2018年10月7日から10月14日(2018年第41週)に上海(中国)で開催されるマスターズ1000「ロレックス上海マスターズ(上海マスターズ)」の準々決勝の結果、準々決勝後の暫定ランキング、放送予定を見ていきます。
準々決勝の対戦カードは下記の通りになりました。
<トップハーフ>
[1] フェデラー vs 錦織 [8]
[13] チョリッチ vs エブデン
<ボトムハーフ>
[11] エドマンド vs A.ズベレフ [4]
[7] アンダーソン vs ジョコビッチ [2]
錦織の準々決勝の試合は、日本時間の10月12日(金) 20時30分から21時30分頃に開始予定。(センターコートの第4試合)
2018年 ロレックス上海マスターズ 準々決勝の結果
ロレックス上海マスターズの準々決勝の結果です。
<日程(現地時間)>
・10月12日(金):準々決勝
日本と上海の時差:-1時間(日本の方が1時間進んでいます)
※スコアにある各選手の()内の世界ランキングは2018年10月8日付のランキングです。
トップハーフ | ||||
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[1] ロジャー・フェデラー (2) | 2 | 6 | 77 | |
[8] 錦織 圭 (12) | 0 | 4 | 64 | |
[13] ボルナ・チョリッチ (19) | 2 | 7 | 6 | |
マシュー・エブデン (51) | 0 | 5 | 4 | |
ボトムハーフ | ||||
[11] カイル・エドマンド (14) | 0 | 4 | 4 | |
[4] アレクサンダー・ズベレフ (5) | 2 | 6 | 6 | |
[7] ケビン・アンダーソン (8) | 0 | 61 | 3 | |
[2] ノバク・ジョコビッチ (3) | 2 | 77 | 6 | |
以下、各試合の簡単な試合の振り返りです。
準々決勝「フェデラー vs 錦織」
過去の対戦成績は、フェデラーの5勝、錦織の2勝。
ハードコートでは、フェデラーの4勝、錦織の1勝。
直近の対戦は2017年の全豪オープン(ハード)の4回戦で、フェデラーがセットカウント3-2(6-7、6-4、6-1、4-6、6-3)で勝利しています。
[1] ロジャー・フェデラー (2) | 2 | 6 | 77 | |
[8] 錦織 圭 (12) | 0 | 4 | 64 | |
試合時間:1時間51分 |
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第1シードのロジャー・フェデラー(37歳・スイス)が第8シードの錦織圭(28歳・日本)を6-4、7-6のストレートで破り、上海マスターズ2年連続9回目の準決勝進出を決めました。
簡単に試合を振り返ります。
第1セット
第1ゲーム、10分を超える長いゲームとなり、フェデラーの6本目のブレークポイントでフェデラーにとってラッキーなコードボールがあり、フェデラーがブレークに成功。(デュース6回)
第5ゲームでフェデラーがブレークをしてリードを広げますが、第6ゲームで錦織がブレークを1つ返します。
第10ゲーム、フェデラーのサービングフォーザセット。
フェデラーがラブゲームでキープをして第1セットを先取。
第2セット
第2セットも第1ゲームでフェデラーが先にブレークに成功。
第2ゲームで錦織にブレークポイントが1本、第4ゲームで錦織にブレークポイントが2本ありましたが、フェデラーがキープ。
第6ゲームで錦織がこのゲーム2本目のブレークポイントをモノにして、錦織がブレークバックに成功。
この後はお互いキープを続けてタイブレークに突入。
タイブレーク、2ポイント目で錦織がミニブレークをしますが、フェデラーが1-4から6連続でポイントを取って(ミニブレーク2つ)、フェデラーがストレートで勝利。
錦織の準々決勝の結果については、『 錦織 vs フェデラー 』の記事で詳しく紹介しています。
準々決勝「チョリッチ vs エブデン」
過去に対戦はなく、初対戦となります。
[13] ボルナ・チョリッチ (19) | 2 | 7 | 6 | |
マシュー・エブデン (51) | 0 | 5 | 4 | |
試合時間:1時間32分 |
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第13シードのボルナ・チョリッチ(21歳・クロアチア)がマシュー・エブデン(30歳・オーストラリア)を7-5、6-4のストレートで破り、上海マスターズ初(マスターズ2回目)の準決勝進出を決めました。
簡単に試合を振り返ります。
第1セット
第2ゲームでエブデンが先にブレークをしますが、第3ゲームでチョリッチがブレークバックに成功。
第7ゲームでのチョリッチのブレークポイント1本はエブデンが凌ぎましたが、第11ゲームでチョリッチがブレークに成功。
第12ゲーム、チョリッチのサービングフォーザセット。
チョリッチがキープをして第1セットを先取。
第2セット
第3ゲームでチョリッチが先にブレークをすると、第5ゲームもチョリッチがブレークに成功。
第5ゲーム後にエブデンがメディカルタイムアウトを取り、右肩のマッサージを受けます。
第6ゲームでエブデンがブレークを1つ返します。
第7ゲーム後もエブデンが右肩のマッサージを受け、チョリッチの方はメディカルタイムアウトを取って右太もものマッサージを受けます。
第10ゲーム、チョリッチのサービングフォーザマッチ。
チョリッチのミス2本があり15-30とエブデンがポイントを先行しますが、チョリッチでキープをしてストレートで勝利。
準々決勝「エドマンド vs A.ズベレフ」
過去の対戦成績は、エドマンドの0勝、A.ズベレフの3勝。
ハードコートでは、エドマンドの0勝、A.ズベレフの1勝。
直近の対戦は2018年のBNLイタリア国際(クレー)の3回戦で、A.ズベレフがセットカウント2-0(7-5、7-6)で勝利しています。
[11] カイル・エドマンド (14) | 0 | 4 | 4 | |
[4] アレクサンダー・ズベレフ (5) | 2 | 6 | 6 | |
試合時間:1時間11分 |
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第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(21歳・ドイツ)が第11シードのカイル・エドマンド(23歳・イギリス)を6-4、6-4のストレートで破り、上海マスターズ初の準決勝進出を決めました。
簡単に試合を振り返ります。
第1セット
第1ゲームでA.ズベレフがいきなりブレークに成功。
第2ゲーム以降はお互いブレークポイントを与えずにキープを続けます。
第10ゲーム、A.ズベレフのサービングフォーザセット。
30-15でA.ズベレフのダブルフォルトがありましたが、A.ズベレフがキープをして第1セットを先取。
第2セット
第2ゲームでエドマンドにブレークポイントが1本ありましたが、A.ズベレフがキープ。
第5ゲームでA.ズベレフのリターンエースや見事なバックハンドのダウンザラインへのパッシングショットなどがあり、A.ズベレフがブレークに成功。
第10ゲーム、A.ズベレフのサービングフォーザマッチ。
A.ズベレフがラブゲームでキープをしてストレートで勝利。
準々決勝「アンダーソン vs ジョコビッチ」
過去の対戦成績は、アンダーソンの1勝、ジョコビッチの6勝。
ハードコートでは、アンダーソンの1勝、ジョコビッチの2勝。
直近の対戦は2018年のウィンブルドン(芝)の決勝で、ジョコビッチがセットカウント3-0(6-2、6-2、7-6)で勝利しています。
[7] ケビン・アンダーソン (8) | 0 | 61 | 3 | |
[2] ノバク・ジョコビッチ (3) | 2 | 77 | 6 | |
試合時間:1時間42分 |
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第2シードのノバク・ジョコビッチ(31歳・セルビア)が第7シードのケビン・アンダーソン(32歳・南アフリカ)を7-6、6-3のストレートで破り、上海マスターズ2年ぶり9回目の準決勝進出を決めました。
簡単に試合を振り返ります。
第1セット
第5ゲームでジョコビッチにブレークポイントが1本ありましたが、アンダーソンがデュース2回目でキープ。
第12ゲームでアンダーソンが積極的に攻撃を仕掛けて行き、アンダーソンにセットポイント(ブレークポイント)が1本ありましたが、ジョコビッチがデュース3回目でキープ。
タイブレークに入り、1ポイント目でアンダーソンにミスが出て、ジョコビッチがミニブレーク。
さらに5ポイント目と8ポイント目もジョコビッチがミニブレークをして第1セットを先取。
第2セット
第2ゲームでアンダーソンのダブルフォルトやストロークのミスなどがあり、ジョコビッチがブレークに成功。
ジョコビッチはブレークポイントを与えずに簡単にキープをして行きます。
第9ゲーム、ジョコビッチのサービングフォーザマッチ。
40-0からアンダーソンが粘りを見せて40-30まで行きましたが、ジョコビッチがキープをしてストレートで勝利。
ハイライト動画
準々決勝4試合のハイライト動画です。
ドロー表(ベスト32・結果)
準々決勝後の暫定ランキング(トップ30)
ロレックス上海マスターズの準々決勝終了時点での暫定ランキングです。
暫定 順位 |
選手名 | 基礎 point |
round | result | 獲得 point |
QF後 point |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ナダル | 7,660 | 欠場 | – | – | 7,660 |
2 | ジョコビッチ | 6,445 | 準々決勝 | ○ | 360 | 6,805 |
3 | フェデラー | 5,900 | 準々決勝 | ○ | 360 | 6,260 |
4 | デルポトロ | 5,770 | 3回戦 | × | 90 | 5,860 |
5 | A.ズベレフ | 4,665 | 準々決勝 | ○ | 360 | 5,025 |
6 | チリッチ | 4,175 | 2回戦 | × | 10 | 4,185 |
7 | ティエム | 3,815 | 2回戦 | × | 10 | 3,825 |
8 | アンダーソン | 3,595 | 準々決勝 | × | 180 | 3,775 |
9 | ディミトロフ | 3,440 | 欠場 | – | 0 | 3,440 |
10 | イズナー | 3,290 | 欠場 | – | – | 3,290 |
11 | 錦織 圭 | 2,730 | 準々決勝 | × | 180 | 2,910 |
12 | ゴファン | 2,855 | 欠場 | – | 0 | 2,855 |
13 | フォニーニ | 2,315 | 欠場 | – | – | 2,315 |
14 | チョリッチ | 1,815 | 準々決勝 | ○ | 360 | 2,175 |
15 | エドマンド | 1,945 | 準々決勝 | × | 180 | 2,125 |
16 | チチパス | 1,917 | 3回戦 | × | 90 | 2,007 |
17 | シュワルツマン | 1,930 | 1回戦 | × | 10 | 1,940 |
18 | ソック | 1,840 | 1回戦 | × | 10 | 1,850 |
19 | チェッキナート | 1,748 | 3回戦 | × | 90 | 1,838 |
20 | ラオニッチ | 1,800 | 1回戦 | × | 10 | 1,810 |
21 | メドベデフ | 1,752 | 2回戦 | × | 45 | 1,797 |
22 | プイユ | 1,780 | 欠場 | – | 0 | 1,780 |
23 | バシラシビリ | 1,722 | 2回戦 | × | 45 | 1,767 |
24 | C ブスタ | 1,740 | 1回戦 | × | 10 | 1,750 |
25 | B アグート | 1,560 | 3回戦 | × | 90 | 1,650 |
26 | ハチャノフ | 1,595 | 2回戦 | × | 45 | 1,640 |
27 | チョン | 1,585 | 2回戦 | × | 45 | 1,630 |
28 | ガスケ | 1,490 | 2回戦 | × | 45 | 1,535 |
29 | ベルダスコ | 1,455 | 欠場 | – | – | 1,455 |
30 | シャポバロフ | 1,430 | 1回戦 | × | 10 | 1,440 |
基礎ポイントについては、『 ATPランキング試算(2018年10月・上海後)』をご覧ください。
1回戦を免除された第1シードから第8シードの選手が初戦敗退(2回戦敗退)となった場合、獲得ポイントは2回戦ではなく1回戦の10ポイントとなります。
マスターズ1000の大会への出場義務がある選手(出場義務免除の条件を満たす選手は除く)が欠場した場合、ペナルティで0ポイントが強制加算されます。
ラウンド | 獲得ポイント |
---|---|
優勝 | 1,000 |
準優勝 | 600 |
準決勝 | 360 |
準々決勝 | 180 |
3回戦 | 90 |
2回戦 | 45 |
1回戦 | 10 |
レースランキング(RACE TO LONDON)
ロレックス上海マスターズの準々決勝終了時点でのレースランキングです。(上位13名)
ナダル、ジョコビッチ、デルポトロ、フェデラー、A.ズベレフの5人のNitto ATPファイナルズへの出場が確定しています。
順位 | 選手名 | 10月8日 point |
round | result | 獲得 point |
QF後 point |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ナダル | 7,480 | 欠場 | – | – | 7,480 |
2 | ジョコビッチ | 6,445 | 準々決勝 | ○ | 360 | 6,805 |
3 | デルポトロ | 5,210 | 3回戦 | × | 90 | 5,300 |
4 | フェデラー | 4,800 | 準々決勝 | ○ | 360 | 5,160 |
5 | A.ズベレフ | 4,410 | 準々決勝 | ○ | 360 | 4,770 |
6 | チリッチ | 3,815 | 2回戦 | × | 10 | 3,825 |
7 | アンダーソン | 3,540 | 準々決勝 | × | 180 | 3,720 |
8 | ティエム | 3,525 | 2回戦 | × | 10 | 3,535 |
9 | 錦織 圭 | 2,820 | 準々決勝 | × | 180 | 3,000 |
10 | イズナー | 2,930 | 欠場 | – | – | 2,930 |
11 | フォニーニ | 2,135 | 欠場 | – | (90) | 2,225 |
12 | チョリッチ | 1,700 | 準々決勝 | ○ | 360 | 2,060 |
13 | エドマンド | 1,765 | 準々決勝 | × | 180 | 1,945 |
準々決勝の放送予定
GAORA、NHK・BS1、WOWOWメンバーズオンデマンドでの放送・配信が予定されています。
GAORA
GAORAでは、1回戦から決勝まで生中継で放送予定。
日付 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
10月12日(金) | 準々決勝 | 14:00~24:00 |
NHK・BS1
NHKでは、BS1またはサブチャンネルのBS102chで錦織が出場する試合を中心に連日生中継で放送予定。
日付 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
10月12日(金) | 準々決勝 | [BS1] 20:30~(22:50) |
<放送予定の対戦カード>
・10月12日(金):「錦織 vs R.フェデラー」
WOWOWメンバーズオンデマンド
WOWOWメンバーズオンデマンドでは、1回戦から決勝までを配信予定。(大会1日目は無料配信)
WOWOWメンバーズオンデマンドは、WOWOWに加入中の方(有料放送契約を締結し、月額視聴料を支払いしている方)が利用できます。
また、オンデマンドで視聴するには、WEB会員登録(無料)後に配信サイトまたは専用アプリにてログインする必要があります。
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