2017年5月第1週(2017年第18週)に開催されたATP250の3大会「BMWオープン(ミュンヘン)」、「エストリル・オープン(エストリル)」、「イスタンブール・オープン(イスタンブール)」のシード選手の結果、決勝の結果を見ていきます。
BMWオープン(ATP250)
2017年5月1日~5月7日に、ミュンヘン(ドイツ)で開催されたATP250「BMWオープン」の結果を見ていきます。
シード選手の結果
怪我からの復帰戦となった第1シードのモンフィス選手は初戦敗退。
第3シードのA.ズベレフ選手が準決勝で第2シードのバウティスタアグート選手を破り、決勝に進出。
そして、予選通過者のページャ選手が2回戦で第4シードのフォニーニ選手を破るなどの活躍を見せ、決勝に進出。
※「Rank」は、2017年5月1日付の世界ランキングです。
シード | 選手名 | Rank | 結果 |
---|---|---|---|
1 | ガエル・モンフィス | 16位 | 2回戦 |
2 | ロベルト・バウティスタ アグート | 18位 | ベスト4 |
3 | アレクサンダー・ズベレフ | 20位 | 優勝 |
4 | ファビオ・フォニーニ | 29位 | 2回戦 |
5 | フィリップ・コールシュライバー | 39位 | 2回戦 |
6 | ミーシャ・ズベレフ | 32位 | 2回戦 |
7 | ヤン レナード・ストルフ | 48位 | ベスト8 |
8 | トマス・ベルッシ | 57位 | 2回戦 |
決勝の結果
[3] アレクサンダー・ズベレフ(20位) | 2 | 6 | 6 | |
ギド・ページャ(158位) | 0 | 4 | 3 | |
試合時間:1時間12分 |
---|
2017年のBMWオープンの決勝。
第3シードのアレクサンダー・ズベレフ選手(ドイツ)がギド・ページャ選手(アルゼンチン)を6-4、6-3のストレートで破り、地元ドイツの大会で見事優勝を果たしました。
4月20日に20歳になったばかりのA.ズベレフ選手は、これでツアー3勝目となり、クレーコートでは初優勝。
一方、ページャ選手は2016年2月のリオ・オープン以来となるツアー2回目の決勝進出でしたが、ツアー初優勝とはなりませんでした。
<両選手の今後の出場予定>
A.ズベレフ選手は、マスターズ1000の「マドリード・オープン」と「BNLイタリア国際」に出場予定。
ページャ選手は、ATPチャレンジャーの大会に出場予定。
エストリル・オープン(ATP250)
2017年5月1日~5月7日に、エストリル(ポルトガル)で開催されたATP250「エストリル・オープン」の結果を見ていきます。
シード選手の結果
第1シードのカレーニョブスタ選手が準決勝で第4シードのフェレール選手を破り、決勝に進出。
そして、第3シードのミュラー選手が準決勝でノーシードのアンダーソン選手を破り、決勝に進出。
※「Rank」は、2017年5月1日付の世界ランキングです。
シード | 選手名 | Rank | 結果 |
---|---|---|---|
1 | パブロ・カレーニョ ブスタ | 21位 | 優勝 |
2 | リシャール・ガスケ | 23位 | ベスト8 |
3 | ジレ・ミュラー | 28位 | 準優勝 |
4 | ダビド・フェレール | 31位 | ベスト4 |
5 | フアン・マルティン・デルポトロ | 33位 | 2回戦 |
6 | ジョアン・ソウザ | 36位 | 1回戦 |
7 | カイル・エドマンド | 41位 | 1回戦 |
8 | ブノワ・ペール | 55位 | 1回戦 |
決勝の結果
[1] パブロ・カレーニョ ブスタ(21位) | 2 | 6 | 77 | |
[3] ジレ・ミュラー(28位) | 0 | 2 | 65 | |
試合時間:1時間22分 |
---|
2017年のエストリル・オープンの決勝。
第1シードのパブロ・カレーニョブスタ選手(スペイン)が第3シードのジレ・ミュラー選手(ルクセンブルク)を6-2、7-6のストレートで破り、クレーコートで初優勝を果たしました。
カレーニョブスタ選手はこれでツアー3勝目。
2016年以降は着実に力をつけ、2017年も安定した強さを見せており、今後の活躍に注目です。
一方、5月9日に34歳を迎えるミュラー選手は、2017年1月のシドニー国際以来となるツアー2勝目とはなりませんでしたが、2017年シーズンは好調が続いています。
<両選手の今後の出場予定>
カレーニョブスタ選手とミュラー選手は、マスターズ1000の「マドリード・オープン」と「BNLイタリア国際」に出場予定。
イスタンブール・オープン(ATP250)
2017年5月1日~5月7日に、イスタンブール(トルコ)で開催されたATP250「イスタンブール・オープン」の結果を見ていきます。
シード選手の結果
シード選手が順当に勝ち上がる中、第1シードのラオニッチ選手と第2シードのチリッチ選手が決勝に進出。
※「Rank」は、2017年5月1日付の世界ランキングです。
シード | 選手名 | Rank | 結果 |
---|---|---|---|
1 | ミロシュ・ラオニッチ | 6位 | 準優勝 |
2 | マリン・チリッチ | 8位 | 優勝 |
3 | ディエゴ・シュワルツマン | 46位 | ベスト4 |
4 | パオロ・ロレンツィ | 35位 | 2回戦 |
5 | ビクトル・トロイツキ | 38位 | ベスト4 |
6 | バーナード・トミック | 40位 | ベスト8 |
7 | ボルナ・チョリッチ | 54位 | 1回戦 |
8 | スティーブ・ダルシス | 49位 | ベスト8 |
決勝の結果
[2] マリン・チリッチ(8位) | 2 | 77 | 6 | |
[1] ミロシュ・ラオニッチ(6位) | 0 | 63 | 3 | |
試合時間:2時間0分 |
---|
2017年のイスタンブール・オープンの決勝。
第2シードのマリン・チリッチ選手(クロアチア)が第1シードのミロシュ・ラオニッチ選手(カナダ)を7-6、6-3のストレートで破り、今シーズン初優勝を果たしました。
チリッチ選手はこれでツアー17勝目。
2017年シーズンは不調が長く続いていましたが、クレーシーズンに入ってようやく調子が上向いてきたようです。
一方、ラオニッチ選手は決勝では4連敗(2017年デルレイビーチの決勝は不戦敗なのでカウントなし)となり、1年以上優勝から遠ざかっていますが、とにかく怪我が多いのが心配です。
<両選手の今後の出場予定>
チリッチ選手とラオニッチ選手は、マスターズ1000の「マドリード・オープン」と「BNLイタリア国際」に出場予定。
コメント