2019年5月12日から5月19日(2019年第20週)にローマ(イタリア)で開催されるATPツアー・マスターズ1000「BNLイタリア国際」。
トップ30のBNLイタリア国際後の5月20日付のランキング試算を見ていきます。
2019年5月20日付のランキング試算
はじめに、2019年5月20日付のランキングについて、2018年のBNLイタリア国際でのポイントが2019年5月20日に失効日を迎え、2019年の同大会でのポイントと入れ替わる形になります。
例外の選手については別途補足します。
2018年BNLイタリア国際の振り返り
まずはトップ30の2018年のBNLイタリア国際の結果を簡単に振り返ります。
決勝で第1シードのナダルが第2シードのA.ズベレフをセットカウント2-1(6-1、1-6、6-3)で破り、BNLイタリア国際5年ぶり8回目の優勝を飾りました。
第4シードのチリッチと第11シードのジョコビッチがベスト4。
第9シードのゴファン、第10シードのカレーニョ ブスタ、錦織、フォニーニがベスト8。
順位 | 選手名 | 5月13日 point |
2018年 ローマ |
---|---|---|---|
1 | ジョコビッチ | 12,115 | ベスト4 |
2 | ナダル | 7,945 | 優勝 |
3 | フェデラー | 5,770 | – |
4 | ティーム | 4,845 | 2回戦 |
5 | A.ズベレフ | 4,745 | 準優勝 |
6 | 錦織 圭 | 3,860 | ベスト8 |
7 | チチパス | 3,790 | 2回戦 |
8 | アンダーソン | 3,755 | 2回戦 |
9 | デルポトロ | 3,145 | 3回戦 |
10 | チリッチ | 3,025 | ベスト4 |
11 | イズナー | 2,950 | 2回戦 |
12 | フォニーニ | 2,920 | ベスト8 |
13 | ハチャノフ | 2,720 | 1回戦 |
14 | メドベージェフ | 2,625 | 1回戦 |
15 | チョリッチ | 2,445 | 1回戦 |
16 | モンフィス | 1,965 | 1回戦 |
17 | ラオニッチ | 1,960 | – |
18 | バシラシビリ | 1,905 | 2回戦 |
19 | チェッキナート | 1,840 | 2回戦 |
20 | バウティスタ アグート | 1,645 | – |
21 | ペラ | 1,495 | – |
22 | シャポバロフ | 1,470 | 3回戦 |
23 | ゴファン | 1,460 | ベスト8 |
24 | シュワルツマン | 1,440 | 2回戦 |
25 | プイユ | 1,420 | 2回戦 |
26 | デミノー | 1,420 | – |
27 | エドマンド | 1,405 | 3回戦 |
28 | シモン | 1,375 | – |
29 | ワウリンカ | 1,365 | 1回戦 |
30 | オジェ アリアシム | 1,349 | – |
トップ30の基礎ポイント
トップ30の基礎ポイントを見ていきます。
順位 | 選手名 | 5月13日 point |
失効 point |
基礎 point |
---|---|---|---|---|
1 | ジョコビッチ | 12,115 | 360 | 11,755 |
2 | ナダル | 7,945 | 1,000 | 6,945 |
3 | フェデラー | 5,770 | 0 | 5,770 |
4 | ティーム | 4,845 | 10 | 4,835 |
5 | A.ズベレフ | 4,745 | 600 | 4,145 |
6 | 錦織 圭 | 3,860 | 180 | 3,680 |
7 | チチパス | 3,790 | 70 | 3,720 |
8 | アンダーソン | 3,755 | 10 | 3,745 |
9 | デルポトロ | 3,145 | 90 | 3,055 |
10 | チリッチ | 3,025 | 360 | 2,665 |
11 | イズナー | 2,950 | 10 | 2,940 |
12 | フォニーニ | 2,920 | 180 | 2,740 |
13 | ハチャノフ | 2,720 | 10 | 2,710 |
14 | メドベージェフ | 2,625 | 10 | 2,615 |
15 | チョリッチ | 2,445 | 10 | 2,435 |
16 | モンフィス | 1,965 | 10 | 1,955 |
17 | ラオニッチ | 1,960 | 0 | 1,960 |
18 | バシラシビリ | 1,905 | 70 | 1,835 |
19 | チェッキナート | 1,840 | 45 | 1,795 |
20 | バウティスタ アグート | 1,645 | 0 | 1,645 |
21 | ペラ | 1,495 | 0 | 1470* |
22 | シャポバロフ | 1,470 | 90 | 1,380 |
23 | ゴファン | 1,460 | 180 | 1,280 |
24 | シュワルツマン | 1,440 | 45 | 1,395 |
25 | プイユ | 1,420 | 45 | 1,375 |
26 | デミノー | 1,420 | 0 | 1400* |
27 | エドマンド | 1,405 | 90 | 1,315 |
28 | シモン | 1,375 | 0 | 1330* |
29 | ワウリンカ | 1,365 | 10 | 1,355 |
30 | オジェ アリアシム | 1,349 | 15* | 1,334 |
- 5月13日ポイント
- 失効ポイント
- 基礎ポイント
2019年5月13日付のATPランキングのポイント。
2019年5月20日に失効日を迎える2018年のBNLイタリア国際のポイント。
※オジェ アリアシムはチャレンジャー大会のポイントが失効します。
「基礎ポイント」=「5月13日ポイント」-「失効ポイント」
※ペラ、デミノー、シモンの基礎ポイントについて、2018年のBNLイタリア国際に出場していないため(出場義務なし)、現在ランキングの対象となっている大会のうちグランドスラムとマスターズを除いた最低ポイント(ペラ:25ポイント、デミノー:20ポイント、シモン:45ポイント)が対象外に繰り下がります。
この「基礎ポイント」に2019年のBNLイタリア国際のポイントを加算すれば、次回発表される5月20日付のATPランキングと同じになります。
基礎ポイントの計算ミス(勘違い)が見つかった時は修正します。
ラウンド | 獲得ポイント |
---|---|
優勝 | 1,000 |
準優勝 | 600 |
準決勝 | 360 |
準々決勝 | 180 |
3回戦 | 90 |
2回戦 | 45 |
1回戦 | 10 |
暫定ランキング
「基礎ポイント」順にランキングを並び替えます。
暫定 順位 |
選手名 | 基礎 point |
---|---|---|
1 | ジョコビッチ | 11,755 |
2 | ナダル | 6,945 |
3 | フェデラー | 5,770 |
4 | ティーム | 4,835 |
5 | A.ズベレフ | 4,145 |
6 | アンダーソン | 3,745 |
7 | チチパス | 3,720 |
8 | 錦織 圭 | 3,680 |
9 | デルポトロ | 3,055 |
10 | イズナー | 2,940 |
11 | フォニーニ | 2,740 |
12 | ハチャノフ | 2,710 |
13 | チリッチ | 2,665 |
14 | メドベージェフ | 2,615 |
15 | チョリッチ | 2,435 |
16 | ラオニッチ | 1,960 |
17 | モンフィス | 1,955 |
18 | バシラシビリ | 1,835 |
19 | チェッキナート | 1,795 |
20 | バウティスタ アグート | 1,645 |
21 | ペラ | 1,470 |
22 | デミノー | 1,400 |
23 | シュワルツマン | 1,395 |
24 | シャポバロフ | 1,380 |
25 | プイユ | 1,375 |
26 | ワウリンカ | 1,355 |
27 | オジェ アリアシム | 1,334 |
28 | シモン | 1,330 |
29 | エドマンド | 1,315 |
30 | ラヨビッチ | 1,300 |
<欠場者情報>
アンダーソン、イズナー、ラオニッチが欠場。
トップ10の状況を見て行きます。
1位~3位
5月13日付の世界ランキングと変わらず、ジョコビッチの1位、ナダルの2位は確定。
フェデラーの4位以上は確定で、フェデラーは3回戦に進出(初戦で勝利)すれば自力での3位が確定。
暫定4位のティームが3位に上がるには、ティーム優勝かつフェデラー初戦敗退が条件となります。
全仏オープンに向けた4位争い
全仏オープンの第4シードの枠をティームとズベレフが争うことになりますが、ティームとズベレフの差が690ポイントもあり、ティームは準決勝に進出すれば自力での4位以上が確定。
ズベレフが4位に上がるには優勝が最低条件となり、ティームの4位が濃厚な状況です。
錦織のランキング
錦織は暫定8位にランキングが落ちますが、全仏オープンの第5シードから第8シードの枠は確定という状況です。(暫定6位のアンダーソンは全仏オープン欠場、暫定9位以下の選手で錦織を上回ることができるのはデルポトロ、フォニーニ、ハチャノフのうち優勝した1人のみ)
マドリード・オープンでは3回戦で敗退となってしまったため、BNLイタリア国際では全仏オープンに向けて弾みがつく結果を残して欲しいです。(ランキング的にも暫定4位ティームから7位のチチパスにポイントで差をつけられないためにもそろそろマスターズの大会で結果が欲しいところです。)
10位争い
チリッチが1週だけトップ10に復帰しましたが、360ポイントが失効して暫定13位に落ち、再びイズナーが暫定で10位に上がります。(イズナーはBNLイタリア国際を欠場)
初のトップ10入りを目指す暫定11位フォニーニ、12位ハチャノフ、14位メドベージェフが10位に上がるには、3人とも最低でも準決勝進出が必要となります。
錦織ファンとしては全仏オープンの4回戦で対戦することになるであろう第9シードから第12シードに誰が入るのかも気になるところです。
2019年 BNLイタリア国際の結果
2019年BNLイタリア国際の1回戦から決勝までの結果です。
結果の記事では各ラウンド終了時の暫定ランキング(ポイント)も紹介しているので、ランキングの経過については下記の記事をご覧ください。
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