2019年7月1日から7月14日(2019年第27、28週)にロンドン(イギリス)で開催されるグランドスラム「ウィンブルドン」。
トップ30のウィンブルドン後の7月15日付のランキング試算を見ていきます。
2019年7月15日付のランキング試算
はじめに、2019年7月15日付のランキングについて、2018年のウィンブルドンでのポイントが2019年7月15日に失効日を迎え、2019年の同大会でのポイントと入れ替わる形になります。
例外の選手については別途補足します。
2018年ウィンブルドンの振り返り
まずはトップ30の2018年のウィンブルドンの結果を簡単に振り返ります。
決勝で第12シードのジョコビッチが第8シードのアンダーソンをセットカウント3-0(6-2、6-2、7-6)で破り、ウィンブルドン3年ぶり4回目の優勝を飾りました。
第2シードのナダルと第9シードのイズナーがベスト4。
第1シードのフェデラー、第5シードのデルポトロ、第13シードのラオニッチ、第24シードの錦織がベスト8。
順位 | 選手名 | 7月1日 point |
2018年 ウィンブルドン |
---|---|---|---|
1 | ジョコビッチ | 12,415 | 優勝 |
2 | ナダル | 7,945 | ベスト4 |
3 | フェデラー | 6,620 | ベスト8 |
4 | ティーム | 4,595 | 1回戦 |
5 | A.ズベレフ | 4,405 | 3回戦 |
6 | チチパス | 4,215 | 4回戦 |
7 | 錦織 圭 | 4,040 | ベスト8 |
8 | アンダーソン | 3,610 | 準優勝 |
9 | ハチャノフ | 2,980 | 4回戦 |
10 | フォニーニ | 2,785 | 3回戦 |
11 | デルポトロ | 2,740 | ベスト8 |
12 | イズナー | 2,715 | ベスト4 |
13 | メドベージェフ | 2,625 | 3回戦 |
14 | チョリッチ | 2,205 | 1回戦 |
15 | モンフィス | 1,985 | 4回戦 |
16 | バシラシビリ | 1,960 | 1回戦 |
17 | ラオニッチ | 1,945 | ベスト8 |
18 | チリッチ | 1,940 | 2回戦 |
19 | ワウリンカ | 1,715 | 2回戦 |
20 | ベレッティーニ | 1,665 | 2回戦 |
21 | オジェ アリアシム | 1,654 | – |
22 | バウティスタ アグート | 1,600 | – |
23 | ゴファン | 1,510 | 1回戦 |
24 | シュワルツマン | 1,485 | 2回戦 |
25 | シモン | 1,445 | 4回戦 |
26 | ペラ | 1,430 | 3回戦 |
27 | シャポバロフ | 1,390 | 2回戦 |
28 | プイユ | 1,340 | 2回戦 |
29 | デミノー | 1,330 | 3回戦 |
30 | エドマンド | 1,325 | 3回戦 |
トップ30の基礎ポイント
トップ30の基礎ポイントを見ていきます。
順位 | 選手名 | 7月1日 point |
失効 point |
基礎 point |
---|---|---|---|---|
1 | ジョコビッチ | 12,415 | 2,000 | 10,415 |
2 | ナダル | 7,945 | 720 | 7,225 |
3 | フェデラー | 6,620 | 360 | 6,260 |
4 | ティーム | 4,595 | 10 | 4,585 |
5 | A.ズベレフ | 4,405 | 90 | 4,315 |
6 | チチパス | 4,215 | 180 | 4,035 |
7 | 錦織 圭 | 4,040 | 360 | 3,680 |
8 | アンダーソン | 3,610 | 1,200 | 2,410 |
9 | ハチャノフ | 2,980 | 180 | 2,800 |
10 | フォニーニ | 2,785 | 90 | 2,695 |
11 | デルポトロ | 2,740 | 360 | 2,380 |
12 | イズナー | 2,715 | 720 | 1,995 |
13 | メドベージェフ | 2,625 | 90 | 2,535 |
14 | チョリッチ | 2,205 | 10 | 2,195 |
15 | モンフィス | 1,985 | 180 | 1,805 |
16 | バシラシビリ | 1,960 | 10 | 1,950 |
17 | ラオニッチ | 1,945 | 360 | 1,585 |
18 | チリッチ | 1,940 | 45 | 1,895 |
19 | ワウリンカ | 1,715 | 45 | 1,670 |
20 | ベレッティーニ | 1,665 | 45 | 1,620 |
21 | オジェ アリアシム | 1,654 | 29* | 1,625 |
22 | バウティスタ アグート | 1,600 | 0 | 1,600 |
23 | ゴファン | 1,510 | 10 | 1,500 |
24 | シュワルツマン | 1,485 | 45 | 1,440 |
25 | シモン | 1,445 | 180 | 1,265 |
26 | ペラ | 1,430 | 90 | 1,340 |
27 | シャポバロフ | 1,390 | 45 | 1,345 |
28 | プイユ | 1,340 | 45 | 1,295 |
29 | デミノー | 1,330 | 90 | 1,240 |
30 | エドマンド | 1,325 | 90 | 1,235 |
- 7月1日ポイント
- 失効ポイント
- 基礎ポイント
2019年7月1日付のATPランキングのポイント。
2019年7月15日に失効日を迎える2018年のウィンブルドンのポイント。
※オジェ アリアシムはチャレンジャー大会のポイントが失効します。
「基礎ポイント」=「7月1日ポイント」-「失効ポイント」
この「基礎ポイント」に2019年のウィンブルドンのポイントを加算すれば、次回発表される7月15日付のATPランキングと同じになります。
基礎ポイントの計算ミス(勘違い)が見つかった時は修正します。
ラウンド | 獲得ポイント |
---|---|
優勝 | 2,000 |
準優勝 | 1,200 |
準決勝 | 720 |
準々決勝 | 360 |
4回戦 | 180 |
3回戦 | 90 |
2回戦 | 45 |
1回戦 | 10 |
暫定ランキング
「基礎ポイント」順にランキングを並び替えます。
暫定 順位 |
選手名 | 基礎 point |
---|---|---|
1 | ジョコビッチ | 10,415 |
2 | ナダル | 7,225 |
3 | フェデラー | 6,260 |
4 | ティーム | 4,585 |
5 | A.ズベレフ | 4,315 |
6 | チチパス | 4,035 |
7 | 錦織 圭 | 3,680 |
8 | ハチャノフ | 2,800 |
9 | フォニーニ | 2,695 |
10 | メドベージェフ | 2,535 |
11 | アンダーソン | 2,410 |
12 | デルポトロ | 2,380 |
13 | チョリッチ | 2,195 |
14 | イズナー | 1,995 |
15 | バシラシビリ | 1,950 |
16 | チリッチ | 1,895 |
17 | モンフィス | 1,805 |
18 | ワウリンカ | 1,670 |
19 | オジェ アリアシム | 1,625 |
20 | ベレッティーニ | 1,620 |
21 | バウティスタ アグート | 1,600 |
22 | ラオニッチ | 1,585 |
23 | ゴファン | 1,500 |
24 | シュワルツマン | 1,440 |
25 | シャポバロフ | 1,345 |
26 | ペラ | 1,340 |
27 | プイユ | 1,295 |
28 | フリッツ | 1,275 |
29 | シモン | 1,265 |
30 | ジェレ | 1,245 |
<欠場者情報>
デルポトロが欠場。
出場予定だったチョリッチはwithdrawとなりました。
トップ10の状況を見て行きます。
1位~3位
7月1日付の世界ランキングと変わらず、ジョコビッチの1位は確定。
ナダル決勝進出、またはフェデラー準決勝以下で敗退の場合、ナダルの2位が確定。
フェデラー準優勝かつナダル4回戦以下で敗退、またはフェデラー優勝かつナダル準決勝以下で敗退の場合、フェデラーの2位が確定。
ナダルとフェデラーは順当に勝ち進むと準決勝で対戦するドローとなっています。
ティームとズベレフは優勝すれば3位に上がる可能性がありますが、フェデラーが4回戦以下で敗退が条件となります。
錦織のランキング
暫定7位の錦織は4位のティームとは905ポイント差、5位のズベレフとは635差、6位のチチパスとは355ポイント差となっており、ランキングを上げるにはベスト4以上の結果が必要となります。
10位争いなど
昨年準優勝のアンダーソンが暫定11位、昨年ベスト4のイズナーが暫定14位に順位を落とし、初のトップ10入りを目指すメドベージェフが暫定10位に上がります。
メドベージェフはATP500以下の大会では強さを見せるもののグランドスラムとマスターズの大会では結果を残せていませんが、これからトップ10に定着していくためにはそろそろグランドスラムでベスト8以上の結果を残していきたいところです。
暫定19位の18歳のオジェ アリアシムは今シーズンに入って目覚ましい成長を遂げていますが(レースランキング10位)、グラスコートシーズンに入っても勢いは止まらずメルセデス・カップで準優勝、フィーバーツリー選手権でベスト4の結果を残してグラスコートでの適正も見せており、今大会注目の選手の一人です。
2019年 ウィンブルドンの結果
2019年ウィンブルドンの1回戦から決勝までの結果です。
結果の記事では各ラウンド終了時の暫定ランキング(ポイント)も紹介しているので、ランキングの経過については下記の記事をご覧ください。
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