサーブでのポイント、ファーストサーブでのポイント(30-0)、ティームのバックハンドのダウンザラインへのウィナー、メドベージェフのバックハンドのミス(30-30)、メドベージェフのファーストサーブでのポイントがあり、40-30とメドベージェフにチャンピオンシップポイントが来ます。
メドベージェフがファーストサーブでポイントを取り、メドベージェフが勝利。
スタッツ
メドベージェフ | Match | ティーム |
12 | サービスエース | 6 |
3 | ダブルフォルト | 1 |
60% (66/110) | ファーストサーブ確率 | 73% (85/117) |
77% (51/66) | 1st Serve Points Won | 74% (63/85) |
55% (24/44) | 2nd Serve Points Won | 44% (14/32) |
11% (1/9) | ブレーク / チャンス | 25% (1/4) |
28/37 | ネットポイント | 14/21 |
68% (75/110) | Service Points Won | 66% (77/117) |
34% (40/117) | Return Points Won | 32% (35/110) |
51% (115/227) | Total Points Won | 49% (112/227) |
37 | ウィナー合計 | 29 |
16 | フォアハンド | 16 |
9 | バックハンド | 7 |
12 | サーブ | 6 |
30 | アンフォーストエラー合計 | 29 |
15 | フォアハンド | 22 |
12 | バックハンド | 6 |
3 | サーブ | 1 |
ハイライト動画
Nitto ATPファイナルズ決勝「メドベージェフ vs ティーム」のハイライト動画です。
ドロー
決勝トーナメント
ラウンドロビン
決勝の放送予定
GAORA、NHK・BS1、WOWOWメンバーズオンデマンドでの放送・配信が予定されています。
GAORA
GAORAでは、シングルスの全試合を生中継で放送。
月日 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
11月23日(月) | 決勝 | 2:45~7:00 |
11月23日(月) | 決勝 | [録] 21:30~24:30 |
NHK・BS1
NHK・BS1では、BS1またはサブチャンネルでシングルスの全試合を生中継で放送。
月日 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
11月23日(月) | 決勝 | [BS1] 3:00~5:00 |
11月23日(月) | 決勝 | [BS1][録] 18:00~19:50 |
11月26日(木) | 決勝 | [総合][録] 1:40~3:30 |
WOWOWメンバーズオンデマンド
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