ウクライナNo.1プレイヤーであるアレクサンドル・ドルゴポロフ選手に関する情報をまとめました。
ドルゴポロフ選手の基本情報、選手紹介、選手経歴、ツアー経歴、ランキング推移、グランドスラム成績、ツアー決勝成績、錦織選手との対戦成績です。
基本情報
※更新日:2018年6月28日 現在
名前 | アレクサンドル・ドルゴポロフ(Alexandr Dolgopolov) |
国籍 | ウクライナ(UKR) |
出身地 | キエフ |
性別 | 男 |
生年月日 | 1988年11月7日 |
年齢 | 29歳 |
身長 | 180cm |
体重 | 71kg |
プロ転向 | 2006年 |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
コーチ | Stas Khmarskiy |
※以下、記事内の表現に関して、シングルスに視点を置いたものとなっています。
ダブルスに関する場合は、「ダブルス」と表記しています。
選手紹介
トリッキーで、他の選手とは異なる独自のプレースタイルを貫くウクライナNo.1プレイヤー。
プレースタイル
非常に攻撃的なテニスでウィナーを狙いにいく、ハイリスク・ハイリターンのプレースタイル。
ウィナーを量産する一方、アンフォーストエラーのリスクもあり、好調なときは手が付けられない強さを発揮するが、自滅で試合が終わる可能性もある。
また、威力のあるサーブも武器で、クイックで非常に早いリズムでサーブを打ってくるため、予測することが難しい。
健康の問題!?
ドルゴポロフ選手は、疲労感、集中力の低下、腹痛などの体調不良を引き起こす「ジルベール症候群」という病気に苦しんでいる。
薬での治療や食事療法などが必要で、病気とも戦いながら、過酷なATPツアーで戦い続けている。
選手経歴
2006年~2010年 トップ100入り
2006年にプロに転向後、下部ツアーで実績を積み、2010年3月1日付の世界ランキングで100位を突破。
2010年4月から本格的にATPツアーに参戦。
その後、ツアーベスト4が1回、ベスト8が3回などの活躍もあり、年末の世界ランキングは48位。
2011年 ツアー初優勝
2011年1月、全豪オープンの4回戦で世界ランキング4位のロビン・セーデリング選手を破り、グランドスラム初の準々決勝に進出。
準々決勝で同5位のアンディ・マレー選手に敗れる。
2月、ブラジル・オープンでツアー初の決勝に進出。
決勝でニコラス・アルマグロ選手に敗れ、準優勝。
7月、クロアチア・オープン(ATP250)の決勝でマリン・チリッチ選手を破り、ツアー初優勝を果たす(22歳8ヶ月)。
10月、上海ロレックス・マスターズでマスターズ初の準々決勝に進出。
準々決勝で錦織選手に敗れる。
年末の世界ランキングは15位。
2012年 ツアー2勝目、自己最高13位
2012年1月、ブリスベン国際で準優勝し、1月16日付の世界ランキングで自己最高の13位を記録。
8月、シティ・オープン(ATP500)の決勝でトミー・ハース選手を破り、ツアー2勝目を挙げる(ATP500初優勝)。
年末の世界ランキングは18位。
2013年~2016年 成績安定せず!?
2013年、ツアー最高でATP250ベスト4が1回のみに終わり、年末の世界ランキングは57位。
2014年2月、リオ・オープン(ATP500)で準優勝。
3月、BNPパリバ・オープンの3回戦で世界ランキング1位のラファエル・ナダル選手を破る活躍もあり、マスターズ初の準決勝に進出。
準決勝で同8位のロジャー・フェデラー選手に敗れる。
年末の世界ランキングは23位。
2015年8月、ウエスタン&サザン・オープン(マスターズ)でベスト4。
年末の世界ランキングは36位。
2016年、ツアー最高でATP500ベスト4が1回のみに終わり、年末の世界ランキングは62位。
2017年 ツアー3勝目
2017年2月、アルゼンチン・オープン(ATP250)の決勝で錦織選手を破り、4年6ヶ月ぶりのツアー3勝目を挙げる。
7月、スウェーデン・オープン(ATP250)で準優勝。
9月、深セン・オープン(ATP250)で準優勝。
年末の世界ランキングは38位。
ツアー経歴(シングルス)
ツアー勝利数 | 3勝 |
キャリア通算成績 | 422戦 221勝 201敗 |
自己最高ランキング | 13位(2012年1月16日) |
ランキング推移(年末)
年 | 順位 |
---|---|
2017 | 38 |
2016 | 62 |
2015 | 36 |
2014 | 23 |
2013 | 57 |
2012 | 18 |
2011 | 15 |
2010 | 48 |
2009 | 131 |
2008 | 309 |
2007 | 233 |
2006 | 265 |
グランドスラム成績
グランドスラム最高成績
・全豪オープン:ベスト8
・全仏オープン:3回戦
・ウィンブルドン:3回戦
・全米オープン:4回戦
年 | 全豪 | 全仏 | ウィンブルドン | 全米 |
---|---|---|---|---|
2018 | 3回戦 | – | ||
2017 | 2回戦 | 2回戦 | 1回戦 | 4回戦 |
2016 | 2回戦 | – | 2回戦 | 1回戦 |
2015 | 1回戦 | 1回戦 | 2回戦 | 1回戦 |
2014 | 2回戦 | 2回戦 | 3回戦 | – |
2013 | 1回戦 | 1回戦 | 3回戦 | 2回戦 |
2012 | 3回戦 | 1回戦 | 2回戦 | 3回戦 |
2011 | ベスト8 | 3回戦 | 1回戦 | 4回戦 |
2010 | 予選 | 3回戦 | 2回戦 | 1回戦 |
2009 | 予選 | – | – | – |
2008 | 予選 | 予選 | – | – |
2007 | 予選 | 予選 | – | – |
ATPツアー決勝での成績
決勝:9戦 3勝 6敗
カテゴリ | 勝 – 負 |
---|---|
グランドスラム | 0 – 0 |
ATPワールドツアー・ファイナルズ | 0 – 0 |
マスターズ1000 | 0 – 0 |
ATP500 | 1 – 2 |
ATP250 | 2 – 4 |
錦織選手との対戦成績
錦織 圭 | 5勝 | vs | 1勝 | アレクサンドル・ドルゴポロフ |
アルゼンチン・オープン 決勝(アルゼンチン/クレー) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭(5位) | 0 | 64 | 4 | |
アレクサンドル・ドルゴポロフ(66位) | 2 | 77 | 6 | |
バルセロナ・オープン 準々決勝(スペイン/クレー) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭(6位) | 2 | 7 | 6 | |
アレクサンドル・ドルゴポロフ(30位) | 0 | 5 | 0 | |
マイアミ・オープン 3回戦(アメリカ/ハード) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭(6位) | 2 | 6 | 6 | |
アレクサンドル・ドルゴポロフ(29位) | 0 | 2 | 2 | |
アビエルト・メキシコ・テルセル 準々決勝(メキシコ/ハード) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭(5位) | 2 | 6 | 6 | |
アレクサンドル・ドルゴポロフ(23位) | 0 | 4 | 4 | |
ブリスベン国際 準々決勝(オーストラリア/ハード) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭(19位) | 2 | 6 | 77 | |
アレクサンドル・ドルゴポロフ(18位) | 0 | 4 | 63 | |
上海ロレックス・マスターズ 準々決勝(中国/ハード) | ||||
---|---|---|---|---|
錦織 圭(47位) | 2 | 6 | 6 | |
アレクサンドル・ドルゴポロフ(18位) | 0 | 4 | 3 |
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