2018年2月2日~2月4日(2018年第5週)に開催されるデビスカップのワールドグループ1回戦の日程、試合の結果、放送予定を見ていきます。
<1回戦の対戦カード>
[1]フランス vs オランダ
[8]イタリア vs 日本
[3]イギリス vs スペイン
[6]オーストラリア vs ドイツ
[5]スイス vs カザフスタン
[4]クロアチア vs カナダ
[7]セルビア vs アメリカ
[2]ベルギー vs ハンガリー
デビスカップ1回戦の日程
- 2月2日(金)
- 2月3日(土)
- 2月4日(日)
ラバー1:シングルス1(S1)
ラバー2:シングルス2(S2)
ラバー3:ダブルス(D)
ラバー4:シングルス3(S3)
ラバー5:シングルス4(S4)
デビスカップ1回戦の結果
<対戦表の補足>
国名:上側が開催国。[]の数字はシード。
合計:最大5試合のうち勝利した数(3勝で準々決勝に進出)
国名 | 合計 | S1 | S2 | D | S3 | S4 |
[1] フランス | 3 | × | ○ | ○ | ○ | – |
オランダ | 1 | ○ | × | × | × | – |
「フランス vs オランダ」の各試合の結果 | ||||||
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国名 | 合計 | S1 | S2 | D | S3 | S4 |
日本 | 1 | × | ○ | × | × | – |
[8] イタリア | 3 | ○ | × | ○ | ○ | – |
「イタリア vs 日本」の各試合の結果 | ||||||
国名 | 合計 | S1 | S2 | D | S3 | S4 |
スペイン | 3 | ○ | × | ○ | ○ | – |
[3] イギリス | 1 | × | ○ | × | × | – |
「イギリス vs スペイン」の各試合の結果 | ||||||
国名 | 合計 | S1 | S2 | D | S3 | S4 |
[6] オーストラリア | 1 | × | ○ | × | × | – |
ドイツ | 3 | ○ | × | ○ | ○ | – |
「オーストラリア vs ドイツ」の各試合の結果 | ||||||
国名 | 合計 | S1 | S2 | D | S3 | S4 |
カザフスタン | 4 | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
[5] スイス | 1 | × | × | × | ○ | × |
「スイス vs カザフスタン」の各試合の結果 | ||||||
国名 | 合計 | S1 | S2 | D | S3 | S4 |
[4] クロアチア | 3 | ○ | × | ○ | ○ | – |
カナダ | 1 | × | ○ | × | × | – |
「クロアチア vs カナダ」の各試合の結果 | ||||||
国名 | 合計 | S1 | S2 | D | S3 | S4 |
[7] セルビア | 1 | × | × | × | ○ | – |
アメリカ | 3 | ○ | ○ | ○ | × | – |
「セルビア vs アメリカ」の各試合の結果 | ||||||
国名 | 合計 | S1 | S2 | D | S3 | S4 |
[2] ベルギー | 3 | ○ | ○ | × | ○ | × |
ハンガリー | 2 | × | × | ○ | × | ○ |
「ベルギー vs ハンガリー」の各試合の結果 |
フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、カザフスタン、クロアチア、アメリカ、ベルギーが準々決勝に進出。
準々決勝は、4月6日(金)から4月8日(日)に開催されます。
そして、1回戦で敗れたオランダ、日本、イギリス、オーストラリア、スイス、カナダ、セルビア、ハンガリーはワールドグループ残留をかけてプレーオフに回ることとなりました。
プレーオフは、9月14日(金)から9月16日(日)に開催されます。
ドロー表(結果)
デビスカップ1回戦の各試合の結果(スコア)
各国の代表選手の情報については、『【2018年】デビスカップのドロー表、大会日程、1回戦の情報 』をご覧ください。
[1]フランス vs オランダ
開催国 :フランス(アルベールヴィル)
サーフェス:室内ハードコート
試合結果
フランス | 3 | – | 1 | オランダ | ||
A・マナリノ | 0 | 64 | 3 | 3 | ||
T・デ バッカー | 3 | 77 | 6 | 6 |
R・ガスケ | 3 | 6 | 77 | 3 | 7 | |
R・ハーセ | 1 | 4 | 63 | 6 | 5 |
P・エルベールN・マユ | 3 | 78 | 6 | 63 | 77 | |
R・ハーセJ・ロジェ | 1 | 66 | 3 | 77 | 62 |
A・マナリノ | 3 | 4 | 77 | 7 | 62 | 7 |
R・ハーセ | 2 | 6 | 65 | 5 | 77 | 5 |
R・ガスケ | – | |||||
T・デ バッカー | – | |||||
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第1シードのフランスがオランダを3勝1敗で破り、準々決勝進出を決めました。
大会直前、フランスはツォンガ選手が怪我をしたため急きょマナリノ選手と交代。
さらにプイユ選手が怪我(?)で試合には出場できなくなり、準備不足のマナリノ選手が急きょ出場。
ラバー1を落とした後は3連勝を上げ、思わぬアクシデントが連続で起きる中でディフェンディングチャンピオンのフランスが何とか勝ち上がりました。
[8]イタリア vs 日本
開催国 :日本(盛岡)
会場 :盛岡タカヤアリーナ
サーフェス:室内ハードコート
試合結果
日本 | 1 | – | 3 | イタリア | ||
ダニエル 太郎 | 2 | 4 | 6 | 6 | 3 | 2 |
F・フォニーニ | 3 | 6 | 3 | 4 | 6 | 6 |
杉田 祐一 | 3 | 4 | 6 | 6 | 4 | 77 |
A・セッピ | 2 | 6 | 2 | 4 | 6 | 61 |
ベン・マクラクラン内山 靖崇 | 1 | 5 | 77 | 63 | 5 | |
S・ボレッリF・フォニーニ | 3 | 7 | 64 | 77 | 7 |
杉田 祐一 | 2 | 6 | 1 | 6 | 66 | 5 |
F・フォニーニ | 3 | 3 | 6 | 3 | 78 | 7 |
ダニエル 太郎 | – | |||||
A・セッピ | – | |||||
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日本チームは全試合ですばらしいプレーを見せて、どちらが勝ってもおかしくない熱戦となりましたが、第8シードのイタリアに惜しくも敗れ1回戦で敗退となりました。
特に3試合に出場したイタリアのフォニーニ選手は試合の流れの中でアップダウンがありながらも、大事な局面で見せた勝負強さ、底力はさすがでした。
日本チームは杉田選手の覚醒、ダブルスでも勝負できるペアも出てきて、さらに今回怪我明けで参加できなかった錦織選手と西岡選手もいるなど選手層が厚くなり、今後がますます楽しみなチームになってきました。
まずは次のプレーオフをしっかりと勝って、ワールドグループ残留を決めて欲しいです。
[3]イギリス vs スペイン
開催国 :スペイン(マルベーリャ)
サーフェス:クレーコート
試合結果
スペイン | 3 | – | 1 | イギリス | ||
A・ラモス ビノラス | 3 | 6 | 6 | 78 | ||
L・ブローディー | 0 | 2 | 4 | 66 |
R・バウティスタ アグート | 2 | 6 | 6 | 3 | 2 | 2 |
C・ノーリー | 3 | 4 | 3 | 6 | 6 | 6 |
P・カレーニョ ブスタF・ロペス | 3 | 6 | 6 | 77 | ||
D・イングロットJ・マレー | 0 | 4 | 4 | 64 |
A・ラモス ビノラス | 3 | 77 | 2 | 77 | 6 | |
C・ノーリー | 1 | 64 | 6 | 64 | 2 |
R・バウティスタ アグート | – | |||||
L・ブローディー | – | |||||
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スペインが第3シードのイギリスを3勝1敗で破り、準々決勝進出を決めました。
イギリスはノーリー選手が活躍を見せ、クレーコートでスペイン相手に1勝を上げて善戦はしましたが、スペインとの選手層に差がある中で、全豪オープンでベスト4のエドマンド選手が怪我で出場できなかったことが痛かったです。
[6]オーストラリア vs ドイツ
開催国 :オーストラリア(ブリスベン)
サーフェス:ハードコート
試合結果
オーストラリア | 1 | – | 3 | ドイツ | ||
A・デ ミノール | 2 | 5 | 6 | 6 | 3 | 64 |
A・ズベレフ | 3 | 7 | 4 | 4 | 6 | 77 |
N・キリオス | 3 | 6 | 6 | 6 | ||
J・ストルフ | 0 | 4 | 4 | 4 |
M・エブデンJ・ピアース | 2 | 4 | 77 | 2 | 77 | 4 |
T・プッツJ・ストルフ | 3 | 6 | 61 | 6 | 64 | 6 |
N・キリオス | 0 | 2 | 63 | 2 | ||
A・ズベレフ | 3 | 6 | 77 | 6 |
A・デ ミノール | – | |||||
J・ストルフ | – | |||||
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ドイツが第6シードのオーストラリアを3勝1敗で破り、準々決勝進出を決めました。
オーストラリアにはキリオス選手、ドイツにはA.ズベレフ選手というエースがいる中、ダブルスでの勝敗が大きなポイントとなりましたが、ドイツがフルセットの末に勝利。
そして、エース対決でA.ズベレフ選手がアウェイの中でキリオス選手をストレートで破り、勝負を決めました。
[5]スイス vs カザフスタン
開催国 :カザフスタン(アスタナ)
サーフェス:室内ハードコート
試合結果
カザフスタン | 4 | – | 1 | スイス | ||
D・ポプコ | 3 | 6 | 79 | 3 | 7 | |
H・ラクソネン | 1 | 2 | 67 | 6 | 5 |
M・ククシュキン | 3 | 3 | 6 | 6 | 6 | |
A・ボドマー | 1 | 6 | 3 | 2 | 3 |
T・ハビブリンA・ネゾベソフ | 3 | 6 | 6 | 3 | 65 | 6 |
M・ヒュスラーL・マルガロリ | 2 | 4 | 4 | 6 | 77 | 3 |
R・ハサノフ | 0 | 3 | 1 | |
M・ヒュスラー | 2 | 6 | 6 |
D・ポプコ | 2 | 77 | 1 | 10 |
A・ボドマー | 1 | 65 | 6 | 6 |
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カザフスタンが第5シードのスイスを4勝1敗で破り、準々決勝進出を決めました。
スイスはフェデラー選手とワウリンカ選手の後の世代が育っておらず、この二人抜きだとさすがに厳しいです。
[4]クロアチア vs カナダ
開催国 :クロアチア(オシエク)
サーフェス:室内クレーコート
試合結果
クロアチア | 3 | – | 1 | カナダ | ||
B・チョリッチ | 3 | 3 | 6 | 6 | 6 | |
V・ポシュピシル | 1 | 6 | 2 | 3 | 2 |
V・ガロビッチ | 0 | 4 | 4 | 2 | ||
D・シャポバロフ | 3 | 6 | 6 | 6 |
M・チリッチI・ドディグ | 3 | 2 | 3 | 6 | 7 | 6 |
D・ネスターV・ポシュピシル | 2 | 6 | 6 | 4 | 5 | 2 |
B・チョリッチ | 3 | 6 | 6 | 6 | ||
D・シャポバロフ | 0 | 4 | 4 | 4 |
V・ガロビッチ | – | |||||
V・ポシュピシル | – | |||||
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第4シードのクロアチアがカナダを3勝1敗で破り、準々決勝進出を決めました。
チリッチ選手が全豪オープン決勝の直後でまだコンディションがよくないということで、シングルスには出場しませんでしたが、ダブルスで勝利に貢献。
そして、シングルスではチョリッチ選手が2勝を上げ、地元の期待に応えるすばらしい活躍を見せました。
[7]セルビア vs アメリカ
開催国 :セルビア(ニシュ)
サーフェス:室内クレーコート
試合結果
セルビア | 1 | – | 3 | アメリカ | ||
L・ジェレ | 1 | 77 | 2 | 5 | 4 | |
S・クエリー | 3 | 64 | 6 | 7 | 6 |
D・ラヨビッチ | 2 | 4 | 79 | 3 | 6 | 64 |
J・イズナー | 3 | 6 | 67 | 6 | 3 | 77 |
N・ミロジェビッチM・ゼキッチ | 1 | 77 | 2 | 5 | 4 | |
R・ハリソンS・ジョンソン | 3 | 63 | 6 | 7 | 6 |
P・クリスティン | 2 | 6 | 7 | |
S・ジョンソン | 0 | 1 | 5 |
L・ジェレ | – | |||
J・イズナー | – | |||
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アメリカが第7シードのセルビアを3勝1敗で破り、準々決勝進出を決めました。
ジョコビッチ選手がいないセルビアは、ホームでの開催を活かしてクレーコートで何とか勝機を見いだしたかったところでしたが、アメリカが3連勝をして2日目で勝負が決まりました。
[2]ベルギー vs ハンガリー
開催国 :ベルギー(リエージュ)
サーフェス:室内ハードコート
試合結果
ベルギー | 3 | – | 2 | ハンガリー | ||
R・ビーママンズ | 3 | 6 | 4 | 77 | 6 | |
M・フクソービッチ | 1 | 4 | 6 | 65 | 3 |
D・ゴファン | 3 | 6 | 6 | 6 | ||
A・バラージュ | 0 | 4 | 4 | 0 |
R・ビーママンズJ・デ ルーレ | 2 | 3 | 4 | 77 | 6 | 5 |
A・バラージュM・フクソービッチ | 3 | 6 | 6 | 62 | 4 | 7 |
D・ゴファン | 3 | 7 | 6 | 3 | 6 | |
M・フクソービッチ | 1 | 5 | 4 | 6 | 2 |
J・カグニナ | 0 | 3 | 63 | |||
Z・Piros | 2 | 6 | 77 | |||
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第2シードのベルギーがハンガリーを3勝2敗で破り、準々決勝進出を決めました。
ハンガリーはエースのフクソービッチ選手にすべてを託すことになりましたが、ダブルスで勝利しただけに、ラバー1のシングルスでの敗戦が痛かったです。
昨年準優勝のベルギーはエースのゴファン選手がしっかりとシングルスで2勝を上げ、今回もベルギーの勝利の大きく貢献しました。
1回戦の放送予定
DAZN、WOWOWでの放送が予定されています。
DAZN
DAZNでは「日本 vs イタリア」、「スペイン vs イギリス」、「セルビア vs アメリカ」を配信予定。
日程 | 対戦カード | 放送時間 |
---|---|---|
2月2日(金) | 日本 vs イタリア | 12:00~ |
スペイン vs イギリス | 19:00~ | |
セルビア vs アメリカ | 23:00~ | |
2月3日(土) | 日本 vs イタリア | 13:00~ |
スペイン vs イギリス | 22:00~ | |
セルビア vs アメリカ | 23:00~ | |
2月4日(日) | 日本 vs イタリア | 12:00~ |
スペイン vs イギリス | 19:00~ | |
セルビア vs アメリカ | 22:00~ |
WOWOW
WOWOWでは「日本vsイタリア」を放送予定。
日程 | 対戦カード | 放送時間 |
---|---|---|
2月2日(金) | 日本 vs イタリア | 11:50~, 16:00~ |
2月3日(土) | 日本 vs イタリア | 12:50~ |
2月4日(日) | 日本 vs イタリア | 11:50~, 16:00~ |
コメント
日本は負けはしたけれど、とても頑張って感動しました! お疲れ様でした。プレーオフ頑張ってワールドグループに残れる様に願っています! ただ一つ残念な事にWOWOWの放送が同時にプライムで錦織の放送がされていた事です。あんなに国の為にデ杯戦っているのにどうかと思います!今まで一度もチャレンジャーなど放送したことないのに錦織だけ特別扱いしておかしくありませんか?みんな頑張っているんです! 何時も錦織だけ特別扱いはやめて下さい。
日本ほんとに惜しかったですね。負けはしましたが日本チームの成長ぶりを見ると、今後が楽しみです。
放送に関して、錦織選手の2014年の全米オープンでの活躍からテニスを見始めた人(錦織選手の試合だけ見る人)も多いと思うので、現状ではWOWOWに限らず錦織選手が特別扱いになってしまうのは仕方ないのかなと思ってます。
WOWOWの事情は分かりませんが、錦織選手が出場できなかった2017年全米オープンと2018年全豪オープンで加入者の状況が思わしくなかったとか大人の事情があるのかもしれません。