
2018年10月7日から10月14日(2018年第41週)に上海(中国)で開催されるマスターズ1000「ロレックス上海マスターズ(上海マスターズ)」の準決勝の結果、準決勝後の暫定ランキング、放送予定を見ていきます。
準決勝「フェデラー vs チョリッチ」
フェデラーが勝てば上海マスターズ2年連続6回目の決勝、チョリッチが勝てばマスターズ初の決勝進出となります。
準決勝「A.ズベレフ vs ジョコビッチ」
A.ズベレフが勝てば上海マスターズ初の決勝、ジョコビッチが勝てば上海マスターズ3年ぶり4回目の決勝進出となります。
2018年 ロレックス上海マスターズ 準決勝の結果
ロレックス上海マスターズの準決勝の結果です。
<日程(現地時間)>
・10月13日(土):準決勝
日本と上海の時差:-1時間(日本の方が1時間進んでいます)
※スコアにある各選手の()内の世界ランキングは2018年10月8日付のランキングです。
| トップハーフ | ||||
|---|---|---|---|---|
| [1] ロジャー・フェデラー (2) | 0 | 4 | 4 | |
| [13] ボルナ・チョリッチ (19) | 2 | 6 | 6 | |
| ボトムハーフ | ||||
| [4] アレクサンダー・ズベレフ (5) | 0 | 2 | 1 | |
| [2] ノバク・ジョコビッチ (3) | 2 | 6 | 6 | |
以下、各試合の簡単な試合の振り返り、スタッツ、ハイライト動画です。
準決勝「フェデラー vs チョリッチ」
過去の対戦成績は、フェデラーの2勝、チョリッチの1勝。
ハードコートでは、フェデラーの2勝、チョリッチの0勝。
直近の対戦は2018年のゲリー・ウェバー・オープン(芝)の決勝で、チョリッチがセットカウント2-1(7-6、3-6、6-2)で勝利しています。
| [1] ロジャー・フェデラー (2) | 0 | 4 | 4 | |
| [13] ボルナ・チョリッチ (19) | 2 | 6 | 6 | |
| 試合時間:1時間13分 | ||||
|---|---|---|---|---|
第13シードのボルナ・チョリッチ(21歳・クロアチア)が第1シードのロジャー・フェデラー(37歳・スイス)を6-4、6-4のストレートで破り、マスターズ初の決勝進出を決めました。
簡単に試合を振り返ります。
第1セット
フェデラーのサービスで試合開始。
第1ゲーム、チョリッチの深いリターンでのポイント、フォアハンドのクロスへのウィナー、深いショットでのポイントがあり、0-40とチョリッチにブレークポイントが来ます。
フェデラーが2本凌ぎますが、ストロークの打ち合いでフェデラーにフォアハンドのミスが出て、チョリッチがブレークに成功。
この後はお互いにブレークポイントを与えず、キープが続きます。
第10ゲーム、チョリッチのサービングフォーザセット。
40-0とチョリッチにセットポイントが来ると、チョリッチがファーストサーブでポイントを取り、チョリッチが第1セットを先取。
第2セット
フェデラーのサービスで第2セット開始。
第1ゲーム、30-15からフェデラーのバックハンドのミス、フェデラーが攻めていながらのバックハンドのミスがあり、30-40とチョリッチにブレークポイントが来ますが、フェデラーがファーストサーブで凌いで、デュースへ。
デュース1回目、フェデラーにフォアハンドのミスが出て、チョリッチにブレークポイントが来ます。
フェデラーにフォアハンドのミスが出て、チョリッチがブレークに成功。
第5ゲーム、30-15からフェデラーのドロップショットのミス、フェデラーのファーストサーブでのポイント、フェデラーのバックハンドのミスがあり、デュースへ。
デュース1回目、フェデラーにバックハンドのミスが出て、チョリッチにブレークポイントが来ますが、フェデラーがファーストサーブで凌ぎます。
デュース2回目でフェデラーがキープ。
第7ゲーム、チョリッチのバックハンドのダウンザラインへのウィナー、フェデラーのバックハンドのミス、チョリッチの厳しいコースへのリターンでのポイントなどがあり、30-40とチョリッチにブレークポイントが来ますが、フェデラーがサービスエースでピンチを凌ぎ、デュース1回目でフェデラーがキープ。
第10ゲーム、チョリッチのサービングフォーザマッチ。
フェデラーが先に攻撃を仕掛けてのスマッシュ、チョリッチのフォアハンドのクロスへのウィナー、ストロークの打ち合いでのチョリッチのフォアハンドのミス、チョリッチのファーストサーブでのポイント、チョリッチのサービスエースがあり、40-30とチョリッチにマッチポイントが来ます。
フェデラーがネットプレーを仕掛けますが、チョリッチのパッシングショットが決まり、チョリッチが勝利。
スタッツ
チョリッチはストロークのミスが少なく、フェデラーの攻撃にもしっかりと対応して深くて力強いショットで逆にフェデラーを押し込み、サービスゲームではブレークポイントを1本も与えないなど、最後まで集中力の高いプレーを見せていました。
一方、フェデラーの方は準々決勝の錦織戦ほどのショットのキレと威力がなく、リターンの反応が悪かったり、ストローク戦では1歩目が遅れたりするなど、疲れが出ていたのかなというプレー内容でした。
| フェデラー | Match | チョリッチ |
| 8 | サービスエース | 9 |
| 0 | ダブルフォルト | 0 |
| 67% (41/61) | ファーストサーブ確率 | 78% (38/49) |
| 73% (30/41) | 1st Serve Points Won | 84% (32/38) |
| 50% (10/20) | 2nd Serve Points Won | 73% (8/11) |
| 0% (0/0) | ブレーク / チャンス | 29% (2/7) |
| 11/15 | ネットポイント | 1/1 |
| 18% (9/49) | Return Points Won | 34% (21/61) |
| 45% (49/110) | Total Points Won | 55% (61/110) |
| 1,301m | Total Distance Run | 1,341m |
| 19 | Winner 合計 | 19 |
| 8 | フォアハンド | 6 |
| 3 | バックハンド | 4 |
| 8 | サーブ | 9 |
| 24 | Unforced error 合計 | 13 |
| 8 | フォアハンド | 7 |
| 16 | バックハンド | 6 |
| 0 | サーブ | 0 |
[スタッツ用語の補足]
・1st Serve Points Won:ファーストサーブが入った時に取得したポイント。
・2nd Serve Points Won:セカンドサーブが入った時に取得したポイント。
・Return Points Won:リターンゲームで取得したポイント。
・Total Points Won:取得した全ポイント。
準決勝「A.ズベレフ vs ジョコビッチ」
過去の対戦成績は、A.ズベレフの1勝、ジョコビッチの0勝。
ハードコートでは初対戦となります。
過去1回の対戦は2017年のBNLイタリア国際(クレー)の決勝で、A.ズベレフがセットカウント2-0(6-4、6-3)で勝利しています。
| [4] アレクサンダー・ズベレフ (5) | 0 | 2 | 1 | |
| [2] ノバク・ジョコビッチ (3) | 2 | 6 | 6 | |
| 試合時間:1時間0分 | ||||
|---|---|---|---|---|
第2シードのノバク・ジョコビッチ(31歳・セルビア)が第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(21歳・ドイツ)を6-2、6-1のストレートで破り、上海マスターズ3年ぶり4回目の決勝進出を決めました。
簡単に試合を振り返ります。
第1セット
ジョコビッチのサービスで試合開始。
第5ゲームまでお互いにブレークポイントを与えずキープ。
第6ゲーム、15-0からズベレフのバックハンドのミス、ボレーのミス、ダブルフォルト(ギリギリ入っていましたがズベレフはチャレンジせず)があり、15-40とジョコビッチにブレークポイントが来ます。
ウィナーを取りに行ったズベレフのフォアハンドのダウンザラインへのショットがサイドアウトとなり、ジョコビッチがブレークに成功。
第7ゲーム、ジョコビッチが危なげなくキープ。
第8ゲーム、ズベレフのバックハンドのミス、ジョコビッチのすばらしいストロークの展開からのバックハンドの逆クロスへのウィナー、ズベレフのダブルフォルトがあり、0-40とジョコビッチにセットポイント(ブレークポイント)が来ます。
ズベレフが1本凌ぎますが、ベースラインからのズベレフのグラウンドスマッシュがネットにかかり、ジョコビッチがブレークをして第1セットを先取。
第2セット
ジョコビッチのサービスで第2セット開始。
第3ゲームまでお互いにブレークポイントを与えずキープ。
第4ゲーム、15-0からジョコビッチの角度のあるリターンでのポイント、ズベレフのバックハンドのミス、ロングラリーでのズベレフのバックハンドのミスがあり、15-40とジョコビッチにブレークポイントが来ます。
ズベレフがネットプレーを仕掛けますが、ジョコビッチが冷静に対応してポイントを取り、ジョコビッチがブレークに成功。
第5ゲーム、ファーストポイントをジョコビッチが取ると、思うようにプレーができていないズベレフの怒りが爆発してラケットを叩き折って観客席に投げます。(ズベレフに警告)
ここからズベレフが連続でポイントを取り、15-30とズベレフがポイントを先行しますが、ジョコビッチが3連続でポイントを取ってキープ。
第6ゲーム、ジョコビッチが先に攻撃を仕掛けてのボレーのウィナー、ズベレフのバックハンドのミス、ジョコビッチのフォアハンドの逆クロスへの深いショットでのポイントがあり、0-40とジョコビッチにブレークポイントが来ます。
ズベレフが1本凌ぎますが、ズベレフにフォアハンドのミスが出て、ジョコビッチがブレークに成功。
第7ゲーム、ジョコビッチのサービングフォーザマッチ。
40-0とジョコビッチがマッチポイントを握りますが、ジョコビッチのボレーがアウト、ズベレフのバックハンドの逆クロスへのウィナー、ジョコビッチのダブルフォルトがあり、デュースへ。
デュース1回目で再びジョコビッチにマッチポイントが来ると、セカンドサーブに対するズベレフのリターンがネットにかかり、ジョコビッチが勝利。
スタッツ
ジョコビッチが強すぎて、予想もしていなかった一方的なスコアに…。
ジョコビッチはサービスエースこそなかったものの、エース級のサーブで簡単にポイントを取ったり、サーブで崩してからの3打目で確実にポイントを取ったりと、サービスゲームの安定感が抜群でした。
また、リターンゲームでは210km/hを超えるズベレフのファーストサーブをことごとく返し、ストローク戦では鉄壁のディフェンスでズベレフに無理をさせてミスを誘うなど、付け入る隙がまったくありませんでした。
| A.ズベレフ | Match | ジョコビッチ |
| 2 | サービスエース | 0 |
| 3 | ダブルフォルト | 1 |
| 56% (19/34) | ファーストサーブ確率 | 72% (33/46) |
| 53% (10/19) | 1st Serve Points Won | 79% (26/33) |
| 40% (6/15) | 2nd Serve Points Won | 54% (7/13) |
| 0% (0/0) | ブレーク / チャンス | 67% (4/6) |
| 3/5 | ネットポイント | 5/8 |
| 28% (13/46) | Return Points Won | 53% (18/34) |
| 36% (29/80) | Total Points Won | 64% (51/80) |
| 1,117m | Total Distance Run | 1,227m |
| 7 | Winner 合計 | 6 |
| 2 | フォアハンド | 5 |
| 3 | バックハンド | 1 |
| 2 | サーブ | 0 |
| 24 | Unforced error 合計 | 9 |
| 12 | フォアハンド | 6 |
| 9 | バックハンド | 2 |
| 3 | サーブ | 1 |
ハイライト動画
準決勝「フェデラー vs チョリッチ」、「A.ズベレフ vs ジョコビッチ」のハイライト動画です。
ドロー表(ベスト32・結果)

準決勝後の暫定ランキング(トップ30)
ロレックス上海マスターズの準決勝終了時点での暫定ランキングです。
| 暫定 順位 |
選手名 | 基礎 point |
round | result | 獲得 point |
SF後 point |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ナダル | 7,660 | 欠場 | - | - | 7,660 |
| 2 | ジョコビッチ | 6,445 | 準決勝 | ○ | 600 | 7,045 |
| 3 | フェデラー | 5,900 | 準決勝 | × | 360 | 6,260 |
| 4 | デルポトロ | 5,770 | 3回戦 | × | 90 | 5,860 |
| 5 | A.ズベレフ | 4,665 | 準決勝 | × | 360 | 5,025 |
| 6 | チリッチ | 4,175 | 2回戦 | × | 10 | 4,185 |
| 7 | ティエム | 3,815 | 2回戦 | × | 10 | 3,825 |
| 8 | アンダーソン | 3,595 | 準々決勝 | × | 180 | 3,775 |
| 9 | ディミトロフ | 3,440 | 欠場 | - | 0 | 3,440 |
| 10 | イズナー | 3,290 | 欠場 | - | - | 3,290 |
| 11 | 錦織 圭 | 2,730 | 準々決勝 | × | 180 | 2,910 |
| 12 | ゴファン | 2,855 | 欠場 | - | 0 | 2,855 |
| 13 | チョリッチ | 1,815 | 準決勝 | ○ | 600 | 2,415 |
| 14 | フォニーニ | 2,315 | 欠場 | - | - | 2,315 |
| 15 | エドマンド | 1,945 | 準々決勝 | × | 180 | 2,125 |
| 16 | チチパス | 1,917 | 3回戦 | × | 90 | 2,007 |
| 17 | シュワルツマン | 1,930 | 1回戦 | × | 10 | 1,940 |
| 18 | ソック | 1,840 | 1回戦 | × | 10 | 1,850 |
| 19 | チェッキナート | 1,748 | 3回戦 | × | 90 | 1,838 |
| 20 | ラオニッチ | 1,800 | 1回戦 | × | 10 | 1,810 |
| 21 | メドベデフ | 1,752 | 2回戦 | × | 45 | 1,797 |
| 22 | プイユ | 1,780 | 欠場 | - | 0 | 1,780 |
| 23 | バシラシビリ | 1,722 | 2回戦 | × | 45 | 1,767 |
| 24 | C ブスタ | 1,740 | 1回戦 | × | 10 | 1,750 |
| 25 | B アグート | 1,560 | 3回戦 | × | 90 | 1,650 |
| 26 | ハチャノフ | 1,595 | 2回戦 | × | 45 | 1,640 |
| 27 | チョン | 1,585 | 2回戦 | × | 45 | 1,630 |
| 28 | ガスケ | 1,490 | 2回戦 | × | 45 | 1,535 |
| 29 | ベルダスコ | 1,455 | 欠場 | - | - | 1,455 |
| 30 | シャポバロフ | 1,430 | 1回戦 | × | 10 | 1,440 |
基礎ポイントについては、『 ATPランキング試算(2018年10月・上海後)』をご覧ください。
1回戦を免除された第1シードから第8シードの選手が初戦敗退(2回戦敗退)となった場合、獲得ポイントは2回戦ではなく1回戦の10ポイントとなります。
マスターズ1000の大会への出場義務がある選手(出場義務免除の条件を満たす選手は除く)が欠場した場合、ペナルティで0ポイントが強制加算されます。
| ラウンド | 獲得ポイント |
|---|---|
| 優勝 | 1,000 |
| 準優勝 | 600 |
| 準決勝 | 360 |
| 準々決勝 | 180 |
| 3回戦 | 90 |
| 2回戦 | 45 |
| 1回戦 | 10 |
レースランキング(RACE TO LONDON)
ロレックス上海マスターズの準決勝終了時点でのレースランキングです。(上位12名)
ナダル、ジョコビッチ、デルポトロ、フェデラー、A.ズベレフの5人のNitto ATPファイナルズへの出場が確定しています。
| 順位 | 選手名 | 10月8日 point |
round | result | 獲得 point |
SF後 point |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ナダル | 7,480 | 欠場 | - | - | 7,480 |
| 2 | ジョコビッチ | 6,445 | 準決勝 | ○ | 600 | 7,045 |
| 3 | デルポトロ | 5,210 | 3回戦 | × | 90 | 5,300 |
| 4 | フェデラー | 4,800 | 準決勝 | × | 360 | 5,160 |
| 5 | A.ズベレフ | 4,410 | 準決勝 | × | 360 | 4,770 |
| 6 | チリッチ | 3,815 | 2回戦 | × | 10 | 3,825 |
| 7 | アンダーソン | 3,540 | 準々決勝 | × | 180 | 3,720 |
| 8 | ティエム | 3,525 | 2回戦 | × | 10 | 3,535 |
| 9 | 錦織 圭 | 2,820 | 準々決勝 | × | 180 | 3,000 |
| 10 | イズナー | 2,930 | 欠場 | - | - | 2,930 |
| 11 | チョリッチ | 1,700 | 準決勝 | ○ | 600 | 2,300 |
| 12 | フォニーニ | 2,135 | 欠場 | - | (90) | 2,225 |
| 13 | エドマンド | 1,765 | 準々決勝 | × | 180 | 1,945 |
準決勝の放送予定
GAORA、NHK・BS1、WOWOWメンバーズオンデマンドでの放送・配信が予定されています。
GAORA
GAORAでは、1回戦から決勝まで生中継で放送予定。
| 日付 | ラウンド | 放送時間 |
|---|---|---|
| 10月13日(土) | 準決勝 1 | 17:28~20:30 |
| 準決勝 2 | 20:58~24:00 |
NHK・BS1
NHKでは、BS1またはサブチャンネルのBS102chで錦織が出場する試合を中心に連日生中継で放送予定。
| 日付 | ラウンド | 放送時間 |
|---|---|---|
| 10月13日(土) | 準決勝 1 | [BS1] 17:30~19:50 |
| 準決勝 2 | [BS1] 21:00~22:50 [102] 22:50~23:00 |
<放送予定の対戦カード>
・10月13日(土):準決勝1「A.ズベレフ vs ジョコビッチ」
・10月13日(土):準決勝2「フェデラー vs チョリッチ」
WOWOWメンバーズオンデマンド
WOWOWメンバーズオンデマンドでは、1回戦から決勝までを配信予定。(大会1日目は無料配信)
WOWOWメンバーズオンデマンドは、WOWOWに加入中の方(有料放送契約を締結し、月額視聴料を支払いしている方)が利用できます。
また、オンデマンドで視聴するには、WEB会員登録(無料)後に配信サイトまたは専用アプリにてログインする必要があります。