2018年7月30日から8月5日(2018年第31週)にワシントンD.C.(アメリカ)で開催されるATP500「シティ・オープン」の1回戦から決勝までの結果、放送予定を見ていきます。
トップ10からはA.ズベレフとイズナー、日本勢では錦織圭、杉田祐一、綿貫陽介が出場。
また、シード勢16名は1回戦が免除され、2回戦からの出場となります。
2018年 シティ・オープンの結果
ATP500「シティ・オープン」の1回戦から決勝の結果です。
※以下、スコアにある各選手の()内の数字は2018年7月30日付の世界ランキングです。
1回戦
トップハーフ
エフゲニー・ドンスコイ (76) | 0 | 4 | 1 | |
マレク・ジャジリ (64) | 2 | 6 | 6 | |
ティム・スマイチェック (101) | 2 | 77 | 6 | |
リカルダス・ベランキス (94) | 0 | 64 | 2 | |
綿貫 陽介 (287) | 1 | 6 | 5 | 1 |
ダニール・メドベデフ (63) | 2 | 3 | 7 | 6 |
スタン・ワウリンカ (198) | 1 | 4 | 77 | 63 |
ドナルド・ヤング (234) | 2 | 6 | 65 | 77 |
ピエール ユーグ・エルベール (78) | 2 | 7 | 6 | |
ミッチェル・クルーガー (217) | 0 | 5 | 3 | |
イリヤ・イバシカ (126) | 0 | 4 | 3 | |
フベルト・フルカチ (120) | 2 | 6 | 6 | |
ジャレッド・ドナルドソン (62) | 2 | 6 | 77 | |
ジョーダン・トンプソン (97) | 0 | 4 | 64 | |
ジェームス・ダックワース (654) | 2 | 6 | 7 | |
タイソン・クイアトコウスキー (393) | 0 | 3 | 5 | |
綿貫は予選を突破し、ATPツアー本戦に初出場を果たしましたが、メドベデフに6-3、5-7、1-6のフルセットの末に惜しくも敗れ、1回戦で敗退となりました。
第2セットの第9ゲーム、綿貫がサービングフォーザマッチを迎え、マッチポイントを1本握りましたが決めきれず、ファイナルセットでは綿貫は疲労で足が動かなくなりガス欠状態となってしまいました。
ボトムハーフ
マルコス・バグダティス (91) | 2 | 6 | 3 | 6 |
ブノワ・ペール (55) | 1 | 3 | 6 | 2 |
バセク・ポシュピシル (92) | 1 | 78 | 2 | 3 |
アレックス・デ ミノール (72) | 2 | 66 | 6 | 6 |
ミルザ・バシッチ (83) | 0 | 69 | 4 | |
マリウス・コピル (93) | 2 | 711 | 6 | |
マッケンジー・マクドナルド (80) | 1 | 6 | 4 | 5 |
アンディ・マレー (832) | 2 | 3 | 6 | 7 |
ビンセント・ミロット (291) | 2 | 6 | 6 | |
杉田 祐一 (73) | 0 | 3 | 2 | |
ルカシュ・ラツコ (75) | 1 | 77 | 1 | 4 |
デニス・クドラ (85) | 2 | 63 | 6 | 6 |
トミー・ポール (256) | 2 | 3 | 77 | 6 |
アレックス・ボルト (166) | 1 | 6 | 60 | 2 |
ミハイル・ユージニー (102) | 0 | 4 | 4 | |
ノア・ルビン (152) | 2 | 6 | 6 | |
杉田は予選勝者のミロットに3-6、2-6のストレートで敗れ、1回戦で敗退となりました。
2回戦
トップハーフ
第5シードのニック・キリオスがwithdrawとなり、ラッキールーザーでジェイソン・キューブラーが出場。
[1] アレクサンダー・ズベレフ (3) | 2 | 6 | 6 | |
マレク・ジャジリ (64) | 0 | 2 | 1 | |
ティム・スマイチェック (101) | 0 | 2 | 67 | |
[15] ミーシャ・ズベレフ (42) | 2 | 6 | 79 | |
[9] デニス・シャポバロフ (26) | 2 | 3 | 6 | 6 |
ダニール・メドベデフ (63) | 1 | 6 | 1 | 4 |
ドナルド・ヤング (234) | 0 | 3 | 4 | |
[7] 錦織 圭 (20) | 2 | 6 | 6 | |
[3] ダビド・ゴファン (11) | 2 | 6 | 1 | 77 |
ピエール ユーグ・エルベール (78) | 1 | 2 | 6 | 65 |
フベルト・フルカチ (120) | 0 | 2 | 4 | |
[13] フランシス・ティアフォー (41) | 2 | 6 | 6 | |
[10] ステファノス・チチパス (32) | 2 | 3 | 6 | 7 |
ジャレッド・ドナルドソン (62) | 1 | 6 | 3 | 5 |
ジェームス・ダックワース (654) | 2 | 1 | 6 | 77 |
ジェイソン・キューブラー (105) | 1 | 6 | 2 | 65 |
第7シードの錦織がヤングを6-3、6-4のストレートで破り、3回戦進出を決めました。
錦織の2回戦の結果については、『 錦織 vs ヤング 』の記事で詳しく紹介しています。
ボトムハーフ
[8] チョン・ヒョン (23) | 2 | 62 | 6 | 6 |
マルコス・バグダティス (91) | 1 | 77 | 4 | 3 |
アレックス・デ ミノール (72) | 2 | 6 | 7 | |
[11] スティーブ・ジョンソン (34) | 0 | 4 | 5 | |
[14] ジェレミー・シャルディ (43) | 0 | 4 | 4 | |
マリウス・コピル (93) | 2 | 6 | 6 | |
アンディ・マレー (832) | 2 | 77 | 1 | 6 |
[4] カイル・エドマンド (18) | 1 | 64 | 6 | 4 |
[6] リュカ・プイユ (19) | 62 | 6 | 3 | |
ビンセント・ミロット (291) | 棄権 | 77 | 4 | 0 |
デニス・クドラ (85) | 2 | 6 | 6 | |
[12] カレン・ハチャノフ (37) | 0 | 2 | 3 | |
[16] アンドレイ・ルブレフ (46) | 2 | 77 | 6 | |
トミー・ポール (256) | 0 | 65 | 4 | |
ノア・ルビン (152) | 2 | 6 | 78 | |
[2] ジョン・イズナー (9) | 0 | 4 | 66 | |
第2シードのイズナー、第4シードのエドマンド、第11のジョンソン、第12のハチャノフ、第14のシャルディは初戦敗退となりました。
「イズナー vs ルビン」「ジョンソン vs デ ミノール」「ルブレフ vs ポール」の3試合は雨のためサスペンデッドとなり、翌日この試合の勝者は2回戦と3回戦のダブルヘッダーとなります。
3回戦
トップハーフ
[1] アレクサンダー・ズベレフ (3) | 2 | 6 | 7 | |
[15] ミーシャ・ズベレフ (42) | 0 | 3 | 5 | |
[9] デニス・シャポバロフ (26) | 0 | 61 | 3 | |
[7] 錦織 圭 (20) | 2 | 77 | 6 | |
[3] ダビド・ゴファン (11) | 2 | 6 | 6 | |
[13] フランシス・ティアフォー (41) | 0 | 0 | 3 | |
[10] ステファノス・チチパス (32) | 2 | 6 | 6 | |
ジェームス・ダックワース (654) | 0 | 3 | 4 | |
第7シードの錦織が第9シードのシャポバロフを7-6、6-3のストレートで破り、準々決勝進出を決めました。
錦織の3回戦の結果については、『 錦織 vs シャポバロフ 』の記事で詳しく紹介しています。
ボトムハーフ
[8] チョン・ヒョン (23) | 1 | 2 | 6 | 2 |
アレックス・デ ミノール (72) | 2 | 6 | 4 | 6 |
マリウス・コピル (93) | 1 | 77 | 3 | 64 |
アンディ・マレー (832) | 2 | 65 | 6 | 77 |
[6] リュカ・プイユ (19) | 1 | 5 | 78 | 65 |
デニス・クドラ (85) | 2 | 7 | 66 | 77 |
[16] アンドレイ・ルブレフ (46) | 2 | 6 | 6 | |
ノア・ルビン (152) | 0 | 3 | 2 | |
ボトムハーフ組は雨の影響で2回戦と3回戦がダブルヘッダーになったり、日付をまたいでの試合となったりと、かなり厳しいスケジュール中での試合となっています。
そんな中、「マレー vs コピル」は3時間の大熱戦となり、試合が終わったのが現地時間の午前3時過ぎという厳しい試合でした。(試合後、勝利したマレーが感極まったのかベンチに戻って泣いているシーンがありました)
準々決勝
トップハーフ
[1] アレクサンダー・ズベレフ (3) | 2 | 3 | 6 | 6 |
[7] 錦織 圭 (20) | 1 | 6 | 1 | 4 |
[3] ダビド・ゴファン (11) | 0 | 3 | 4 | |
[10] ステファノス・チチパス (32) | 2 | 6 | 6 | |
第7シードの錦織は第1シードのA.ズベレフに6-3、1-6、4-6のフルセットの末に敗れ、準々決勝で敗退となりました。
錦織の準々決勝の結果については、『 錦織 vs A.ズベレフ 』の記事で詳しく紹介しています。
ボトムハーフ
アレックス・デ ミノール (72) | ||||
アンディ・マレー (832) | 棄権 | |||
デニス・クドラ (85) | 0 | 1 | 4 | |
[16] アンドレイ・ルブレフ (46) | 2 | 6 | 6 | |
マレーは疲労のため棄権となりました。
「ルブレフ vs クドラ」は試合が始まる前に雨でサスペンデッドとなり、この試合の勝者は準々決勝と準決勝のダブルヘッダーとなります。
ちなみにダブルスにも出場しているクドラは、シングルスとダブルスの両方で勝利した場合は1日で4試合を行う過酷なスケジュールとなっています。
準決勝
[1] アレクサンダー・ズベレフ (3) | 2 | 6 | 6 | |
[10] ステファノス・チチパス (32) | 0 | 2 | 4 | |
アレックス・デ ミノール (72) | 2 | 5 | 78 | 6 |
[16] アンドレイ・ルブレフ (46) | 1 | 7 | 66 | 4 |
第1シードのA.ズベレフが第10シードのチチパスを6-2、6-4のストレートで破り、シティ・オープン2年連続2回目の決勝進出を決めました。
19歳のデ ミノールが第16シードのルブレフを5-7、7-6、6-4のフルセットの末に破り、ツアー2回目(ATP500シリーズ初)の決勝進出を決めました。
決勝「A.ズベレフ vs デ ミノール」
過去の対戦成績は、A.ズベレフの1勝、デ ミノールの0勝。
過去1回の対戦は2018年のデビスカップのワールドグループ1回戦(ハード)で、A.ズベレフがセットカウント3-2(7-5、4-6、4-6、6-3、7-6)で勝利しています。
[1] アレクサンダー・ズベレフ (3) | 2 | 6 | 6 | |
アレックス・デ ミノール (72) | 0 | 2 | 4 | |
試合時間:1時間13分 |
---|
第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(21歳・ドイツ)がアレックス・デ ミノール(19歳・オーストラリア)を6-2、6-4のストレートで破り、シティ・オープン2年連続2回目の優勝を飾りました。
A.ズベレフは今シーズン3回目、ツアー通算9回目の優勝となりました。
決勝のハイライト動画
2018年シティ・オープンの決勝「A.ズベレフ vs デ ミノール」のハイライト動画です。
ドロー表(結果)
放送予定
GAORA、WOWOWメンバーズオンデマンド、BS朝日での放送・配信が予定されています。
GAORA
GAORAでは、1回戦から決勝まで生中継で放送予定。
日付 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
7月31日(火) | 1回戦 | 5:30~12:50 |
8月1日(水) | 1回戦・2回戦 | 5:30~12:50 |
8月2日(木) | 2回戦 | 5:30~12:55 |
8月3日(金) | 3回戦 | 5:30~14:00 |
8月4日(土) | 準々決勝 1&2 | 3:00~8:00 |
準々決勝 3&4 | 8:00~13:00 | |
8月5日(日) | 順延した準々決勝 3 | 1:00~2:58 |
準決勝 1 | 2:58~6:00 | |
準決勝 2 | 7:58~11:00 | |
8月6日(月) | 決勝 | 3:50~7:30 |
7月31日(火)から8月2日(木)の放送予定について、12時50分または55分からプロ野球中継の予定が入っているため、試合途中でテニス放送が終わる可能性があります。
<追加>
順延となった準々決勝「クドラ 対 ルブレフ」を8月5日(日) 午前1時から生中継で放送。
WOWOWメンバーズオンデマンド
WOWOWでは、WOWOWメンバーズオンデマンドで1回戦から決勝までを配信予定。
※全日程を無料配信
BS朝日
BS朝日では、錦織圭が出場する試合と決勝、大会ハイライトを放送予定。
日付 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
8月2日(木) | 2回戦 | 19:00~ (録画) |
8月3日(金) | 3回戦 | 19:00~ (録画) |
8月4日(土) | 準々決勝 | 4:30~ (生中継) |
8月6日(月) | 決勝 | 4:00~ |
8月8日(火) | ハイライト | 23:00~ |
・8月2日(木):「錦織 vs D.ヤング」(録画)
・8月3日(金):「錦織 vs D.シャポバロフ」(録画)
・8月4日(土):「錦織 vs A.ズベレフ」(生中継)
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