
2017年ウィンブルドン(ロンドン)の2回戦の錦織圭選手の対戦相手は、世界ランキング122位のセルジー・スタホフスキー選手。
錦織選手とスタホフスキー選手のプレイヤー情報、2回戦の試合結果とスタッツを見ていきます。
最後に錦織選手の3回戦の対戦相手を紹介します。
プレイヤー情報(2回戦)
過去の対戦成績は、錦織選手の0勝2敗。
2011年に2回の対戦があり、スタホフスキー選手が2勝しています。
| 錦織 圭 | スタホフスキー | |
| 0 勝 | 対戦成績 | 2 勝 |
| 9位(4位) | 最新ランキング(最高) | 122位(31位) |
| 日本 | 国籍 | ウクライナ |
| 27歳 | 年齢 | 31歳 |
| 1989年12月29日 | 生年月日 | 1992年9月30日 |
| 178cm / 75kg | 身長 / 体重 | 193cm / 80kg |
| 右 / 両手 | 利き手 / バック | 右 / 片手 |
| 2007年 | プロ転向 | 2003年 |
| 25勝10敗 | 2017年成績 | 3勝5敗 |
| 0回 | 2017年優勝回数 | 0回 |
| 326勝152敗 | 通算成績 | 161勝194敗 |
| 11回 | 通算優勝回数 | 4回 |
2回戦「錦織vsスタホフスキー」の結果
| [9] 錦織 圭 (9位) | 3 | 6 | 67 | 6 | 78 | |
| セルジー・スタホフスキー (122位) | 1 | 4 | 79 | 1 | 66 | |
| 試合時間:3時間15分 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
スタホフスキー選手はサーブアンドボレーなどネットプレーを多く使い、ストロークでも粘り強くラリーを続けてスライスを上手く使いながらリズムを変えたり、絶妙なドロップショットを打ってきたりと芝の戦い方が上手かったです。
スタホフスキー選手のスライスに対して錦織選手はバックハンドでのミスが増え、サービスゲームではダブルフォルトも多くなるなど、苦しい試合展開となりましたが何とか勝利。
| 錦織 | 試合全体 | スタホフスキー |
| 7 | サービスエース | 8 |
| 8 | ダブルフォルト | 5 |
| 93/142 (65%) | ファーストサーブ確率 | 76/138 (55%) |
| 69/93 (74%) | 1st Serve Points Won | 55/76 (72%) |
| 27/49 (55%) | 2nd Serve Points Won | 32/62 (52%) |
| 25/43 (58%) | ネットポイント | 22/41 (54%) |
| 5/9 (56%) | ブレイク / チャンス | 2/6 (33%) |
| 43 | Winners | 33 |
| 35 | Unforced Errors | 37 |
| 147 | Total Points Won | 133 |
| グラウンドストローク | ||
| 11 | FH Winners | 2 |
| 6 | BH Winners | 3 |
| 10 | FH Forced Errors | 8 |
| 8 | BH Forced Errors | 13 |
| 8 | FH Unforced Errors | 6 |
| 13 | BH Unforced Errors | 20 |
[スタッツ用語の補足]
・1st Serve Points Won:ファーストサーブが入った時にポイントを取得した確率。
・2nd Serve Points Won:セカンドサーブが入った時にポイントを取得した確率。
・Total Points Won:自分が取得した全ポイント。
・FH:フォアハンド
・BH:バックハンド
セットごとに試合を振り返っていきます。(振り返りでは「選手」は略)
第1セット
スタホフスキーのサービスで試合開始。
第1ゲーム、スタホフスキーがキープ。
第2ゲーム、錦織がキープ。
第3ゲーム、スタホフスキーがラブゲームでキープ。
第4ゲーム、40-0から錦織のダブルフォルトがありましたが、錦織がキープ。
第5ゲーム、30-40と錦織にブレイクチャンスが来ると、サーブアンドボレーに来たスタホフスキーが決めきれず、錦織がブレイクに成功。
第6ゲーム、ブレイク直後の大事なゲームを錦織がしっかりとキープ。
第7ゲーム、スタホフスキーがラブゲームでキープ。
第8ゲーム、錦織の2本のミスなどがあり15-40とスタホフスキーにブレイクチャンスが来ます。
錦織が1本凌ぎますが、30-40から錦織のスマッシュミスでスタホフスキーがブレイクバックに成功。
第9ゲーム、40-30からスタホフスキーのボレーミスでデュースへ。
5回目のデュース後に錦織がこのゲーム2回目のブレイクポイントを握ると、サーブアンドボレーに来たスタホフスキーに対してブロックリターンで上手くボールを沈め、甘く返って来たところを錦織がパッシングショットを決めて、錦織がブレイクに成功。
第10ゲーム、錦織のサービングフォーザセット。
40-15と錦織にセットポイントが来ると、2回目のセットポイントをしっかりと決めて、錦織が1セットを先取。
| 第1セット | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
| 錦織 | ○ | ○ | ● | ○ | ● | ○ | - | - | 6 | ||||
| スタホフスキー | ○ | ○ | ○ | ● | - | - | 4 | ||||||
| ○:サービスキープ、●:相手のサービスゲームをブレイク | |||||||||||||
第8ゲームで錦織のミス絡みでスタホフスキーにブレイクバックを許したところはもったいなかったですが、タイブレークに行く前にすぐにブレイクできてよかったです。
| 錦織 | 第1セット | スタホフスキー |
| 1 | サービスエース | 3 |
| 1 | ダブルフォルト | 0 |
| 17/27 (63%) | ファーストサーブ確率 | 22/35 (63%) |
| 11/17 (65%) | 1st Serve Points Won | 14/22 (64%) |
| 7/10 (70%) | 2nd Serve Points Won | 7/13 (54%) |
| 8/12 (67%) | ネットポイント | 5/13 (38%) |
| 2/3 (67%) | ブレイク / チャンス | 1/2 (50%) |
| 7 | Winners | 8 |
| 8 | Unforced Errors | 9 |
| 32 | Total Points Won | 30 |
| グラウンドストローク | ||
| 4 | FH Winners | 0 |
| 0 | BH Winners | 0 |
| 1 | FH Forced Errors | 1 |
| 2 | BH Forced Errors | 0 |
| 1 | FH Unforced Errors | 1 |
| 3 | BH Unforced Errors | 6 |
第2セット
スタホフスキーのサービスで第2セット開始。
第1ゲーム、錦織のリターンエースなどがあり30-30まで行きますが、スタホフスキーがキープ。
第2ゲーム、錦織の2本のサービスエースなどがあり、錦織がキープ。
第3ゲーム、30-0から錦織のリターンエースが決まるなどしっかりとリターンを返して30-30まで行きますが、スタホフスキーがキープ。
第4ゲーム、30-0から錦織の連続ダブルフォルトで30-30まで行きますが、錦織がこのゲーム2本目のサービスエースを決めるなど、錦織がキープ。
第5ゲーム、錦織のすばらしい反応のボレーが決まるなど30-40と錦織にブレイクチャンスが来ますが、スタホフスキーがサーブで凌いでデュースへ。
スタホフスキーがキープ。
第6ゲーム、40-15から錦織のダブルフォルトなどがありデュースへ。
錦織のドロップショットのミスでスタホフスキーにブレイクチャンスが来ると、錦織のフレームショットでスタホフスキーがブレイクに成功。
第7ゲーム、30-0からスタホフスキーのミス、錦織のフォアハンドのクロスへのウィナーとリターンエースなどがありデュースへ。
スタホフスキーがキープ。
第8ゲーム、錦織のミスなどがあり30-40とスタホフスキーにセットポイントが来ますが、錦織が凌いでデュースへ。
スタホフスキーのドロップショットが決まって再びセットポイントが来ますが、錦織がサービスエースで凌いで何とかキープ。
第9ゲーム、スタホフスキーのサービングフォーザセット。
錦織がしっかりとリターンを返してスタホフスキーのミスを誘い、15-40と錦織にブレイクチャンスが来ます。
最後もスタホフスキーのミスが出て、錦織が土壇場でブレイクバックに成功。
第10ゲーム、40-0から2本返されますが、錦織がファーストサーブでのフリーポイントを取って、錦織がキープ。
第11ゲーム、スタホフスキーがキープ。
第12ゲーム、錦織がキープ。
タイブレーク、スタホフスキーにミニブレイクを2本許し、5-2とスタホフスキーがリードしてスタホフスキーのサービス2本。
2本とも錦織がしっかりとリターンを返してスタホフスキーのミスを誘い、錦織が連続でミニブレイクに成功して追いつきます。
錦織がサービス2本をしっかりとキープ。
6-5と錦織にセットポイントが来てスタホフスキーのサービス2本。
1本目はスタホフスキーがしっかりとポイントを取りますが、2本目はスタホフスキーのミスで錦織がミニブレイクに成功。
7-6と錦織がセットポイントを握って錦織のサービス2本。
1本目、ロングラリーからアンラッキーなコードボールがあり、スタホフスキーがミニブレイクバックに成功。
2本目、錦織のダブルフォルトでスタホフスキーがミニブレイク。
8-7とスタホフスキーがセットポイントを握ってスタホフスキーのサービス2本。
1本目、スタホフスキーがサービスエースを決めて第2セットを奪取。
| 第2セット | ||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | ||
| 錦織 | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | 7 | 6 | ||||||
| スタホフスキー | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | 9 | 7 | ||||||
| ○:サービスキープ、●:ブレイク、T:タイブレーク | ||||||||||||||
スタホフスキーのファーストサーブの確率も悪く、リターンゲームで錦織が何度もチャンスを作りかけるなど錦織ペースでゲームが進んでいましたが、大事なところでストロークでミスが出たり、ダブルフォルト絡みでスタホフスキーにブレイクを許したりと、錦織にとってフラストレーションが溜まる展開になってしまいました。
そして、タイブレークでも大事な場面でダブルフォルトが出るなど、錦織が取れるセットを落としたかなという感じでした。
| 錦織 | 第2セット | スタホフスキー |
| 5 | サービスエース | 4 |
| 4 | ダブルフォルト | 0 |
| 30/49 (61%) | ファーストサーブ確率 | 23/46 (50%) |
| 21/30 (70%) | 1st Serve Points Won | 14/23 (61%) |
| 8/19 (42%) | 2nd Serve Points Won | 14/23 (61%) |
| 6/11 (55%) | ネットポイント | 4/10 (40%) |
| 1/2 (50%) | ブレイク / チャンス | 1/3 (33%) |
| 16 | Winners | 13 |
| 16 | Unforced Errors | 15 |
| 47 | Total Points Won | 48 |
| グラウンドストローク | ||
| 1 | FH Winners | 0 |
| 2 | BH Winners | 1 |
| 6 | FH Forced Errors | 3 |
| 2 | BH Forced Errors | 2 |
| 4 | FH Unforced Errors | 4 |
| 8 | BH Unforced Errors | 9 |
第3セット
錦織のサービスで第3セット開始。
第1ゲーム、錦織のダブルフォルト、ストロークのミス、スタホフスキーのスーパープレーがあり30-40とスタホフスキーにブレイクチャンスが来ます。
錦織がこのピンチを凌いで何とかキープ。
第2ゲーム、スタホフスキーがラブゲームでキープ。
第3ゲーム、錦織がキープ。
第4ゲーム、スタホフスキーのダブルフォルトなどがあり30-40と錦織にブレイクチャンスが来ます。
錦織がリターンから攻め切ってポイントを取り、錦織がブレイクに成功。
第5ゲーム、錦織のダブルフォルトなどがあり0-30とスタホフスキーがポイントを先行しますが、デュースとなって錦織がキープ。
第6ゲーム、スタホフスキーの連続ダブルフォルトとストロークのミスがあり、0-40と錦織にブレイクチャンスが来ます。
スタホフスキーが2本凌ぎますが、ダブルフォルトが出て錦織がブレイクに成功。
第7ゲーム、錦織のサービングフォーザセット。
40-0と錦織がセットポイントを握ってから2本凌がれますが、錦織がパッシングショットを決めてキープし、第3セットを取ります。
| 第3セット | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
| 錦織 | ○ | ○ | ● | ○ | ● | ○ | - | - | - | - | - | 6 | |
| スタホフスキー | ○ | - | - | - | - | - | 1 | ||||||
| ○:サービスキープ、●:相手のサービスゲームをブレイク | |||||||||||||
第1ゲームは第2セットからの嫌な流れを引きずっている感じがありましたが、錦織がこのゲームをキープすると、逆にスタホフスキーがダブルフォルトを連発するなど一気に崩れました。
| 錦織 | 第3セット | スタホフスキー |
| 0 | サービスエース | 0 |
| 2 | ダブルフォルト | 4 |
| 17/28 (61%) | ファーストサーブ確率 | 7/16 (44%) |
| 13/17 (76%) | 1st Serve Points Won | 6/7 (86%) |
| 5/11 (45%) | 2nd Serve Points Won | 2/9 (22%) |
| 3/6 (50%) | ネットポイント | 4/8 (50%) |
| 2/4 (50%) | ブレイク / チャンス | 0/1 (0%) |
| 5 | Winners | 3 |
| 5 | Unforced Errors | 5 |
| 26 | Total Points Won | 18 |
| グラウンドストローク | ||
| 1 | FH Winners | 0 |
| 0 | BH Winners | 0 |
| 2 | FH Forced Errors | 1 |
| 2 | BH Forced Errors | 6 |
| 1 | FH Unforced Errors | 1 |
| 1 | BH Unforced Errors | 0 |
第4セット
スタホフスキーのサービスで第4セット開始。
第1ゲーム、30-0から錦織がリターンをしっかり返してデュースまで行きますが、スタホフスキーがキープ。
第2ゲーム、錦織がサーブアンドボレーを決めるなど安定したプレーを見せ、錦織がキープ。
第3ゲーム、スタホフスキーがキープ。
第4ゲーム、錦織のダブルフォルトもありましたが、サーブアンドボレーやフォアハンドの逆クロスへのウィナーを決めるなど、錦織が危なげなくキープ。
第5ゲーム、スタホフスキーがキープ。
第6ゲーム、錦織がラブゲームでキープ。
第7ゲーム、スタホフスキーがキープ。
第8ゲーム、スタホフスキーのバックハンドのダウンザラインへのウィナーが決まるなど0-30とスタホフスキーがポイントを先行します。
錦織のサービスエースなどがありデュースとなって、錦織がキープ。
第9ゲーム、スタホフスキーがキープ。
第10ゲーム、錦織がラブゲームでキープ。
第11ゲーム、スタホフスキーがキープ。
第12ゲーム、錦織がキープ。
タイブレーク、ファーストポイントでスタホフスキーの甘くなったドロップショットにしっかりと対応して、錦織がミニブレイクに成功。
この後はお互いサービス2本をしっかりとキープしていきます。
5-4と錦織がリードして錦織のサービス2本。
1本目、ロングラリーで錦織が打ち勝って錦織にマッチポイントが来ます。
2本目、サーブアンドボレーに出ますがボレーがネットにかかり、スタホフスキーがミニブレイクバックに成功。
スタホフスキーがサービス2本目でダブルフォルトをし、錦織がミニブレイクに成功。
7-6と錦織がマッチポイントを握って、錦織のサービス2本。
1本目、錦織がファーストサーブでフリーポイントを取り、苦しい展開の中で錦織が勝利。
| 第4セット | ||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | ||
| 錦織 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 8 | 7 | ||||||
| スタホフスキー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 6 | 6 | ||||||
| ○:サービスキープ、●:ブレイク、T:タイブレーク | ||||||||||||||
お互いブレイクポイントを与えずキープを続け、タイブレークでも緊張感のある展開となります。
錦織がマッチポイントを握ったところでもったいないミスが出て嫌な流れになりかけましたが、スタホフスキーのダブルフォルトに助けられました。
| 錦織 | 第4セット | スタホフスキー |
| 1 | サービスエース | 1 |
| 1 | ダブルフォルト | 1 |
| 29/38 (76%) | ファーストサーブ確率 | 24/41 (59%) |
| 24/29 (83%) | 1st Serve Points Won | 21/24 (88%) |
| 7/9 (78%) | 2nd Serve Points Won | 9/17 (53%) |
| 8/14 (57%) | ネットポイント | 9/10 (90%) |
| 0/0 (0%) | ブレイク / チャンス | 0/0 (0%) |
| 15 | Winners | 9 |
| 6 | Unforced Errors | 8 |
| 42 | Total Points Won | 37 |
| グラウンドストローク | ||
| 5 | FH Winners | 2 |
| 4 | BH Winners | 2 |
| 1 | FH Forced Errors | 3 |
| 2 | BH Forced Errors | 5 |
| 2 | FH Unforced Errors | 0 |
| 1 | BH Unforced Errors | 5 |
錦織の3回戦の対戦相手は!?
錦織選手の3回戦の対戦相手は、世界ランキング19位のロベルト・バウティスタアグート選手(29歳・スペイン)。
過去の対戦成績は、錦織選手の4勝0敗。
直近の試合は2016年のマイアミ・オープンの4回戦で、錦織選手が6-3、6-3のストレートで勝利。
芝では初対戦です。
芝とはいえロングラリーが多くなる試合展開になると思いますが、体への負担を減らすために錦織が先に仕掛けて積極的にネットに出る場面も多くなるかもしれません。
2回戦では錦織はダブルフォルトが多すぎましたが、デュースサイドでワイドへのスライスサーブからの組み立てなどポイントを取れる形は作れているので、とにかくサービスゲームはしっかりとキープしていきたいところです。
