パブロ・クエバス選手に関する情報をまとめました。
クエバス選手の基本情報、選手紹介、選手経歴、ツアー経歴、ランキング推移、グランドスラム成績、ツアー決勝成績、錦織選手との対戦成績です。
基本情報
※更新日:2018年6月28日 現在
名前 | パブロ・クエバス(Pablo Cuevas) |
フルネーム | パブロ・ガブリエル・クエバス・ウルロス (Pablo Gabriel Cuevas Urroz) |
国籍 | ウルグアイ(URU) |
出身地 | アルゼンチン・コンコルディア |
性別 | 男 |
生年月日 | 1986年1月1日 |
年齢 | 32歳 |
身長 | 180cm |
体重 | 80kg |
プロ転向 | 2004年 |
利き手 | 右 |
バックハンド | 片手打ち |
コーチ | アルベルト・マンチーニ(Alberto Mancini) ファクンド・サビオ(Facundo Savio) |
※以下、記事内の表現に関して、シングルスに視点を置いたものとなっています。
ダブルスに関する場合は、「ダブルス」と表記しています。
選手紹介
プレースタイル
安定したストロークを持ち、ネットプレーも得意。
片手バックハンドでは、強弱を付けるストローク、ダウンザラインへの切り返し、ライジングでも角度のあるショットを放つなど、多彩な攻撃を展開できる。
サーフェス別の成績を見るとクレーでの勝率が6割を超え、ツアー優勝5回すべてがクレーでの大会であるように、典型的なクレー巧者である。
怪我から復帰後に充実期を迎える!
2011年の全仏オープン以降、右膝の怪我でツアーを1年10ヶ月も離脱。
2013年に復帰してからは、怪我をする前とは別人のように好成績を残し、2014年にツアー初優勝(決勝進出も初)。
2016年までにツアー優勝5回を挙げ、世界ランキングも30歳を超えて自己最高の19位を記録するなど、テニス人生の充実期を迎える。
選手経歴
2004年~2008年 ダブルスで全仏オープン初優勝
2004年に18歳でプロに転向後、下部ツアーで実績を積み、2008年から本格的にATPツアーに参戦。
2008年2月、ツアー初のベスト4に入り、世界ランキング100位を突破。
その後、シングルスでは結果を残せなかったが、ダブルスで快挙を成し遂げる。
6月、全仏オープン(ダブルス)にノーシードで出場し、準々決勝で世界ランキング1位のブライアン兄弟のペアを破るなど快進撃を見せ、グランドスラム初優勝を果たす。
2009年~2010年 世界ランキング停滞!?
2009年、ATPチャレンジャー優勝2回、ツアーベスト4が2回などの活躍で、年末の世界ランキングは50位。
2010年シーズンは目立った活躍を見せることができずランキングも停滞し、年末の世界ランキングは64位。
2011年~2013年 怪我でツアーを長期離脱!?
2011年5月、全仏オープンの1回戦で右膝の怪我により途中棄権。
この全仏オープンを最後に、怪我のためツアーを1年10ヶ月も離れることになる。
2013年4月、ATPチャレンジャーにて復帰。
1年以上ツアーを離れていたため、再びゼロからのスタートとなり、この復帰戦終了時点での世界ランキングは1099位。
10月にATPチャレンジャーで優勝するなど、着実にランキングを上げていき、年末の世界ランキングは220位。
2014年 ツアー初優勝
2014年7月、スウェーデン・オープン(ATP250)でツアー初の決勝に進出。決勝でソウザ選手を破り、ツアー初優勝を果たす(28歳6ヶ月)。
7月14日付の世界ランキングで100位を一気に突破し、61位となる。
同月、初優勝直後に出場したクロアチア・オープン(ATP250)でも優勝し、ツアー2勝目を挙げる。
怪我から復帰して1年で見事な復活を遂げ、年末の世界ランキングは30位。
2015年~2016年 ATP500初優勝
2015年、2月のブラジル・オープン(ATP250)を優勝し、ツアー3勝目を挙げる。
年末の世界ランキングは40位。
2016年、2月のリオ・オープン(ATP500)では、準決勝でナダル選手を破り決勝に進出。
決勝でページャ選手を破り、ATP500で初優勝を果たす。
翌週のブラジル・オープン(ATP250)を2連覇し、2週連続優勝でツアー5勝目を挙げる。
その後もツアー準優勝2回の活躍もあり、8月15日付の世界ランキングで自己最高の19位を記録。
年末の世界ランキングは22位。
2017年
2017年2月、ブラジル・オープンを3連覇し、ツアー6勝目を挙げる。
3月、BNPパリバ・オープンでマスターズ初の準々決勝に進出。
全仏オープン以降、8大会連続で初戦敗退するなど不振が続き、年末の世界ランキングは32位。
ツアー経歴(シングルス)
ツアー勝利数 | 6勝 |
キャリア通算成績 | 360戦 194勝 166敗 |
自己最高ランキング | 19位(2016年8月15日) |
ランキング推移(年末)
年 | 順位 |
---|---|
2017 | 32 |
2016 | 22 |
2015 | 40 |
2014 | 30 |
2013 | 220 |
2012 | 925 |
2011 | 142 |
2010 | 63 |
2009 | 50 |
2008 | 142 |
2007 | 113 |
2006 | 230 |
2005 | 354 |
2004 | 834 |
グランドスラム成績
グランドスラム最高成績
・全豪オープン:2回戦
・全仏オープン:3回戦
・ウィンブルドン:3回戦
・全米オープン:2回戦
年 | 全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
---|---|---|---|---|
2018 | 2回戦 | 2回戦 | ||
2017 | 1回戦 | 3回戦 | 3回戦 | 1回戦 |
2016 | 2回戦 | 3回戦 | 1回戦 | 2回戦 |
2015 | 1回戦 | 3回戦 | 1回戦 | 2回戦 |
2014 | – | 2回戦 | 1回戦 | 1回戦 |
2013 | – | 2回戦 | – | 1回戦 |
2012 | – | – | – | – |
2011 | 1回戦 | 1回戦 | – | – |
2010 | 1回戦 | 1回戦 | – | 2回戦 |
2009 | – | 予選 | 2回戦 | 2回戦 |
2008 | – | 1回戦 | – | 1回戦 |
2007 | – | 予選 | – | 1回戦 |
ATPツアー決勝での成績
決勝:9戦 6勝 3敗
カテゴリ | 勝 – 負 |
---|---|
グランドスラム | 0 – 0 |
ATPワールドツアー・ファイナルズ | 0 – 0 |
マスターズ1000 | 0 – 0 |
ATP500 | 1 – 1 |
ATP250 | 5 – 2 |
ツアー経歴(ダブルス)
ツアー勝利数 | 9勝 |
キャリア通算成績 | 302戦 176勝 133敗 |
自己最高ランキング | 14位(2009年4月20日) |
グランドスラム優勝 | 全仏オープン1回 |
錦織選手との対戦成績
錦織 圭 | 1勝 | vs | 0勝 | パブロ・クエバス |
全米男子クレーコート選手権 準決勝(アメリカ/クレー) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭(61位) | 2 | 6 | 7 | |
パブロ・クエバス(66位) | 0 | 3 | 5 |
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