2017年5月第5週(2017年第22週)からパリ(フランス)で開催されるグランドスラム「全仏オープン」の大会情報(大会概要、歴代優勝者、大会日程、エントリー選手、ドロー表)と放送予定を見ていきます。
最後に錦織選手の過去の全仏オープンでの成績も紹介します。
全仏オープン(グランドスラム)
全仏オープンはテニスの4大大会であるグランドスラムの1つで、フランスの首都パリの名所ブローニュの森の隣接するスタッド・ローラン・ギャロスで開催されます。
大会概要
大会名 | 全仏オープン(French Open) |
別名 | ローラン・ギャロス・トーナメント |
カテゴリ | グランドスラム |
開催期間 | 2017年 5月28日 ~ 6月11日 |
開催地 | フランス/パリ |
会場 | スタッド・ローラン・ギャロス(Stade Roland Garros) |
サーフェス | クレーコート |
ドロー | 128(シングルス) |
賞金総額 | €16,790,000(約20億9520万円) |
優勝賞金 | €2,100,000(約2億6210万円) |
日本との時差 | -7時間(サマータイム中) |
※賞金(日本円)について、2017年5月22日時点での1ユーロ124.79円で換算。
歴代優勝者
過去12年の優勝者を紹介します。
大会のシングルス最多優勝記録は、ラファエル・ナダル選手の9回。
年 | 優勝者 |
---|---|
2016 | ノバク・ジョコビッチ |
2015 | スタン・ワウリンカ |
2014 | ラファエル・ナダル |
2013 | ラファエル・ナダル |
2012 | ラファエル・ナダル |
2011 | ラファエル・ナダル |
2010 | ラファエル・ナダル |
2009 | ロジャー・フェデラー |
2008 | ラファエル・ナダル |
2007 | ラファエル・ナダル |
2006 | ラファエル・ナダル |
2005 | ラファエル・ナダル |
大会日程
5月22日(月)~26(金)に予選が行われます。
本戦は5月28日(日)から始まり、6月10日(土)に男子ダブルスと女子シングルスの決勝、6月11日(日)に男子シングルスと女子ダブルスの決勝が行われます。
日程 | 男子 | 女子 |
---|---|---|
5月28日(日) | 1回戦 | 1回戦 |
5月29日(月) | 1回戦 | 1回戦 |
5月30日(火) | 1回戦 | 1回戦 |
5月31日(水) | 2回戦 | 2回戦 |
6月1日(木) | 2回戦 | 2回戦 |
6月2日(金) | 3回戦 | 3回戦 |
6月3日(土) | 3回戦 | 3回戦 |
6月4日(日) | 4回戦 | 4回戦 |
6月5日(月) | 4回戦 | 4回戦 |
6月6日(火) | 準々決勝 | 準々決勝 |
6月7日(水) | 準々決勝 | 準々決勝 |
6月8日(木) | 準決勝(D) | 準決勝(S) |
6月9日(金) | 準決勝(S) | 準決勝(D) |
6月10日(土) | 決勝(D) | 決勝(S) |
6月11日(日) | 決勝(S) | 決勝(D) |
S:シングルス、D:ダブルス
エントリー選手
出場予定の上位40選手と、各選手の2016年の同大会での結果を紹介します。
<欠場者の情報>
・フェデラー選手
欠場を発表した選手には、取り消し線を入れています。
※世界ランキングは、2017年5月22日付のランキングです。
シード | 選手名 | Rank | 2016年 |
---|---|---|---|
1 | アンディ・マレー | 1位 | 準優勝 |
2 | ノバク・ジョコビッチ | 2位 | 優勝 |
3 | スタン・ワウリンカ | 3位 | ベスト4 |
4 | ラファエル・ナダル | 4位 | 3回戦 |
– | ロジャー・フェデラー | 5位 | 不参加 |
5 | ミロシュ・ラオニッチ | 6位 | 4回戦 |
6 | ドミニク・ティエム | 7位 | ベスト4 |
7 | マリン・チリッチ | 8位 | 1回戦 |
8 | 錦織 圭 | 9位 | 4回戦 |
9 | アレクサンダー・ズベレフ | 10位 | 3回戦 |
10 | ダビド・ゴファン | 11位 | ベスト8 |
11 | グリゴール・ディミトロフ | 12位 | 1回戦 |
12 | ジョーウィルフリード・ツォンガ | 13位 | 3回戦 |
13 | トマーシュ・ベルディヒ | 14位 | ベスト8 |
14 | ジャック・ソック | 15位 | 3回戦 |
15 | ガエル・モンフィス | 16位 | 不参加 |
16 | リュカ・プイユ | 17位 | 2回戦 |
17 | ロベルト・バウティスタ アグート | 18位 | 4回戦 |
18 | ニック・キリオス | 19位 | 3回戦 |
19 | アルベルト・ラモス ビノラス | 20位 | ベスト8 |
20 | パブロ・カレーニョ ブスタ | 21位 | 2回戦 |
21 | ジョン・イスナー | 22位 | 4回戦 |
22 | パブロ・クエバス | 23位 | 3回戦 |
23 | イボ・カロビッチ | 24位 | 3回戦 |
24 | リシャール・ガスケ | 25位 | ベスト8 |
25 | スティーブ・ジョンソン | 26位 | 1回戦 |
26 | ジレ・ミュラー | 27位 | 1回戦 |
27 | サム・クエリー | 28位 | 1回戦 |
28 | ファビオ・フォニーニ | 29位 | 1回戦 |
29 | フアン・マルティン・デルポトロ | 30位 | 不参加 |
30 | ダビド・フェレール | 31位 | 4回戦 |
31 | ジル・シモン | 32位 | 3回戦 |
32 | ミーシャ・ズベレフ | 33位 | 予選1回戦 |
– | パオロ・ロレンツィ | 34位 | 1回戦 |
– | ビクトル・トロイツキ | 35位 | 4回戦 |
– | フェリシアーノ・ロペス | 36位 | 3回戦 |
– | フェルナンド・ベルダスコ | 37位 | 3回戦 |
– | スティーブ・ダルシス | 38位 | 2回戦 |
– | バーナード・トミック | 39位 | 2回戦 |
– | ボルナ・チョリッチ | 40位 | 3回戦 |
– | ディエゴ・シュワルツマン | 41位 | 1回戦 |
世界ランキング上位32名にシードが与えられます。
ドロー表
ドローセレモニー:現地時間の5月26日(金)12:00(日本時間19:00)
ドロー表(PDF)は、『 2017年全仏オープンのドロー表 』をご覧ください。
第1シードから第8シードまでのドローは下記のようになりました。
<トップハーフ>
[1]マレー vs 錦織[8]
[3]ワウリンカ vs チリッチ[7]
<ボトムハーフ>
[4]ナダル vs ラオニッチ[5]
[2]ジョコビッチ vs ティエム[6]
2017年全仏オープンの結果
2017年全仏オープンの1回戦から決勝までの結果です。
2回戦以降の結果の記事では、各ラウンド終了時の暫定ランキングも紹介しています。
・全仏オープン「2回戦」の結果
・全仏オープン「3回戦」の結果
・全仏オープン「4回戦」の結果
・全仏オープン「準々決勝」の結果
・全仏オープン「準決勝」の結果
・全仏オープン「決勝」の結果
放送予定
WOWOWとテレビ東京(地上波)での放送が予定されています。
WOWOW
WOWOWでは、1回戦から決勝までの全15日間を放送。
※大会初日は無料放送。
日程 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
5月28日(日) | 1回戦 | 17:30~ |
5月29日(月) | 1回戦 | 17:55~ |
5月30日(火) | 1回戦 | 17:55~ |
5月31日(水) | 2回戦 | 17:55~ |
6月1日(木) | 2回戦 | 17:55~ |
6月2日(金) | 3回戦 | 17:55~ |
6月3日(土) | 3回戦 | 17:55~ |
6月4日(日) | 4回戦 | 17:55~ |
6月5日(月) | 4回戦 | 17:55~ |
6月6日(火) | 準々決勝 | 20:55~ |
6月7日(水) | 準々決勝 | 18:00~ |
6月8日(木) | 準決勝(女子) | 18:55~ |
6月9日(金) | 準決勝(男子) | 19:50~ |
6月10日(土) | 決勝(女子) | 21:45~ |
6月11日(日) | 決勝(男子) | 18:25~ |
6月7日(水)の放送予定について、放送開始時間が20:55から18:00に変更となりました。
6月10日(土)の放送について、21時45分から女子シングルスの決勝と男子ダブルスの決勝を放送予定となっています。
6月11日(日)の放送について、18時25分から女子ダブルスの決勝、21時45分から男子シングルスの決勝を放送予定となっています。
テレビ東京(地上波)
テレビ東京では、錦織圭選手が出場する全ての試合を生放送または生放送になるべく近い形で放送する予定。
日程 | ラウンド | 放送時間 |
---|---|---|
5月30日(火) | 1回戦 | 20:54~ |
6月1日(木) | 2回戦 | 21:00~ |
6月3日(土) | 3回戦 | 21:00~ |
6月4日(日) | 3回戦(順延) | 18:30~ |
6月5日(月) | 4回戦 | 21:00~ |
6月7日(水) | 準々決勝 | 22:00~ |
6月11日(日) | 決勝 | 25:05~ |
錦織選手の過去の成績
最後に、錦織選手の全仏オープンでの過去の成績を紹介します。
錦織選手は2014年からクレーコートで好成績を残すようなりましたが、全仏オープンでは本来の力を発揮できずに何かモヤモヤする形での敗退となっています。
2014年、マスターズのマドリード・オープン決勝で怪我をしてしまい、怪我が治らない状態で全仏オープンに出場することになって1回戦敗退。
2015年、地元フランスのツォンガ選手と準々決勝で対戦し、完全アウェイの中で錦織選手がいつものプレーを発揮することができずフルセットの末に敗退。
2016年、地元フランスのガスケ選手と4回戦で対戦し、またも完全アウェイの中でさらに雨での中断があるなどプレーに集中しきれていない面が出て敗れてしまいました。
年 | 結果 | 対戦相手 |
---|---|---|
2016 | 4回戦 | リシャール・ガスケ |
2015 | 準々決勝 | ジョーウィルフリード・ツォンガ |
2014 | 1回戦 | マルティン・クリザン |
2013 | 4回戦 | ラファエル・ナダル |
2012 | 出場なし | – |
2011 | 2回戦 | セルゲイ・スタコウスキー |
2010 | 2回戦 | ノバク・ジョコビッチ |
2009 | 出場なし | – |
2008 | 予選2回戦 | イリヤ・マルチェンコ |
2017年のクレーシーズンは右手首の怪我で出遅れてしまい、実戦不足で試合勘を取り戻すためにスケジュールを変更して、全仏オープンの前の週に開催されるATP250の大会に出場してから挑むことになりました。
錦織選手が納得いく形で調整して、全仏オープンでは錦織選手らしいテニスを見せてくれたらなと思います。
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