【2019年】全米オープンテニスの結果(準々決勝)


2019年8月26日から9月8日(2019年第35、36週)にニューヨーク(アメリカ)で開催されるグランドスラム「全米オープン(USオープン)」の準々決勝の結果、準々決勝後の暫定ランキング、放送予定を見ていきます。

男子シングルスの準々決勝の対戦カードは次のように決まりました。

<トップハーフ>
[23] ワウリンカ vs メドベージェフ [5]
[3] フェデラー vs ディミトロフ

<ボトムハーフ>
[23] ベレッティーニ vs モンフィス [13]
[20] シュワルツマン vs ナダル [2]

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2019年 全米オープン 準々決勝の結果

全米オープンの準々決勝の結果です。

<日程>
・9月3日(火):準々決勝 男子トップハーフ、女子ボトムハーフ
・9月4日(水):準々決勝 男子ボトムハーフ、女子トップハーフ

日本とニューヨークの時差:-13時間(日本の方が13時間進んでいます)

※スコアにある各選手の()内の数字は2019年8月26日付の世界ランキング

男子シングルス
トップハーフ
[23] S.ワウリンカ (24) 1 66 3 6 1
[5] D.メドベージェフ (5) 3 78 6 3 6
[3] R.フェデラー (3) 2 6 4 6 4 2
G.ディミトロフ (78) 3 3 6 3 6 6
 
ボトムハーフ
[24] M.ベレッティーニ (25) 3 3 6 6 3 77
[13] G.モンフィス (13) 2 6 3 2 6 65
[20] D.シュワルツマン (21) 0 4 5 2
[2] R.ナダル (2) 3 6 7 6
女子シングルス
トップハーフ
[13] B.ベンチッチ (12) 2 77 6
[23] D.ベキッチ (23) 0 65 3
[15] B.アンドリースク (15) 2 3 6 6
[25] E.メルテンス (26) 1 6 2 3
 
ボトムハーフ
[5] E.スビトリーナ (5) 2 6 6
[16] J.コンタ (16) 0 4 4
[8] S.ウイリアムズ (8) 2 6 6
[18] Q.ワン (18) 0 1 0

以下、男子シングルスの各試合の簡単な試合の振り返りとハイライト動画です。(試合後に追記していきます)

準々決勝「ワウリンカ vs メドベージェフ」

過去の対戦成績は、ワウリンカの0勝、メドベージェフの1勝。

ハードコートでは初対戦となります。

過去1回の対戦は2017年のウィンブルドン(グラスコート)の1回戦で、メドベージェフがセットカウント3-1(6-4、3-6、6-4、6-1)で勝利しています。

[23] S.ワウリンカ (24) 1 66 3 6 1
[5] D.メドベージェフ (5) 3 78 6 3 6
試合時間:2時間34分

第5シードのダニール・メドベージェフ(23歳・ロシア)が第23シードのスタン・ワウリンカ(34歳・スイス)をセットカウント3-1(7-6、6-3、3-6、6-1)で破り、グランドスラム初の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第1ゲーム、メドベージェフがブレークに成功(15-40)。

第2ゲーム、ワウリンカにブレークポイントが1本(デュース1回目)ありましたが、メドベージェフがキープ。

第6ゲーム、ワウリンカにブレークポイントが2本(30-40、デュース1回目)ありましたが、メドベージェフがキープ。

第10ゲーム、メドベージェフのサービングフォーザセット。
ワウリンカのブレークポイント2本(0-40、15-40)はメドベージェフが凌ぎましたが、土壇場でワウリンカがブレークバックに成功。

タイブレークに入り、1ポイント目でメドベージェフがミニブレーク。

10ポイント目と11ポイント目のメドベージェフのサービス2本をワウリンカがミニブレークをし、6-5とワウリンカにセットポイントが来ますが、続くワウリンカのサービス2本を今度はメドベージェフが連続ミニブレーク。

7-6とリードしたメドベージェフがサービス1本目をキープして第1セットを先取。

第2セット

第4ゲーム、メドベージェフがブレークに成功(デュース1回目)。

メドベージェフはブレークポイントを与えずにキープを続け、メドベージェフが第2セットも取ります。

第3セット

第2ゲーム、ワウリンカがブレークに成功(15-40)。

第9ゲーム、ワウリンカのサービングフォーザセット。
メドベージェフにブレークポイントが4本(デュース1回目、2回目、3回目、5回目)ありましたが、デュース6回目でワウリンカがキープをして第3セットを取ります。

第4セット

第2ゲーム、メドベージェフがブレークに成功(0-40)。

第3ゲーム、ワウリンカにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、メドベージェフがキープ。

第6ゲーム、メドベージェフがブレークに成功(15-40)。

第7ゲーム、メドベージェフのサービングフォーザマッチ。
メドベージェフがキープをして勝利。

ハイライト動画

準々決勝「ワウリンカ vs メドベージェフ」のハイライト動画です。

準々決勝「フェデラー vs ディミトロフ」

過去の対戦成績は、フェデラーの7勝、ディミトロフの0勝。

ハードコートでは、フェデラーの6勝、ディミトロフの0勝。

直近の対戦は2018年のABNアムロ・ワールド・テニス・トーナメント(室内ハードコート)の決勝で、フェデラーがセットカウント2-0(6-2、6-2)で勝利しています。

[3] R.フェデラー (3) 2 6 4 6 4 2
G.ディミトロフ (78) 3 3 6 3 6 6
試合時間:3時間12分

グリゴール・ディミトロフ(28歳・ブルガリア)が第3シードのロジャー・フェデラー(38歳・スイス)をセットカウント3-2(3-6、6-4、3-6、6-4、6-2)で破り、全米オープン初(グランドスラム3回目)の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第2ゲーム、フェデラーがブレークに成功(30-40)。

フェデラーはブレークポイントを与えずにキープを続け、フェデラーが第1セットを先取。

第2セット

第2ゲーム、ディミトロフにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、フェデラーがキープ。

第6ゲーム、ディミトロフがブレークに成功(30-40)。

第9ゲーム、ディミトロフのサービングフォーザセット。
フェデラーのブレークポイント1本(15-40)はディミトロフが凌ぎましたが、30-40でディミトロフにダブルフォルトが出て、土壇場でフェデラーがブレークバックに成功。

第10ゲーム、30-40でディミトロフがブレークをして第2セットを取ります。

第3セット

第5ゲーム、フェデラーにブレークポイントが3本(0-40)ありましたが、ディミトロフがキープ。

第7ゲーム、30-40でディミトロフにダブルフォルトが出て、フェデラーがブレークに成功。

第8ゲーム、ディミトロフにブレークポイントが2本(15-40)ありましたが、フェデラーがキープ。

第9ゲーム、15-40でフェデラーがブレークをして第3セットを取ります。

第4セット

第1ゲーム、ディミトロフがブレークに成功(15-40)。

第6ゲーム、フェデラーにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、ディミトロフがキープ。

第7ゲーム、ディミトロフにブレークポイントが7本(0-40、デュース1回目、4回目、6回目、7回目)ありましたが、デュース8回目でフェデラーがキープ。

第10ゲーム、ディミトロフのサービングフォーザセット。
フェデラーにブレークポイントが5本(0-40、デュース1回目、2回目)ありましたが、デュース3回目でディミトロフがキープをして第4セットを取ります。

フェデラーがメディカルタイムアウトを取り、コートを離れて治療を受けます。

ファイナルセット

第1ゲーム、ディミトロフがブレークに成功(30-40)。

第3ゲーム、ディミトロフがブレークに成功(30-40)。

第8ゲーム、ディミトロフのサービングフォーザマッチ。
ディミトロフがラブゲームでキープをして勝利。

ハイライト動画

準々決勝「フェデラー vs ディミトロフ」のハイライト動画です。

準々決勝「ベレッティーニ vs モンフィス」

過去に対戦はなく、初対戦となります。

[24] M.ベレッティーニ (25) 3 3 6 6 3 77
[13] G.モンフィス (13) 2 6 3 2 6 65
試合時間:3時間57分

第24シードのマッテオ・ベレッティーニ(23歳・イタリア)が第13シードのガエル・モンフィス(33歳・フランス)をセットカウント3-2(3-6、6-3、6-2、3-6、7-6)で破り、グランドスラム初の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第4ゲーム、モンフィスにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、ベレッティーニがキープ。

第6ゲーム、モンフィスがブレークに成功(デュース2回目)。

モンフィスはブレークポイントを与えずにキープを続け、モンフィスが第1セットを先取。

第2セット

第1ゲーム、モンフィスがブレークに成功(15-40)。

第3ゲーム、モンフィスにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、ベレッティーニがキープ。

第4ゲーム、ベレッティーニのブレークポイント1本(15-40)はモンフィスが凌ぎましたが、ベレッティーニがブレークバックに成功。

第5ゲーム、モンフィスにブレークポイントが3本(30-40、デュース1回目、2回目)ありましたが、ベレッティーニがキープ。

第6ゲーム、ベレッティーニにブレークポイントが3本(15-40、デュース1回目)ありましたが、モンフィスがキープ。

第8ゲーム、ベレッティーニのブレークポイント2本(15-40)はモンフィスが凌ぎましたが、デュース1回目でベレッティーニがブレークに成功。

第9ゲーム、ベレッティーニのサービングフォーザセット。
ベレッティーニがラブゲームでキープをして第2セットを取ります。

第3セット

第3ゲーム、ベレッティーニがブレークに成功(30-40)。

第6ゲーム、モンフィスにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、ベレッティーニがキープ。

第7ゲーム、ベレッティーニのブレークポイント2本(デュース3回目、4回目)はモンフィスが凌ぎましたが、デュース5回目でベレッティーニがブレークに成功。

第8ゲーム、ベレッティーニのサービングフォーザセット。
ベレッティーニがキープをして第3セットを取ります。

第4セット

第4ゲーム、モンフィスのブレークポイント4本(15-40、デュース1回目、3回目)はベレッティーニが凌ぎましたが、デュース4回目でモンフィスがブレークに成功。

第5ゲーム、ベレッティーニにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、モンフィスがキープ。

第9ゲーム、モンフィスのサービングフォーザセット。
モンフィスがキープをして第4セットを取ります。

ファイナルセット

第2ゲーム、ベレッティーニがブレークに成功(15-40)。

第3ゲーム、モンフィスがブレークバックに成功(デュース1回目)。

第6ゲーム、ベレッティーニがラブゲームでブレークに成功。

第9ゲーム、ベレッティーニのサービングフォーザマッチ。
ベレッティーニにマッチポイントが1本(40-30)ありましたが、土壇場でモンフィスがブレークバックに成功。

第12ゲーム、ベレッティーニにマッチポイント(ブレークポイント)が2本(30-40、デュース2回目)ありましたが、モンフィスがキープ。

タイブレークに入り、2ポイント目と7ポイント目をベレッティーニがミニブレークをして5-2とリードしますが、次のベレッティーニのサービス2本をモンフィスが連続でミニブレークをして追い付きます。

次のモンフィスのサービス1本目をベレッティーニがミニブレークをして、6-4とベレッティーニにマッチポイントが来ます。

6-5となった後、ベレッティーニがサービス1本目をキープして勝利。

ハイライト動画

準々決勝「ベレッティーニ vs モンフィス」のハイライト動画です。

準々決勝「シュワルツマン vs ナダル」

過去の対戦成績は、シュワルツマンの0勝、ナダルの7勝。

ハードコートでは、シュワルツマンの0勝、ナダルの3勝。

直近の対戦は2019年のBNPパリバ・オープン(ハードコート)の3回戦で、ナダルがセットカウント2-0(6-3、6-1)で勝利しています。

[20] D.シュワルツマン (21) 0 4 5 2
[2] R.ナダル (2) 3 6 7 6
試合時間:2時間46分

第2シードのラファエル・ナダル(33歳・スペイン)が第20シードのディエゴ・シュワルツマン(27歳・アルゼンチン)をセットカウント3-0(6-4、7-5、6-2)で破り、全米オープン3年連続8度目の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第2ゲーム、ナダルのブレークポイント3本(30-40、デュース2回目、3回目)はシュワルツマンが凌ぎましたが、デュース5回目でナダルがブレークに成功。

第4ゲーム、ナダルがブレークに成功(30-40)。

第5ゲーム、シュワルツマンのブレークポイント1本(15-40)はナダルが凌ぎましたが、シュワルツマンがブレークを1つ返します。

第7ゲーム、シュワルツマンのブレークポイント1本(0-40)はナダルが凌ぎましたが、シュワルツマンがブレークバックに成功。

第9ゲーム、シュワルツマンにブレークポイントが2本(15-40)ありましたが、ナダルがキープ。

第10ゲーム、30-40でナダルがブレークをして第1セットを先取。

第2セット

第4ゲーム、ナダルがブレークに成功(デュース2回目)。

第5ゲーム、シュワルツマンにブレークポイントが1本(30-40)ありましたが、ナダルがキープ。

第6ゲーム、ナダルがブレークに成功(15-40)。

第7ゲーム、ナダルのサービングフォーザセット。
シュワルツマンのブレークポイント1本(30-40)はナダルが凌ぎましたが、デュース1回目でシュワルツマンがブレークを1つ返します。

第9ゲーム、ナダルのサービングフォーザセット(2回目)。
土壇場でシュワルツマンがブレークバックに成功(30-40)。

第12ゲーム、0-40からナダルのセットポイント(ブレークポイント)2本はシュワルツマンが凌ぎましたが、ナダルがブレークをして第2セットを取ります。

第3セット

第3セットの第3ゲーム後にナダルがトレーナーを呼んで左腕のマッサージを受けるなど、ナダルの左腕の状態が心配される中、ナダルが勝負強さを発揮します。

第6ゲーム、ナダルのブレークポイント1本(0-40)はシュワルツマンが凌ぎましたが、ナダルがブレークに成功。

第8ゲーム、30-40でナダルがブレークをして勝利。

ハイライト動画

準々決勝「シュワルツマン vs ナダル」のハイライト動画です。

ドロー表(ベスト32・結果)

男子シングルス

女子シングルス

準々決勝後の暫定ランキング(トップ30)

全米オープンの準々決勝終了時点での男子シングルスの暫定ランキングです。

メドベージェフが準決勝進出を決め、自己最高の4位が確定しました。

暫定
順位
選手名 基礎
point
round result 獲得
point
QF後
point
1 ジョコビッチ 9,685 4回戦 × 180 9,865
2 ナダル 7,225 準々決勝 720 7,945
3 フェデラー 6,770 準々決勝 × 360 7,130
4 メドベージェフ 4,035 準々決勝 720 4,755
5 ティーム 4,565 1回戦 × 10 4,575
6 ズベレフ 3,915 4回戦 × 180 4,095
7 チチパス 3,410 1回戦 × 10 3,420
8 錦織 圭 3,285 3回戦 × 90 3,375
9 ハチャノフ 2,800 1回戦 × 10 2,810
10 B アグート 2,565 1回戦 × 10 2,575
11 フォニーニ 2,465 1回戦 × 10 2,475
12 モンフィス 2,095 準々決勝 × 360 2,455
13 ベレッティーニ 1,525 準々決勝 720 2,245
14 ゴファン 1,875 4回戦 × 180 2,055
15 チョリッチ 1,980 2回戦 × 45 2,025
16 シュワルツマン 1,635 準々決勝 × 360 1,995
17 バシラシビリ 1,805 3回戦 × 90 1,895
18 アンダーソン 1,870 棄権 0 1,870
19 ワウリンカ 1,445 準々決勝 × 360 1,805
20 イズナー 1,715 3回戦 × 90 1,805
21 A アリアシム 1,715 1回戦 × 10 1,725
22 ペラ 1,645 1回戦 × 10 1,655
23 ペール 1,463 2回戦 × 45 1,508
24 ラオニッチ 1,450 棄権 0 1,450
25 ディミトロフ 712 準々決勝 720 1,432
26 プイユ 1,385 2回戦 × 45 1,430
27 キリオス 1,340 3回戦 × 90 1,430
28 チリッチ 1,230 4回戦 × 180 1,410
29 ラヨビッチ 1,351 2回戦 × 45 1,396
30 フリッツ 1,375 1回戦 × 10 1,385

基礎ポイントについては、『 ATPランキング試算(2019年9月・全米オープン後)』をご覧ください。

全米オープン 獲得ポイント
ラウンド 獲得ポイント
優勝 2,000
準優勝 1,200
準決勝 720
準々決勝 360
4回戦 180
3回戦 90
2回戦 45
1回戦 10

準々決勝の放送予定

WOWOW、WOWOWメンバーズオンデマンドでの放送・配信が予定されています。

WOWOW

WOWOWでは、1回戦から決勝までを連日生中継で放送予定。(大会初日は無料放送)

また、WOWOWメンバーズオンデマンドでは、「ピックアップコートチャンネル」にてテレビで未放送の試合もライブ配信されます。

日付 ラウンド 開始時間
9月4日(水) 準々決勝 (男女S) 0:55~
9月5日(木) 準々決勝 (男女S) 0:55~

・S:シングルス

2019年 全米オープン 各ラウンドの結果

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