【パリマスターズ】2回戦「錦織 vs マナリノ」の結果(2018年)


2018年10月29日から11月4日(2018年第44週)にパリ(フランス)で開催されるマスターズ1000「ロレックス・パリ・マスターズ(パリ・マスターズ)」

錦織圭の2回戦の対戦相手は、世界ランキング46位のアドリアン・マナリノ(30歳・フランス)。

錦織とマナリノのプレイヤー情報、試合結果とスタッツを見ていきます。

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プレイヤー情報(2回戦)

過去に対戦はなく、初対戦となります。

※2018年10月31日時点(試合前)

錦織 圭 マナリノ
0 勝 対戦成績 0 勝
11位 (4位) 最新ランキング (最高) 46位 (22位)
日本 国籍 フランス
28歳 年齢 30歳
1989年12月29日 生年月日 1988年6月29日
178cm / 73kg 身長 / 体重 180cm / 70kg
右 / 両手 利き手 / バック 左 / 両手
2007年 プロ転向 2004年
40勝18敗 2018年成績 26勝29敗
0回 2018年優勝回数 0回
371勝173敗 通算成績 162勝192敗
11回 通算優勝回数 0回

2回戦「錦織 vs マナリノ」の結果

試合日:10月31日(水)

パリ・マスターズ 2回戦(室内ハード)
[10] 錦織 圭 (11位) 2 7 6
アドリアン・マナリノ (46位) 0 5 4
試合時間:1時間27分

第10シードの錦織圭(28歳・日本)がアドリアン・マナリノ(30歳・フランス)を7-5、6-4のストレートで破り、3回戦進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第1セット
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
錦織 7
マナリノ 5
○:キープ、●:ブレーク

マナリノのサービスで試合開始。

第1ゲーム、錦織のリターンミスとリターンエース、マナリノのファーストサーブでの連続ポイント(40-15)、錦織のリターンエースとリターンミスがあり、マナリノがキープ。

第2ゲーム、マナリノのリターンミス、錦織のファーストサーブでのポイント、錦織のフォアハンドのミス、錦織のフォアハンドのクロスへのウィナー(40-15)、マナリノの厳しいコースへのリターンでのポイント、マナリノの角度のあるバックハンドのクロスへのショットでのポイントがあり、デュースへ。

デュース1回目、マナリノのリターンミスと錦織のファーストサーブでのポイントがあり、錦織がキープ。

第3ゲーム、マナリノのダブルフォルト、マナリノのボレーのウィナーとフォアハンドのクロスへのウィナー、錦織のリターンミス(40-15)、マナリノのバックハンドのミスとダブルフォルトがあり、デュースへ。

デュース1回目、マナリノのファーストサーブでのポイントとサービスエースがあり、マナリノがキープ。

第4ゲーム、錦織のバックハンドのクロスへのショットでのポイント、フォアハンドのミス、サーブアンドボレーのウィナー、フォアハンドのクロスへのウィナー(40-15)、フォアハンドの連続ミスがあり、デュースへ。

デュース2回目、ストロークの打ち合いでの錦織のポイント、錦織のサービスエースがあり、錦織がキープ。

第5ゲーム、錦織の深いリターンでのポイント、錦織のバックハンドの深いショットでのポイント(0-30)、錦織のもったいないフォアハンドのミス、マナリノのファーストサーブでのポイント、錦織のフォアハンドのミス(40-30)、錦織のハーフボレーのミスがあり、マナリノがキープ。

第6ゲーム、錦織のすばらしいストロークの展開でのポイント、錦織のバックハンドのクロスへのショットでのポイント、マナリノのバックハンドの深いショットでのポイント、マナリノのリターンエース(30-30)、錦織のサービスエースとダブルフォルトがあり、デュースへ。

デュース1回目、錦織のドロップショットでのポイントとサービスエースがあり、錦織がキープ。

第7ゲーム、錦織のバックハンドのクロスへのショットでのポイント、マナリノのファーストサーブでの連続ポイントとバックハンドのクロスへのウィナー(40-15)、錦織のフォアハンドのダウンザラインへのウィナー、錦織の深いリターンからのドロップショットのウィナーがあり、デュースへ。

デュース1回目、マナリノのファーストサーブでのポイントと錦織のリターンミスがあり、マナリノがキープ。

第8ゲーム、錦織のボレーのウィナーとフォアハンドのウィナー、マナリノのパッシングショットとリターンミス(40-15)、マナリノのドロップショットに対して錦織の見事なラケットワークでのウィナーがあり、錦織がキープ。

第9ゲーム、マナリノのバックハンドのミスとファーストサーブでのポイント、錦織のリターンミス、マナリノのフォアハンドのウィナー(40-15)、錦織のリターンミスがあり、マナリノがキープ。

第10ゲーム、錦織のダブルフォルト、マナリノのフォアハンドの深いショットでのポイント(0-30)、錦織のフォアハンドのクロスへのショットでのポイント、マナリノのリターンミス、錦織のバックハンドのダウンザラインへのショットでのポイント(40-30)、錦織のサーブアンドボレーからのスマッシュのウィナーがあり、錦織がキープ。

第11ゲーム、マナリノのフォアハンドのミス、錦織のバックハンドのミスとフォアハンドのミス、マナリノのファーストサーブでのポイント(40-15)、錦織のボレーのウィナーとリターンでのポイントがあり、デュースへ。

デュース1回目、錦織がフォアハンドのダウンザラインへのショットでポイントを取り、錦織にブレークポイントが来ます。

錦織のバックハンドのクロスへの威力のあるショットからのフォアハンドのクロスへのウィナーが決まり、錦織がブレークに成功

第12ゲーム、錦織のサービングフォーザセット。
錦織のサービスエース、錦織が先に攻撃を仕掛けてのボレーでのポイント、錦織のサービスエースがあり、40-0と錦織にセットポイントが来ます。

マナリノのリターンでのポイントで40-15となった後、錦織がファーストサーブでポイントを取り、錦織が第1セットを先取

錦織 第1セット マナリノ
5 サービスエース 1
2 ダブルフォルト 2
62% (26/42) ファーストサーブ確率 56% (23/41)
73% (19/26) 1st Serve Points Won 74% (17/23)
56% (9/16) 2nd Serve Points Won 44% (8/18)
100% (1/1) ブレーク / チャンス 0% (0/0)
8/10 ネットポイント 1/3
39% (16/41) Return Points Won 33% (14/42)
53% (44/83) Total Points Won 47% (39/83)
18 Winner 合計 8
9 フォアハンド 3
4 バックハンド 4
5 サーブ 1
18 Unforced error 合計 13
9 フォアハンド 4
7 バックハンド 7
2 サーブ 2

[スタッツ用語の補足]
・1st Serve Points Won:ファーストサーブが入った時に取得したポイント。
・2nd Serve Points Won:セカンドサーブが入った時に取得したポイント。
・Return Points Won:リターンゲームで取得したポイント。
・Total Points Won:取得した全ポイント。

第2セット

第2セット
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
錦織 6
マナリノ 4
○:キープ、●:ブレーク

マナリノのサービスで第2セット開始。

第1ゲーム、マナリノのファーストサーブでのポイント、サーブアンドボレーのウィナー、ファーストサーブでのポイント(40-0)、錦織の深いリターンでのポイント、マナリノのフォアハンドのクロスへのウィナーがあり、マナリノがキープ。

第2ゲーム、錦織のファーストサーブでのポイント、セカンドサーブでのポイント、サーブアンドボレーのウィナー(40-0)、マナリノのフォアハンドのストレートへのウィナー、錦織のファーストサーブでのポイントがあり、錦織がキープ。

第3ゲーム、マナリノのファーストサーブでのポイント、バックハンドのウィナー、パッシングショットでの連続ウィナーがあり、マナリノがラブゲームでキープ。

第4ゲーム、錦織のフォアハンドのクロスへのショットでのポイント、マナリノの連続リターンミス、錦織のセカンドサーブでのポイントがあり、錦織がラブゲームでキープ。

第5ゲーム、錦織のバックハンドのストレートへのショットでのポイント、マナリノのドロップショットのウィナーとファーストサーブでのポイント、マナリノのバックハンドのミス(30-30)、錦織のフォアハンドのミスとバックハンドのミスがあり、マナリノがキープ。

第6ゲーム、錦織のフォアハンドの逆クロスへのウィナー、セカンドサーブでのポイント、サービスエース、フォアハンドのクロスへのウィナーがあり、錦織がラブゲームでキープ。

第7ゲーム、錦織のバックハンドのミス、マナリノのバックハンドのクロスへのウィナー(30-0)、リターンダッシュに出た錦織の見事なドロップボレー(ハーフボレー)のウィナー、マナリノのスマッシュに対する錦織のバックハンドのダウンザラインへのパッシングショット、錦織のバックハンドのダウンザラインへのショットでのポイントがあり、30-40と錦織にブレークポイントが来ます。

セカンドサーブに対して錦織がリターンから積極的に攻撃を仕掛けてポイントを取り、錦織がブレークに成功

第8ゲーム、錦織のフォアハンドのストレートへのショットでのポイントとフォアハンドのクロスへのウィナー、マナリノの深いリターンでのポイント、錦織のスマッシュのウィナーとサーブアンドボレーでのポイントがあり、錦織がキープ。

第9ゲーム、マナリノのサービスエース、錦織のリターンミス、マナリノのファーストサーブでの連続ポイントがあり、マナリノがラブゲームでキープ。

第10ゲーム、錦織のサービングフォーザマッチ。
錦織のバックハンドのミス、錦織が先に攻撃を仕掛けてのボレーのウィナー、錦織のファーストサーブでの連続ポイントがあり、40-15と錦織にマッチポイントが来ます。

錦織がファーストサーブでポイントを取り、錦織が勝利

錦織 第2セット マナリノ
1 サービスエース 1
0 ダブルフォルト 0
57% (13/23) ファーストサーブ確率 72% (18/25)
85% (11/13) 1st Serve Points Won 89% (16/18)
90% (9/10) 2nd Serve Points Won 29% (2/7)
100% (1/1) ブレーク / チャンス 0% (0/0)
5/7 ネットポイント 1/2
28% (7/25) Return Points Won 13% (3/23)
56% (27/48) Total Points Won 44% (21/48)
9 Winner 合計 11
4 フォアハンド 5
4 バックハンド 3
1 サーブ 3
6 Unforced error 合計 3
1 フォアハンド 1
5 バックハンド 2
0 サーブ 0

ホットショット(錦織)

第2セットの第7ゲーム、30-0とマナリノがポイントを先行した後に見せた錦織の連続ポイントの動画です。(この2本から錦織がブレークにつなげました。)

試合振り返り・スタッツ

第1セット、お互いブレークポイントを与えずにキープが続いて行きます。

第11ゲームで40-15とマナリノがゲームポイントを握りますが、ここから錦織がしっかりとリターンを返して4連続でポイントを取ってブレークに成功。

第12ゲームのサービングフォーザセットを錦織がしっかりとキープをして第1セットを先取。

第2セット、第7ゲームで30-0とマナリノがポイントを先行しますが、ここで錦織のスーパーショットが決まると錦織は勝負どころが来たという感じでギアを上げ、錦織が4連続でポイントを取ってブレークに成功。

その後も錦織がしっかりとキープをして勝利。(第2セットで錦織がサービスゲームで失ったポイントはわずか3ポイントでした。)

錦織はウィーンの決勝で勝てなかった精神的なダメージや連戦による疲れ(ウィーンの決勝から中2日)、このパリのコートでの感覚、初対戦となるマナリノとの対戦など、いろいろ不安な要素がある中での初戦でしたが、ミスが多くてやばそうな立ち上がりから尻上がりに調子を上げ、要所をしめてのストレート勝ちでした。

ファイナルズ出場のためにも大事な初戦(イズナーが錦織を追い抜く条件が準々決勝から準決勝進出に変わるかどうか)だったので、まずは初戦を勝てて良かったです。

3回戦以降はタフなドローとなっているのでどんな結果になるか分かりませんが、錦織の納得いくプレーをして欲しいなと思います。

錦織 Match マナリノ
6 サービスエース 2
2 ダブルフォルト 2
60% (39/65) ファーストサーブ確率 62% (41/66)
77% (30/39) 1st Serve Points Won 80% (33/41)
69% (18/26) 2nd Serve Points Won 40% (10/25)
100% (2/2) ブレーク / チャンス 0% (0/0)
13/17 ネットポイント 2/5
35% (23/66) Return Points Won 26% (17/65)
54% (71/131) Total Points Won 46% (60/131)
1,370m Total Distance Run 1,288m
27 Winner 合計 19
13 フォアハンド 8
8 バックハンド 7
6 サーブ 4
24 Unforced error 合計 16
10 フォアハンド 5
12 バックハンド 9
2 サーブ 2

錦織の3回戦の対戦相手は!?

錦織圭のパリ・マスターズの3回戦の対戦相手は、世界ランキング6位のケビン・アンダーソン(32歳・南アフリカ)。

過去の対戦成績は、錦織の4勝、アンダーソンの3勝。(ツアーの予選も含めると錦織の5勝、アンダーソンの3勝)

ハードコートでは、錦織の3勝、アンダーソンの3勝。(ツアーの予選も含めると錦織の4勝、アンダーソンの3勝)

直近の対戦は2018年のエルステ・バンク・オープン(室内ハード)の決勝で、アンダーソンがセットカウント2-0(6-3、7-6)で勝利しています。

3回戦「錦織 vs アンダーソン」の結果

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