ニック・キリオスに関する情報をまとめました。
キリオスの基本情報、選手紹介、選手経歴、ツアー経歴、ランキング推移、グランドスラム成績、ツアー決勝成績、錦織選手との対戦成績です。
基本情報
※更新日:2019年8月6日 現在
名前 | ニック・キリオス(Nick Kyrgios) |
国籍 | オーストラリア(AUS) |
出身地 | キャンベラ |
性別 | 男 |
生年月日 | 1995年4月27日 |
年齢 | 24歳 |
身長 | 193cm |
体重 | 85kg |
プロ転向 | 2013年 |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
コーチ | – |
※以下、記事内の表現に関して、シングルスに視点を置いたものとなっています。
ダブルスに関する場合は、「ダブルス」と表記しています。
選手紹介
プレースタイル
身長193cmの高い打点から繰り出す強力なサーブとフォアハンドが武器のビッグサーバー。
サーブだけでなく、ストローク力も兼ね備えている。
攻撃的なプレースタイルが持ち味だが、安定感のあるバックハンドを持っており、状況の応じて堅実なテニスも展開する。
最大の弱点はメンタル!?
恵まれた身体能力を生かし10代の頃から活躍を見せるなど、次世代のNo.1候補として注目をされてきたキリオス。
集中力が高いときにはトップ選手を倒すほどの爆発力を発揮するが、集中力が切れるとプレーの質が一気に落ち、投げやりなプレーを見せるなどメンタル面に大きな弱点を持つ。
また、無気力なプレーやラケット破壊、暴言を吐くなど、素行の悪さから「悪童」と称されている。
今後キリオスに適したコーチを迎え入れ、メンタル面を強化できれば、大きく化ける可能性がある。
選手経歴
2013年~2014年 ウィンブルドンでベスト8
2013年にプロ転向後、2014年にいきなり活躍を見せる。
2014年6月、ウィンブルドンの2回戦で世界ランキング14位のガスケ、4回戦で同1位のナダルを破り、グランドスラム初の準々決勝に進出(19歳2ヶ月)。
準々決勝で同9位のラオニッチに敗れる。
10代で世界ランキング1位に勝利するのは、2004年のナダル以来の快挙。
この結果、7月7日付の世界ランキングで66位となり、トップ100入りを果たす。
年末の世界ランキングは52位。
2015年 全豪オープンでベスト8
2015年1月、全豪オープンでは、10代で2度目となるグランドスラムでのベスト8(19歳9ヶ月)。
5月、エストリル・オープンでツアー初の決勝に進出。
決勝でガスケに敗れ、準優勝。
8月、ロジャーズ・カップの2回戦で対戦相手のワウリンカに暴言を吐き、2万5000ドルの罰金と28日間の出場停止処分(6ヶ月間の執行猶予つき)を受ける。
年末の世界ランキングは30位。
2016年 ツアー初優勝
2016年2月、オープン13(ATP250)の決勝でチリッチを破り、ツアー初優勝を果たす(20歳10ヶ月)。
3月、マイアミ・オープンでマスターズ初の準決勝に進出。
準決勝で錦織に敗れる。
8月、アトランタ・オープン(ATP250)を優勝。
10月、楽天ジャパン・オープン(ATP500)でATP500シリーズ初優勝を果たし、ツアー3勝目を挙げる。
直後の上海・マスターズの2回戦で無気力試合をしたとして、2万5000ドルの罰金と8週間の出場停止処分を受ける。
10月24日付の世界ランキングで自己最高の13位を記録。
年末の世界ランキングは13位。
2017年 マスターズ準優勝
2017年3月、マイアミ・オープンでベスト4。
8月、ウエスタン&サザン・オープンの準決勝でフェレールを破り、マスターズ初の決勝に進出。
決勝でディミトロフに敗れ、準優勝。
10月、チャイナ・オープンで準優勝。
年間31勝17敗、年末の世界ランキングは21位。
2018年 ツアー優勝1回
2018年1月、ブリスベン国際(ATP250)を優勝し、ツアー4勝目を挙げる。
その後は怪我に悩まされ、結果を残せず。
年間25勝13敗、年末の世界ランキングは35位。
2019年 ツアー優勝2回
2019年3月、メキシコ・オープン(ATP500)を優勝し、ツアー5勝目を挙げる。
8月、シティ・オープン(ATP500)を優勝し、ツアー6勝目を挙げる。
ツアー経歴(シングルス)
ツアー勝利数 | 6勝 |
キャリア通算成績 | 237戦 150勝 87敗 |
自己最高ランキング | 13位(2016年10月24日) |
ランキング推移(年末)
年 | 順位 |
---|---|
2018 | 35 |
2017 | 21 |
2016 | 13 |
2015 | 30 |
2014 | 52 |
2013 | 182 |
グランドスラム成績
グランドスラム最高成績
・全豪オープン:ベスト8
・全仏オープン:3回戦
・ウィンブルドン:ベスト8
・全米オープン:3回戦
年 | 全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
---|---|---|---|---|
2019 | 1回戦 | – | 2回戦 | |
2018 | 4回戦 | – | 3回戦 | 3回戦 |
2017 | 2回戦 | 2回戦 | 1回戦 | 1回戦 |
2016 | 3回戦 | 3回戦 | 4回戦 | 3回戦 |
2015 | ベスト8 | 3回戦 | 4回戦 | 1回戦 |
2014 | 2回戦 | 1回戦 | ベスト8 | 3回戦 |
2013 | 予選 | 2回戦 | – | 1回戦 |
ATPツアー決勝での成績
決勝:9戦 6勝 3敗
カテゴリ | 勝 – 負 |
---|---|
グランドスラム | 0 – 0 |
ATPファイナルズ | 0 – 0 |
マスターズ1000 | 0 – 1 |
ATP500 | 3 – 1 |
ATP250 | 3 – 1 |
錦織選手との対戦成績
錦織 圭 | 4勝 | vs | 0勝 | ニック・キリオス |
ウィンブルドン 3回戦 (ロンドン/芝) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
錦織 圭 (28位) | 3 | 6 | 77 | 6 | ||
ニック・キリオス (18位) | 0 | 1 | 63 | 4 | ||
ムチュア・マドリード・オープン 準々決勝 (マドリード/クレー) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (6位) | 2 | 66 | 77 | 6 |
ニック・キリオス (21位) | 1 | 78 | 61 | 3 |
マイアミ・オープン 準決勝 (マイアミ/ハード) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (6位) | 2 | 6 | 7 | |
ニック・キリオス (20位) | 0 | 3 | 5 | |
上海ロレックス・マスターズ 2回戦 (上海/ハード) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭 (6位) | 2 | 1 | 6 | 6 |
ニック・キリオス (32位) | 1 | 6 | 4 | 4 |
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