【2019年】ロレックス上海マスターズの結果(準々決勝)


2019年10月6日から10月13日(2019年第41週)に上海(中国)で開催されるATPツアー・マスターズ1000「ロレックス上海マスターズ(上海マスターズ)」の準々決勝の結果、準々決勝後の暫定ランキング、放送予定を見ていきます。

準々決勝の対戦カードは次のように決まりました。

<トップハーフ>
[1] ジョコビッチ vs チチパス [6]
[3] メドベージェフ vs フォニーニ [10]

<ボトムハーフ>
[11] ベレッティーニ vs ティーム [4]
[5] ズベレフ vs フェデラー [2]

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2019年 ロレックス上海マスターズ 準々決勝の結果

ロレックス上海マスターズの準々決勝の結果です。

<日程>
・10月11日(金):準々決勝

日本と上海の時差:-1時間(日本の方が1時間進んでいます)

※スコアにある各選手の()内の数字は2019年10月7日付の世界ランキング

トップハーフ
[1] ノバク・ジョコビッチ (1) 1 6 5 3
[6] ステファノス・チチパス (7) 2 3 7 6
[3] ダニール・メドベージェフ (4) 2 6 77
[10] ファビオ・フォニーニ (12) 0 3 64
 
ボトムハーフ
[11] マッテオ・ベレッティーニ (13) 2 710 6
[4] ドミニク・ティーム (5) 0 68 4
[5] アレクサンダー・ズベレフ (6) 2 6 67 6
[2] ロジャー・フェデラー (3) 1 3 79 3

以下、各試合の簡単な試合の振り返りです。(試合後に追記していきます)

準々決勝「ジョコビッチ vs チチパス」

過去の対戦成績は、ジョコビッチの1勝、チチパスの1勝。

ハードコートでは、ジョコビッチの0勝、チチパスの1勝。

直近の対戦は2019年のムチュア・マドリード・オープン(クレーコート)の決勝で、ジョコビッチがセットカウント2-0(6-3、6-4)で勝利しています。

[1] ノバク・ジョコビッチ (1) 1 6 5 3
[6] ステファノス・チチパス (7) 2 3 7 6
試合時間:2時間2分

第6シードのステファノス・チチパス(21歳・ギリシャ)が第1シードのノバク・ジョコビッチ(32歳・セルビア)をセットカウント2-1(3-6、7-5、6-3)で破り、上海マスターズ初の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第2ゲーム、30-40でジョコビッチがブレークに成功。

第7ゲーム、チチパスにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、ジョコビッチがキープ。

第9ゲーム、ジョコビッチのサービングフォーザセット。
ジョコビッチがキープをして第1セットを先取。

第2セット

第6ゲーム、チチパスにブレークポイントが2本(15-40)ありましたが、ジョコビッチがキープ。

第12ゲーム、デュース3回目でチチパスがセットポイント(ブレークポイント)をモノにし、チチパスがブレークをして第2セットを取ります。

ファイナルセット

第4ゲーム、0-40からチチパスのブレークポイント2本はジョコビッチが凌ぎましたが、30-40でチチパスがブレークに成功。

第9ゲーム、チチパスのサービングフォーザマッチ。
チチパスがキープをして勝利。

チチパスは第1セットの最初のサービスゲームでジョコビッチにブレークを許しましたが、その後は安定したサービスゲームを展開し、ジョコビッチにブレークポイントを1本も与えませんでした。

準々決勝「メドベージェフ vs フォニーニ」

過去の対戦成績は、メドベージェフの1勝、フォニーニの1勝。(2戦ともハードコート)

直近の対戦は2018年のシドニー国際(ハードコート)の準決勝で、メドベージェフがセットカウント2-1(2-6、6-4、6-1)で勝利しています。

[3] ダニール・メドベージェフ (4) 2 6 77
[10] ファビオ・フォニーニ (12) 0 3 64
試合時間:1時間26分

第3シードのダニール・メドベージェフ(23歳・ロシア)が第10シードのファビオ・フォニーニ(32歳・イタリア)をセットカウント2-0(6-3、7-6)で破り、上海マスターズ初の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第6ゲーム、メドベージェフがラブゲームでブレークに成功。

第9ゲーム、メドベージェフのサービングフォーザセット。
メドベージェフがキープをして第1セットを先取。

第2セット

メドベージェフにブレークポイントが第3ゲームで1本(30-40)、第5ゲームで1本(30-40)、第9ゲームで1本(30-40)ありましたが、フォニーニがピンチを凌いでキープ。

メドベージェフの方はブレークポイントを与えずにキープを続け、タイブレークに突入。

2ポイント目でフォニーニが先にミニブレークをしますが、4ポイント目でメドベージェフがミニブレークをして追い付きます。

8ポイント目でミニブレークをしたメドベージェフがキープを続けて勝利。

この試合のメドベージェフはファーストサーブの確率77%(46/60)、ファーストサーブでのポイント獲得率91%(42/46)、与えたブレークポイント0など、付け入る隙がまったくありませんでした。

準々決勝「ベレッティーニ vs ティーム」

過去の対戦成績は、ベレッティーニの0勝、ティームの1勝。

ハードコートでは初対戦となります。

過去1回の対戦は2018年の全仏オープン(クレーコート)の3回戦で、ティームがセットカウント3-1(6-3、6-7、6-3、6-2)で勝利しています。

[11] マッテオ・ベレッティーニ (13) 2 710 6
[4] ドミニク・ティーム (5) 0 68 4
試合時間:1時間40分

第11シードのマッテオ・ベレッティーニ(23歳・イタリア)が第4シードのドミニク・ティーム(26歳・オーストリア)をセットカウント2-0(7-6、6-4)で破り、マスターズ1000初の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第7ゲーム、ティームにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、ベレッティーニがキープ。

タイブレーク、1ポイント目でティームが先にミニブレークをしますが、6ポイント目でベレッティーニがミニブレークをして追い付きます。

10ポイント目でベレッティーニがミニブレークをし、6-5とベレッティーニにセットポイントが来てのサービス1本目でティームがミニブレークをして追い付きます。

その後はお互いサービスキープをして行きますが、18ポイント目でベレッティーニがミニブレークをして第1セットを先取。

第2セット

第7ゲーム、15-40からベレッティーニのブレークポイント1本はティームが凌ぎましたが、30-40でベレッティーニがブレークに成功。

第10ゲーム、ベレッティーニのサービングフォーザマッチ。
ティームにブレークポイントが2本(デュース1回目、2回目)ありましたが、デュース3回目でベレッティーニがキープをして勝利。

準々決勝「ズベレフ vs フェデラー」

過去の対戦成績は、ズベレフの3勝、フェデラーの3勝。

ハードコートでは、ズベレフの2勝、フェデラーの1勝。

直近の対戦は2018年のNitto ATPファイナルズ(室内ハードコート)の準決勝で、ズベレフがセットカウント2-0(7-5、7-6)で勝利しています。

[5] アレクサンダー・ズベレフ (6) 2 6 67 6
[2] ロジャー・フェデラー (3) 1 3 79 3
試合時間:2時間4分

第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(22歳・ドイツ)が第2シードのロジャー・フェデラー(38歳・スイス)をセットカウント2-1(6-3、6-7、6-3)で破り、上海マスターズ2年連続2回目の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第6ゲーム、ズベレフがブレークに成功(30-40)。

第9ゲーム、ズベレフのサービングフォーザセット。
ズベレフがラブゲームでキープをして第1セットを先取。

第2セット

第2ゲーム、15-40からフェデラーのブレークポイント1本はズベレフが凌ぎましたが、30-40でフェデラーがブレークに成功。

第3ゲーム、30-40のズベレフのブレークポイント1本はフェデラーが凌ぎましたが、デュース1回目でズベレフがブレークバックに成功。

第11ゲーム、ズベレフがブレークに成功(30-40)。

第12ゲーム、ズベレフのサービングフォーザマッチ。
40-0のズベレフのマッチポイントからフェデラーがすばらしいプレーを見せて5連続でポイントを取り、土壇場でフェデラーがブレークバックに成功。

タイブレーク、7ポイント目で先にフェデラーがミニブレークをしますが、9ポイント目でズベレフがミニブレークをして追い付きます。

6-6のフェデラーのサービス2本目でズベレフがミニブレークをし、7-6とズベレフにマッチポイントが来ますが、続くズベレフのサービス2本をフェデラーが連続ミニブレーク。

8-7とフェデラーにマッチポイントが来てのフェデラーのサービス1本目、フェデラーがキープをして第2セットを取ります。

ファイナルセット

第2ゲーム、ズベレフがブレークに成功(15-40)。

ズベレフにブレークポイントが第4ゲームで2本(15-40)、第6ゲームで1本(デュース1回目)ありましたが、フェデラーがキープ。

第9ゲーム、ズベレフのサービングフォーザマッチ(2回目)。
今度はズベレフがしっかりとキープをして勝利。

ドロー(結果)

準々決勝後の暫定ランキング(トップ30)

ロレックス上海マスターズの準々決勝終了時点での暫定ランキングです。

暫定
順位
選手名 基礎
point
round result 獲得
point
QF後
point
1 ジョコビッチ 9,365 準々決勝 × 180 9,545
2 ナダル 9,225 欠場 9,225
3 フェデラー 6,770 準々決勝 × 180 6,950
4 メドベージェフ 4,920 準々決勝 360 5,280
5 ティーム 4,905 準々決勝 × 180 5,085
6 ズベレフ 3,825 準々決勝 360 4,185
7 チチパス 3,540 準々決勝 360 3,900
8 ハチャノフ 2,900 3回戦 × 90 2,990
9 錦織 圭 2,860 欠場 2,860
10 B アグート 2,485 3回戦 × 90 2,575
11 ベレッティーニ 2,205 準々決勝 360 2,565
12 フォニーニ 2,235 準々決勝 × 180 2,415
13 モンフィス 2,365 2回戦 × 45 2,410
14 ゴファン 2,190 3回戦 × 90 2,280
15 シュワルツマン 1,985 1回戦 × 10 1,995
16 イズナー 1,895 3回戦 × 90 1,985
17 A アリアシム 1,636 2回戦 × 45 1,681
18 ワウリンカ 1,670 欠場 1,670
19 プイユ 1,600 2回戦 × 45 1,645
20 ペラ 1,610 1回戦 × 10 1,620
21 アンダーソン 1,600 欠場 1,600
22 チョリッチ 1,530 1回戦 × 10 1,540
23 ペール 1,483 2回戦 × 45 1,528
24 バシラシビリ 1,395 3回戦 × 90 1,485
25 チリッチ 1,445 1回戦 × 10 1,455
26 デミノー 1,430 1回戦 × 10 1,440
27 ディミトロフ 1,432 不参加 1,432
28 キリオス 1,395 欠場 1,395
29 フリッツ 1,350 2回戦 × 45 1,360
30 ラオニッチ 1,315 欠場 1,350

基礎ポイントについては、『 ATPランキング試算(2019年10月・上海後)』をご覧ください。

1回戦を免除された第1シードから第8シードの選手が初戦敗退(2回戦敗退)となった場合、獲得ポイントは2回戦ではなく1回戦の10ポイントとなります。

ロレックス上海マスターズのポイント
ラウンド 獲得ポイント
優勝 1,000
準優勝 600
準決勝 360
準々決勝 180
3回戦 90
2回戦 45
1回戦 10

準々決勝の放送予定

GAORA、NHK・BS1、WOWOWメンバーズオンデマンド、Paraviでの放送・配信が予定されています。

GAORA

GAORAでは、1回戦から決勝まで生中継で放送予定。

日付 ラウンド 放送時間
10月11日(金) 準々決勝 [生] 13:30~24:00
10月12日() 準々決勝 [録] 15:00~17:27

[生]:生中継、[録]:録画

NHK・BS1

NHKでは、BS1またはサブch102で大会3日目から決勝まで7試合を放送予定。

日付 ラウンド 放送時間
10月11日(金) 準々決勝 [BS1] 13:30~15:50
[102] 15:50~16:00

<放送する対戦カード>
準々決勝「D.メドベージェフ vs F.フォニーニ」

WOWOWメンバーズオンデマンド

WOWOWメンバーズオンデマンドでは、1回戦から決勝までをライブ配信の予定。(大会1日目は無料配信)

WOWOWメンバーズオンデマンドは、WOWOWに加入中の方(有料放送契約を締結し、月額視聴料を支払いしている方)が利用できます。

また、オンデマンドで視聴するには、WEB会員登録(無料)後に配信サイトまたは専用アプリにてログインする必要があります。

Paravi

Paraviでは、ライブ&アーカイブ配信の予定。

2019年 ロレックス上海マスターズ 各ラウンドの結果

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