2018年7月2日から7月15日(2018年第27、28週)にロンドン(イギリス)で開催されるグランドスラム「ウィンブルドン」。
錦織圭の4回戦の対戦相手は、世界ランキング138位のエルネスツ・グルビス(29歳・ラトビア)。
錦織とグルビスのプレイヤー情報、4回戦の試合結果とスタッツを見ていきます。
プレイヤー情報(4回戦)
過去の対戦成績は、錦織の1勝、グルビスの0勝。
過去1回の対戦は2014年のバルセロナ・オープン(クレー)の準決勝で、錦織が6-2、6-4のストレートで勝利しています。
芝では初対戦となります。
※2018年7月9日時点(試合前)
錦織 圭 | グルビス | |
1 勝 | 対戦成績 | 0 勝 |
28位 (4位) | 最新ランキング (最高) | 138位 (10位) |
日本 | 国籍 | ラトビア |
28歳 | 年齢 | 29歳 |
1989年12月29日 | 生年月日 | 1988年8月30日 |
178cm / 75kg | 身長 / 体重 | 193cm / 88kg |
右 / 両手 | 利き手 / バック | 右 / 両手 |
2007年 | プロ転向 | 2004年 |
19勝9敗 | 2018年成績 | 4勝3敗 |
0回 | 2018年優勝回数 | 0回 |
350勝164敗 | 通算成績 | 230勝214敗 |
11回 | 通算優勝回数 | 6回 |
4回戦「錦織 vs グルビス」の結果
試合日:現地時間 7月9日(月)
[24] 錦織 圭 (28位) | 3 | 4 | 77 | 712 | 6 | |
エルネスツ・グルビス (138位) | 1 | 6 | 65 | 610 | 1 | |
試合時間:3時間28分 |
---|
第24シードの錦織圭(28歳・日本)がエルネスツ・グルビス(29歳・ラトビア)を4-6、7-6、7-6、6-1のセットカウント3-1で破り、ウィンブルドン初の準々決勝進出を決めました。
日本男子としては1995年の松岡修造以来となる23年ぶりのウィンブルドンの準々決勝進出となりました。
簡単に試合を振り返ります。
第1セット
第1セット | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ○ | ○ | ○ | ○ | – | – | 4 | ||||||
グルビス | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | – | – | 6 | ||||
○:キープ、●:ブレーク |
錦織のサービスで試合開始。
第1ゲーム、錦織のスマッシュやフォアハンドのウィナーが決まるなど、錦織がラブゲームでキープ。
第2ゲーム、グルビスのサービスエースが決まるなど、グルビスがラブゲームでキープ。
第3ゲーム、錦織のダブルフォルトやバックハンドのミスなどがあり、30-40とグルビスにブレークポイントが来ますが、錦織がファーストサーブで凌いで、デュースへ。
デュース1回目、グルビスが深いリターンでポイントを取ってブレークポイントを握りますが、グルビスが攻めていながらのもったいないバックハンドのミスをして錦織は助けられます。
デュース5回目で錦織が何とかキープ。
第4ゲーム、グルビスがラブゲームでキープ。
第5ゲーム、グルビスの深いショットでのポイント、錦織のダブルフォルト、グルビスのパッシングショットに対する錦織のボレーがアウトとなり、0-40とグルビスにブレークポイントが来ますが、錦織がピンチを凌いで、デュースへ。
デュース1回目、グルビスがバックハンドの深いショットでポイントを取り、グルビスにブレークポイントが来ます。
グルビスがバックハンドのクロスへの強烈なショットで錦織を崩してからのバックハンドのダウンザラインへのウィナーを決め、グルビスがブレークに成功。
第6ゲーム、15-15から錦織のもったいないフォアハンドのミスとバックハンドのミスもあり、グルビスがキープ。
第7ゲーム、錦織がラブゲームでキープ。
第8ゲーム、グルビスがキープ。
第9ゲーム、錦織がキープ。
第10ゲーム、グルビスのサービングフォーザセット。
グルビスのフォアハンドのダウンザラインへのウィナー、フォアハンドのクロスへのウィナー、ドロップショットからのボレーが決まり、40-0とグルビスにセットポイントが来ます。
グルビスのバックハンドのクロスへのウィナーが決まり、グルビスが第1セットを先取。
第1セットでは、右肘にテーピングをしていた錦織は右肘の状態が悪いのかフォアハンドでのミスが目立つなどプレーに精細を欠く面があった一方、グルビスは手が付けられない強力なサーブと安定したストロークでまったく隙がありませんでした。
そして、第1セットが終わった後、錦織がトレーナーを呼んでメディカルタイムアウトを取り、右肘のマッサージを受けます。
錦織 | 第1セット | グルビス |
1 | サービスエース | 4 |
2 | ダブルフォルト | 0 |
70%(26/37) | ファーストサーブ確率 | 64%(14/22) |
69%(18/26) | 1st Serve Points Won | 93%(13/14) |
55%(6/11) | 2nd Serve Points Won | 88%(7/8) |
0%(0/0) | ブレイク / チャンス | 17%(1/6) |
5/10 | Net Points | 2/3 |
11 | Winners | 13 |
8 | Unforced Errors | 3 |
44%(26/59) | Total Points Won | 56%(33/59) |
[スタッツ用語の補足]
・1st Serve Points Won:ファーストサーブが入った時にポイントを取得した確率。
・2nd Serve Points Won:セカンドサーブが入った時にポイントを取得した確率。
・Total Points Won:取得した全ポイント。
第2セット
第2セット | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | ||
錦織 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 7 | 7 | ||||||
グルビス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 5 | 6 | ||||||
○:キープ、●:ブレーク、T:タイブレーク |
錦織のサービスで第2セット開始。
第1ゲーム、右肘の状態が心配される中、錦織のフォアハンドの逆クロスへのウィナーなどがあり、錦織がしっかりとキープ。
第2ゲーム、ファーストポイントでグルビスのダブルフォルトがありましたが、グルビスが4連続でポイントを取ってキープ。
第3ゲーム、30-30から錦織にバックハンドのミスが出て、30-40とグルビスにブレークポイントが来ますが、グルビスにフォアハンドのミスが出て、デュースへ。
デュース4回目で錦織が何とかキープ。
錦織がトレーナーを呼んで右肘のマッサージを受けます。
第4ゲーム、グルビスがラブゲームでキープ。
第5ゲーム、グルビスの良いリターンからのバックハンドのクロスへのウィナー、グルビスのフォアハンドのダウンザラインへのウィナーが決まり、0-30とグルビスがポイントを先行しますが、錦織がファーストサーブを入れるなど4連続でポイントを取ってキープ。
錦織がドクターを呼んで何か話し合いをします。
第6ゲーム、グルビスがラブゲームでキープ。
第7ゲーム、錦織のフォアハンドのミスとバックハンドのミスがあり、0-30とグルビスがポイントを先行します。
30-30とした後、錦織にフォアハンドのミスが出て、30-40とグルビスにブレークポイントが来ますが、錦織が凌いで、デュースへ。
デュース1回目で錦織がキープ。
ドクターが来て、錦織が痛み止めと思われる薬を飲みます。
第8ゲーム、40-0から錦織のフォアハンドのダウンザラインへのウィナー、錦織のすばらしい反応を見せてのボレーがあり、40-30まで行きますが、グルビスがキープ。
第9ゲーム、30-0から錦織のダブルフォルトがありましたが、錦織がキープ。
第10ゲーム、錦織が何とかリターンを返してチャンスを伺おうとしますが、グルビスが冷静に対処してキープ。
第11ゲーム、錦織のスマッシュやサービスエースなどがあり、錦織がラブゲームでキープ。
第12ゲーム、グルビスがラブゲームでキープ。
タイブレーク(錦織 – グルビス)
錦織のサービス
1:錦織のフォアハンドの深いアプローチショットでのポイント(1-0)
グルビスのサービス
2:グルビスのサービスエース(1-1)
3:錦織が深いリターンで主導権を握ってスマッシュを決め、錦織がミニブレーク(2-1)
錦織のサービス
4:錦織の威力のあるショットに押されたグルビスのフォアハンドがわずかにサイドアウト(3-1)
5:ロングラリーで錦織が打ち勝ってのポイント(4-1)
グルビスのサービス
6:グルビスにバックハンドのミスが出て、錦織がミニブレーク(5-1)
7:グルビスのファーストサーブでのポイント(5-2)
錦織のサービス
8:グルビスのドロップボレーが決まり、グルビスがミニブレーク(5-3)
9:錦織のファーストサーブでのポイント(6-3:錦織のセットポイントSP)
グルビスのサービス
10:グルビスのサービスエース(6-4:錦織のSP)
11:グルビスのドロップボレー(6-5:錦織のSP)
錦織のサービス
12:錦織のバックハンドのダウンザラインへのショットをグルビスが何とか返しますがアウトとなり、錦織が第2セットを取ります(7-5)
第2セットに入ってもグルビスのプレーがまったく落ちてくる気配がなく、錦織が劣勢の展開となりましたが、タイブレークでの錦織の勝負強さはさすがでした。
スタッツを見ての通り、このプレー内容でセットを取りきれなかったグルビスの方に精神的にダメージが来る第2セットとなりました。
錦織 | 第2セット | グルビス |
3 | サービスエース | 5 |
2 | ダブルフォルト | 1 |
67%(32/48) | ファーストサーブ確率 | 71%(24/34) |
81%(26/32) | 1st Serve Points Won | 88%(21/24) |
50%(8/16) | 2nd Serve Points Won | 70%(7/10) |
0%(0/0) | ブレイク / チャンス | 0%(0/2) |
9/11 | Net Points | 6/6 |
11 | Winners | 18 |
12 | Unforced Errors | 8 |
49%(40/82) | Total Points Won | 51%(42/82) |
第3セット
第3セット | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | ||
錦織 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 12 | 7 | ||||||
グルビス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | 6 | ||||||
○:キープ、●:ブレーク、T:タイブレーク |
グルビスのサービスで第3セット開始。
第1ゲーム、錦織の見事なネットプレーでのポイント、グルビスのフォアハンドのミス、グルビスのフォアハンドのウィナー、グルビスのフォアハンドのミスがあり、15-40と錦織にブレークポイントが来ますが、グルビスがファーストサーブを入れて凌ぎ、デュースへ。
デュース1回目、錦織がグルビスを左右に揺さぶってからのフォアハンドのクロスへのウィナーを決め、錦織にブレークポイントが来ますが、グルビスがファーストサーブで凌ぎます。
デュース3回目でグルビスがキープ。
第2ゲーム、錦織のバックハンドのクロスへのウィナーやサービスエースなどがあり、錦織がキープ。
第3ゲーム、30-30まで行きますが、グルビスがキープ。
第4ゲーム、コートの外から入れてくる錦織の見事なバックハンドのダウンザラインへのウィナーなどがあり、錦織がラブゲームでキープ。
第5ゲーム、15-0からグルビスのバックハンドのミス、グルビスのサービスエース、グルビスのダブルフォルト、グルビスのバックハンドのミスがあり、30-40と錦織にブレークポイントが来ますが、グルビスが凌いで、デュースへ。
デュース1回目でグルビスがキープ。
第6ゲーム、錦織がキープ。
第7ゲーム、グルビスがラブゲームでキープ。
第8ゲーム、15-30とグルビスがポイントを先行しますが、錦織のサイドラインに乗るバックハンドのダウンザラインへのウィナー、ファーストサーブでの連続ポイントがあり、錦織がキープ。
第9ゲーム、グルビスのサービスエース2本などがあり、グルビスがラブゲームでキープ。
第10ゲーム、錦織がキープ。
第11ゲーム、ファーストポイントを錦織が取りましたが、グルビスが4連続でポイントを取ってキープ。
第12ゲーム、錦織のサービスエースなどがあり、錦織がラブゲームでキープ。
タイブレーク(錦織 – グルビス)
グルビスのサービス
1:錦織がすばらしい攻撃を見せて、錦織がミニブレーク(1-0)
錦織のサービス
2:グルビスの逆をつく錦織のバックハンドのクロスへのショットでのポイント(2-0)
3:グルビスの強烈なフォアハンドからのバックハンドのウィナーが決まり、グルビスがミニブレーク(2-1)
グルビスのサービス
4:錦織のリターンエースが決まり、錦織がミニブレーク(3-1)
5:グルビスの逆をつく錦織のフォアハンドのクロスへのウィナーが決まり、錦織がミニブレーク(4-1)
錦織のサービス
6:錦織にダブルフォルトが出て、グルビスがミニブレーク(4-2)
7:錦織のフォアハンドの逆クロスへのウィナー(5-2)
錦織の最後のショットに対して、グルビスがステップをしたときに足を滑らせ、左膝をひねるような形で地面に打ち付けて転倒。
グルビスがトレーナーを呼んで治療のために医務室へ引き上げていき(メディカルタイムアウト)、この間に錦織はトイレに行きます。
グルビスが左膝をテーピングでガチガチに固めて戻ってきて、試合再開。
グルビスのサービス
8:グルビスのサービスエース(5-3)
9:グルビスのファーストサーブでのポイント(5-4)
錦織のサービス
10:錦織にダブルフォルトが出て、グルビスがミニブレーク(5-5)
11:錦織がしっかりと攻め切ってのポイント(6-5:錦織のSP)
グルビスのサービス
12:グルビスのファーストサーブでのポイント(6-6)
13:錦織のドロップショットが決まり、錦織がミニブレーク(7-6:錦織のSP)
錦織のサービス
14:グルビスのリターンエースが決まり、グルビスがミニブレーク(7-7)
15:グルビスがストローク戦で打ち勝ち、グルビスがミニブレーク(7-8:グルビスのSP)
グルビスのサービス
16:グルビスにドロップショットのミスが出て、錦織がミニブレーク(8-8)
17:グルビスにスマッシュのミスが出て、錦織がミニブレーク(9-8:錦織のSP)
錦織のサービス
18:錦織にフォアハンドのミスが出て、グルビスがミニブレーク(9-9)
19:錦織にフォアハンドのミスが出て、グルビスがミニブレーク(9-10:グルビスのSP)
グルビスのサービス
20:ロングラリーの我慢の展開でグルビスにミスが出て、錦織がミニブレーク(10-10)
21:錦織のパッシングショットが決まり、錦織がミニブレーク(11-10:錦織のSP)
錦織のサービス
22:錦織がネットに出ると、パッシングショットを狙ったグルビスのバックハンドがネットにかかり、錦織が第3セットを取ります(12-10)
第3セットに入るとグルビスのミスが目立つようになり、さらに錦織のリターンが良くなるなど、錦織が優勢に試合を進める展開となりました。
タイブレークでは錦織の痛すぎる2本のダブルフォルトやストロークの連続ミスなどヒヤヒヤする展開となりましたが、グルビスの方もプレッシャーがかかって大事なところで決めきれないという感じでした。
錦織 | 第3セット | グルビス |
2 | サービスエース | 6 |
2 | ダブルフォルト | 1 |
68%(27/40) | ファーストサーブ確率 | 56%(27/50) |
81%(22/27) | 1st Serve Points Won | 68%(19/28) |
46%(6/13) | 2nd Serve Points Won | 55%(12/22) |
0%(0/4) | ブレイク / チャンス | 0%(0/0) |
7/8 | Net Points | 6/9 |
14 | Winners | 17 |
11 | Unforced Errors | 14 |
52%(47/90) | Total Points Won | 48%(43/90) |
第4セット
第4セット | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
錦織 | ○ | ● | ○ | ● | ○ | ○ | – | – | – | – | – | 6 | |
グルビス | ○ | – | – | – | – | – | 1 | ||||||
○:キープ、●:ブレーク |
錦織のサービスで第4セット開始。
第1ゲーム、錦織がしっかりとキープ。
第2ゲーム、30-30からグルビスにダブルフォルトが出て、30-40と錦織にブレークポイントが来ますが、グルビスがファーストサーブで凌いで、デュースへ。
デュース3回目、錦織が深いリターンでポイントを取り、錦織にブレークポイントが来ます。
錦織の深いリターンに対するグルビスの返球がネットにかかり、錦織がブレークに成功。
第3ゲーム、ブレーク直後の大事なサービスゲームを錦織がラブゲームでキープ。
第4ゲーム、30-0からグルビスのバックハンドのミス、錦織の深いリターンでの連続ポイントがあり、30-40と錦織にブレークポイントが来ます。
グルビスにダブルフォルトが出て、錦織がブレークに成功。
第5ゲーム、15-0から錦織のダブルフォルト、40-30からグルビスのリターンエースがあり、デュースまで行きますが、デュース1回目で錦織がキープ。
第6ゲーム、グルビスのフォアハンドのミス、錦織の見事なパッシングショット、グルビスのサービスエース、グルビスのファーストサーブでのポイント、グルビスのバックハンドのミスがあり、30-40と錦織にマッチポイント(ブレークポイント)が来ます。
錦織の決めに行ったバックハンドのダウンザラインへのショットがネットにかかり、デュースへ。
デュース1回目でグルビスが連続でサービスエースを決めてキープ。
第7ゲーム、錦織のサービングフォーザマッチ。
錦織のフォアハンドの逆クロスへのウィナー、錦織のバックハンドのダウンザラインへのショットでグルビスを崩してからのフォアハンドの逆クロスへのウィナー、錦織のフォアハンドのミス、錦織のフォアハンドの逆クロスへのウィナーが決まり、40-15と錦織にマッチポイントが来ます。
グルビスのリターンがアウトとなり、錦織が勝利。
錦織 | 第4セット | グルビス |
1 | サービスエース | 3 |
1 | ダブルフォルト | 2 |
50%(11/22) | ファーストサーブ確率 | 54%(14/26) |
91%(10/11) | 1st Serve Points Won | 57%(8/14) |
64%(7/11) | 2nd Serve Points Won | 33%(4/12) |
50%(2/4) | ブレイク / チャンス | 0%(0/0) |
4/6 | Net Points | 4/6 |
11 | Winners | 7 |
5 | Unforced Errors | 6 |
65%(31/48) | Total Points Won | 35%(17/48) |
試合振り返り・スタッツ
グルビスにもう少しストロークのミスがあるかなと思っていましたが、錦織の攻撃にもしっかりと対応して深いショットや強力なショットで錦織の攻撃を断ち切るなど、立ち上がりからグルビスはサーブだけでなくストロークも良すぎて攻略の糸口が見えない状況でした。
そして、錦織の右肘のテーピングを見た瞬間に嫌な予感がしていましたが、プレー中の錦織の表情が冴えず、トレーナーからマッサージを受ける時の錦織の痛そうな表情、さらにドクターを呼んで何か話をするなど棄権も覚悟して見ていました。
そんな状況の中、劣勢の展開だった第2セットをもぎ取り、試合が進むに連れてグルビスのサーブのコースを読んでリターンの返球率を上げてくるなど、錦織の勝負強さと対応力はさすがでした。
錦織 | Match | グルビス |
7 | サービスエース | 18 |
7 | ダブルフォルト | 4 |
65%(96/147) | ファーストサーブ確率 | 60%(79/132) |
79% (76/96) | 1st Serve Points Won | 76% (60/79) |
53% (27/51) | 2nd Serve Points Won | 58% (31/53) |
25% (2/8) | ブレイク / チャンス | 13% (1/8) |
25/35 | Net Points | 18/24 |
47 | Winners | 55 |
36 | Unforced Errors | 31 |
52% (144/279) | Total Points Won | 48% (135/279) |
錦織の準々決勝の対戦相手は!?
錦織圭のウィンブルドンの準々決勝の対戦相手は、世界ランキング21位のノバク・ジョコビッチ(31歳・セルビア)。
過去の対戦成績は、錦織の2勝、ジョコビッチの13勝。(ジョコビッチの12連勝中)
直近の対戦は2018年のBNLイタリア国際(クレー)の準々決勝で、ジョコビッチが2-6、6-1、6-3のフルセットの末に勝利しています。
芝では初対戦となります。
錦織の右肘の状態が気がかりですが、挑戦者として思いっきりぶつかって欲しいです。
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