2017年8月第2週(2017年第32週)にモントリオール(カナダ)で開催されるマスターズ1000「ロジャーズ・カップ(カナダ・マスターズ)」の大会情報(大会概要、歴代優勝者、大会日程、エントリー選手、ドロー表)と放送予定を見ていきます。
最後に錦織選手の過去のロジャーズ・カップでの成績も紹介します。
ロジャーズ・カップ(マスターズ1000)
ロジャーズ・カップは毎年モントリオールとトロントの交互に行われ、2017年の大会は男子がモントリオール、女子がトロントで開催されます。
大会概要
大会名 | ロジャーズ・カップ(Rogers Cup) |
別名 | カナダ・マスターズ |
カテゴリ | マスターズ1000 |
開催期間 | 2017年 8月7日 ~ 8月13日 |
開催地 | カナダ/モントリオール |
会場 | ユニプリックス・スタジアム(Uniprix Stadium) |
サーフェス | ハードコート |
ドロー | 56(シングルス) |
賞金総額 | $4,662,300(約5億2,130万円) |
日本との時差 | -13時間(サマータイム中) |
ロジャーズ・カップでの獲得ポイントと賞金を紹介します。
ラウンド | 獲得ポイント | 賞金 |
---|---|---|
優勝 | 1,000 | $894,585(約1億円) |
準優勝 | 600 | $438,635(約4,900万円) |
準決勝 | 360 | $220,760(約2,470万円) |
準々決勝 | 180 | $112,255(約1,260万円) |
3回戦 | 90 | $58,295(約650万円) |
2回戦 | 45 | $30,730(約340万円) |
1回戦 | 10 | $16,595(約190万円) |
※賞金(日本円)について、2017年7月26日時点での1ドル111.82円で換算。
歴代優勝者
過去10年の優勝者を紹介します。
大会のシングルス最多優勝記録は、イワン・レンドル氏の6回(1980、1981、1983、1987、1988、1989)。
年 | 優勝者 |
---|---|
2016 | ノバク・ジョコビッチ |
2015 | アンディ・マレー |
2014 | ジョーウィルフリード・ツォンガ |
2013 | ラファエル・ナダル |
2012 | ノバク・ジョコビッチ |
2011 | ノバク・ジョコビッチ |
2010 | アンディ・マレー |
2009 | アンディ・マレー |
2008 | ラファエル・ナダル |
2007 | ノバク・ジョコビッチ |
大会日程
8月5日(土)と8月6日(日)に予選が行われます。
本戦は8月7日(月)から始まり、決勝は8月13日(日)に行われます。
※()内の時間は日本時間
日程 | ラウンド | 開始時間 |
---|---|---|
8月5日(土) | 予選 | 10:00(23:00) |
8月6日(日) | 予選 | 10:00(23:00) |
8月7日(月) | 1回戦 | 12:30(25:30) |
8月8日(火) | 1回戦・2回戦 | 12:30(25:30) |
8月9日(水) | 2回戦 | 12:30(25:30) |
8月10日(木) | 3回戦 | 12:30(25:30) |
8月11日(金) | 準々決勝 | 12:30(25:30) |
8月12日(土) | 準決勝 | 12:30(25:30) |
8月13日(日) | 決勝 | 13:00(26:00) |
エントリー選手
出場予定の上位40選手と、各選手の2016年の同大会での結果を紹介します。
<欠場者の情報>
ジョコビッチ選手が右肘の怪我のため2017年シーズンを終えることを7月26日に発表(復帰は2018年)。
ワウリンカ選手が膝の怪我のため2017年シーズンを終えることを8月4日に発表(復帰は2018年)。
マレー選手は臀部(でんぶ)の怪我、チリッチ選手は内転筋の怪我のため欠場。
また、フォニーニ選手、クエバス選手、カロビッチ選手、シモン選手、ベルダスコ選手も欠場となりました。
※世界ランキングは、2017年7月31日付のランキングです。
選手名 | Rank | 2016年 |
---|---|---|
アンディ・マレー | 1位 | 不参加 |
ラファエル・ナダル | 2位 | 不参加 |
ロジャー・フェデラー | 3位 | 不参加 |
スタン・ワウリンカ | 4位 | ベスト4 |
ノバク・ジョコビッチ | 5位 | 優勝 |
マリン・チリッチ | 6位 | 2回戦 |
ドミニク・ティエム | 7位 | 2回戦 |
アレクサンダー・ズベレフ | 8位 | 1回戦 |
錦織 圭 | 9位 | 準優勝 |
ミロシュ・ラオニッチ | 10位 | ベスト8 |
グリゴール・ディミトロフ | 11位 | ベスト8 |
ジョーウィルフリード・ツォンガ | 12位 | 不参加 |
ダビド・ゴファン | 13位 | 3回戦 |
トマーシュ・ベルディヒ | 14位 | ベスト8 |
パブロ・カレーニョ ブスタ | 15位 | 不参加 |
ロベルト・バウティスタ アグート | 16位 | 不参加 |
リュカ・プイユ | 17位 | 2回戦 |
ジョン・イスナー | 18位 | 2回戦 |
ジャック・ソック | 19位 | 3回戦 |
ニック・キリオス | 20位 | 1回戦 |
ジレ・ミュラー | 21位 | 2回戦 |
ガエル・モンフィス | 22位 | ベスト4 |
アルベルト・ラモス ビノラス | 23位 | 不参加 |
サム・クエリー | 24位 | 2回戦 |
ファビオ・フォニーニ | 25位 | 2回戦 |
ミーシャ・ズベレフ | 26位 | 予選2回戦 |
パブロ・クエバス | 27位 | 不参加 |
フェリシアーノ・ロペス | 28位 | 不参加 |
リシャール・ガスケ | 29位 | 不参加 |
カレン・ハチャノフ | 30位 | 不参加 |
イボ・カロビッチ | 31位 | 3回戦 |
フアン・マルティン・デルポトロ | 32位 | 不参加 |
ダビド・フェレール | 33位 | 不参加 |
スティーブ・ジョンソン | 34位 | 1回戦 |
ディエゴ・シュワルツマン | 35位 | 不参加 |
パオロ・ロレンツィ | 36位 | 不参加 |
ジル・シモン | 37位 | 不参加 |
フェルナンド・ベルダスコ | 38位 | 不参加 |
ブノワ・ペール | 39位 | 1回戦 |
ライアン・ハリソン | 40位 | 3回戦 |
上位16人にはシードが与えられ、第1シードから第8シードの選手は1回戦が免除され2回戦からの出場となります。
ドロー表
ドローセレモニー:現地時間の8月4日(金)
ドロー表(PDF)は、『 2017年ロジャーズ・カップのドロー表 』をご覧ください。
第1シードから第8シードまでのドローは下記のようになりました。
<トップハーフ>
[1] ナダル vs ラオニッチ [6]
[4] A.ズベレフ vs ツォンガ [8]
<ボトムハーフ>
[3] ティエム vs ディミトロフ [7]
[2] フェデラー vs 錦織 [5]
第10シードのトマーシュ・ベルディヒ選手が試合直前に棄権したため、ラッキールーザーとしてアーネスト・エスコベド選手が代わりに出場となりました。
2017年ロジャーズ・カップの結果
2017年ロジャーズ・カップの1回戦から決勝までの結果です。
結果の記事では各ラウンド終了時の暫定ランキング(ポイント)も紹介する予定です。
・ロジャーズ・カップ「2回戦」の結果
・ロジャーズ・カップ「3回戦」の結果
・ロジャーズ・カップ「準々決勝」の結果
・ロジャーズ・カップ「準決勝」の結果
・ロジャーズ・カップ「決勝」の結果
放送予定
スポナビライブ、GAORA、NHK・BS1での放送が予定されています。
Sports navi LIVE(スポナビライブ)
スポナビライブでのLive配信について、1回戦と2回戦は無料、3回戦から決勝までは有料になります。
日程 | ラウンド | 配信時間 |
---|---|---|
8月8日(火) | 1回戦 | 1:30~(無料) |
8月9日(水) | 1回戦・2回戦 | 1:30~(無料) |
8月10日(木) | 2回戦 | 1:30~(無料) |
8月11日(金) | 3回戦 | 1:30~(有料) |
8月12日(土) | 準々決勝 | 1:30~(有料) |
8月13日(日) | 準決勝 | 4:00~(有料) |
8月14日(月) | 決勝 | 5:00~(有料) |
GAORA
GAORAでは、1回戦から決勝まで生中継で放送予定。
日程 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
8月8日(火) | 1回戦 | 1:30~12:30 |
8月9日(水) | 1回戦・2回戦 | 1:30~12:30 |
8月10日(木) | 2回戦 | 1:30~12:30 |
8月11日(金) | 3回戦 | 1:30~12:30 |
8月12日(土) | 準々決勝 | 1:30~6:30 7:30~12:30 |
8月13日(日) | 準決勝 | 3:58~7:30 8:58~12:00 |
8月14日(月) | 決勝(D) | 2:00~4:50 |
決勝(S) | 4:50~8:30 |
※決勝はダブルスも放送予定(D:ダブルス、S:シングルス)
NHK・BS1
NHKでは、BS1で錦織選手が出場する試合を中心に2回戦から決勝まで7試合を放送予定。
日程 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
8月9日(水) | 1回戦 | 3:00~(5:00) |
8月10日(木) | 2回戦 | 1:30~(3:30) |
8月11日(金) | 3回戦 | 3:30~(5:50) |
8月12日(土) | 準々決勝 | 3:30~(5:49) |
8月13日(日) | 準決勝 | 4:00~(5:50) 9:00~(10:50) |
8月14日(月) | 決勝 | 5:00~(6:50) |
<放送予定の対戦カード>
・1回戦「ゴファン vs 杉田祐一」
・2回戦「錦織圭 vs モンフィス」
・3回戦「フェレール vs フェデラー」
・準々決勝「バウティスタアグート vs フェデラー」
錦織選手の過去の成績
最後に、錦織選手のロジャーズ・カップでの過去の成績を紹介します。
2014年は怪我のために欠場となりましたが、2015年と2016年はロジャーズ・カップで好成績を残しており、錦織選手にとって相性の良い大会となっています。
年 | 結果 | 対戦相手 |
---|---|---|
2016 | 準優勝 | ノバク・ジョコビッチ |
2015 | 準決勝 | アンディ・マレー |
2014 | 出場なし | – |
2013 | 3回戦 | リシャール・ガスケ |
2012 | 2回戦 | サム・クエリー |
~2011 | 出場なし | – |
2015年、準々決勝で第7シードのラファエル・ナダル選手をストレート(6-2、6-4)で破って、準決勝に進出(ナダル選手に初勝利)。
準決勝で第2シードのアンディ・マレー選手に敗れてベスト4。
2016年、2回戦と3回戦をしっかりと勝ち上がり、準々決勝ではグリゴール・ディミトロフ選手をフルセット(6-3、3-6、6-2)の末に破り、準決勝では第2シードのスタン・ワウリンカ選手をストレート(7-6、6-1)で破って決勝に進出。
決勝では第1シードのノバク・ジョコビッチ選手にストレート(3-6、5-7)で敗れ、準優勝に終わりました。
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