【2018年】全豪オープンテニスの結果(準々決勝)


2018年1月15日~28日(2018年第3~4週)にメルボルン(オーストラリア)で開催のグランドスラム「全豪オープン」の準々決勝の結果、準々決勝後の暫定ランキング、放送予定を見ていきます。

ここまで、昨年の全豪オープンですばらしい活躍を見せた第1シードのナダル選手、第2シードのフェデラー選手、第3シードのディミトロフ選手が今年もしっかりと勝ち上がる中、ノーシードから3名がグランドスラム初の準々決勝に進出する荒れた展開にもなっています。

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2018年 全豪オープン準々決勝の結果

全豪オープンの結果について、試合結果が分かり次第、適宜更新していきます。

<日程>
・1月23日(火):準々決勝 トップハーフ
・1月24日(水):準々決勝 ボトムハーフ

デイセッション :9時~ (現地時間11時~)
ナイトセッション:17時~(現地時間19時~)

<コート>
・ロッド・レーバー・アリーナ

※()内の世界ランキングは、2018年1月15日付のランキングです。

準々決勝「ナダル vs チリッチ」(トップハーフ)

過去の対戦成績は、ナダル選手の5勝、チリッチ選手の1勝。

直近の対戦は2017年の上海マスターズの準決勝で、ナダル選手がセットカウント2-0(7-5、7-6)で勝利しています。

[1] ラファエル・ナダル (1位)棄権637720
[6] マリン・チリッチ (6位)366562
試合時間:3時間47分

第1シードのナダル選手(31歳・スペイン)がファイナルセットの第2ゲームが終わったところで棄権をし、第6シードのチリッチ選手(29歳・クロアチア)が全豪オープンでは2010年以来となる準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第6ゲームと第7ゲームともにデュースが続く長いゲームとなりますが、お互いに何とかキープをします。

第8ゲームでチリッチ選手のダブルフォルトとミスが絡んで、ナダル選手がブレイクに成功すると、第9ゲームのサービングフォーザセットをナダル選手がしっかりとキープして第1セットを先取。

第2セット

第5ゲーム、チリッチ選手の2本のダブルフォルトがあり、ナダル選手がブレイクに成功。

このセットもナダル選手がこのまま取るかと思われましたが、直後の第6ゲームでチリッチ選手が粘りを見せてブレイクバックに成功すると流れが変わり、チリッチ選手が第6ゲームから4ゲームを連取して第2セットを取ります。

第3セット

お互いキープを続けタイブレークに突入。

ミニブレイクを取り合う展開となる中、5-5となってチリッチ選手のサービス2本目。

チリッチ選手が強打を連発して力でねじ伏せにかかりますが、最後のウィナーを取りに行ったショットがアウトになってしまい、6-5とナダル選手にセットポイントが来ます。

ナダル選手がサービスをキープして第3セットを取ります。

第4セット

第4ゲーム、チリッチ選手がブレイクに成功。

第5ゲームが終わったところでナダル選手がメディカルタイムアウトを取り、痛み止めの薬を飲んだ後に右足の太ももから付け根辺りのマッサージを受けます。

チリッチ選手が第8ゲームもブレイクに成功し、第4セットを取ります。

ファイナルセット

第2ゲーム、デュース4回目でナダル選手にミスが出て、チリッチ選手にこのゲーム6回目のブレイクポイントが来ると、チリッチ選手がパッシングショットを決めてブレイクに成功。

動きが悪くなり戦える状態でなかったナダル選手は、先にブレイクを許したこともあり棄権を申し出て、チリッチ選手が勝利。

この試合のナダル選手はいい状態の時と比べるとプレーが落ちているかなという感じではありましたが、最後は怪我で棄権となってしまい、怪我の状態が深刻でなければなと思います。

チリッチ選手は気持ちの入ったプレーを見せて集中力も高く、破壊力抜群のショットが何度も飛び出すなど、いい状態で準決勝に挑めそうです。

準々決勝「ディミトロフ vs エドマンド」(トップハーフ)

過去の対戦成績は、ディミトロフ選手の2勝、エドマンド選手の0勝。

直近の対戦は2018年のブリスベン国際の準々決勝で、ディミトロフ選手がセットカウント2-1(6-3、6-7、6-4)で勝利しています。

[3] グリゴール・ディミトロフ (3位)14634
カイル・エドマンド (49位)36366
試合時間:2時間49分

エドマンド選手(23歳・イギリス)が第3シードのディミトロフ選手(26歳・ブルガリア)を6-4、3-6、6-3、6-4のセットカウント3-1で破り、グランドスラム初の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第1ゲーム、2回目のデュースからディミトロフ選手のダブルフォルトとミスが出て、エドマンド選手がいきなりブレイクに成功。

第6ゲーム、エドマンド選手のダブルフォルトやミスが重なり、ディミトロフ選手がブレイクバックに成功。

第9ゲーム、ディミトロフ選手のダブルフォルト、エドマンド選手のウィナーやリターンエースが決まるなど、エドマンド選手がブレイクに成功。

第10ゲーム、エドマンド選手のサービングフォーザセット。
ディミトロフ選手がブレイクポイントを握る場面もありましたが、エドマンド選手がピンチを凌いで第1セットを先取。

第2セット

第2ゲーム、エドマンド選手のミスが重なり、ディミトロフ選手がブレイクに成功。

ディミトロフ選手は第3ゲームの0-40のピンチを凌ぎ、3本のダブルフォルを出した第7ゲームを何とかキープするなど、ディミトロフ選手が苦しみながらも第2セットを取ります。

第3セット

キープの展開が続きますが、第8ゲームで30-40からディミトロフ選手にダブルフォルトが出て、エドマンド選手がブレイクに成功。

第9ゲーム、エドマンド選手がサービングフォーザセットをしっかりとキープして、第3セットを取ります。

第4セット

第5ゲームでディミトロフ選手が30-15から3連続でミスをして、エドマンド選手がブレイクに成功しますが、第6ゲームでディミトロフ選手がすぐにブレイクバックに成功。

何とか流れを変えたいディミトロフ選手でしたがエドマンド選手のプレーは落ちず、第9ゲームでエドマンド選手がブレイクに成功して第10ゲームにサービングフォーザマッチを迎えます。

40-30とエドマンド選手にマッチポイントが来ると、ストローク勝負でディミトロフ選手のスライスがアウトとなり、エドマンド選手が勝利。

エドマンド選手が強打でどんどん攻めて来るのに対して、ディミトロフ選手はミスを誘う作戦だったかもしれませんが、バックハンドではスライスを多用し、そのスライスも鋭さがなくふんわりしたスライスになっていて、緩急をうまくつけて相手のミスを誘うというよりミスを待っている感じでした。

攻めの姿勢を最後まで貫いたエドマンド選手のプレーはすばらしかったですが、それにしても4回戦のキリオス戦でのディミトロフ選手はどこへ行ってしまったのかいうプレーでした。

準々決勝「サンドグレン vs チョン」(ボトムハーフ)

過去の対戦成績は、サンドグレン選手の0勝、チョン選手の1勝。

過去1回の対戦は2018年のASBクラシックの1回戦で、チョン選手がセットカウント2-1(6-3、5-7、6-3)で勝利しています。

テニーズ・サンドグレン (97位)04653
チョン・ヒョン (58位)36776
試合時間:2時間28分

チョン選手(21歳・韓国)がサンドグレン選手(26歳・アメリカ)を6-4、7-6、6-3のストレートで破り、グランドスラム初の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第3ゲーム、サンドグレン選手のミスやダブルフォルトなどがあり、チョン選手がブレイクに成功。

第10ゲーム、チョン選手のサービングフォーザセット。
チョン選手がラブゲームでキープして、第1セットを先取。

第2セット

第1ゲームでチョン選手がいきなりブレイクに成功しますが、第4ゲームでサンドグレン選手が粘りを見せてブレイクバックに成功。

第8ゲーム、チョン選手のダブルフォルトと2本のミス、サンドグレン選手のリターンエースがあり、サンドグレン選手がブレイクに成功。

第9ゲーム、サンドグレン選手がサービングフォーザセットを迎えますが、ストローク勝負でチョン選手の粘りに根負けし、チョン選手が土壇場でブレイクバックに成功。

タイブレーク、一進一退の攻防が続きますが、最後はチョン選手がストローク勝負で打ち勝って第2セットも取ります。

第3セット

第4ゲーム、4回目のデュースからサンドグレン選手にダブルフォルトとミスが出て、チョン選手がブレイクに成功。

その後、チョン選手は第5ゲームと第7ゲームのサービスゲームをラブゲームで簡単にキープ。

第9ゲーム、チョン選手のサービングフォーザマッチ。
40-0とチョン選手がマッチポイントを迎え、このまますんなり終わるかと思われましたが、チョン選手が突如崩れてミスを連発するなどサンドグレン選手にブレイクポイントが来ます。

サンドグレン選手は2回あったブレイクポイントをモノできず、最後はグダグダな展開とはなりましたが、チョン選手が勝利。

チョン選手は3回戦のA.ズベレフ戦、4回戦のジョコビッチ戦と比べるとプレーは落ちてはいましたが、それでもしっかりと試合をまとめる強さがありました。

準決勝に向けて、タフな試合が続く中でまた調子を上げて行けるかどうかが鍵となりそうです。

準々決勝「ベルディヒ vs フェデラー」(ボトムハーフ)

過去の対戦成績は、ベルディヒ選手の6勝、フェデラー選手の19勝。

直近の対戦は2017年のウィンブルドンの準決勝で、フェデラー選手がセットカウント3-0(7-6、7-6、6-4)で勝利しています。

[19] トマーシュ・ベルディヒ (20位)06134
[2] ロジャー・フェデラー (2位)37766
試合時間:2時間14分

第2シードのフェデラー選手(36歳・スイス)が第19シードのベルディヒ選手(32歳・チェコ)を7-6、6-3、6-4のストレートで破り、全豪オープン14回目の準決勝進出を決めました。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第2ゲーム、2回目のデュースからフェデラー選手に連続でミスが出て、ベルディヒ選手がブレイクに成功。

第9ゲーム、ベルディヒ選手のサービングフォーザセット。
ベルディヒ選手は15-40のピンチを凌ぎ、デュース後に再び来たピンチも何とか凌いでセットポイント握るところまで行きましたが、4本目のブレイクポイントでフェデラー選手の見事なバックハンドのウィナーが決まり、フェデラー選手が土壇場でブレイクバックに成功。

タイブレーク、ベルディヒ選手は自分のサービスポイントを1度もキープすることできず、一方的な展開となってフェデラー選手が第1セットを先取。

第2セット

キープの展開が続きますが、第8ゲームでベルディヒ選手のミスが絡んでフェデラー選手がブレイクに成功すると、第9ゲームのサービングフォーザセットをフェデラー選手があっさりとキープして第2セットを取ります。

そして、第2セットが終わったところでベルディヒ選手がメディカルタイムアウトを取り、裏で治療を受けます。

第3セット

第3ゲーム、フェデラー選手のリターンの反応、読みがよく、ベルディヒ選手はサーブからの攻撃の形をなかなか作らせてもらえず、逆にリターンから主導権を握ったフェデラー選手がブレイクに成功。

第4ゲーム、フェデラー選手の一瞬の隙をベルディヒ選手が見逃さず、すばらしいリターンを決めるなど、ベルディヒ選手がすぐにブレイクバックに成功。

第5ゲーム、ギアを入れ直したフェデラー選手が攻勢に出て3本のウィナーを決めるなど、フェデラー選手がブレイクに成功。

第10ゲーム、フェデラー選手のサービングフォーザマッチ。
フェデラー選手がラブゲームでキープして勝利。

ベルディヒ選手は立ち上がりから調子がよく、いい流れでゲームを進めていただけに、第1セットのサービングフォーザセットを取りきれなかったのが痛かったです。

その後はフェデラー選手のスイッチが入ってしまい、ベルディヒ選手はフェデラー選手のプレーについていくので精一杯で、最後の方は足にきて限界間近という感じでした。

また、ベルディヒ選手のファーストサーブの確率は56%でもう少し確率を上げて行きたかったところでしたが、フェデラー選手のリターンが良すぎたため、常にプレッシャーがかかる中での厳しいサービスゲームとなってしまいました。

ドロー表(ベスト32)

準々決勝後の暫定ランキング(トップ30+α)

全豪オープンの準々決勝終了時点での暫定ランキングです。

準決勝進出を果たしたエドマンド選手は26位にランキングを上げ、初のトップ30入りとなります。(これまでの自己最高ランキングは40位)

同じく準決勝進出を果たしたチョン選手は29位にランキングを上げ、初のトップ30入りとなります。(これまでの自己最高ランキングは44位)

そして、ラオニッチ選手が2012年2月27日付のランキングからこれまでトップ30を維持し最高で3位にまで上がりましたが、トップ30から落ちることとなります。

暫定
順位
選手名基礎
point
roundresult獲得
point
QF後
point
1ナダル9,400準々決勝×3609,760
2フェデラー7,605準々決勝7208,325
3ディミトロフ4,270準々決勝×3604,630
4A.ズベレフ4,5203回戦×904,610
5チリッチ3,760準々決勝7204,480
6ティエム3,8804回戦×1804,060
7ゴファン3,4152回戦×453,460
8ソック2,8701回戦×102,880
9デルポトロ2,7253回戦×902,815
10C ブスタ2,5254回戦×1802,705
11アンダーソン2,6101回戦×102,620
12クエリー2,4452回戦×452,490
13ジョコビッチ2,2904回戦×1802,470
14キリオス2,2154回戦×1802,395
15ワウリンカ2,3402回戦×452,385
16ベルディヒ1,960準々決勝×3602,320
17プイユ2,2251回戦×102,235
18イズナー2,2201回戦×102,230
19ツォンガ1,9603回戦×902,050
20マレー1,960欠場01,960
21R ビノラス1,8353回戦×901,925
22フォニーニ1,6704回戦×1801,850
23B アグート1,8351回戦×101,845
24シュワルツマン1,6304回戦×1801,810
25マナリノ1,6153回戦×901,705
26エドマンド947準々決勝7201,667
27錦織 圭1,555欠場01,555
28ミュラー1,4453回戦×901,535
29チョン752準々決勝7201,472
30ズムル1,3813回戦×901,471
31ラオニッチ1,3901回戦×101,400

※基礎ポイントについては、『 ATPランキング試算(2018年1月・全豪オープン後)』をご覧ください。

全豪オープン 獲得ポイント
ラウンド獲得ポイント
優勝2,000
準優勝1,200
準決勝720
準々決勝360
4回戦180
3回戦90
2回戦45
1回戦10

放送予定

WOWOW、NHKでの放送が予定されています。

WOWOW

WOWOWでは、1回戦から決勝までを連日生中継で放送予定

日程ラウンド放送時間
1月23日(火)準々決勝8:55~, 16:50~
1月24日(水)準々決勝8:55~, 17:20~

NHK(地上波)

NHKでは、1回戦から決勝までを深夜に録画で放送予定

日程ラウンド放送時間
1月23日(火)準々決勝24:10~(26:20)
1月24日(水)準々決勝24:10~(26:20)

・1月23日(火)の対戦カードは男子「ディミトロフ vs エドマンド」
・1月24日(水)の対戦カードは男子「ベルディヒ vs フェデラー」

2018年 全豪オープン その他の結果

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