【2017年】全仏オープンの結果(準決勝)


2017年5月第5週(2017年第22週)からパリ(フランス)のスタッド・ローラン・ギャロスで開催されるグランドスラム「全仏オープン」の準決勝の放送予定、結果とスタッツを見ていきます。

準決勝のトップハーフ「マレー vs ワウリンカ」。
マレー選手が勝てば2年連続の全仏オープン決勝、ワウリンカ選手が勝てば2年ぶりの全仏オープン決勝進出となります。

準決勝のボトムハーフ「ナダル vs ティエム」。
ナダル選手が勝てば3年ぶりの全仏オープン決勝、ティエム選手が勝てばグランドスラム初の決勝進出となります。

最後に全仏オープンの準決勝後の暫定ランキングも紹介します。

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準決勝の放送予定

WOWOWでの放送が予定されています。

WOWOW

WOWOWでは、1回戦から決勝までの全15日間を生中継で放送。

日程 ラウンド 放送時間
6月8日(木) 準決勝(女子) 18:55~
6月9日(金) 準決勝(男子) 19:50~

6月8日(木)の放送について、ミックスダブルスの決勝と女子の準決勝2試合の放送予定となっています。

テレビ東京(地上波)

放送の予定はありません。

2017年全仏オープン 準決勝の結果

グランドスラム「全仏オープン」の結果について、試合結果が分かり次第、適宜更新していきます。

<日程>
・6月9日(金):準決勝

<コート>
・センターコート:フィリップ・シャトリエ・コート

※()内の世界ランキングは、2017年5月29日付のランキングです。

準決勝(トップハーフ)

過去の対戦成績は、マレー選手の10勝、ワウリンカ選手の7勝。

2016年の全仏オープン準決勝でも両選手は対戦しており、マレー選手が6-4、6-2、4-6、6-2で勝利しています。

[1] アンディ・マレー (1位) 2 78 3 7 63 1
[3] スタン・ワウリンカ (3位) 3 66 6 5 77 6
試合時間:4時間34分

第3シードのスタン・ワウリンカ選手が第1シードのアンディ・マレー選手を6-7、6-3、5-7、7-6、6-1のフルセットの末に破り、2年ぶりとなる全仏オープンの決勝に進出。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

お互い集中力の高いプレーを見せ、キープの展開が続きます。

第8ゲームのマレー選手のサービスゲーム、マレー選手にストロークのミスが3本出てデュースへ。
デュースに入ってダブルフォルトが出るなどマレー選手は安定感を欠いてしまい、この隙を見逃さず積極的に攻めたワウリンカ選手がブレイクに成功。

第9ゲーム、ワウリンカ選手のサービングフォーザセット。
後がなくなったマレー選手でしたが、粘りに粘って攻め急ぐワウリンカ選手のミスを誘い、マレー選手が土壇場でブレイクバックに成功。

その後はお互いキープしてタイブレークへ。
ワウリンカ選手のダブルフォルトから始まるとミニブレイク合戦の展開となり、5-5で迎えたマレー選手のサービス2本目。
ボレー対決を制したワウリンカ選手がミニブレイクをし、渾身のガッツポーズを見せます。

6-5とワウリンカ選手がセットポイントを握ってのサービス2本。
しかし、1本目でワウリンカ選手がミスをして追いつかれると、2本目ではマレー選手が粘りに粘って絶妙なロブでワウリンカ選手を逆に追い込んで、マレー選手がミニブレイク。

今度は7-6とマレー選手がセットポイントを握ってのサービス2本。
セカンドサーブを回り込んで強打に出たワウリンカ選手のショットがネットにかかり、マレー選手が第1セットを先取。

第2セット

第1セットの熱戦の後でもお互い質の高いプレーを見せて、キープの展開が続きます。

第7ゲーム、ワウリンカ選手の強打連発からのウィナー、マレー選手のダブルフォルトなどがあり、0-40とワウリンカ選手にブレイクチャンスが来ます。
ワウリンカ選手のバックハンドのダウンザラインへのウィナーが決まって、ワウリンカ選手がブレイクに成功。

第9ゲーム、マレー選手のダブルフォルト、ロングラリーでワウリンカ選手が打ち勝って30-40とワウリンカ選手にセットポイント(ブレイクポイント)が来ます。
セカンドサーブを回り込んで強打しリターンエースを決めたワウリンカ選手が第2セットを奪取。

第3セット

第1ゲーム、マレー選手が勢いにのるワウリンカ選手のストロークに押される展開となり、マレー選手のミスも絡んでワウリンカ選手がブレイクに成功。

第5ゲーム、ワウリンカ選手の攻めに対してマレー選手が粘りを見せ、ワウリンカ選手のミスや甘い返球を誘うなど、マレー選手がブレイクバックに成功。

第6ゲーム、追い付かれはしたものの、ここからさらに集中力を高めたワウリンカ選手がすばらしいプレーを見せてブレイクに成功。

第7ゲーム、お互いにスーパーショットが飛び出すなど一進一退の展開となりましたが、リターンから積極的な攻めを続けたマレー選手がブレイクバックに成功。

第9ゲーム、マレー選手の守備にワウリンカ選手が根負けする展開となり、15-40とマレー選手にブレイクチャンスが来ます。
ここまで安定感抜群だったマレー選手がめずらしく簡単なミスを連続でしてしまい、ワウリンカ選手が息を吹き返して何とかキープ。

第10ゲーム、マレー選手の優位は変わらず、ワウリンカ選手が攻めていながらマレー選手の鉄壁の守備にやられてしまい、マレー選手がブレイクに成功。

第11ゲーム、マレー選手のサービングフォーザセット。
ワウリンカ選手も粘りを見せましたがマレー選手の守備を崩すことができず、マレー選手がしっかりとキープして第3セットを取ります。

第4セット

第4セットに入っても集中力が切れずに質の高いプレーが続きます。

お互いブレイクポイントを1回も与えずにキープの展開となり、タイブレークに突入。

ワウリンカ選手のサービスでタイブレーク開始。
ファーストポイントをワウリンカ選手が渾身のフォアハンドの強打でウィナーを決めると、続くマレー選手のサービスでもワウリンカ選手が強打連発で攻め続けてミニブレイクを1本取ります。

しかし、ワウリンカ選手はサービス1本目でミスをしてしまい、マレー選手がミニブレイクバック。

今度はマレー選手のサービス1本目でマレー選手がドロップショットでミスをして、ワウリンカ選手がミニブレイク。

ワウリンカ選手がサービス2本をしっかりとキープして、6-3とワウリンカ選手がセットポイントを握ってマレー選手のサービス2本。
1本目、回り込んで強打に出たワウリンカ選手がリターンエースを決めて第4セットを取り、ファイナルセットへ。

第5セット

第1ゲーム、ワウリンカ選手がリターンエースを決め、ストロークでもマレー選手の守備を打ち破り15-40とブレイクポイントを握ると、最後はマレー選手のボレーがネットにかかり、ワウリンカ選手が先にブレイクに成功。

第2ゲーム、勢いにのるワウリンカ選手がキレキレのショットでウィナーを連発して、ラブゲームでキープ。

第3ゲーム、マレー選手もすばらしいプレーで粘りを見せていますが、ワウリンカ選手のバックハンドとフォアハンドのダウンザラインへのウィナーが決まるなど、ワウリンカ選手がマレー選手の守備を打ち破ってブレイクに成功。

勢いの増したワウリンカ選手に押されて、ロングラリーになるとマレー選手が根負けする展開となり、第5ゲームもワウリンカ選手がブレイクに成功。

第6ゲーム、ワウリンカ選手のサービングフォーザマッチ。
マレー選手も最後まで諦めず粘りを見せ、攻め急ぐワウリンカ選手にミスが出て、マレー選手がブレイクに成功。

第7ゲーム、ワウリンカ選手のフォアハンドのウィナー、マレー選手のダブルフォルトなどがあり15-40とワウリンカ選手がマッチポイント(ブレイクポイント)を握ると、最後はロングラリーからワウリンカ選手のバックハンドのダウンザラインへのウィナーが決まって、4時間34分の激闘の末にワウリンカ選手が見事に勝利。

スタッツ

両選手の持ち味が存分に発揮されたすばらしい試合でした。

第3セット途中からマレー選手の驚異的な粘りに対して、攻撃を続けるワウリンカ選手が根負けする展開でしたが、ファイナルセットはマレー選手に疲れが見え始めたこともあり完全に立場が逆転していました。

マレー選手もすばらしいプレーを見せて勝利まであと少しだったんですが、グランドスラムで見せるワウリンカ選手の強さには驚かされるばかりです。

マレー 試合全体 ワウリンカ
1 サービスエース 6
5 ダブルフォルト 3
100/173 (58%) ファーストサーブ確率 99/166 (60%)
66/100 (66%) 1st Serve Points Won 65/99 (66%)
34/73 (47%) 2nd Serve Points Won 41/67 (61%)
17/32 (53%) ネットポイント 29/45 (64%)
5/12 (42%) ブレイク / チャンス 9/14 (64%)
36 Winners 87
36 Unforced Errors 77
160 Total Points Won 179
4467.7m Total Distance Run 4317.8m
グラウンドストローク
13 FH Winners 38
4 BH Winners 18
11 FH Forced Errors 12
12 BH Forced Errors 4
14 FH Unforced Errors 40
13 BH Unforced Errors 29

[スタッツ用語の補足]
・1st Serve Points Won:ファーストサーブが入った時にポイントを取得した確率。
・2nd Serve Points Won:セカンドサーブが入った時にポイントを取得した確率。
・Total Points Won:自分が取得した全ポイント。
・Total Distance Run:総走行距離。
・FH:フォアハンド
・BH:バックハンド

準決勝(ボトムハーフ)

過去の対戦成績は、ナダル選手の4勝、ティエム選手の2勝。

2017年のクレーシーズンでこれまで3回の対戦があり、ナダル選手の2勝、ティエム選手の1勝となっています。

[4] ラファエル・ナダル (4位) 3 6 6 6
[6] ドミニク・ティエム (7位) 0 3 4 0
試合時間:2時間7分

第4シードのラファエル・ナダル選手が第6シードのドミニク・ティエム選手を6-3、6-4、6-0のストレートで破り、3年ぶりとなる全仏オープンの決勝に進出。

簡単に試合を振り返ります。

第1セット

第1ゲームにティエム選手が先にブレイクに成功しますが、第2ゲームでティエム選手のミスが絡んでナダル選手がすぐさまブレイクバックに成功。

まだエンジンがかからないといった感じで、お互いミスをし合う立ち上がりとなりました。

第4ゲーム、ティエム選手のダブルフォルトやストロークミスが絡んで、ナダル選手がブレイクに成功。

次第にナダル選手がロングラリーで主導権を握るようになり、ティエム選手は打開策が見つかず苦しい展開が続きます。

第9ゲーム、ナダル選手のサービングフォーザセット。
ナダル選手のフォアハンドのウィナー、ティエム選手のミスなどがあり、ナダル選手が危なげなくキープして第1セットを先取。

第2セット

第2ゲーム、15-40とティエム選手にブレイクチャンスが来ますが、ナダル選手がピンチを凌いでキープ。

第3ゲーム、デュースに入ってティエム選手がゲームポイントでミスをして決めきれずにいると、ストローク勝負で押していたナダル選手がブレイクに成功。

この後はお互いキープの展開となります。

第10ゲーム、ナダル選手のサービングフォーザセット。
ナダル選手がファーストサーブでフリーポイントを取るなど40-0とセットポイントを握ると、最後もサーブから完璧な組み立て見せて、第2セットもナダル選手が取ります。

第3セット

第1ゲーム、ティエム選手の3本のミスがあり、30-40とナダル選手にブレイクチャンスが来ます。
ロングラリーで打ち勝ったナダル選手がブレイクに成功。

第3ゲーム、ティエム選手は強打でミス、フォアハンドに回り込んで強打をしてもオープンコートに打ち返されてしまうなどストローク勝負で打つ手が見つからず、ナダル選手がブレイクに成功。

一方的な展開となり、第5ゲームではナダル選手がラブゲームでブレイクに成功。

第6ゲーム、ナダル選手のサービングフォーザマッチ。
デュースまで行きますがしっかりとキープして、ナダル選手がこの試合も強さを見せつけての勝利となりました。

スタッツ

ナダル選手の執拗なバックハンドへの攻めやショットが厳しいコースに来るので、ティエム選手はBNLイタリア国際でナダル選手に勝利した時のように前に入って攻撃を仕掛けるという展開を作れませんでした。

また、ティエム選手はフォアハンドに回り込んで強打という攻撃パターンを何度もやっていましたがまったく通用せず、逆に回り込んでガラ空きとなったスペースにナダル選手がきっちりと打ち返してくる他、強打を連発してもナダル選手が拾ってくるので無理をしすぎてミスが出るなどティエム選手は打つ手がないという感じでした。

ティエム選手は単発ではいいショットが決まってポイントが取れても、こうやってポイントを取っていくという攻撃パターンがなかったかなと思います。

ナダル 試合全体 ティエム
2 サービスエース 3
2 ダブルフォルト 3
49/74 (66%) ファーストサーブ確率 43/81 (53%)
35/49 (71%) 1st Serve Points Won 27/43 (63%)
19/25 (76%) 2nd Serve Points Won 14/38 (37%)
9/14 (64%) ネットポイント 10/12 (83%)
6/10 (60%) ブレイク / チャンス 1/8 (13%)
23 Winners 21
22 Unforced Errors 34
94 Total Points Won 61
1916.9m Total Distance Run 2074.5m
グラウンドストローク
9 FH Winners 11
5 BH Winners 0
6 FH Forced Errors 10
3 BH Forced Errors 7
7 FH Unforced Errors 21
10 BH Unforced Errors 10

ドロー表(ベスト32・結果)

準決勝後の暫定ランキング

全仏オープンの準決勝終了時点での暫定ランキングです。

ナダル選手とワウリンカ選手が決勝に進出したため、ジョコビッチ選手の4位が確定しました。

そして、ナダル選手とワウリンカ選手のランキングは、決勝で勝った方が2位、負けた方が3位となります。

暫定
順位
選手名 基礎
point
round result 獲得
point
SF後
point
1 マレー 9,170 準決勝 × 720 9,890
2 ナダル 5,285 準決勝 1,200 6,485
3 ワウリンカ 4,975 準決勝 1,200 6,175
4 ジョコビッチ 5,445 準々決勝 × 360 5,805
5 フェデラー 4,945 欠場 0 4,945
6 ラオニッチ 4,270 4回戦 × 180 4,450
7 チリッチ 3,755 準々決勝 × 360 4,115
8 ティエム 3,265 準決勝 × 720 3,985
9 錦織 圭 3,470 準々決勝 × 360 3,830
10 A.ズベレフ 3,060 1回戦 × 10 3,070
11 ツォンガ 3,030 1回戦 × 10 3,040
12 ディミトロフ 2,890 3回戦 × 90 2,980
13 ゴファン 2,695 3回戦 × 90 2,785
14 ベルディヒ 2,525 2回戦 × 45 2,570
15 モンフィス 2,365 4回戦 × 180 2,545
16 プイユ 2,275 3回戦 × 90 2,365
17 C ブスタ 2,000 準々決勝 × 360 2,360
18 ソック 2,325 1回戦 × 10 2,335
19 B アグート 1,975 4回戦 × 180 2,155
20 キリオス 2,065 2回戦 × 45 2,110
21 イスナー 1,840 3回戦 × 90 1,930
22 ラモス V 1,705 4回戦 × 180 1,885
23 クエバス 1,775 3回戦 × 90 1,865

※基礎ポイントの計算については、『 ATPランキング試算(2017年6月・全仏オープン後) 』をご覧ください。

全仏オープン 獲得ポイント
ラウンド 獲得ポイント
優勝 2,000
準優勝 1,200
準決勝 720
準々決勝 360
4回戦 180
3回戦 90
2回戦 45
1回戦 10

2017年全仏オープン その他の結果