【ドバイ】1回戦「錦織 vs ペール」の結果(2019年)


2019年2月25日から3月2日(2019年第9週)にドバイ(アラブ首長国連邦)で開催のATPツアー500「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」。

錦織圭の1回戦の対戦相手は、世界ランキング65位のブノワ・ペール(29歳・フランス)。

錦織とペールのプレイヤー情報、試合結果とスタッツを見ていきます。

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プレイヤー情報

過去の対戦成績は、錦織の5勝、ペールの2勝。

ハードコートでは、錦織の2勝、ペールの2勝。

直近の対戦は2018年の楽天ジャパン・オープン(室内ハードコート)の2回戦で、錦織がセットカウント2-0(6-3、7-5)で勝利しています。

※2019年2月26日時点(試合前)

錦織 圭 ペール
5 勝 対戦成績 2 勝
6位 (4位) 最新ランク (最高) 65位 (18位)
日本 国籍 フランス
29歳 年齢 29歳
1989年12月29日 生年月日 1989年5月8日
178cm / 73kg 身長 / 体重 196cm / 80kg
右 / 両手 利き手 / バック 右 / 両手
2007年 プロ転向 2007年
11勝2敗 2019年成績 4勝6敗
1回 2019年優勝回数 0回
385勝178敗 通算成績 184勝203敗
12回 通算優勝回数 1回

1回戦「錦織 vs ペール」の結果

2月26日(火):センターコート 第2試合

ドバイ・デューティフリー・テニス選手権 1回戦 (ハード)
[1] 錦織 圭 (6位) 2 6 6
ブノワ・ペール (65位) 0 4 3
試合時間:1時間21分

第1シードの錦織圭(29歳・日本)がブノワ・ペール(29歳・フランス)をセットカウント2-0(6-4、6-3)で破り、2回戦進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第1セット
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
錦織 6
ペール 4
○:キープ、●:ブレーク

試合開始直前に錦織がトレーナーを呼んで右手首にテーピングを巻きます。

ペールのサービスで試合開始。

第1ゲーム、ペールのサービスエース、ラリー戦でのペールのポイント、錦織のフォアハンドのミス、ペールのフォアハンドのクロスへのウィナーがあり、ペールがラブゲームでキープ

第2ゲーム、錦織のファーストサーブでの連続ポイント(30-0)、ペールのフォアハンドの深いショットでのポイント、錦織のバックハンドのミス、ラリー戦でペールのフォアハンドの逆クロスへのウィナーがあり、30-40とペールにブレークポイントが来ます。

ペールにもったいないフォアハンドのミスが出て、デュースへ。

デュース1回目、錦織のサービスエース、バックハンドのダウンザラインへのショットでのポイントがあり、錦織がキープ

第3ゲーム、ペールのセカンドサーブでのポイント、フォアハンドのミス、フォアハンドのクロスへのウィナー、バックハンドのミス(30-30)、錦織が深いリターンから先に攻撃を仕掛けてのポイントがあり、30-40と錦織にブレークポイントが来ます。

ペールにダブルフォルトが出て、錦織がブレークに成功

第4ゲーム、ペールのフォアハンドのクロスへの深いショットでのポイント、錦織のフォアハンドのミス(0-30)、錦織のセカンドサーブでのポイント、バックハンドのクロスへのアングルショットでのポイント(30-30)、フォアハンドのクロスラリーでのペールのポイントがあり、30-40とペールにブレークポイントが来ます。

錦織がファーストサーブでポイントを取り、デュースへ。

デュース1回目、錦織にバックハンドのミスが出て、ペールにブレークポイントが来ますが、錦織がファーストサーブで凌ぎます。

デュース2回目、錦織にフォアハンドのミスが出て、ペールにブレークポイントが来ますが、ラリー戦で錦織が見事なバックハンドのクロスへのウィナーを決めます。

デュース3回目、ロングラリーでペールがポイントを取り、ペールにブレークポイントが来ますが、錦織がバックハンドのダウンザラインへのショットでポイントを取ります。

デュース4回目、錦織にフォアハンドのミスが出て、ペールにブレークポイントが来ますが、錦織がサービスエースで凌ぎます。

デュース5回目、ラリー戦でペールがポイントを取り、ペールにブレークポイントが来ますが、ペールのフォアハンドのミス。

デュース6回目、錦織にフォアハンドのミスが出て、ペールにブレークポイントが来ますが、ペールのリターンミス。

デュース7回目、錦織のフォアハンドのクロスへのウィナー、ファーストサーブでのポイントがあり、錦織がキープ。(7本のブレークポイントをモノにできなかったペールがラケットを投げます)

第5ゲーム、ペールのファーストサーブでの連続ポイント、サービスエース、錦織のリターンミスがあり、ペールがラブゲームでキープ

第6ゲーム、ペールのリターンでのポイント、錦織のセカンドサーブでのポイント、ダブルフォルト(15-30)、ペールのリターンミス、錦織が先に攻撃を仕掛けてのポイント(40-30)、ペールのバックハンドのパッシングショットのミスがあり、錦織がキープ

第7ゲーム、ペールのダブルフォルト、ペールのドロップショットからのボレーのウィナー、サービスエース、錦織のバックハンドのクロスへのウィナー(30-30)、ペールのボレーのウィナー(40-30)、セカンドサーブでのポイントがあり、ペールがキープ

錦織がトレーナーを呼んで右手首にテーピングをさらに巻きます(+1巻き)。

第8ゲーム、錦織のバックハンドのクロスへのアプローチショットでのポイント、ラリー戦でペールのフォアハンドのクロスへのウィナー、ラリー戦で錦織のフォアハンドのダウンザラインへのウィナー、ラリー戦で錦織のバックハンドのクロスへのショットでのポイント(40-15)、セカンドサーブでのポイントがあり、錦織がキープ

第9ゲーム、錦織のドロップショット返しのウィナー、ペールのファーストサーブでのポイント、サービスエース、錦織のリターンでのポイント(30-30)、ペールのバックハンドの逆クロスへのショットでのポイント、ファーストサーブでのポイントがあり、ペールがキープ

第10ゲーム、錦織のサービングフォーザセット
ペールのリターンでのポイント、錦織のフォアハンドのミス(0-30)、錦織のファーストサーブでのポイント、ペールのリターンミス、ペールのバックハンドのミス(ペールがラケットを叩きつける)があり、40-30と錦織にセットポイントが来ます。

錦織がドロップショットでペールを前に誘い出してからボレーのウィナーを決め、錦織が第1セットを先取

錦織 第1セット ペール
2 サービスエース 4
1 ダブルフォルト 2
64% (29/45) ファーストサーブ確率 54% (14/26)
69% (20/29) 1st Serve Points Won 93% (13/14)
50% (8/16) 2nd Serve Points Won 42% (5/12)
100% (1/1) ブレーク / チャンス 0% (0/8)
2/3 ネットポイント 2/4
62% (28/45) Service Points Won 69% (18/26)
31% (8/26) Return Points Won 38% (17/45)
51% (36/71) Total Points Won 49% (35/71)
8 Winner 合計 10
5 フォアハンド 5
1 バックハンド 0
2 サーブ 5
15 Unforced error 合計 16
11 フォアハンド 7
3 バックハンド 7
1 サーブ 2

第2セット

第2セット
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
錦織 6
ペール 3
○:キープ、●:ブレーク

ペールのサービスで第2セット開始。

第1ゲーム、錦織のリターンミス、錦織の見事なドロップショット返しからのスマッシュのウィナー、錦織の深いリターンでのポイント(15-30)、ペールのファーストサーブでのポイント、錦織のフォアハンドのミス(40-30)、ペールのサーブアンドボレーのウィナーがあり、ペールがキープ

第2ゲーム、錦織のファーストサーブでのポイント、ペールのフォアハンドのミス、錦織のフォアハンドのクロスへのショットでのポイント、錦織のフォアハンドのウィナーがあり、錦織がラブゲームでキープ。(最後、ペールがリターンをした後に右膝を気にするしぐさを見せます)

第3ゲーム、ペールのファーストサーブでのポイント、ペールの見事なフォアハンドのクロスへのカウンターショットのウィナー、ペールのドロップショットを錦織が処理してのポイント、ペールのファーストサーブでのポイント(40-15)、ファーストサーブでのポイントがあり、ペールがキープ

ペールがトレーナーを呼んで右膝の状態を見てもらい、痛み止めと思われる薬を飲みます。

第4ゲーム、錦織のファーストサーブでの連続ポイント(30-0)、ペールのフォアハンドのリターンエースとフォアハンドのダウンザラインへのウィナー(30-30)、錦織が先に攻撃を仕掛けてのポイント(40-30)、ペールのバックハンドのダウンザラインへのショットでのポイントがあり、デュースへ。

デュース1回目、錦織のファーストサーブでのポイント、錦織のフォアハンドの深いショットでのポイントがあり、錦織がキープ

第5ゲーム、ペールのダブルフォルト、バックハンドの逆クロスへのウィナー(15-15)、ペールのドロップショットに対する錦織のフォアハンドのウィナー、サービスダッシュに出たペールの足元に錦織がリターンを返してポイントを取り、15-40と錦織にブレークポイントが来ます。

ペールにダブルフォルトが出て、錦織がブレークに成功

第6ゲーム、錦織のファーストサーブでの連続ポイント、ペールの連続リターンミスがあり、錦織がラブゲームでキープ

第7ゲーム、ペールのファーストサーブでのポイント、フォアハンドのクロスへのウィナー、ファーストサーブでのポイント(40-0)、バックハンドのミス、セカンドサーブでのポイントがあり、ペールがキープ

第8ゲーム、錦織のファーストサーブでのポイント、ペールの深いリターンでのポイント、ロングラリーでの錦織のポイント、錦織のフォアハンドの逆クロスへのショットでのポイント(40-15)、錦織のバックハンドのクロスへのウィナーがあり、錦織がキープ

第9ゲーム、ペールのダブルフォルト、ペールのドロップショットのウィナー(15-15)、ペールのドロップショットに対する錦織のフォアハンドのウィナー、ペールのバックハンドのミスがあり、15-40と錦織にマッチポイント(ブレークポイント)が来ます。

ペールにフォアハンドのミスが出て、錦織がブレークをして勝利

錦織 第2セット ペール
0 サービスエース 0
0 ダブルフォルト 3
67% (14/21) ファーストサーブ確率 50% (13/26)
86% (12/14) 1st Serve Points Won 69% (9/13)
71% (5/7) 2nd Serve Points Won 38% (5/13)
100% (2/2) ブレーク / チャンス 0% (0/0)
3/3 ネットポイント 1/4
81% (17/21) Service Points Won 54% (14/26)
46% (12/26) Return Points Won 19% (4/21)
62% (29/47) Total Points Won 38% (18/47)
5 Winner 合計 7
5 フォアハンド 4
0 バックハンド 2
0 サーブ 1
4 Unforced error 合計 10
4 フォアハンド 5
0 バックハンド 2
0 サーブ 3

試合振り返り・スタッツ

第1セット、強風の影響もあってか錦織はフォアハンドのミスが目立ち、ストロークの精度を欠く苦しい立ち上がりとなりますが、第3ゲームでペールの自滅に近い形で錦織が先にブレークに成功。

第4ゲーム、錦織はストロークが安定せず、ペールに7本のブレークポイントを握られましたが、あと1本を許さず、デュース7回目で錦織がキープ。

その後もしっかりとキープを続けた錦織が第1セットを先取。

第2セット、第2ゲームでペールが右膝を痛めると、リターンやラリー戦でペールの仕掛けが早くなります。(ペールのドロップショットの回数も増加)

錦織はペールのプレーに惑わされることなくしっかりと対応し、第5ゲームと第9ゲームを錦織がブレークをして勝利。

第2セットでは錦織のフォアハンドも良くなっていたので、2回戦ではいい状態で試合に入ることができるかなと思います。

錦織 Match ペール
2 サービスエース 4
1 ダブルフォルト 5
65% (43/66) ファーストサーブ確率 52% (27/52)
74% (32/43) 1st Serve Points Won 81% (22/27)
57% (13/23) 2nd Serve Points Won 40% (10/25)
100% (3/3) ブレーク / チャンス 0% (0/8)
5/6 ネットポイント 3/8
68% (45/66) Service Points Won 62% (32/52)
38% (20/52) Return Points Won 32% (21/66)
55% (65/118) Total Points Won 45% (53/118)
13 Winner 合計 17
10 フォアハンド 9
1 バックハンド 2
2 サーブ 6
19 Unforced error 合計 26
15 フォアハンド 12
3 バックハンド 9
1 サーブ 5

錦織の2回戦の対戦相手は!?

錦織圭のドバイ・デューティフリー・テニス選手権の2回戦の対戦相手は、世界ランキング77位のホベルト・ホルカシュ(22歳・ポーランド)。

過去に対戦はなく、初対戦となります。

2回戦「錦織 vs ホルカシュ」の結果

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